ジョグジャカルタ鉄道駅トゥーグ マリオボロ通り

2012年6月3日（日）ジョグジャカルタ駅 TUGU

午後15時53分。ジョグジャカルタ駅トゥーグTUGUに行ってジャカルタ行のチケットを確保してくる。ジョグジャカルタには他に地元民用のLempuyangan駅という駅があるがジャカルタなどへの長距離急行の駅はTUGUの方になる。宿からTUGU駅までは市バス2番（写真左）で行ける。駅は英語風に「ステーション」というと通じない。「すたしおん」と日本語風にたどたどしく言うとインドネシア語の「駅」の意味になる。ジョグジャカルタにはもうひとつの地元民向けの駅があるが外国人旅行者に縁があるのはトゥーグのほう。日曜でイベントをやっていてその会場のる通りを進むので行は時間がかかる。スムーズに行けば宿近くで2番の市バスに乗って10分程度。2500Rp。

駅には「当日券売り場」と「明日以降の予約券売り場」が別になっていて線路をまたいで別にある。当日券売り場の脇には外国人用の案内窓口のような「カスタマーサービス」というのがあった。混んでいたので利用せず。

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ジャカルタまでエコノミー14万Rp（1232円）とエコノミー地元バス（10万Rp：880円～）より少し高い

予約売り場（画像右）も当日売り場も混雑していた。私は最初マリオボロ通り側から入った建物内にある当時券売場に行く。「明日のチケットが欲しい」というと線路をまたいだホームの反対側に地下通路のトンネルくぐって行けという。予約窓口はその反対側入り口脇にあった。反対側に行くために改札のようなところは通るが「明日のチケットを予約する」といえばチケットなくても通してくれる。

予約窓口には申請フォームと予約番号券を入り口でもらう。銀行の自動受付でもらうレシート状の番号券と同じ。モニターに番号が表示され順番に「何番へ行け」と表示される。番号案内はアナウンスでもされるがインドネシア語。この窓口は外国人が利用する仕様にはなっていない。私の場合80人ほど待っている状態だったが、予約受付窓口は5つあり結構てきぱき処理されるので、30分ほど待って自分の番号が呼ばれた。窓口でのやり取りは英語が通じこちらの希望を言って料金と時間などを確認。3分ほどでチケット発行となる。

私はジャカルタ行のエコノミー指定すると明日の朝と夕方の2便あるという。どちらも14万R（1232円）。夜行に乗ってみたかったので夜便を購入。ちなみに昨日チェックしたエコノミーバスは11万5千Rpなのでそちらのほうが安いのだが、バスばかりで移動というのも芸がない。ネタになるので夜行エコノミー鉄道確保する。夜7時26分ジョグジャカルタ発で翌朝の6時頃ジャカルタにつくとのこと。どうせ2時間以上遅れるので当てにしてないけど。

ジョグジャカルタ～ジャカルタ間は512km


トゥーグ駅当日券売り場　明日以降の予約窓口はホームの反対側にある。

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東京-大阪間と同じ距離を1232円で行くのは味があっていい。エコノミーでも座席指定されている。座席指定なしのぎゅうぎゅう詰めになる可能性はこの時点で消えたのでほっとする。

鉄道駅は徒歩圏内にマリオボロ通りJalan Malioboroというジョグジャカルタの繁華街があるので鉄道チケット確保後、歩いて行ってみる。特に何の変哲もない普通のアジアの繁華街。

マリオボロ通りのマタハリデパートにマクドナルドがあったので3600Rpのソフトクリームが欲しくてのぞくも売ってなかった。何でクタビーチのマックにあってジョグジャのマタハリマックにはないねん。日曜のせいかどこもすごい人でマクドナルドも30分待たされそうな列だった。あの列に並んで3万3千Rpのビッグマックセット食うにはとてもならん。写真左上はマタハリデパートのイベント。

マリオボロ通り　この通りの屋台は若干高いが、利用しているのはほとんど地元の方

マリオボロ通りは物価が高く、たくさんある地元屋台のナシチャンプルアヤームはドリンクなしでも1万1千Rp。裏通りのホテルはファン部屋で1万7500Rp。プラウィロタマンの高めの物価はましなほうだったんだと気づく。それにしても自転車タクシーと馬車の数がものすごい。高めの屋台も自転車タクシーも利用しているのはほとんどインドネシア人。マリオボロに特に見るものないのでひとつ裏を走る2番バス捕まえてプラウィロタマンに戻る。 そういえばジョグジャカルタに来てから自転車タクシーベッツァー（becak）をまだ一度も利用していない。市内にはもちろん普通のタクシーもたくさん流しているがそれもまだ一度も使っていない。利用しているのはすべて市バスのみ。ちなみにレンタルバイクもあって宿の近くのツアー会社での相場は1日6万Rp。

10時02分。昨日はこの時間インド人団体がうるさくて頭が痛かったが、周辺宿泊者がほとんどいなくなって今日はとても静かで快適。天井ファンの風がいい感じに涼しい。

●最近1ヶ月の訪問者数

今回事情で転送が19日滞っていたにもかかわらず訪問者数は減ることなかった。5月31日だけ訪問者数が
1日5000人越えているのは、ほとんどエアアジア関連ページへの訪問で実録ページ公開にあまり関係なし


マリオボロ通りのベッツァー（becak）

さっきスカイプで日本の友人と18分ほど通話する。インドネシアからも問題なく快適な無料通話ができた。いっこく堂の腹話術のような会話のズレもなく普通の携帯電話と変わりない通話品質だった。TV電話機能はうまく作動したが、それに加えて画面共有など複数の機能を同時に試そうとすると画面が固まった。多分こちらのインターネット回線にその余裕がないため。接続は1泊1,100円の安ホテルの無料ワイファイ。画面は固まっても通話には全く影響なし。久々に日本語で会話をした。インドネシアからローミングで国際携帯でかけるととても高い。その国際通話が無料というのはやはりスカイプの利用価値は大きい。 明日夕方にジャカルタに移動。ホテルは13時以降のレイトチェックアウトには半日分が必要とのこと。転送できてごろごろできるなら600円くらいいいかなと考える。

出国直前に予約したエアアジアジャカルタ→デンパサール　46万ルピアは約4053円

実は私は既にジャカルタからデンパサールまでのエアアジアのチケットを確保している。日本出国前日に確保していたほうがいいとの読みであらかじめ確保した。ジャカルタ→デンパサールフライトプロモではない正規料金で約4000円。2週間かけてきた道のりを帰りは1時間半で戻る反則技を使う。同じルートを陸路で戻る苦行は避けて、最後の1週間はクタでまたサーフィン合宿にする予定。既にタマンアユに予約も入れている。当初の予定では放浪はせずに1点滞在型で1ヶ月丸まるクタでのんびりするはずだったのが、インドネシアに思いのほか面白そうなところがあったので放浪してしまった。

日付	出費詳細	宿代	合計
6月3日（日） 曇時々晴	バス2500　2500　ジャカルタ鉄道チケット14万　スプライト缶7千　みかん500g6千　昼Ayam kuluyuk1万5千　ご飯3千　ダイエットコーク缶7千　缶コーヒー7千　コーラペットボトル4千　ナシゴレン8千　アイスティー2千　ゴマ団子5つ1000　コーラペット4千	メトロ ゲストハウス 12万5千Rp	334000Rp 日本円合計 2939.2円
両替・ATM利用なし　100Rp=0.88円で計算

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ジョグジャカルタ鉄道情報

Lempuyangan地元駅

ルンプヤンガンLempuyangan駅はジョグジャカルタにあるもうひとつの鉄道駅だがローカルの小さい駅。すべて列車はトゥーグ駅発着でスラバヤ方向行一部列車が途中にルンプヤンガンによる。ただ急行や特急にはルンプヤンガンにとまらない列車もあるという。長距離鉄道チケット予約は通常トゥーグ駅でする。

マリオボロの意味

マリオボロはサンスクリット語で花の首飾りの意味。