マナドの海岸線道路ただいま建設中
15:35
2013/06/07
今マナド空港2階のレストランで涼風に当たりながらページ制作。涼風あっても赤道直下なので暑い。昨日の赤道縦断バスは予定を6時間以上もオーバーしやがって30時間以上かかってパルからマナド迄行く。
マナドで自由になる時間は半日しかない。その半日でブナケン島へ行けるか港までアンコット(写真右:ペテペテ)で行ってみる。港で確認すると、安く行ける地元船だと今日中に戻れず、帰りのボートは明日になるとのこと。外国人観光客用の日帰り往復スノーケリングツアーでは今日の夕方までに帰ってこれるが700,000Rp(7,000円)もかかる。地元船だと片道14,000Rp(140円)で行けるが、帰りは明日の朝。私のエアアジアのフライトは今日の夜19時30分。半日ツアーに70万Rp払う気がせずブナケン島行断念。
それでとりあえずマナド空港へアンコットで向かう。ペテペテはここでは「アンコット」、あるいは「ミクロ」という。バリ島ではベモだしややこしい。2回乗り継ぎで片道総額8,500Rp(85円)だった。2車目でぼられたので地元料金は6,500Rp(65円)。
港隣の市場で客待ちをする馬車
空港へアンコットで行くのでトラブルを想定して早めに行ったのだが、乗り継ぎ時間いれてもたった40分ほどで空港についてしまう。フライトまでまだ5時間もある。ただここ数日ページ制作が追いつかないのでちょうどいい制作の時間にはなっている。今空港の高めのレストランのワイファイでネットにつながっている。
昨日のパルからの赤道縦断バスが、予期せずエアコンのない密閉空間30時間の地獄バスとなる。その後宿泊のホテルトラタニインダーでは6時間寝て、起きて朝からページ制作。雲ひとつない快晴だったので早速ブナケン島行きを当たる。昨夜チェックインしたこの宿トラタニインダーは大通りからはかなり離れていてバイタク(オジェ)に連れて行ってもらわなければとても自分では探せそうにない。その宿のフロントでブナケン島に行く方法を聞くがツアーのようなものはフロントでは扱っていない様子。
現在マナドで宿泊中の66,000Rp(660円)の長屋バンガローホテル
フロントで聞いたところによると、宿から少し歩いた大通りにアンコット45番が流れてくるのでそれでビサタウまで行く。そしてそこからボートでブナケン島に行けるという。
ビサまでバイタク(オジェック)は2万Rp、アンコット(ペテペテ)2,000Rp。迷うことなくアンコットにする。鍵のかからない部屋に荷物残していく気がいまいちしなかったのでチェックアウトして全荷物携行状態で港へ向かう。その体制ならブナケン島から帰ってそのまま空港にいける。
教えられた大通りで45番捕まえて約20分。港でなく橋の袂の道端に下ろされ「ここをまっすぐ行って左に行けば港があるよ」とアンコットおじさん。
いわれたとおりに行けばそれらしき港。わらわらとよってくるのはお約束のハイエナ諸君。「ブナケン島は正規料金片道7,000円だ。君には特別にトモダチ料金で片道3,500円、往復で7,000円で連れて行ってあげよう」とのこと。「片道7,000円のはずはない。もっと安いローカルボートがあるはずだ」と返すと「次のローカルボートは午後3時だ、あと5時間ローカルボートは出ない」とお約束の意味のない押し問答(後日追記:実際は1時間後に140円の地元船は出る)。どの道港にいる他の人は簡単な英会話すら通じないのにそれを説明するあんただけ英語ぺらぺらなの不自然だろ。
手前が片道7,000円の観光客用のボート フリーの観光客が少ないので見つけると数人がかりで目を血走らせてぼったくりトーク炸裂させる。
第一7000円も出して半日ツアー行ったら、このサイトに恥ずかしくて公開でけん。行き詰ったのでしばらく港で様子を見ていると、奥に地元船のようなたたずまいの船が荷卸をしている。そこまで行ってインドネシア語で聞いてみる。すると地元船は片道14,000Rp(140円)で1時間後の11時にブナケン島に出港するという。この3,500円と140円が、常々このサイトで話題にのぼる「英語料金>現地語料金」の例。日本語料金はさらにその上を行く。
11時にいけるなら楽勝だ。夕方帰ってきて空港行けばちょうどいいじゃんと甘く構える。ところがよく確認すると帰りの便は夕方にはなく明日の朝になるという。私には今日の夜にエアアジアのフライトあるのに。日帰りするには最初にからんできたぼったくりツアーを利用するしかないという。で即決。ブナケン島半日ツアーに7,000円で行く価値はないと判断。パソコンなど全荷物持参(7kgだけど)なのでシュノーケリングも実質できない。画像だけでもと思ったが今回はタイミングが合わなかったのでまたの機会にする。ちなみに港のおじさんに聞いた話ではブナケン島にも地元民用の安宿はあるという。
パルーア 市内から空港へミクロで行くにはここを経由していく。
市内のアンコット乗り場。トランスジョグジャのような大型市バスもある。
マナドのローカル食堂
宿を早めにチェックアウトしてブナケン島まで行くつもりだったので、フライトまでの時間が余ってしまった。せっかくなのでその時間使って空港までアンコット(写真右のミニバンバス、ミクロともいう)で行くことにする。乗換えは必要だがアンコットだけで空港までいけるらしい。距離は13km。
港から少し離れたアンコット乗り場でアンコットのドライバーに空港までの行き方を聞く。どうやらパルーアというところを経由していくらしい。その聞いたドライバーのアンコットではパルーアまで行かず、パルーア行の乗場まで連れて行ってもらう。所要5分、2,000Rp。
そのパルーア行の乗場も降りたところではなく、あっち方向へ歩けば乗場があるというので降りてしばし歩く。たくさんのアンコットが次から次にやってくる乗場が出現。しかしどれがパルーア行かわからない。片っ端からパルーアに行くか聞くが皆はずれ。近くにいたおじさんにパルーア行を探して停めてもらってようやく乗り込む。パルーアまで15分くらい。このアンコットのおっさんは空港まで行くといったら「7万Rpで俺が連れて行ってやるがどうだ」と営業してきた。7万はタクシーの相場だ。アンコット利用する意味がない。おいしいカモを見つければぼったくりタクシーに変身するのはベモと同じ。
マナド空港 コンコース エアアジアはボーディングブリッジ使用
パルーアまでいくも料金は2万Rpだといってきたので4,000Rpにさせる。その前に聞いたアンコットお兄さんが4,000Rpといっていたので。パルーアから空港までは所要20分2,500Rp。距離は長いのに正直に料金提示してきたので4,000払っておつりはチップであげた、空港門前の降り口から空港ビルまでも徒歩10分くらいだった。
空港2階のレストランでワイファイつないでページ制作したが、マナドの空港には無料ワイファイがあった。セキュリティーゲート過ぎるとエアコン効いてて涼しいし。食事に6万1000Rp、その後のドリンクと芥子水につかった激まずパパイヤ2万5000Rpも払って損した。「やっちまったな」はネタにはなるんだけど。(後日追記:この食事に当たってその後食中毒症状)
マナド空港 エントランス 空港の無料ワイファイがある。
● 2013年6月7日(金)収支 合計262500Rp 2730円(0.0104)
朝バクソ10,000Rp 肉まん5,000 月餅3,000 ビッグコーラ5,000 空港ミクロ乗り継ぎ2,000 4,000 2,500 空港2階レストラン61,000 ビッグコーラ15,000 パパイヤ唐辛子漬10,000 マカッサル空港オジェ60,000
イットインホテル 85,000Rp
6月8日マカッサルは昼間晴れたが日が暮れてから豪雨 イットホテル
現地時間 17:05 2013/06/08
マカッサルのイットインホテルでファンの風にあたりながらパソコンに向かう。今日は1日晴れたり曇ったりだったが相変わらず強烈に暑い。
昨日のマナド発マカッサル行エアアジアは予定より15分早くフライト時間1時間30分でマカッサルの空港に着く。9日かけてきた道のりを1時間半で戻る。到着時21時で外は真っ暗。空港バスにかすかな期待をこめてバス乗場にダッシュするもバスは終了しているようだった。
タクシーの勧誘が次から次にやってくるが相手にせず。空港宿泊かペテペテかの選択に迫られる。ペテペテに乗るにはとりあえず空港の外の道まで歩いて脱出せねばならない。しかしいかんせん30時間の地獄バスの疲れがまだ取れていず、その日も午前中からマナド市内を徘徊してかなりヘロヘロ。暗くなったその時間にペテペテ乗り継ぎ市内行きには正直ためらいあり。
空港出口出て外の道に歩いていこうとするとバイクタクシーのオジェット(写真左)から声がかかる。いくらか聞くと60,000Rp。600円。タクシーだと10万なので許容範囲か。と思ったので、そのオジェットにイットインホテルまで行ってもらうことにする。ペテペテと違ってホテル前まで行ってくれるので夜の町の徘徊もしなくてすむ。空港から市内まではかなり距離があり30kmくらいあるのではないか。バイク後部座席だと若干お尻が痛くなる距離。
21時半頃のマカッサル空港 Hasanuddin International Airport
所要30分ほどでイットインホテル到着。60,000手にしたオジェットのおじさんとてもうれしそうだった。600円なんだけど。そしてイットインの前回と同じ85,000Rpのファン部屋にチェックイン。
この選択は正解だった。なぜならホテル到着後激しい食中毒症状。水様便が2時間おきにやってくる。どうやら空港で食べた食事に当たったようだ。このパターン最近多い。地元の市場で食べる激安地元食では食中毒になることはないのに、空港などで食べるそこそこ値段のはる外国人用の食事で派手な食中毒になることが多い。いつもは1万Rpのバクソで済ませていたのに空港のレストランでは8万6,000Rpも使って下痢する。860円は日本では定食屋の値段でもインドネシアでは庶民定食の10倍の値段だ。
今回の旅でも食中毒は今回が初めて。トラジャの市場で1kg50円で買ったトマトも持ち歩いて数日かけてすべてきれいに平らげた。地元食堂ばかりで食事していたが下痢することはなかった。
この食中毒状態で深夜のペテペテ乗継市内行きなどありえない。オジェでホテル直行して本当に助かった。30時間地獄バスの疲れもあったかも。夕べは寝ても2時間おきにトイレ行って水様便。明け方ようやく収まる。
昼間もお昼寝して元気を回復。30時間バスの疲れもようやく取れて、夕方になって元気も出てきた。こういう下痢は日本ではまず遭遇しない。角度を変えれば格安腸内洗浄といえなくもない。地獄バスと食中毒のおかげで腹へこむ。メタボに効果的びー旅ダイエット。
● 2013年6月8日(土)収支 合計121900Rp 1267.76円(0.0104)
フライドチキンとライス8,000 コンビニ12,500 地元スーパー9,900 ケンタッキーチョコサンデー6500
イットインホテル 85,000Rp
マカッサル空港 Sultan Hasanuddin 国際空港 空港出口出たのは21時半ころ
マナド市内の標識
現在宿泊中の660円の宿 トラタニインダー。フロントでは英語不可
カリマス港の隣にあるブルセハティ市場 Pasar bersehati 。足を縛られたニワトリさんは全部生きていてコケコケいっている。
スラウェシ探検隊トップ
5月21日 エアアジアとLCCT
5月22日 ングラライ国際空港
5月23日 バリ島物価 2013
5月25日 サーフィンダイエット
5月27日 スラウェシフライト
5月29日 マカッサルホテル
5月30日スラウェシ長距離バス
5月31日 パレパレ宿泊
6月1日 タナトラジャバス
6月2日 タナトラジャ個人ツアー
6月4日 パル
6月6日 赤道縦断地獄バス
6月7日 マナド空港
6月9日 ガルーダネット予約
6月11日 ペテペテ
6月13日 アンボン空港
6月14日 サワイ 水上コテージ
6月16日 アンボン格安ホテル
6月17日 サンタイビーチ
6月19日 スラウェシからバリ
6月21日 インドネシアビザ延長
6月22日 チャンディダサ
6月23日 トゥガナン村
6月25日 クタレンタルバイク
6月26日 フライスルーで帰国
地元民用高速船ブナケン島まで片道50,000Rp(500円)。
ブナケン島行地元民用定期船片道14,000Rp(140円)。貨物船もかねるので荷物が多いと15,000Rp以上とられることも。
このボートチケット売り場っぽいところで頼むとブナケン島片道7,000円になる。この周辺にはハイエナ君が外国人のカモ待ちしている。
マナドのバクソ1万Rp
マカッサルエアポートバスは21時過ぎには終了していた。
さすが赤道直下の獲物
俺のは若干ちいせえ
このやしの木は竹のような節がある。もっと竹っぽい種類も森の中にはいた。
マナドのマタハリデパート
マナドの海沿いのケンタッキー
ホテルトラタイインダー1泊66,000Rp。鍵がないので南京錠持参でとまるべき。ドアに南京錠をかけるところはある。
ホテルトラタイインダー1泊66,000Rp。
早速買った南京錠。5,000Rp(50円)。チェックアウトしたのでもう使わないのだけれど。多分今後また必要になるので。気休めだが簡単に入れないようにする効果はある。
マカッサル、スルタン・ハサヌディン国際空港エントランス。
マカッサルのホテル
マカッサル空港にエアアジア到着。21時過ぎ。
食中毒原因の最有力候補。唐辛子水に漬かったパパイヤ1万Rp。激まずで食べている時にも変な感じはしていたが、残すと悪いので無理に食べていた。このレストランではビッグコーラが15,000Rpだった。コンビにでは4,000Rp~。
空港2階のレストランのこのしょぼい食事が61,000Rp。ぼったくるときにはたいてい別皿に分けて持ってくる。ご飯の上にかけると安くなる。このレストランだけワイファイあるので利用したのだけれども。空港に無料ワイファイあるのを知ったのはここを出た後だった。
ご飯付のチキンカツが8,000Rp。マカッサル市内で。この手の食事で食中毒になることはほとんどない。
エアアジアのコンビニレシート搭乗券。シールは国内線利用料40,000Rpのレシート。
空港から市内までこのオジェットで60,000Rp(600円)。荷物はドライバーの股の下のスペースに置く。結構な距離があって少しお尻が痛くなる。
前が見えない状態で走行
マカッサルのタクシー
マカッサルのペテペテ。インドネシアでは通常アンコットあるいはミクロという。バリ島ではベモだけど。あーややこしい。
ブナケン島行の地元船の出る港カリマス港(Kalimas)中央の青いのが片道14,000Rp140円のブナケン島行ボート