JAVA IMPACT 26エアアジア フライトディレイ
ジャワインパクトエピローグ ガイドブックのない旅
エアアジアフライトディレイ 羽田空港タクシー深夜利用
6月18日13時11分。日本に帰国。今目黒の自宅。エアアジア往復燃油込37,700円でバリ島から無事生還し、自宅でパソコンに向かう。梅雨なのに今日は天気がいい。日本はまだTシャツ1枚では若干寒い。帰国してやることはたくさんあるのだけれどもとにかく寝る。ここ数日ページを作る気しなかった。寝まくってようやく旅の疲労がとれる。
13日の羽田行エアアジアフライトは1時間30分の遅れ。その遅れ分合わせるとクアラルンプールでは7時間ほど待たされたことになるが入国してクアラルンプール市内で食べ歩きしていたのでそんなに待った感じはしない。ただその後、日本についてから予想通り羽田からの終電がなくなる。最後の最後までネタを提供してくれるぜ。ちなみに行きの羽田→バリ島の乗継時間は1時間半でゲートで待ったのは30分くらいだった。今回の私のフライトは予約の際に値段ばかり気にして乗継時間までは細かくチェックしなかった。バリ島やバンコク行などの乗り継ぎ便で、KL市内観光不要の場合は予約の際の乗継時間のチェックも重要か。
機内アナウンスによるとフライトディレイの原因はパースの天候不順とのこと。一見関係なさそうなオーストラリアの天候不順なのだが、予備の機材を持たず、最小限の機材を効率よく使い回しをしているために起こるLCC特有のフライトディレイ。多分今後も深夜着の羽田線でこの類の遅延は少なくない。
なのでエアアジアKL羽田線利用の場合、フライトディレイで羽田で終電がなくなる可能性があることは前もって知っていおいたほうがいい。空港で始発を待つか、タクシーで帰るか、蒲田のカプセルホテルに泊まるか、終電がなくなった場合にどうするか決めていればもし遅延が起きても対処しやすい。
羽田到着は13日夜11時45分。ボーディングブリッジ使用なのだが、施設使用料安く抑えてるせいか到着ブリッジがイミグレまで遠い。とにかく空港内を歩く。これなら高いブリッジ使用料払うより、沖止めタラップ使用でバスで送迎してもらったほうがましじゃ。右上の写真はLCCTデンパサール線のA320。エアアジアジャパンが使う機材と同じ。
私の場合預け荷物がないのでターンテーブルで待つことはなく素通りして税関へ。真っ黒で金髪の怪しい状態なのだがなぜか税関は細かい突っ込みなくスルー。荷物が少ないのとパスポートに貼られた複数の西アフリカ諸国のビザのせい?税関職員は危ないものを持ち込む運び屋はアフリカを放浪しないことを知っている。空港出口出たのは14日になっての深夜0時10分ごろ。
終電には間に合うものと勝手に決め付けていたので深夜の羽田から自宅までの移動についての情報皆無。ひょっとしたら終電に間に合うかもしれないとの思いもあって京急羽田空港国際線駅に急ぐ。その時間には品川行きの終電もモノレールも終わっていたが、かろうじて蒲田行の24時23分発の終電が残っていた。待つこと10分でガラガラの終電に乗り込む。京急蒲田駅まで所要10分。ちなみにモノレールの浜松町行最終は国際線駅0時10分発。その先の山手線浜松町から渋谷行最終は1時9分。
京急蒲田駅について京急の駅員さんに東急蒲田駅の最終について聞く。「わかりませんが最終は早かったのでは」との答え。その言葉に東急蒲田駅まで歩くのはあきらめる。京急蒲田駅から東急蒲田駅は結構離れていて10~15分ほど歩く。フライト移動の疲れもあって終電ない可能性が高いのにそこを歩く気にならず。
ただ後で調べたのだが東急目黒線蒲田発の最終は思ったより遅く最終は0時40分だった。両駅間を荷物持った状態で5分位でで走ればぎりぎり間にあった可能性はあった?
そして京急蒲田駅前でカモ待ちしているタクシーを利用することにする。ジャワインパクト32日間放浪でこれが初めてのタクシー利用だった。その時は疲れていてとにかく早く家に帰りたかった。深夜料金だったとしても2千円台だろうと思っていた。写真はコモド島の3m超のコモドオオトカゲ。なんかちょっとかわいく見えるのは気のせいか?
ところがタクシーメーターがどんどん上がる。まさか日本にターボメータあるわけないし。初乗り料金710円と窓にシール。私は最近日本でタクシーに乗る機会があまりなく、利用は海外のみ。かなり前六本木で遊んでいた頃、深夜タクシーで自宅までよく帰ったがその時確か2500円くらいだった記憶があるのでそんなものだろうと思っていた。 蒲田駅から自宅のある学芸大学までは直線距離では8kmほど。しかし若干道がこみいっていて、少し遠回りになるが普通は素直に環八周りで駒沢通りか目黒通りで折れる。私が自分で車で行く場合もそうする。タクシーは環七経由の最短ルートで行ってくれたがそれでも自宅まで4040円。「深夜料金だったとしても高過ぎないか」とその時は思ったが運転手さんにあまりぼったくりオーラがなかったので抵抗せず素直に払う。 |
昨日ネットでタクシー料金検索で同じルートを深夜料金で検索したらぴったり4040円だった。「高い」とごねてファイトしなくてよかった。蒲田は自宅から六本木より遠いことを今さらながら知る。ちなみに羽田空港国際線ビルから深夜タクシーで自宅まで来ると6000円以上かかるようだ。先週乗ったエアアジアのジャカルタ発デンパサール行フライト900kmが4030円なのに。私がタクシー料金調べるのに利用した都内タクシー料金検索はこちらへ。
私の自宅は羽田空港からは約15kmと近いほうだと思うのだが自宅が遠い場合、エアアジアのフライトディレイで終電がなくなるのは結構痛いかも。儲けるのはエアアジアでなくタクシー会社なのが味があるぜ。ネットで調べると蒲田周辺のカプセルホテルでも1泊5000円くらいから。安ホテルも複数あるが1人利用だと6000円はかかりそう。ただカプセルホテルに5000円で泊まるならタクシー代4040円出して帰ったほうがまし。
この辺から考えても蒲田からのタクシー利用は仕方なかったと自分自身に弁解。最後の最後に日本で敗北感。別にぼられているわけではないのだけれど。タクシー降りる時後部ドアを閉めそうになるのを寸前に気がついて思いとどまった。タクシーのドアが自動で閉まるのは日本くらい。タイやインドでタクシー降りた後ドアを閉めないと運転手さんはとても迷惑する。
場所が日本だと「空港で朝まで待つ」とか、「歩こう」という気に全くならないのは何でだろう。ちなみに空港から学芸大学までは終電間に合えば電車賃は520円。左上の画面は蒲田駅から学芸大学までのルート。このルート検索で深夜料金で4040円だった。
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プランバナン遺跡 ジョグジャカルタから市バスを使って日帰りでいける。遺跡の近くにも安宿あり。
21時45分。ジャワインパクト終わる。終わって言うのもなんだが私はバリ島以外のインドネシア訪問は今回が初めて。インドネシア情報について誰もが知っている当たり前のことさえろくに知らずに現地に行った。
多分ガイドブックくらい持っていればもう少し物知り状態で旅ができたと思う。ただガイドブックを持つと旅のテンション上がらないので最近は持たないようになった。
ありふれた情報を知らないことで知られていないレアな情報が見つかる。旅に必要なことは現地で聞けば現在進行中の最新情報を誰かが教えてくれる。旅に刺激を求めるようになるとガイドブックの内容を確認するだけの旅に満足しなくなる傾向はあるか。それ以前に私の必要としている情報がガイドブックでは得られないし。LCC態勢で重量に気を使う状況でただのおもりにしかならないし。
ただそういう何も知らない状態で旅をしているので当日公開情報の内容で「しまった」ということも多い。私は現地の方の言った事をそのまま書くが、その現地の方の情報が間違っていたりする例があったりもする。確かに私も浅草の観光情報を外国人観光客に聞かれても詳細を正確には答えられない。情報としての勘違いしていた部分はそれがわかった時点で訂正するようにしている。
今回は公開内容に突っ込みを入れてくれるインドネシア情報に詳しい方がいたので、ジャワインパクトの内容の訂正を近々公開予定。ただ訂正といっても、「もっと安い旅の仕方」の指摘や「現地料理」の説明について。本当に致命的な間違いがあればその時点で旅ができなくなり当日情報公開も中断する。私が何事もなく生還しているということは、私が公開している内容に旅の継続が不可能になるような深刻な間違いがなかったことの証明になっている。
インド鉄道3等が563kmの距離を119Rp(166円)なのに、インドネシア鉄道が同じような距離で最安1100円は少し高いなとはうすうす感じてはいた。上の写真のような感じではあったが禁煙だったし、冷房効いてたし、座席指定だったし。私自身アフリカを放浪する時の緊張感がなく、格安に執着する意気込みもさほどなかったせいはあるかも。
「行く前に調べろ。行った後に調べるな」と毎回自分自身に思う。そうすれば多分突っ込まれる回数も減ったろうに。ただ正直現地情報当日公開している時にはいっぱいいっぱいでページ作るのに必死。そしてああいうアホな文章は当日でないと書けない。日がたつとテンションも下がるし細かいことは忘れる。なのであえてその鮮度を優先させている。調べてわかることは後でいくらでも訂正がきく。 一方、帰ってからぬるいガイドブック情報見ながら「ふっふっふ、なんだその程度か」とニヤニヤするのも味があるといえば味がある。ちなみに昔買った本棚の昭文社のガイドブック「バリ島」には1円=21ルピアとある。え?先日クタでは1円=120ルピアで替えたぞ。いつの情報だ?よく見たら1996年時点と書いてあった。古文書じゃん。 |
ネット上の古い安宿情報で1泊3万Rpの宿と出ていても、仮にこのレートで計算すると約1400円。1400円は最新レートで計算すると16万6千Rpになる。時間のからむインドネシアの物価比較は難しい。情報取得時点の年数日付が必須だ。最近、旅が終わって自分の行ったところのインドネシア情報ネットで調べているが、何月何日はしっかり出ているのに西暦何年の情報か判別不明の個人情報ページが多いのはなんでだろう?
初心者用定番ガイド「歩き方」はまだ見ていない。そのうち気が向いたら本屋で立ち読みしよう。ガイドブックがないと旅ができないならアフリカの気合の入ったエリアはほとんど旅ができなくなってしまう。
プランバナン遺跡 ジョグジャカルタから18km。市バスで行ける。
ボロブドゥール遺跡 ジョグジャカルタから42km。市バスで行ける。
アコンカグアヤフー店
Iguazu 36L 6,980円(税込)
スカルノハッタ国際空港 ターミナル3のエアアジアチケット売り場
このフライトも定刻なら終電間に合うが遅延があると危なくなる