本文へスキップ

エアアジアプロモーション確保実録2014

びー旅ロード104 エアアジアプロモーション

クアラルンプール燃油空港税込片道9,000円


前へ    バリ島 ングラライ空港 ジャカルタから到着のエアアジア    次へ

エアアジアプロモーション確保実録2014airasia promotion

クアラルンプール片道9,000円航空券確保の裏側

2:10 2013/04/07

2013年4月2日~7日、エアアジアがキャンペーン(セールスプロモーション)をやる。 関空・羽田~クアラルンプール9,900円。バンコク・バリ島11,900円。6日間の間に来年14年1月1日 ~ 4月30日の間の極めて限定された席のフライト予約を激安で受け付けるというかなりワイルドな安売り企画だ。出回る最安席数は少なく席がなくなり次第終了。

私はこの安売りキャンペーンでクアラルンプール往復空港税燃油税込み総額17,640円で確保。今回予約解禁直後、エアアジアの予約サイトにアクセス殺到しているようで確保がスムーズには行かず。ウェイティングルームで延々待たされたり、途中でセッションが切れて何回もやり直したりとこれまでになく根気のいる予約だった。

確保したことを知人に話すとその知人いわく「自分にはどうしてもそういう料金が見つけられない。どうやればそんなに簡単に次々と格安席を確保できるのか?」 …確保の方法は既にエアアジアの解説ページで解説しているのに。もともとあまり一般的でないマニア向けの航空券なので今回もう少し突っ込んだ確保の方法に触れる。最近日本でのエアアジアの知名度が上がって安売りキャンペーン解禁と同時にアクセス殺到でサーバーが以前にも増して混乱状態。エアアジアジャパンの国内線も同時にキャンペーンをやっていて、同じサイトで受け付けているので余計に混雑する。写真右上はミャンマー、タチレクの自転車タクシー。


国際線エアアジアX予約解説     激安プロモ席確保の仕方


エアアジアプロモーション席の例 2013年4月6日検索



終了1日前の4月6日午前11時10分チェックでも残っていたプロモ席 フライト日は2014年



ラオス南部 メコン川 ソンパミットの滝

いくら安い料金提示されても9ヶ月先の予定がきっちり組める立場にいる人はそんなにいない。エアアジアは客都合キャンセルでの払い戻しはされないので行けなくなった場合には払った代金は戻ってこない。この激安席を確保できるかどうかはその辺の無茶な条件を飲んで「行けなくなって支払った料金が無駄になってもいい」と思い切れるかどうか。

私が次から次に簡単に激安席を確保しているように見えるのかもしれないが実際はそういうわけでもない。アップアップで泥臭く立ち回って何とか手に入れているのが現実。エアアジアが激安席にのっけてくるこっちの都合を無視した条件を飲んだ上に、予約サイトで何度はじかれても地道に確保できるまで検索をやり直した上でようやく予約までたどり着く感じ。

LCCの激安プロモ席確保には運とともに、利用者側にある程度ガッツと粘りが必要なのだ。格安を追求して燃え上がることのできる「びー旅魂」があればおそらく激安席は確保できる。逆にいえばその手の情熱がなければ激安席にはなかなかたどり着けない。あー、しかし何でこんな情報公開するんだろう。こんなこと公開すると自分の競合者が増えるだけで次のプロモのときに自分が激安席を確保できなくなってしまうのに。こういう間抜けさがまたこのサイトの味になっているので別にいいか。



エーヤワディー川 Ayeyarwady  (旧称イラワジ川) ミャンマー

Booking.com


ベトナム ニャチャン沖ムン島 一寸法師船が味あるぜ 8年前は木製だったのに

国際線エアアジアX予約解説      激安プロモ席確保の仕方

ウエイティングルーム

限られた期間にわずかな席数出回るプロモ席。今回の例で言えば4月2日から4月7日までの6日間のうちに出回る限られた席を他の人が予約して消える前に確保する必要がある。とはいっても約1年先のフライト。激安席は毎日あるわけでなくエアアジアの提示する気まぐれな日程で現れる。

数が限られるので席は埋まり次第消えていく。それでもある程度の数は出回っているようで今回のチェックでは開始5日後の4月6日でも最安席は残っているようだった。しかしその時点ではプロモ開始当初の数はもうないので、残された極めて限定された日にちにあわせなければならない。

最安でないゆるめのプロモ席はあるがそれを予約すると乗せられている感じがするので私は最安にこだわる。

クアラルンプールに片道9,000円で行けるのだから競争が熾烈になるのは仕方ない。プロモが始まると当然アクセスが殺到してエアアジアのサイトは混雑する。そこで出てくるのが下のようなウェイティングルーム。検索で希望の日にちを打ち込んでも検索結果は現れずこの画面で待たされる。15秒ごとに検索内容を再送してくれる。アクセスがさほどない場合はこの画面で待っていればそのうち検索結果が表示される。今回はかなりの混雑のようでいくら待ってもここから脱出して先に進めず。仕方がないのでもう一度トップページに戻って最初から検索やり直す。しかし何度繰り返してもこの画面になる。この画面さえ表示されない時間帯すらあった。



エアアジアのサーバーが混むと出現するウェイティングルーム

15秒ごとに検索クエリを自動的に再送してくれる。

ガッツで乗り切れ セッション切れ

今回のようにアクセス殺到の場合はこのページで待っていても検索結果は出てこない。ここで待つと検索内容再送信に15秒待つので、がっつくなら自分で検索画面に戻って15秒待たずに次々に検索クエリを再送したほうがいい。

これは人気バンドのコンサートチケットを電話予約しようとしてなかなかつながらない状態に似る。そういう場合の対応策はつながるまで何度も電話するように検索をつながるまで何度もやり直す。

電話の場合、システムによって待機電話はかけた順番につながるが、エアアジアの場合はウェイティングルームで待つより検索を何回もやり直したほうがつながるようだ。

今回の私の場合は時間を空けて10回ほど検索をやり直し、検索し始めてから30分ほどでようやく検索結果が表示される。表示された最初の検索結果ページの日にちに安い席がなかったので前後の日にちに移動しようとページを移動すると次の画面に進まない。3分待っても先に進まないのでブラウザのページの更新をするとセッションが切れて画面が真っ白に。なんじゃそれ。また振り出しに戻る。

普通セッションが切れるのは画面操作をせずに長時間放置した場合。今まで通常操作の途中でセッションが切れるようなことは私の経験上なかった。おそらく今回はサーバーが混んでいるせいだ。しかしこれでめげてはいけない。間髪いれず続けて最初から検索のやり直し。するとまたウェイティングルームの画面になる。こんな堂々巡りを繰り返して通常なら10分もかからず済む予約作業を深夜に1時間かけてようやく確保。プロモ確保にはそれなりガッツがいる。




ベトナム~ラオス、タイチャン国境からムアンコアへ 何で橋がないねん

Booking.com

クアラルンプール片道9,000円 バスの値段じゃん

結果確保したのはクアラルンプール往復空港税込み総額17,640円のプロモ席。左の画面では17,040円となっているが最終的な支払いはこれに600円のクレカ手数料(手数料顧客転嫁になるのでエアアジアはクレカ手数料とは言わないが)600円加算されて最終的な支払いは17,640円となる。

空港税を入れない航空券価格は画面表示のとおり羽田~クアラルンプール片道6,300円。羽田の空港税は何で3,600円なんだ。航空券代の半額以上だ。だいたい空港税と別に空港使用料あるの変だろ。ボーディングブリッジ代なら沖止めのバス送迎にしてくれ。

プロモ席でもデフォルトだと20kg荷物有片道2,500円。ゴーインシュア(保険)加入30日分5,060円になっている。

私には預ける荷物もないし、海外旅行保険など今まで一度も金払って加入したことがないのでページを進める上で「必要ない」と選択切り替える。なのでその分の追加料金不要になる。預け荷物なしの選択はプルダウンにはなく、右上画面の赤字「受託荷物はありません」クリックで「預け荷物無し追加料金0円」になる。

もちろん今年と同じで私の最終目的地はクアラルンプールではなくタイ方面。多分この2014年訪問でもクアラルンプールに宿泊することなく、その日のうちにプードゥセントラル発ハジャイ行45リンギのバスでタイ国境へ向かう。バンコクまでのフライスルーも考えたが今回のタイ南部滞在が思いのほかよかったので陸路越境を選択。この時期はバリ島方面が雨季なのでタイ~カンボジア方面を選ぶ。




チトワン ネパール

別にマレーシアを嫌っているわけでなくただ単に物価が高いので。パサールスニのトイレシャワー共同の窓無し独房に40リンギでとまるならハジャイの220B(22リンギ:約660円)の快適地元ホテルにとまったほうがずっといい。ただまだ1年先のことなのでひょっとしたら気が変わってシンガポールなぞに迷い込む可能性もなくはない。

サーバー混雑時のセッション切れ対応はシンプル。めげずに最初から何度でも検索をやり直すということ。多分1時間も繰り返していればそのうちにつながって予約できる。こういうことがいやなら、プロモ期間をはずして3倍払えば同じエアアジアでも通常席が希望の日にちで確保できるのでそういう予約をしたほうがいい。

私は逆にこの攻防を楽しんでいるので全く苦にならない。もちろん行けなくなったら支払った17,640円は消えるというのも了承済み。このプロモ席は2014年のフライトだが、私の直近の出国は来月(2013年5月)。乾季のやってきたバリ島へ往復総額25,400円で行く。これは2012年9月にプロモで予約した席。東京~大阪新幹線のぞみ指定席往復料金28,100円よりも安くバリ島へ行く。


バリ島へ往復総額25,400円プロモ確保実録


●びー旅つぶやき 12:27 2013/04/08

機内インターネットは国際線JALほかで既に始まっているが、機内ケータイというサービスも3月18日からソフトバンクが始めているらしい。飛行機の機内から携帯電話で通話ができるというもので今のところ一部国際線のみ。離着陸時はもちろん利用不可で水平飛行に入ってから使える。エミレーツやマレーシア航空などの大手以外にも、エアアジア(国際線)でも使えるというので調べてみる。

国際通話対応していれば特に申し込みや別途基本料金はかからないが、通話料がびっくり料金。発信1分毎650円、受信1分毎800円。受信で1時間話し込んだら通話料4万8000円? …おう、すげえな。もう一回海外旅行できんじゃん。私なら持っていても受信しないように電源切っておく。携帯やスマホの世界は利用者は完全にカモ状態。ケータイ依存症からパソコン依存症に移る時期が早くてよかった。電車やバスではマナー違反になる通話が機内ではOKというのも味あり。途上国の列車内ではみんな普通に大声で話してるけど。



103. 海外旅行とスマホ   びー旅Top  ロード2013   105. エアアジアBIG







最近のびー旅ロード

びー旅ロード2013トップ
97. インド往復2万6千円
98. クレジットカードの罠
99. ミャンマー両替とATM
100. トランへ行こう
101. 個人旅行のススメ
102. LCCと成田空港
103. 海外旅行とスマホ
104. エアアジアプロモーション
105. BIG エアアジアマイレージ
106. マレーシアからタイへ
107. 成田空港格安バス
108. スカイライナー,アクセス特急
109. インドネシアエアアジア
110. 海外旅行と予約



エアアジアのプロモーション広告



画面を操作せずに長時間放置しておくとセッションが切れてこのウィンドウが出る。「OK」をクリックするとそれまでの予約内容は取り消され検索画面に戻る。そしてもう一度最初からやり直さねばならなくなる。激安席の場合、その間に誰かに予約されて再検索してもなくなっている場合もある。セッションが切れる前に「続けるか?」との警告が出るので「続ける」と答えればセッション切れにはならない。




沖縄 座間味島から安慶名敷島の渡し舟 びー旅沖縄情報はこちらへ



羽田KL往復燃油込 17,040円
最終的な支払いは17,640円



タイのラーメン90円、和風だしっぽく沖縄そばのフレイバー。バンコクカオサンのワッタナーラーメンはいまだ30円。13年4月現在、円安になって実質5円の値上げ。




びー旅ロード2013トップへ