ESTA(エスタ)とは「米国へのビザ無し入国許可を出すネット上の仕組」のこと。さらに突っ込んでいえば「危ないやつを米国に入国させないための仕組」と言い換えることもできる。ESTAをネット上で米国行き飛行機に乗る前に入国者の自国で行うことで、早い段階で危ないやつを排除できるようになった。
911のようなテロを防ぐには米国の空港イミグレでの入国審査チェックでは遅すぎる。もっと前の段階で米国行きの飛行機に乗せないようにせねばあの手のテロは防げない。そういうところからできたシステムだ。ネット上で行うことで膨大な数の旅行者を効率よく危ないやつかどうかの1次審査することができる。ESTAはあくまで簡易的な1次審査で最終的な入国可否は到着の米国空港イミグレの審査官がする。ちなみに
ESTA とは Electronic System for Travel Authorization の略。
ESTA申請料は 14US$(正確には申請料10$、処理費用4$)、取得後2年有効。ただそれより先に旅券有効期限がくる場合はその日まで。VWP(ビザ無し入国制度)による入国希望者のESTAの取得は2009年1月12日以降義務化され、この認証がないと米国行きの飛行機に乗れない。このページは個人旅行者向けのESTA申請・取得方法の解説ページ。
●ESTA申請に必要なもの
①インターネットにつながったパソコン、またはスマートフォン
②クレジットカード、もしくはペイパルアカウント
申請料14$の支払いはネット上のクレジットカード(デビットカードでも可)払いとペイパルのみ。支払いが完了しなければ認証されない。
●ESTA支払い可能な選択肢は以下の通り
●ESTA申請に必要な情報
①パスポート情報(パスポート番号と発行・失効年月日)
②クレジットカード情報(16桁のカード番号と有効期限、CIDナンバー)
ペイパルで支払う場合はペイパルアカウント情報
③勤務先情報(働いている場合のみ)
④米国滞在住所(宿泊のホテルで可)
⑤日本の緊急連絡先(家族・親族)
⑥申請者の電話番号とEメールアドレス(双方必須)
2018年12月現在、ESTA公式サイトを装って高額手数料を取る偽サイトが複数あるので注意。本家との見分け方は申請料14ドルを早い段階で明記しているかどうか。エセサイトはどうでもいい無駄な情報は膨大だが、肝心の取得料金を最後までひた隠す。最初に6000円と表示すると商売にならないので。ESTA申請ページの正規のURLは https://esta.cbp.dhs.gov/esta/
ESTA申請を自分でする方法
基本は問われたことに「はい」か「いいえ」で答え、住所などの情報を半角ローマ字で記入するだけ。できた当初より確認事項が増えて若干面倒になる。申請の所要時間はさっさとやっても30分くらいはかかりそう。免責、確認を細かいところまでじっくり読んでいたり、ヘルプをいちいちあけてとろとろ入力していたら1時間はかかるのではないか。1ページあたりの制限時間(セッション切れ)はあるが、←左のようなポップアップ警告が出るので「OK」をクリックすれば時間は延長される。セッション切れでタイムアウト(時間切れ)に待った場合、それまで入力した内容はすべて無効になるので、最初からやり直しになる。
①は申請者の名前と性別。名前はパスポートに書かれてある表記と同じにする。
その下は別称を持っている場合は「はい」、ない場合は「いいえ」を選択。「はい」を選択すると下の欄の灰色が白くなり入力できる。入力マスが灰色になってる部分には入力不要。
②生年月日とパスポート情報、発行国、発行年月日、有効期限を入力。四角マス内が灰色の項目は入力不要。マス右に「v」がある項目はそこをクリックして出てくるプルダウンから選択する。
③から⑤まで日本以外の国籍、市民権についてしつこく3回も聞かれるが家族親戚に外国籍の方がいない一般的な日本人観光客の場合は3つとも「いいえ」で詳細入力も不要。その下⑥の GEメンバーとはGlobal Entry Program という入国審査や税関の列に並ばずに入国できるアメリカ政府が制定した入国の優遇制度のメンバーのこと。2018年12月現在日本は対象国になっていないので「いいえ」選択でそのままスルー。ちなみにGlobal Entry Program はネットで申請できるが申請料100US$ で別途面接もあるとか。⑦は自分の両親の名前をローマ字入力。両親の存命、故人関係なく入力必須。
⑧は申請者の住所。マスの入力区分は右上?クリックで詳細が出る。記入例は下。
⑨は申請者の電子メールアドレス。ご入力を防ぐために同じアドレスを2回入力する。ホットメール等でも可。
⑩はSNSにIDをもって日ごろ利用している場合は入力する。必須ではない。
⑪は勤務先情報。現在、過去働いている場合は「はい」選択で勤務先の住所等が入力できるようになる。
全部入力したら右下の「次へ」をクリックして次のページへ。必須項目未記入あれば次へ行けず項目の上部分に赤字で未記入部分を指摘される。
渡航先情報のページで聞かれる米国の住所は滞在する予定のホテルの住所と電話番号で可。「米国の連絡先」と「滞在先」は同じでかまわない。私の場合、まだ予約をとっていないホテルの住所で問題なく申請でき認証された。
緊急連絡先は基本家族の電話番号とメールアドレス。
次にようやく本題の「入国させてもいいかチェック」の質問に入る。「はい」か「いいえ」の簡単な質問。「あなたはテロ活動したことありますか」のような笑ってしまうような質問をされる。
入力したら下にスクロールして下画面にある「権利の放棄」と「申請内容に関する証明」を読んで内容を承諾したら□にチェックを入れる。個人申請の場合はその下の「第三者による…」のチェックは不要。そして次へをクリック。「5.入力内容の確認」をして、「6.支払い手続き」のページに進む。
VWPとはビザ免除プログラム(Visa Waiver Program)のこと。適用対象国の渡航者が米国に観光、商用、乗り継ぎ目的で90日以内ビザなしで滞在できるというもの。
適用国は限定されていて2015年4月時点で38か国。アジアでは5か国(日本、台湾、韓国、シンガポール、ブルネイ)のみ。VWP入国の場合、90日以上の滞在延長はできない。写真右はホノルルイノウエ空港。
ハワイにはESTAが必要だがグアム、サイパン(北マリアナ諸島)45日以内の滞在には別の仕組みがあり必要ない。米国通過して中南米に行く場合にもESTAが必要。その場合米国のみならず、中南米滞在期間もあわせて90日以内と限定される。なのでそれ以上南米長期滞在の場合は中東や欧州経由のほうがよさそう。またカナダ・メキシコから陸路米国入国で、日本国籍の場合はエスタ不要でビザ免除入国できる。
ESTAはテロリストだけでなく、伝染病患者や犯罪歴のあるものを事前にチェックするシステムでもある。
駐車違反やスピード違反なら問題ないが、有罪判決の有無にかかわらず逮捕歴がある場合は、ESTA は通らないので最初からビザ申請するほうがいい。虚偽申請でESTAとっても日米ではPCSC協定など犯罪者の情報共有が進んでいるのでイミグレで拒否される可能性が高い。現地空港についてイミグレ出ることなく自費でUターン強制送還は痛い。
また過去に米国への入国を拒否されたり強制送還された方、ビザ免除プログラムで入国しオーバーステイしたことがある方などもビザ免除プログラムによる入国はできないのでESTA申請は不可(申請しても拒否される)。拒否された場合の申請料10$は取られず。システム利用料4$のみの支払いとなる。
●ESTAによる渡航認証の回答が「保留」になった場合
ESTAによる申請後、72時間以内に回答を確認できる。ESTAのトップページの「ESTA申請状況の状況確認」から個人申請の検索ページへ行きパスポート番号、生年月日、申請番号を入力して状況を確認できる。
●「拒否」となった場合
10日前後経過後、再申請できる。ただ再申請はたとえば適格性質問に「はい」と「いいえ」を間違って入力した場合などにはする意味あるが、そうでない場合は「ビザ免除プログラムによるアメリカへの渡航が許可されなかった」ということなので何度やっても同じ結果になる可能性が高い。早々ビザなし入国はあきらめてアメリカ大使館・領事館でのビザ申請に切り替えたほうが効率はいいかもしれない。
10:45 2018/11/04
入管難民法改正案を閣議決定。ヒエラルキー最下層がいなくなったのでそこに入る外国人労働者をもっと受け入れようという政策が決まる。
表面的には美辞麗句並ぶが、簡単に言えば日本人なら誰もやらない低賃金のブラック環境労働を外国人にやらせようという構想。背景には人口減、つまりは少子化がある。少子化対策するも的外れで効果なく、ヒエラルキー最下層は埋まらない。AIに仕事を奪われた日本人は決してそこには行かない。
「少子化に歯止めをかける最も効果的な方法は逆進性のある消費税を段階的に減らしてなくすことだ」となぜ誰も言わないのだろう。財源どうするの政府側の勝手なレトリック以前に人口減で国がなくなるよりましだ。現実は少子化をさらに加速させる10パーセント増税間近。定率減税や煩雑な還元システムに金かけるなら単純にやめればいいのではと思うのは私だけ?今回の入管難民法改正案は、庶民負担の改悪増税で急激に人口が減る、なので外国人を低賃金労働者として受け入れようという流れになってしまっている。
労働効率先進国ワースト。過労死という言葉と概念は外国にはない。日本の最下層労働環境は奴隷に近い。外国の優秀な人材をというが、ここでいう「優秀」とは無駄の多い単純労働を猛烈な速さでミスなくこなし、サービス残業も長時間労働も笑顔でやる、ののしっても罵倒してもやめない人材を言う。日本人はブラック環境職場からはやめて別を探せるが、外国人技能実習生という低賃金労働者は逃げ場がない。彼らには異様なストレス抱えて過労死するまで働く習慣もない。現在外国人技能実習生の年間の失踪者数が9,000 人超えるという(平成29年7,089人)。目を疑う異様な数字だ。
シェラトンワイキキ 1泊1室 30,238円~
アクア パームズ ワイキキ
Aqua Palms Waikiki
1泊1室 15,191円~
210. プレアヴィヒア2019
211. アユタヤ遺跡行き方
212. 泰緬鉄道に乗ろう
213. マレーシア高速鉄道
214. マラッカジレンマ
215. イーサーン高速鉄道
216. カモオーラ
217. トランプ氏と北朝鮮
218. 新幹線クライシス
219. シリア日本人人質解放
220. ESTA申請方法2019
221. ハワイアンコントレイル
222. びー旅とSNS
223. LCC南海の大決闘
224. スマホを0円で使う方法
びー旅ロード2015
びー旅ロード2017
びー旅ロード2020
キャッスルワイキキグランドホテル
Castle Waikiki Grand Hotel
1泊1室 13,195円~~
ホワイト サンズ ホテル
White Sands Hotel
1泊1室 15,086円~
ハイアットリージェンシー
1泊1室 26,834円~
コストパフォーマンスのいい豪華ホテル。ビーチまではカラカウア通り隔てて50m。1室4名宿泊できるので、4人なら1人当たりの宿泊代は格安ホテルと変わらない。
予約・詳細はこちら
◆ロイヤルハワイアン
1927年に建てられたピンクパレスとして知られる豪華リゾート。ホテルから出ることなくワイキキビーチへ行ける。1泊1室 35,472円~ 1室4名宿泊できるので、4人なら宿泊代は中級ホテルと変わらない。
予約・詳細はこちら
ハワイアン モナーク ホテル
Hawaiian Monarch Hotel
1泊1室(定員2名)11,197円~
1泊1室(定員4名)13,551円~
アメリカンブレックファスト
バーミリオンクリフ国定公園
ザウェーブ
青空とサボテン
アラモアナビーチ
ワイキキトロリー
一方通行
お花畑
もふもふ
バージンアメリカカウンター
カメハメハ大王