究極のスマホ節約術 2019年7月13日
私は2019年7月現在最新版スマホを0円で利用している。先日7月1日にタイでアンドロイドスマホGalaxy A2 を9,415円で購入。このスマホは日本では売っていない途上国向け廉価版スマホ。安いのでぼろいかといえばそういうことは全くなく、買ったばかりの新品なので知人の高そうな日本製スマホより立派に見える。販売開始は19年4月と最新版。19年3月FCC(米連邦通信委員会)認証済。
当初は日本に持ち帰ってマイネオかラインモバイルの格安SIMで使うつもりだったが、SIMがなくてもWi-Fiのみで十分快適で思っていたよりできることが多いことに気づく。
4G/LTE通話はできないが今まで持っていたメルアドでメールはできるし、Google検索も音声ででき、ユーチューブも無料で見放題。光回線なので高画質にしてもバッファ処理待ち時間皆無。当然だがカメラやオーディオプレイヤーにSIMは不要。この現状では通話SIMもデータ通信SIMも必要性を感じない。私には電車の中でゲームをしたり、どうしても歩きスマホをしなければならない事情はないので。
とりあえずこのままSIMなし、Wi-Fiのみでしばらく利用してみることにする。ドコモともAUともソフトバンクともMVNO各社とも一切契約なしで現状スマホの維持費は毎月0円。机上の予想や空論でなく実際に現在進行中。
ちなみに私の自宅には現在家電(いえでん)と光回線のワイファイ環境があり、これまでネットはもっぱらパソコンでしていた。またこの7年ほどスマホもガラケーもない状態で快適に過ごしてきた。ここでのスマホ0円利用実録にはそういう背景があることをあらかじめご了承を。
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ビールガンジ・ラクソウル国境。SIMとは Subscriber Identity Module Cardの略。電話番号等の識別情報記録のICカードのこと。
スマホを0円で使う方法 Smart life Smartphone
実用編 回線契約をしない
スマホを0円で使うということは、簡単に一言でいうと「回線契約をしないでスマホを持つ」ということだ。回線契約しなくともWi-Fiあれば無制限でユーチューブが見られる。しかしこの「回線契約をしないでスマホを持つ」ことに数々の壁がある。日本でも1万前後の格安機種はネット上に散見するが、購入しようとすると最初のほうで回線はドコモ?AU?と聞いてくる。そこでいずれか選択しなければ先に進めない。つまりは「1万円で機種が欲しければ2年間ひと月6000円払い続けやがれこのやろう」体制なのだ。スマホだけを1万円で買いたいのに日本にはそうさせない罠が多数ある。基本「回線契約なしでおめえにスマホなんてぜってえ持たせねえ」「おとなしく回線奴隷契約で2年間ぼられやがれこんちくしょう」なのだ。
スマホを0円で使うにはまずこのまとわりついてくるしつこい2年しばりの奴隷回線契約をかわすことから始まる。日本にはいまだにSIMロックなどという笑ってしまう恥ずかしい悪習機種が生き残っているようだし。
周知のとおりこの「2年間ひと月6000円」の6000円部分はMVNOの登場で見かけやすくなったように見える。しかし例えば Y!mobile のワンキュッパで本当に月1980円で利用している
Y!mobile 利用者を私は見たことがない。何らかの理由つけて結局4000~5000円払っているユーザーがほとんど。よほど気合を入れて対策しない限りさほど安くならないのが現状だ。
海外で格安スマホを買う
日本語OSあり4G対応で9000円台
回線契約のしがらみなく1万円以下の最新スマホを購入する方法の一つに海外購入がある。途上国、新興国には日本で売っていない廉価版アンドロイドスマホがある。2年縛りの奴隷契約も一般的ではないので、平和に回線契約なし、機種のみを格安で買える。
ただ売り場では基本現地語。地元の方を客とする売り場なので日本語も英語も通じない。まれに運が良ければ片言英語が通じる売り場もなくはないが、そういう売り場は営業されて高い機種に誘導される可能性も高くなる。
2万円以上ならわざわざ海外で買う意味はないと個人的には思う。売場での言葉は当然だがミャンマーならミャンマー語、カンボジアならクメール語、マレーシアならマレー語。
海外ではSIMフリーが常識。タイなどでは日本では発売されていない途上国向け廉価版スマホも売っている。ただあまり安いとOSの言語選択に日本語がないので注意。米国で買えば売り場では英語で済むが、米国は途上国でないので途上国向けの格安スマホは売っていない。値段はたぶん日本と変わらない。旧英宗主国のインドやミャンマーでは他国よりは英語が通じる傾向はあるが。緩和されているとはいえいまだ健在の技適マーク問題は自己責任での判断を。
ナコーンラチャシーマー、ターミナルコラート21のスマホ売り場
日本国内でSIMなしスマホを買う
SIMなしスマホを面倒なく買うのに必ずしも海外で買う必要はない。要はドコモやAU、楽天モバイルなどの回線キャリアのページから、2年縛りの奴隷契約とセットになった状態で購入しないことなのだ。カギは本体のみ単独で購入すること。日本国内でも本体のみの売り場で回線のしがらみのない格安スマホが手に入る。購入後SIM入れようと入れまいと自由。
関連リンク
スマホのない生活
スマホを0円で使うメリット、デメリット
無料Wi-Fiと高額な4G(LTE)回線
毎月結構な金額払っているのに、通信制限、速度制限で必要な時にネットにつながらないなんて日本のキャリアはユーザーを馬鹿にしている。しかるべき設定しなければ、所有者の意図に反してバックグラウンドで必要ない無駄なアプリの自動更新を有料回線で勝手にやりまくる仕組みも痛々しい。それに対しては設定しないお前が悪いが常套句。ならスマホデビューの年配者は完全なカモだ。しかし今の私のように回線契約しなければ電池の減りが激しいだけで無駄な料金は発生しない。SIMなしスマホはどれだけネット使おうと0円なので。
しかしやはりスマホを0円で快適に使うためには自宅にWi-Fiあることが望ましい。SIMのないスマホはWi-Fiがないと途端に何もできないポンコツに成り下がる。とはいうものの訪日外国人観光客のクレームのおかげで最近ちまたのWi-Fiは急増中。高額の回線契約がなければ手持ちのスマホでまともにネットすらできない日本固有の特殊な環境は五輪に向けて改善に向かっている。例えば主要コンビニのセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートに無料のWi-Fiあり。
セブンイレブンのセブンスポットはそごうや西武、デニーズ、ロフト、イトーヨーカドーなどで無料Wi-Fi利用可。ただしこれらのWi-Fiは無制限ではなく1日に60分×3回などの制限あり。
さらにスタバ、タリーズ、ドトールにも無料Wi-Fiあり。
渋谷駅周辺には広範囲に無料Wi-Fiの SHIBUYA Wi-Wi-Fi(シブヤ・ワイワイファイ:左)ができた。各空港にも無料Wi-Fi。日本国内線フライト機内無料Wi-Fi。成田までの東京シャトルにも無料Wi-Fiがある。これらのWi-Fi環境は今後さらに増えていくと思われる。
歩きスマホの時くらいにしか役に立たないデータ通信SIMは果たして必要?
リオデジャネイロ 遠くにポンジアスカル フラメンゴビーチは泥ビーチ
通話SIMを入れないでWi-Fiのみでスマホを使う場合のメリットは何といっても通信料金0円。Wi-Fiがあればほぼネットでできることは一通りできる。YouTube
制限なし見放題は目からうろこ。しかも乃木坂MVの音質が強烈にいい。この辺言われてみれば「そりゃそうだ」なんだけど。さらにLTE電話回線通話できないとはいえSkype通話ならできる。多言語通訳機能もありがたい。私の廉価版アンドロイドには音声のみならず撮影した言語を自動翻訳する機能もある。懸念のバッテリー問題も杞憂で、通話しないというのはあるにしても、無駄なバックグラウンドでのアプリ更新をオフにした後での充電スパンは5日に一度という感じ。1日持たないと聞いていたのに。電源オンにしたままでの待ち受け状態がないことがたぶん大きい。
デメリットは電話回線 4G/LTE による通話ができない。固有の電話番号が持てない。Wi-Fiがないと途端にポンコツになる。しかし私のように家電(いえでん)があり自宅に光回線のWi-Fiがある場合にはそこがあまりデメリットに感じない。OneDrive
経由でファイルの共有もできるし、パソコンに代わる新しい小型デバイスが一つ増えた感じか。
また通話SIMを入れて090などの携帯(スマホ)電話番号を持っていないと、スマホ番号にSMSで設定情報が送られるLINEの初期登録ができない。LINEは登録後はパソコンでもできるが初期登録だけは回線契約をしたスマホか携帯必須。LINE以外にも初期設定にSMSを使うサービスはほかにも多い。毎月6000円2年間払い続ける奴隷契約しない奴にはサービスは提供しないというスタンス。逆に言うとそういうサービスは表面的に無料をうたっていても、利用者が毎月払うぼったくり通信料からバックマージンたっぷりの構図が見えて痛い。
アブシンベル神殿
●びー旅つぶやき 10:19 2019/07/08
雨季のバンコクから梅雨の日本へスクートで帰国。帰国便のスクートはにやけた鳥のノック仕様でなく、タイガースクート仕様の黄色の787だった。1回のバンコク往復で2社便乗れてラッキー。昨日は雨。今日はドン雲の目黒。
タイで買った9415円のアンドロイドスマホSAMSUNG Galaxy A2 Core は成田空港でも東京シャトル車内でも、今自宅のWi-Fi
でも快適につながっている。「明日の天気は?」の呼びかけにもちゃんと日本語の音声で返してくる。このスマホは途上国向け廉価版スマホで日本では売っていない。これより安いスマホもあったがOSの言語選択に日本語がなかった。タミル語やウルドゥー語があるのに何で日本語ないんじゃと思ったが、こういう値段のスマホは日本人使用を想定していないのだ。
私が見つけられた日本語OSありで4G対応 Android スマホ最安が今の9,415 円だった。ただ見かけ全然安っぽさなく発売開始も2019年4月と最新版。3万円で買ったといっても通じるようなまともなスマホ。ネットで検索すると今は小銭安くなっているみたい。ただネットで買うと初期設定面倒そう。私は買ったとき売場の方に一通り設定してもらった。またウィンドウズフォンは今日本でもタイでも激安だが2019年12月10日でサポートが終了する理由での投げ売り状態のため。マイクロソフトも他社への乗換えを勧めている。右上はタイで買ったスマホの成田空港Wi-Fiログイン画面。
スマホでネットするならWi-Fiで十分。データ通信SIMいらなくねえ?が実感。今のところ日本ではどこの通信会社とも契約してないのでスマホは持っているが維持費は0円。なのにWi-Fi環境下なら今持っているアドレスでメールはできる。ユーチューブで乃木坂のマウスダンスも見ることができる。LINE
の初期登録は電話番号に登録情報送って来るらしいので通話契約しなければID作れない。今後の日本では今のところラインモバイルの通話SIM 1カ月1200円が候補だが、1年縛りがあり、3か月の越冬で日本にいない3か月の間も無駄に毎月支払わなくてはならないので迷う。ガラケーもスマホもない生活を7年余り送っていた私にはスマホがなくても何の支障もない。なので通話契約する意味があまりなくSIM購入動機もうすい。使わない月は0円になる日本人向け一時帰国用のSIMも当たるも住所が日本だと契約不可。
山田さんからの情報。→タナレンからビエンチャン間の鉄道工事が今年度中に開始。一部はすでに工事開始中。21年開通を予定。今回の工事はタイ周辺の経済協力機構などの援助で工事が行われ中国の援助はありません。…とのこと。バンコク~ビエンチャン直通鉄道が現実味を帯びてきた。かの国々での鉄道需要は熱い。その3歩先にある1000mmゲージ廉価版高速鉄道?受注合戦はさらに過熱か。山田さんいつも情報ありがとうございます。
ビエンチャンの都市開発は中国資本で驀進中。中国は援助でなくビジネスとして開発にからむ。角度を変えると未来への借金をさせるともいう。
20:53 2019/07/02 タイ時間
今日ナコーンラチャシーマーからバンコクへ移動する。普通列車234番、運賃50THB。今回はなんと遅延たったの9分でホアランポーン駅に着く。往路は2時間半も遅延したのに。ホアランポーン駅からは53番バスでカオサンまで行く。今カオサン周辺の1泊200THB個室宿で扇風機の風に当たりながらパソコン開く。列車に乗っているときには薄日さしていたが、バンコク到着後はドン曇りで小雨のぱらつく雨季らしい天気。湿度高く昼間は蒸し暑い。
昨日ターミナル21コラートでスマホ買う。SAMSUNG Galaxy A2 Core。2,690 THB (9,415円)だった。AISのSIMも100THBで買うも通話代込みと思って買ったのにそうではないようで盛んにチャージしろとタイ語のメールがくる。チャージしてもタイで通話する相手いないし、ネットなら宿のWi-Fiで十分だし。今回は短期の旅でもうすぐ出国だし。日本で使うつもりなのでこのタイミングでタイでチャージする意味ない。タイSIM必要なかったかな。AISの大量のチャージしろの迷惑メールの受け取るためにSIM入れたみたいになっている。チャージは今度来た時でいいかな。実は少し先だが次の出国のフライトは予約済み。
びー旅サイトをスマホで見てみるも2017年より前のレスポンシブになっていないページは確かに読みにくい。動作確認用でも十分役立ちそう。実は私は日本でスマホもガラケーも持たない生活を7年続けているので、スマホで自分のサイトをじっくり見るのは初めて。7年前の解約したのもガラケー。おっさんのスマホデビューじゃ。バンスー駅9割完成。焼けて営業休止していたタイグリーンGHが復活していた。営業再開はあと2か月後とのこと。
バンコク新駅バンスー新駅。当面は郊外コミューターの駅として使われるが、北部高速鉄道、イーサン高速鉄道の拠点駅になるといわれる。今のところ日本製になるといわれている北部高速鉄道(チェンマイ新幹線)より、一帯一路序章となるイーサン高速鉄道のほうが竣工は先になるかもしれない。
サラブリー県山岳丘陵エリア、中国資本で進むイーサン高速鉄道工事。工事自体はタイ企業のイタリアンタイがやっている。2019年7月2日。