東北LCC新時代到来 2019年8月2日
19年8月1日ジェットスタージャパン成田~庄内線を1日1往復で就航。続く8月8日にはエアアジアジャパンが名古屋~仙台をいきなりダブルデイリーで運航を始める。LCC真空地帯だった東北がにわかにLCC就航ラッシュ。
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成田空港第3ターミナル 仙台空港スリーレターはSDJ、庄内空港はSYO
エアアジアジャパン、ジェットスタージャパン東北へ
仙台空港と庄内空港
ジェットスターの就航する庄内空港は山形県の酒田市、鶴岡市の中間にある空港。秋田市と新潟市の中間とも言い換えることができる。渋いところに就航だ。新幹線の天下だった東北地方に新たな風。新幹線の3分の1の時間でしかも3分の1の料金で移動できるメリットは「高いので乗らない、安ければ乗る」の潜在需要をこれまで以上に掘り起こす。
これらのLCC就航は拠点が成田やセントレアなので日本国内移動のみならず訪日インバウンドの需要に拡大する可能性を秘める。彼らは日本人には何の魅力も感じない日本の地方都市に独自の視点で観光資源を掘り起こしてくれるので予想外の経済効果を生む。
またその一方で今まで成田まで高い費用と手間をかけて行かねば海外へ行けなかった東北の方々が成田やセントレアから気軽に海外へ足を延ばせるようにもなる。
例えばエアアジアの場合、仙台→名古屋→バンコクという具合。冬の極寒東北から乾季の連日快晴炎天バンコクはたぶん極楽。国内旅行より安く行けることが浸透すればリピーターは必然的に増えていく。
ピーチとバニラ経営統合2019 想定通りのバニラ消滅
その一方でANAホールディングス傘下のピーチアビエーションとバニラエアの統合が進む。現在移管が徐々に進み、2019年度中に統合完了する見込みだという。バニラの運航は2019年10月26日で終了。統合するとピーチがジェットスタージャパン抜いて国内LCC売上高トップになる。ここでピーチ躍進の自画自賛論調がネット上に散見するが、旧エアアジアジャパンのっとり(少なくとも利用者側からはそう見える)の黒歴史のあるバニラが消えたからと言って、同じ傘下で同類のピーチ万歳の論調の違和感は消えない。しれっとなかったことにしようとしているが、そこが読み切れない利用者ばかりではないのだ。
ピーチは自らの経営手法のオリジナリティ強調するも、LCCのビジネスモデル自体が海外の強力なLCCの模倣を国内でやっているだけでしかない。そんな状況で枝葉のオリジナリティ力説されても説得力がない。親分のANAホールディングスにしてみれば「安かろう悪かろう」実現のための傘下の格下航空会社は2社もいらないというだけなのだ。統合で首位になる背景がさほど芳しくない。バニラが数年で消えることは立ち上げ当初
13年9月26日からこのサイトで予言していた。今こうしてみると、バニラはエアアジアからLCCノウハウ吸収するためだけにあったように見えてしまう。経営手法としては実にお見事。
ピーチは今後シンガポールやベトナム、マレーシア、タイ等の中距離国際線開拓に向かうというが、国内線でやっているような手法が通じるのはたぶん台湾、韓国どまり。一般的な国際線では通じない。少なくとも私はタイやマレーシアにピーチが就航してもたぶん乗ることはない。国内線であってもピーチに乗るくらいなら私は新幹線に乗る。
関連リンク
バニラエア エアアジアジャパン消滅2013 ANAとエアアジア
成田空港第三ターミナル
LCC新世紀
海外の本格たたき上げLCCの襲来には、日本古来の行政巻き込んで足の引っ張り合いをする発着枠戦争は無意味。結局その行きつくところは価格カルテルによる運賃高値維持。それはグローバルスタンダードからかけ離れた恥ずかしい状態なのだ。今後エアアジアジャパンは名古屋から福岡や成田や秋田、青森、盛岡等々への就航が見込まれる。名古屋セントレア(常滑だけど)に歓迎されて成長している地域密着型LCCは日本では新しいパターンだ。東北から羽田や成田経由せず、セントレア経由で海外はこれまで隠れていた新しい需要を生む。動向の読めない訪日インバウンドがそれに拍車をかける。東京五輪を迎え新世紀LCC合戦が幕を開ける。小池さん横田民営化はどうなった。
ジップエア ZIPAIR という日本航空の新LCCが近くお目見えする。ジェットスターはJAL傘下ではなく実質完全な独立LCCなので。2020年夏ダイヤより成田を拠点にB787-8型機でバンコクスワンナプームと、ソウル仁川線を開設する予定。エアアジアの成田バンコクトリプルデイリーに黙っていられなくなったというところか。この辺なら私も全然乗る。料金次第だけど。
●びー旅つぶやき 23:28 2019/07/27
2019年8月8日エアアジアジャパン中部~仙台いきなりダブルデイリー就航。就航記念プロモ片道1,620円。さっき探したがもうなかった。現在最安片道7000円台。同じ距離を3倍の所要時間で3倍運賃(普通車指定席のぞみ+はやぶさ20,240円)とっている新幹線クライシスさらに進む。東北はもうLCC真空地帯ではない。これからは仙台近隣の東北の方が成田まで行かず、エアアジアで名古屋経由してバンコク等に格安に行ける。冬の極寒の東北から乾季の灼熱バンコクへの旅はたぶん天国への旅に等しい。
一方、エアアジアが飛ぶとなるとタイ人訪日観光客にも東北が行きやすくなる。日本人人気ワースト3位の佐賀県がタイ人に人気が出たように、訪日観光客は日本人とは全く違う視点で観光資源を掘り起こしてくれるので、東北が新たな魅力の観光地としてインバウンドでにぎわう可能性も出てきた。
雪やつららや寒さを喜ぶ日本人はいないが、年がら年中真夏の暑さでうんざりしている南国の方には生まれて初めての異次元体験だ。
右上の地図で見ると最短距離を一直線で飛ぶフライトと、くねくね鉄道路線の効率の差は一目瞭然。下のエアアジアのフライト時間は1時間15分となっているが、誘導路での無駄なもたつき除いた実質飛行時間は1時間前後。
19:33 2019/07/25
スマホをSIMなしで毎月0円で使ってみて目からうろこの毎日。SIMなくてもGalaxy A2は思っていた以上に快適。スマホでネットするのにWi-Fiのみ、しかもすべて光回線なので盛んに騒がれる「速度制限」に縁がない。ユーチューブで乃木坂見るときにはいつも最高画質でバッファ処理待ちなし。いくら使っても制限なし0円なのでギガ死リミットにびくつくことがない。
また当初は通話SIMがないので全く通話ができないものと思っていた。しかしSkypeアプリダウンロードしてみたら今はSkypeも幅広く活躍していて、なんと通常電話回線にSIMなしスマホで通話ができるではないか。右のように300分月額850円。今お試しキャンペーンやっていてその850円が0円。国際通話も一般回線に600円。Skype
アウトは昔からあったけどこんな感じでのSIMなしスマホとの合体技は目からうろこ。
おなじみの毎月6000円の2年縛りの奴隷契約がない。まじSIMいらねえじゃん。ただLTE回線使わないのでWi-Fi必須。もちろんSkype同士ならこれまで通り国内でも国際通話でも0円。スマホユーザーがみな私のような使い方をしたら携帯キャリアは存続の危機だ。孫さんがWi-Fi恐れる意味がわかる気もする。
エアアジアの予約アプリもダウンロード。スマホ版予約ページがパソコンページと全然違っとる。こりゃスマホバージョンの解説ページ作らにゃならん。Googleアナリティクスによると今はびー旅訪問者の半数以上がスマホから。しかもiPhoneがアンドロイドスマホの倍以上。海外旅行に行く人は基本金持ちなのだ。私以外は。iPhone
XR 98,000円、私のアンドロイドスマホ9,415円と最新型の新品なのに10分の1以下。毎月の支払0円。
9:13 2019/07/23
7月1日私がタイで9,415円で買ったスマホGalaxy A2 Core (SM-A260G) が7月から日本でも海外通販サイトで販売開始されているよう。輸入消費税分を含む本体価格が13,000円。送料込み総額は約15,000円とのこと。日本で未発売だと微妙に技適マーク問題が引っかかっていたのだが、名の知れた通販サイトで正式販売されているのでたぶんクリア。サムスンなのでその辺の解決は時間の問題とは思っていたが。ちなみに販売開始は19年4月。19年3月FCC(米連邦通信委員会)認証済。OSはAndroid
8(Go Edition)。
15:01 2019/07/18
タイで買った格安スマホの環境整える。OverDrive、Google日本語入力、QRコードスキャナー、Evernote、アウトルックなどダウンロード。ダウンロードも利用もすべて無料。Galaxy
A2はデフォルトでメールがローマ字入力のみで日本語変換できずに一瞬焦ったが、無料アプリダウンロードで解決。ただ手入力するよりしゃべって入力した方が早いかな。
SIMなしスマホはWi-Fiつながっていれば快適なのだが、ないと完全なポンコツ。自宅以外の公共無料Wi-Fiは接続がいちいち面倒。海外ホテルや空港Wi-Fiよりずっと再接続めんどくさい。
その辺はラインモバイルのデータ通信SIM月400円で解決するのだがそっちへ行くと負けた気がするのでSIMなしスマホ毎月0円で踏ん張る。自宅Wi-Fiにつながっている限り最強の内弁慶スマホ。
ただ旅先でPC開かずにEvernote使ってオフラインで文章書けるのでページ制作の役には立ちそう。スマホがあればデジカメのバックアップ態勢も万全で予備デジカメ不要。ヒンディー語やタミル語の翻訳に役に立つのかな?右はびー旅仕様のトップ画面。壁紙画像ならテンション高いのたくさんあるぞ。
PCではYouTubeそんなに見なかったがスマホだとなぜか見るようになった。乃木坂ミーソンに行ったんだね。あのメンバーでよくあんなとこに行くよなと感心。でもダナンは高いホテルはたくさんあれど海あまりきれいでないし。ホイアンは味があるけど。個人的にはAAAの花火聞くとその時聞いていたホイアンの提灯風景思い出す。あれ一曲だけAAAらしくないよね。関係ないけどSIMなしスマホって汁なしビーフンにひびきが似てる。
12:49 2019/07/16
エアアジアを使ってのモルディブ行を何となくチェック。今はklia2のみならずドンムアンからもマーレに飛んでいる。しかも10~11月ならクアラルンプールから片道8000円台からある。ただ10月のモルディブは微妙に雨季。
2004年に泊まったトラギリリゾートの料金チェックして唖然。1泊3万8000円?私はマーレの旅行会社で申し込んで1泊6000円で泊まったぞ。とはいえもう15年も前の話。トラギリはそんな高級宿に成り下がったのか?ネット上に安い部屋が表示されないのはよくあることだが3万8000円は行き過ぎだ。強烈爆死料金だ。宿自体が低価格路線から路線変更した可能性もある。かの地は1泊12万円の宿が普通にある世界。なんせモルディブなので。マーレ島にはまだ3000円台の宿はあるがあそこテンション低いし。モルディブ行ってリゾート島宿行かなきゃ意味ないし。
せっかくモルディブ行くならついでにインド南部も回らなきゃ損。ティルチラパリからドンムアンなら片道7000円台じゃ。やべえ、タミル語話せない。勉強せんかい。まだ行くかどうか検討中なんだけど。インドビザの状況もかなり変わっているみたいだし。マーレ→トリバンドラム(ティルバナンタプラム)の地元エアも高騰しているかも。年末年始ピーク料金も恐怖。とっても危険なモルジブ旅行。今日の目黒1日雨。タカハシの綾子舞うめえな。
ハワイに片道1万円で行ってモルディブに片道8000円で行くびー旅スタイル
個人旅行に近い自由な旅をツアーで体験する
ツアーでも旅行会社に任せすぎずに主導権は自分が持つ。良心的な旅行会社でもツアーである限り個々の旅行者が何を求めているのかの配慮はしない。また渡航先の乾季・雨期の事前チェックを必ず自分でする。旅行者の減る雨季に行ってくれる貴重な客に雨季情報を提供する旅行会社はまずない。
一つの旅行会社のみで決めずに複数チェックして比較する。いつも利用している懇意の旅行会社があっても比較してマイナスになることはたぶんない。