海外旅行の携行荷物を減らす方法
どうやって旅の荷物を減らすのか。数カ月の長期海外旅行に全荷物をどうやって7kg以下にするのか。その答えは極めてシンプル。その根幹は技術や方法論ではない。旅に対する考え方や姿勢なのだ。
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マッターホルン
どうやって旅の荷物を減らすのか 2019年10月12日
How to reduce travel luggage.
びー旅スタイルの筆頭推奨環境が荷物を少なくすること。小さめの遠足リュックに7㎏以下が望ましい。実際私の4カ月の海外旅行の旅の荷物はたいてい7㎏以下。すべて機内持ち込みでエアアジアに預け荷物代を払うことがない。これは自然とそうなっているだけで、割高のLCC預け荷物代を節約しようと頑張って減らしているわけではない。そしてこの7㎏の中には現地からの当日情報公開のための撮影機材やパソコンなども含まれている。
この状況だと出発時空港のチェックインカウンター長蛇の列をファーストクラスでもないのにスルーでき、現地到着後もターンテーブルの前で延々待つ必要もなくロストバゲージの懸念もない。また空港から市内まで激安のローカルバスを使って市内入りができる。激安のローカルバスは旅行用のでかいスーツケースを持っていると乗車拒否されるのは万国共通。
ワイキキビーチ
海外旅行で荷物が多いと損をする
断捨離海外旅行
また旅行者をカモにして食っている現地ぼったくりマンや詐欺師犯罪者は荷物の量でカモにするかどうかの判断をする。労力少なく大金稼げるカモを嗅ぎ分ける彼らの嗅覚は野犬の嗅覚以上。彼らは大きな荷物を複数持っている旅行者には満面の笑顔でたかってくるが、荷物が少ないと相手にされない。そういうのを相手にしても金にならないことを彼らは熟知しているのだ。それで現地語(英語圏以外の場合英語ではないので注意)を話そうもんなら一目散に退散する。
さらに加えて「なくなるものがなければなくするものもない」という状況は紛失リスクを軽減させる。荷物を少なくすることは現地でのトラブル抑止に大きく貢献する。
ならば実際にどうやって荷物を減らすのか。いったい何が必要で何が無駄なのか。人によって事情も違う。海外初めての場合と100回目の渡航の場合でも違うし、台湾やグアムに行く場合と、ベネズエラや中東紛争地域や西アフリカに行く場合も違う。ただ個々の事情に配慮していると話が先に進まないので私を基準に旅の荷物について考えてみる。
プレアヴィヒア寺院遺跡 カンボジア
個々で事情は違うとはいえ、本当に必要なものは万人に共通。海外旅行に必要なものは財布とパスポートと元気な体と気力。それ以外はなくてもたいてい何とかなる。私は財布もパスポートも海外で亡くした経験があるが、それでも何とかなって無事帰国した。ひょっとしたら一番大きなメリットは旅の荷物を減らすことで旅の内容ががらりと変わることかもしれない。
海外旅行で荷物を減らす方法
明日日本が沈没する。ラッキーにも脱出フライト確保できた。そういう状況での日本出発時にあれもこれもと20kgの荷物は持っていくだろうか。
飛行機が墜落不時着して機内から脱出するときに荷物はおいて脱出するのが鉄則。荷物を持つことで遅れて死んだらばかげた展開だと誰しも思う。荷物を減らす原点はそこなのだ。
海外旅行に本当に必要なものはパスポートと現地で暮らせるだけのわずかな金だけだ。それ以外の荷物はなくてもたいてい何とかなる。そう考えると旅の荷物は自然と減っていく。必要のないものを切り捨てることで見えてくるものがあるのだと思う。ただこの考えに向き不向きはあるとも思うけど。
タンザニア セレンゲティのヒポプールのカバさんたち
海外旅行持ち物 おまけの蛇足情報
私の場合の必須品
パスポート お金 着替え パソコン デジカメ 充電機器 ボールペン 空のペットボトル サプリ MP3プレイヤー 虫よけ対策品 水着 ゴーグル 腕時計 パルティ 防寒用上着
持ってい行くと便利なもの
洗濯ばさみ クレカ 前回の余りの現地通貨 絆創膏 ポケットティッシュ 総菜屋の小さいしょうゆパック ソースパック 割りばし ビザ取得用写真
定番携行品と言われるもので絶対に必要ないもの
ガイドブック 変圧器 ドライヤー 海外旅行用Wi-Fiルーター
海外旅行保険は必要か
長期になるほど高額に
ちなみに私はこれまで海外旅行保険に入ったことはない。クレカの自動付帯保険で壊れたデジカメの補償金もらったことは何度かあるけど。もしこれまでの私のすべての海外旅行で保険に入っていたらその保険代だけでたぶん世界一周できる。なぜ保険に入らないのかって?理由は簡単で、近所の公園に行くのに保険に入らないというのと一緒。私は保険に入らないといけないような危険な国や地域には最初からいかない。海外旅行保険は長期になるほど高額になり、長期旅行者で加入する割合も低い。
写真右上は2010年まだタイカンボジア両国が国境でいがみ合っていた時期で、国境で銃撃戦があった翌日のプレアヴィヒア寺院遺跡のカンボジア軍の塹壕。銃は実弾の入った本物。現在は両軍撤退している。この時もカラカスやサンサルバドルやダマスカスほどの緊張感は皆無だった。
2019年10月5日快晴の新宿 スマホで撮影
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●びー旅つぶやき 16:20 2019/10/01
タイライオンエアがクレカ手数料ないのに何で?に対抗してスクートが19年9月からクレカ手数料撤廃。追いかけるようにエアアジアも2022年5月9日からKL発着線から徐々にクレカ手数料をなくしていくとのこと。本家サイトではクレカの手数料顧客転嫁禁止、加盟店負担原則に反することを自ら認めることになるので、クレカ手数料と言わずに、支払手数料とかシステム手数料といっている。しかし利用者側から見ればクレカ会社からの手数料を利用者に転嫁しているクレカ手数料以外の何物でもない。おまいらの屁理屈どうでもいいねん。とはいうものの今後コンビニ手数料もなくする方向らしい。
そういえば19年2月の関空~ホノルルにクレカ手数料はとられず。今度のバンコク往復プロモにもなかった。期間限定で手数料なしのフライトはこれまでも散見していたが、今日予約したタイ国内線のフライトにはしっかり手数料476円とられていた。段階的にとのことなので徐々にということか。安いと感激して予約していて支払い段階で「あれ?」となる悪習が完全消滅する。その悪習の最たるものが燃油税。大手はまだやってんのかな?こういうことに踏み切れるのもそれだけLCC各社が儲けていることの裏返しか。そのスタイルがさらなる潜在需要を掘り起こす。燃油税と全く逆の発想だ。
ノックエア、広島~ドンムアン就航。12月20日から週3便。
12:50 2019/10/01
先日の健康診断きっかけに高血圧の治療始める。カルシウム拮抗薬はネットで買うより、バンコクで買うより、日本で医師に処方してもらって保険きかせてジェネリックで買う方が安い。東和薬品のアムロジピン5mg28錠750円。薬価自体は16.5円らしい。先日バンコクの薬局で買ったノルバスク5mgは10錠220THB(770円)だった。後発品とはいえ半額以下。ネットで買ったノルバスク5mgはなんかばったもんぽくって効き目が感じられず。ばったもんだったとしても成分確認しようがないし。結局ジェネリック+健康保険のダブル効果で日本で医師の処方の元で買った方が安いのだ。専門医の正しい診断も受けられるし、ばったもんの懸念もない。おかげで上150~170あった血圧も120~140に下がる。ノルバスク(ファイザーの商標)=アムロジピンでどちらも
Amlodipine Besilate。私の自宅から医院まで徒歩1分半。
日本人向けミャンマー観光ビザ免除が2020年9月30日までとなる。2018年10月から1年間の予定で試行さていたがさらに1年間延長された。私が前回ミャンマー入国見送ったのは、バンコクでとれば安かったミャンマービザが日本でとるのと変わらないぼったくり料金になったからだった。しかしただならいくぜ。バンコクだと飯がうまくて太るけど、ミャンマー行くと痩せるからね。冬が来ると渡り鳥は南へ向かう。
9:07 2019/09/26
NTT事情でのサーバー引っ越し終わりやれやれ状態。サイトがウェブ上から12時間以上も消えたり、ページ編集ソフトがファイル認識しなくなったり。ここ数日もFTP転送できずにサイトの更新ができなかった。引っ越し終わった後も面倒なしりぬぐい作業いっぱい残しやがって。ファイルが破壊された編集ソフトの構成やり直したり、転送設定やり直したり。びー旅は2000ページ近くあり、サブフォルダーもたくさんあるので再設定が大変。とはいえその一方で出国カウントダウンが始まっているんだけど。今回は出国前にまずはジェットスターで宮古島。
新パソコン購入で第8世代Core i5、SSD PCIeになり、光回線に合わせてルータも11ac、5GHz帯に買い替え確かにFTP転送の速度は速くなった。とはいえ速度16倍と言っても、0.16秒と0.01秒の差は鈍感な私には体感できない。ウェブを見るだけなら最新環境の実感あまりなし。ただページ制作や、バックアップ作業などはずいぶん時間短縮され楽になった。加えて今回サーバー環境も刷新。実況中継体制万全。一方でお気に入りだった古いソフトが最新環境に追いつけず使えなくなったりして逆に面倒な面も。