びー旅ロード 2012年 No.92 沖縄旅行と海外旅行
格安海外旅行術 びー旅 .



ブラジル、リオデジャネイロ、コパカバーナビーチとツーショット。ボンジアスカルの展望台から。サンパウロのリベルダージには沖縄料理屋がたくさんあった。


サイパン マニャガハ島

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沖縄旅行と海外旅行

沖縄旅行の見落とされがちなデメリット

梅雨があり、台風がくる、冬季には海水浴はできず日照時間は短い


タイ タオ島近く ナンユアン島 まだ手元に沖縄の画像がない


◆海外旅行と沖縄旅行 2012年9月19日(水)    前へ   次へ
先日テレビの「ビバリとルイ」で、沖縄はモルディブに相対する残念な旅行先として扱われていた。え?そうなの?沖縄のさらに下の残念な行き先が市民プールの位置づけだった。モルディブと沖縄にはそんな落差があるのか?

エアアジアジャパンで成田~沖縄片道6,680円。これを聞いて早速サイトをチェック。簡単に見つかったのでその席を予約する。私は正直沖縄にさほど興味はないのだが6,680円で行けてエアアジアジャパンのネタも仕入れられるならと今回初めての沖縄旅行となる。国際線には毎月のように乗っているが国内線に乗るのは10年ぶり。

モルディブ トラギリ 沖縄画像近日公開

私が沖縄に行く日と同じ日にJALの那覇行普通運賃は片道40,800円となっていて唖然。すげえな、さすが日本の国内線。那覇片道料金で閑散期のバンコク往復できるやんけ。実際今年11月の私のバンコク往復チケットは燃油込み総額で31,000円。JALには沖縄往復割引とやらがあって往復73,600円?ヨーロッパ往復できるぞ。こういう運賃でしか那覇に行けないなら私はおそらく一生沖縄には行かなかったと思う。


エアアジア 成田-那覇 6,880円の予約画面


ワイキキ フォートデルシービーチ

沖縄旅行実録2012へ

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私は沖縄だけに特別興味がないというより日本国内の旅に興味がわかない。海外で「日本に行きたい」という現地の方に会うたびに、また外国人が日本に観光旅行にきて楽しそうにしているのを見るたびに不思議でしょうがない。秋葉原行って何が楽しいんじゃ?

格安旅行愛好者の私にとっては日本の物価が高いので国内旅行では宿泊や移動に費用がかかるのも原因している。ただ高いといっても国内旅行はセレンゲティやエンジェルフォールやリオのカーニバルに行くよりはずっと安い。

付加価値に対する個人の考え方はそれぞれ。ウユニ塩湖のテンションに南米航空券払う価値は認めても、フライトやホテルのグレードに価値を全く認めない旅行者もいるのだ。バリ島のングラライ空港からクタまでは約5km。私の目黒の自宅からJR渋谷駅までは4km。バリ島では私はいつも空港からクタまで荷物を背負って歩いている。タクシー代400円を浮かすためというよりそのほうが味があるので好きでやっている。

一方私の自宅から渋谷まではングラライ空港からクタよりも近いが、そこを歩こうとは決して思わない。なぜか日本国内だと体からそのパワーが沸いてこない。

空港からクタまで歩く方法はこちらへ


沖縄に行ったことがないのでまだ沖縄の画像がない モルディブ アイランドリゾート


さらに日本国内旅行には海外へ出た時にもれなく味わえる張り詰めた緊張感がない。インドの3等列車に乗るときの爛々とした目の輝きは日本国内旅行では決して得られない。どこかへ行ける時間があるなら迷うことなく海外へと私は単純に思う。結果ハワイには20回以上行っていても沖縄には一度も行ったことがない状態に。

逆に国内旅行の利点とはなんだろう。英語も現地語もパスポートも必要なく、通貨も携帯も国内仕様。フライト時間も長くて2時間で旅に必要な期間も短くてすむ。


リオデジャネイロ コパカバーナビーチ
治安の問題もなく、トラブルになっても上手にごねた者が得をするという日本独自の奇妙な風潮もある。

しかし逆にこの辺が刺激を求める旅人にはやわ過ぎて物足りない。日本の観光地なので物価も高い。観光地のテンションもウユニやカラパタールには到底及ばない。国内旅行では格安にする旅の技を使う余地がなく、どういう行き方をしてもそれなりに費用がかかる。日本に1泊90円の個室宿を見つけることができないように。

その辺の事情から沖縄に片道4万円もかけて行く気にはどうしてもなれない。ただ6,680円なら…という感じか。エアアジアに導かれての沖縄行きとなる。エアアジアジャパンの実録と画像が欲しいというのもあるし。


インドネシア コモド島ツアーのシュノーケリングで


 ●行くことになって気づいた沖縄旅行デメリット
沖縄情報を調べていて、旅先に沖縄を選ぶ場合の思いもかけないマイナス要因に数々ぶち当たる。まずは気候条件。9-10月の台風はじめから覚悟の上で予約しているのだが調べていてその他の意外な事実がいろいろ浮上。

沖縄旅行の最も大きなデメリットは天気に恵まれない可能性が海外のビーチよりも高いことだ。きれいなビーチで最も大切な快晴の天気になる可能性が低く、ドン曇の激低テンションのビーチに遭遇する危惧が付きまとう。海外のビーチで乾季を選択すればまず気にすることのない懸念だ。おなじみ台風は8月後半から1~2週間おきにでかいのがやってきて沖縄フライトを欠航させる。一般的な観光で沖縄へ行くなら何週間も何ヶ月も前にフライトを決めるだろうから、この状態はほとんどロシアンルーレットだ。今年2012年は何も9月の連休にどんぴしゃぶち当たらなくてもと人ごとながら思う。

紅海 ハルガダ沖

ハワイにも荒れた天気はあるが雨季に行ってもあまり沖縄のように台風状態にはならない。タイにもカンボジアにも雨季に行けば洪水で水浸しになるような雨は降るが、乾季(11月~3月)を選んで行けばほぼ連日晴れる。少なくとも今の私のように今後の沖縄付近の台風の発生に気をもむ必要は乾季のピピ島にはない。


西アフリカ、ガーナ、トーゴ国境 アフラオ国境はビーチ沿い国境 徒歩1分でこのビーチになる


ボルネオ島東海岸 シパダン島
それに加えて沖縄は緯度的には台湾の脇のような熱帯というより温帯の位置にあるのでタイと違って冬は寒くて海には入れない。亜熱帯と呼ばれてはいても実際に海に入れるシーズンはおおまかに5,6月~9,10月。

また冬、特に1~3月は日照時間も少なく曇の日が多い。加えて日本のほかの地方と同じで梅雨がある。沖縄の梅雨は平年5月9日~6月23日ころでこの期間の日照時間も短くなる。

ちなみに炎天下の南国イメージのある沖縄の年間日照時間は意外に少なく全国47都道府県中43位。新潟42位と北海道44位にはさまれている。

海に入れる期間を5月~10月の5ヶ月と見て、その半分は梅雨と台風シーズンに重なっているのだ。これらの条件からベストシーズンは梅雨明けの6月下旬から8月上旬までだが、夏休みシーズンで航空券高騰時期に重なっている。効率のいい格安旅行の観点から見れば踏んだりけったりの状況。改めて「値段変わらないならよほどの英語アレルギーがない限り、普通にハワイ行けばいいじゃん」と思う。沖縄のフライト時間の短さはメリットではあるのだけれども。


インドネシア コモド島近く ビダダリ島

ただそんな沖縄にも片道6,680円で行けるなら話は変わってくる。さすがにこの値段ではどんな格安の技を使おうともハワイにもピピ島にも行けない。ただで行ける特典航空券の条件も11年6月から渋くなったのでこういう値段でリゾート味わえるなら試してみる価値はあるか。6,680円ならロシアンルーレットで「当たり」を引いて台風遭遇してもまあいいかなとゆるく構える。

ネット情報をざっと調べたところでは台風さえ遭遇しなければ混雑時期をはずした9月10月はおいしいシーズンらしい。また沖縄本島のビーチより渡嘉敷や座間味などの慶良間諸島などの少し離れた島がきれいらしい。那覇から宮古や石垣にも安いフライトはあるようだが今回は初めての訪問なので本島から船で慶良間方面を周遊してみる。台風がきたら那覇で沖縄料理でも食べるつもり。

グレートバリアリーフ グリーン島

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ピピ島格安情報

ハワイホテル格安情報

はみ出し情報
  • 機嫌をとったゆるい沖縄情報ではこのサイトににあわない。難点含めた旅行者目線で本当のことを公開する。訪問者が多い観光地ほど現地情報に詳しい方々はたくさんいる。なのでありふれたゆるいガイドブック情報並べただけでは多分誰も見ようとはしない。
  • エアアジアジャパンに引きづられてついにびー旅で初めての国内旅行情報。台風ロシアンルーレット状態の沖縄突撃実録近日公開。今回は残念ながら尖閣には行けそうにない。
  • 2012年は15号、16号と沖縄で台風大暴れ。そのたびに各社那覇線欠航。
  • ここしばらく沖縄の画像がない沖縄情報が続く。おととい帰路フライトディレイに備えて成田の菊水ホテルシングル3900円を予約する。定刻なら成田21時40分着で22時頃には空港を出れそう。スカイライナーの最終は空港22時18分発、ぎりぎり自宅へ帰れそうだが30分の遅延でアウト。遅延して終電なくなる確率60%と判断。

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タイミャンマー国境スリン島

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