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国境を越えたとたんにアイスミルクコーヒーがうまくなる。豆をひいたコーヒーをコンデンスミルクで割る1500R(45円)。なぜかタイ側はインスタントでまずい。現地名カーフェー ダッコー タッコーク
 
アンコールワットに個人で行く方法 2011年版
バンコクから陸路でカンボジア国境を越え、アンコールワットへ

 ◆バンコクからシェムリアップへ 2010年版       次のページへ

2010年5月現在、ポイペト〜シェムリアップ間の道路の舗装が完成している。残念なことにここの名物だった車内でロデオ大会が延々続く悪路はなくなった。10年4月チェックのカオサンバスシェム行が350B(1050円)〜。10年5月のシェム発カオサン行のジョイントバスは8$(256B)、所要9時間でカオサンには午後18時、明るいうちに到着。日単位で変わる現地情報を現状に合わせて更新する。

アンコールワットへのバンコクからの陸路移動で旅行者側に必要なものは以下の二つ。

1.日本からトータルで7日以上の旅行日数
2.地元目線の旅を「味」と笑える気持ち

1.日本からトータルで7日以上の旅行日数
バンコクからシェムリアップの陸路は360km。バンコク〜プーケット間(700Km)の半分、日本で言えば東京〜大阪間(400Km)よりもずっと短い。時速60キロの安全運転でも計算上では6時間で着く距離。舗装が完成したので以前のような道が悪くて時間はかかるという口実はなくなったが、それでも350Bでシェムまで行けるカオサンバスを利用する場合、9時間から10時間はかかると見ておいたほうがいい。国境でのもたつきや、バックマージンレストランでの時間つぶしは今でも健在。朝8時にカオサンをでて午後6時に到着という感じ。

なので実質移動に丸1日かけることになる。カオサン宿泊しての手配に1日、遺跡観光に3日、往復移動に2日と考えると最低6日、余白1日とって7日。余白は時間がないことで足元を見られないために多ければ多いほどいい。なおいまだにネット上には「カオサンバスは深夜到着」というガセ情報が出回っているが舗装完了の今はどう頑張って時間稼ぎしても明るいうちにシェムについてしまう。

2.効率の悪い地元目線の旅を「味」と笑える気持ち
陸路移動の効率の悪さにキーっとなるなら最初からそういう移動を選択しないことだ。これは例えていえば観光客が日本国内のキャンプ場に行ってエアコンや冷蔵庫、TVを求める状況に似る。そういうものが必要ならキャンプなどせずに普通にホテルに泊まればいいのに。キャンプするならそれらを一切排除して、そのスタイルにどっぷりつかったほうがらしい世界を味わえると私は思う。

陸路移動国境越えは舗装完成したとはいえ、効率の悪い時間のかかる移動方法だ。時間がない場合、例えば「4日の休みでアンコールワットへ」などという場合には陸路移動はむいていない。無理にバンコクからバスなど使わずに日本からシェムリアップへエアで直行した方がいい。

旅行者からのぼったくりのさかんな土地柄「時間がないのに陸路移動?」という矛盾が足元を見られる元凶になる。ぼられる金額は小額だがその過程で不快な思いをするのが難。またピックアップトラック利用の場合はポイペトから頻発するのは早朝から朝10時頃にかけてなので、昼国境到着のような場合は台数が減りポイペト1泊する覚悟で交渉しないと足元を見られた料金になってしまう。

地元民の足 ピックアップトラック     .
危険なのでよい子はまねしないでね    .

バンコク発4泊5日でアンコールワットを観光した場合の大まかな旅費
旅費名目  現地通貨  日本円
 ビザ代(eビザネット取得) 25US$ 2250円
 遺跡拝観料3日間  40US$  3600円
 移動代(BKK→シェム) 250B 675円
 移動代(シェム→BKK)  9US$ 810円
 宿泊費4泊分(5$x4日)  20US$ 1800円
 食事代4日12食分  24US$  2160円
 バイクタクシー3日分  18US$  1620円
 合計 136US$+250B 12915円
1$=90円  1B=2.7円 で計算    2009/11/08現在   

陸路で早く行くにはポイペトから乗り合いタクシー(1台約60$交渉制)という手がある。しかしそもそも急ぐなら、無理に陸路で行かずに、日本から直行なり、バンコクエアウェイズ(PG)で行くなり他に手があるような気もする。独占路線堅持のPGはこのルートの完全舗装に戦々恐々か。片道料金17,500円と600円の差は、インドの国内線外国人料金と鉄道料金の差より強烈だ。

バス利用のもう一つの方法はプノンペン(PHN)からシェムリアップに入る方法。バンコクからよりずっと安く早く行ける。料金5$(2万リエル:450円)所要6時間。ただカンボジアのバスやピックアップトラックは午前中に出発が集中するのでプノンペンに昼到着のような場合にはそこで1泊が必要。シェム行最終バスは14時。プノンペン発キャピトルバスの時刻表はこちらへ。バスは他数社が競合している。なおピックアップトラックや地元系ミニバンバスに時刻表はない。



これまた蛇足だが、10年前の悪路を飛び上がりながら進むロデオ大会を体感したい場合はバンレム(パイリン)国境経由ならそういう道がまだ健在。カンボジアでは観光客ルートを外れればいたるところでお目にかかれる。あまり外れると600万個の地雷が歓迎してくれるので注意を。バンレム国境からはバッタンバン経由でボートでシェムリアップへ行ける。こちらは日本からの所要10日ほどあったほうがいいかも。バンレム国境情報はこちらへ

カオサンバス利用はこちらへ     列車とピックアップトラックはこちらへ


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  • 2010年4月アンコールワット第三回廊入場再開。しかし依然改装工事のシートがかかったまま。バイタク1日6$チャーターで遺跡訪問実録はこちらへ
  • 2010年版オスマック国境情報はこちらへ
  • ソーヤバスのHP公開中。カンボジア国内バスの所要と料金表示有。プノンペン発パクセー方向の料金は少し高い。バンコクやシェム行現地確保の安い料金はネット表示されていない。多分中間マージンをとる代理店に配慮してのこと。詳細はこちらへ
  • シェムリアップからプレヴィヒアにはピックアップトラック荷台でなら5$、所要約3時間で行ける。5人乗り乗り合いタクシーなら10$。アンロンベン迄のバス6$も利用価値あり。プレアヴィヒア情報はこちらへ
  • シェムリアップ発プレアヴィヒア遺跡観光日本人用ツアー1泊2日で1人350$。
  • 10年5月現在、シェムからのバス。プノンペン5$、ホーチミン15$、クラチェ12$、アンロンベン6$、ポイペト5$、バンコク8$。バス会社によって値段は若干上下する。最近はナイトバスも増えてきた。午後8時シェム発、プノンペン深夜経由翌朝シアヌークビル着。
  • 09年バンレム国境情報。バンコクから個人で安くカンボジア国境通過する方法。詳細はこちらへ
  • ストゥントゥレンからパクセーへ。カンボジアラオス国境、ドンクラウ情報はこちらへ

アコンカグア 70L パタゴニア 定価:26,000円→販売価格:11,980円(税込) 詳細こちらへ

プレアヴィヒア遺跡情報

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シェムリアップ周辺地図はこちらへ           2010年アンコールワット遺跡訪問実録はこちらへ

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日本からタイ・カンボジアまでの往復格安航空券2010年7月23日現在の最安料金
格安航空券一覧  東京  名古屋  大阪 福岡
バンコク 32,300円 28,800円 30,800円 28,500円
シェムリアップ 57,000円 55,000円 61,000円 68,000円
プノンペン 47,000円 35,000円 37,000円 37,000円
ホーチミン 39,400円 35,000円 37,000円 37,000円

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アンコールワット 2007年2月2日撮影


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バンコクからシェムリアップまで概論

         カオサンバス タイ側               カオサンバス カンボジア側  ガイドの演説で無駄な時間が費やされる


 乾期は土煙 雨季で雨が降ると雨粒で顔が痛い
◆カオサンバス(バンコク〜シェムリップ)
このルートが初めてでカンボジア語もタイ語も心もとない場合に適しているのはカオサンバス。カオサンのツアー会社で扱っているシェムリアップまでの国境越えバス。値段も230B〜(約600円)と安い。国境越えも案内係についていけばいいだけ。ポイペトでぼったくりマンとの交渉もいらない。カオサンバス詳細ページで後述するようなマイナス面はあるものの、1日移動でつぶせる日程を組めるならこの方法が最も安く手間なくシェムリアップへ行ける。200B台の格安カオサンバスは日本からの予約はできない。そんなものを扱っても儲けにならないからだ。基本カオサンに1泊して自力手配をして翌朝出発となる。冒頭に述べた必要日数はこういう理由から。ただバンコクにも観光資源は豊富なので無駄な滞在とはなりにくい。

◆ピックアップトラック (ポイペト〜シェムリアップ間)
ピックアップトラックの地元料金利用がカンボジアの陸路移動で難易度は最も高い。またポイペトからシェムリアップまで地元料金で乗る限り最も安い。車内と荷台と2通りのランクがあり荷台がより安い。左の写真で紹介の乗り方で時速80kmでとばすので荷台の場合自己責任で利用を。もともと地元民用の乗り物なので、現地語料金<英語料金の構図がくっきりしている。料金交渉の際ドライバー直でなく、どこからかわいて出る英語ペラペラの交渉人が間に入ると、観光客料金になりタクシーに乗る値段で荷台に乗せられる。

格安利用は難しいがぼったくり料金で乗るのは簡単ということでもある。早朝から10時くらいまでに頻発するのでそこで地元ドライバーとカンボジア語での直接交渉が必要。英語交渉の場合はある程度の料金(シェムまで車内30,000R:7.5$くらい)は覚悟した方がいい。午後には台数が減り足元を見たぼったくり料金花盛りとなる。昼以降着の場合はポイペトに宿泊して翌朝まで待ったほうが格安利用はしやすい。またドルでなくリエルで交渉する方がいい。利用の場合は降りる時に後払いを。先払いするとシソポンで違う車に乗り換えさせられそこでまた別料金払わされたりする。10年前はこの方法でしか移動できない事情があったが、最近はバスや乗り合いタクシーが台頭してシェムまでのルートで陰は薄くなった。ただ観光客に縁のないエリアではまだまだ主役だ。同様の乗りものにベモ方式のミニバンバスがある。屋根がある分雨季は救われるがベモと違い11人乗りに24人乗る無茶をする。プノンペン〜クラチェ利用詳細はこちらへ(ページの下の方)。

◆タクシー (ポイペト〜シェムリアップ間)
カンボジアでの個人旅行になれていない旅行者向けの乗り物。金額はかかるが利用はしやすい。基本外国人観光客やお金持ちカンボジア人用。日本人の感覚ではタクシーというより「乗り合い自動車」の風情。こちらのドライバーは大抵片言英語をしゃべるのでカンボジア語も必要なく、英語で交渉可。

値段は決まっておらず交渉制。運よく安く乗った自慢はネット上にあるが、ぼられた人は多分自分の恥をネットで公開はしない。1台あたりいくらという設定なので、1人で行って国境で同乗者が見つからなければ1人で全額払うはめになる。右も左もわからない状態での交渉なら1人で乗って60$というぼったくり料金になりがち。エアアジアのBKK-PNHプロモ料金22$なのでエアより高いタクシーという趣のある構造。ただ道がよくなってとばせるので陸路で行くにはポイペト〜シェム間を最も早く行ける。

早いけれど所要時間は多分飛行機の5倍くらい。シェム路線はPGが独占して高額維持しているので単純比較できないところがいっそう奥が深い。またタクシーにも観光客向けと地元民向けの色合いが分かれていて、地元民用だと格安交渉はしやすい。地元色が濃くなると英語は通じなくなるが。双方を見分けるのは簡単。同乗者が外国人観光客か地元民か。タクシー利用でも観光客用タクシーだった場合運転手にマージンの入る宿があるのでその後の展開はカオサンバスと大同小異。移動を安くあげても現地のゲストハウスのツアーでぼられては格安旅行だいなしになる。

カオサンバス利用はこちらへ                   列車とピックアップトラックはこちらへ

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◆2010年5月時点での訪問の注意

2010年5月時点で上の写真のように修復工事中。こういう状態であることをあらかじめ了承の上訪問を。工事終了期日未定。

2010年4月アンコールワット工事シート遺跡訪問はこちらへ           10年2月ホ−チミンからシェムリアップはこちらへ

カンボジア・タイのホテル格安日本語予約
シェムリアップ 1泊1室 2,300円くらいから 詳細はシェムリアップ格安ホテルへ
プノンペン 1泊1室 3,300円くらいから 詳細はプノンペン格安ホテルへ
バンコク 1泊1室 1,100円くらいから 詳細はバンコク格安ホテルへ
このランクのホテルは1室料金なので2名利用の場合は1人当たりは半額になる。


トンレサップ湖上空
またバンコク〜プノンペン間を飛行機を使って、そこからバスや船でシェムリアップへ行く場合、エアエイジアのバンコク-プノンペン片道750B、(22$)〜というのがある。ただ安い席はプロモ料金なので1ヶ月くらい前の予約が必要。詳細、予約はエアエイジアのチケットの買い方へ。

飛行機で入国の場合は空港でビザが20$で取れるので事前にeビザに25$払う必要はないかも。ただ往復空路だと出国の際に空港使用料25$取られる。入国の際のビザより高いのがほほえましい。陸路で出国の場合は不要。

バンコクからではなく日本からプノンペンへ行ってそこからシェム入りという方法もある。プノンペンからシェムまでは地元系のバスで料金5$(2万リエル)所要6時間。現地に入ってバスチケット手配等若干手間が要る。各社午前中に頻発。最終は14時頃。ボートもあり雨季には琵琶湖の10倍の大きさになるというトンレサップ湖経由で4時間、20〜22US$。プノンペンの安宿ならどこでも扱っている。

審査なしでカードが作れ、VISAの機能が利用できる。
キャッシュカードはデビット機能付き。年会費は一切不要。 スルガ銀行

びんぼっ旅基本情報

パック旅行でない場合は航空券の手配から、宿の確保まで自力でしないとならない。宿の予約は通常はしない。カンボジアの地元系の安宿は予約と言う概念が浸透していない。宿の予約もなしに知らない外国の土地に行くことに抵抗はあるかもしれないが、バンコクやシェムリアップで予約がないからといって宿が取れないことはまずない。供給過剰というほどの宿がひしめいていて、「どうしても2$の宿しかやだ」のようなわがままを言わない限り予約なしで現地へ行っても宿を確保できないと言うことはない。繁忙期に行ってコストパフォーマンスが若干悪くなる程度。

英語もカンボジア語もしゃべれればしゃべれたことに越したことはないが、このルートであるならさほど言葉の問題はない。たくさんの日本人を含めた旅行者が行き来しているのでその中に混じっていれば自然に目的地にたどり着けるといった感じだ。ただ地元料金<英語料金<日本語料金の順に旅にかかる出費は上がっていくので、片言でいいから地元の言葉がしゃべれれば旅の中身はかなり違ったものになる。地元の人のいいおじちゃん、おばちゃんたちはまず現地の言葉しかしゃべらない。ちなみにタイはタイ語、カンボジアではカンボジア語が話されている。観光地では英語が通じる場合もあるが、街中で英語で話しかけてくるカンボジア人がぼったくりマンの可能性は92%(個人的統計)。数字とよく使う旅の会話を丸暗記していくだけでかなり違う。タイ語とカンボジア語はまったく違う言葉だが、数字だけは若干似ている。またカンボジア語には声調がないので会話本のカタカナそのまま読めば大体通じる。ただこのルートの旅では言葉の習得はさほど重要ではない。カンボジア語も英語もしゃべれなくても最終的には何とかなると思っていていい。


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ネットで手配できるタイ語・カンボジア語・英語旅行会話集
タイ語はこちらへ              カンボジア語はこちらへ             英語はこちらへ


これまでびんぼっ旅スタイルの紹介に「持ち物はパスポートと財布が基本」だの「現地の言葉を覚えていく」だのあまり現実的でない言い回しばかりしてきたので、今回はもう少し実際の旅に即した現実的な対応を具体的に挙げてみる。間違ったことを言っているつもりはないのだが、ツアーで行くか個人で行くかと迷っている旅行者に、1週間しか滞在しない国の言葉を数ヶ月かけて習得するのには無理があるなと最近気がついた。

とりあえずクリアしておきたい2つの注意事項

バンテアスレイへの道の途中で
個人手配で上に示したような金額で旅をするために事前に念頭においておいたほうがいいことは以下の2点。それぞれ事情はあるだろうが、この2点をクリアできればかなり快適な節約自由旅行が楽しめる。
1.荷物をできるだけ少なくする。
2.所持するお金をできるだけ少なくする。

1.荷物をできるだけ少なくする。

私は自分がバックパッカーと言う自覚はないのだが、リュックを背負って旅をするスタイルが一番効率はいいと思っている。荷物はできるだけ少なく、10kg以内にまとめて、リュックサックタイプのかばんにまとめるといろいろと都合がいい。このルートに関して言えばキャスター付のかばんはゴロゴロと引けるような道がないので避けたほうがいい。当日に宿を探す場合はそれらの荷物を持って30分くらい徒歩で放浪する場合もごくたまにある。でっかいトランクなどを持っていればコミッション目当てのぼったくりマンの案内で連れて行かれる条件の悪い宿に泊まらざるをえない等、行動範囲にはかなり制約を受けるので同じく避けるべきだろう。また荷物をそのくらいにまとめておくとエアに乗った時も、すべての荷物を機内に持ち込めるので、チェックイン時や到着時に長蛇の列に並んだり、荷物が出てくるのを待つ必要もなくなる。加えてバンコクで空港から市内へ行く場合も市バスを気軽に利用できる。


2.所持するお金をできるだけ少なくする。       海外旅行用のバックパック 30〜55L はこちらへ 60L〜 はこちらへ

今回のようなアンコールワットにバンコクから陸路で往復するような場合は多くても日本円で総額で3〜4万円。気合の入った節約旅行者ならこのルートをビザ代、観光代込みで2万円くらいで往復する。所持する現金が少ないということはトラブルがあったときにそれだけ被害が少ないということにもなる。トラベラーズチェックは街中では全く使えないので持って行っても無駄になる。持って行くと小額の両替にいちいち銀行まで行って高額の手数料という悲しい展開となる。クレジットカードは観光客料金設定のある場所以外でほとんど使えないが、いざと言うときのために1枚だけ持っていくのもいいかもしれない。

現金はすべてまとめて持つより、少なくとも2ヵ所に分けて持つといい。財布を落としたり、すられたりした時に、現金の控えが全くなくなると身動きが取れなくなるので、そういう時に備えて財布以外にリュックの中に手持ちの現金の3分の1から半分位分けて持っていく。クレジットカードは実際の支払いには使わないので、財布に入れるよりリュックに控えとして準備しておく感じのほうが現実的。シェムリアップではではATMがいたるところにあってビザかマスターと提携しているカードがあれば比較的簡単に利用できる。出てくる通貨はリエルではなくてUS$。実録詳細はこちらへ

また私の場合は出歩く場合(特に夜間)は、所持金のほとんどを宿において小銭(10$以下)だけを持って出かける。旅先でのお金の管理に関しては信頼できる宿を見つけることが大事なのだが、そういうことは実際泊まってみないとわからないことが多い。なのでもともと持っている金額を少なくしておけば、なくなったとしても深刻なダメージにもならないし、全財産を安宿に放置して気軽に遺跡めぐりもできる。大金を持ってびくびくしていると、それだけでカモを待つハイエナ君のアンテナに引っかかってしまう可能性もあるので、そういう意味でも所持金額は極力抑えたほうがいい。


貴重品の取り扱いについては人それぞれスタイルがあるし、行き先や状況によっても変わる。南米の長期放浪にはある程度の現金の所持は避けられないし、泥棒宿とうわさの立つような宿に全財産放置して行くのも現実的ではない。今回のような旅の場合は上の対応で十分だと思うが、最終的には状況に応じた自己判断で対処されたい。宿に放置しようが貴重品袋に持ち歩こうが、なくなる時にはなくなるし、盗難に遭う時には盗難に遭う。またカンボジアで財布やパスポートをなくしてしまうと非常に面倒なので、なるべくそうならないように配慮するべきだろう。私が実際に体験したカンボジアでの2007年2月のあまり緊張感のない財布紛失騒動を実録で公開している。なくなるとどうなるのか、どう対処すればいいのか詳細は以下のページで。

http://b-tabi.com/namalog02.html

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その他のカンボジアのホテルは こちらへ


昭和初期の風景ではなく、2007年1月の風景。国境の町ポイペト郊外の夕暮れの下校の様子。

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カンボジアの地元定食おかず2品で3000リエル 約90円        バーイチュルーク1500〜2000リエル 約45〜60円

地元料金旅行で得られるおいしいこと
カンボジアの通貨単位はリエル、すべて紙幣で硬貨はない。気合の入ったボロボロの米ドル紙幣も通貨として出回っている。カンボジアで地元料金で旅ができているかどうかはポケットの中に100リエル札があるかどうかで判断できる。100リエル札をおつりとしてもらっているなら地元料金での生活ができているといっていい。通常外国人観光客に地元のツアー関係者が100リエルをおつりとして渡すことはない。以前は50リエル札もあったが最近は見かけなくなった。

1US$は約4000リエル。100リエルは約3円。夕方に出現する総菜屋さんのビニール袋入りのご飯が200リエル。マーケットで付きまとってくる物乞いのおばあさんを黙らせるのに有効な金額が100リエルだ。ここで間違って1$なんて渡そうもんなら逆に周辺がパニックになるので100リエル札がポケットにない状態なら物乞いには取り合わないほうがいい。

ポイペトのマーケット付近

日本から持っていく通貨は、タイの場合は日本円でいいが、カンボジアの場合は日本円より米ドルのほうがいい。現地ではリエルとともに米ドルも通貨として流通しているので、所持金の3分の2は米ドルに両替していくことをおすすめする。ここで紹介するタイプの旅をする限り両替する金額は1週間くらいの滞在なら200US$あれば十分。不安ならおまけ分を日本円で持って行く。米ドルへの両替の際に注意することは1$紙幣を大量に混ぜてもらうこと。遺跡の入場料以外で20$以上の紙幣は使うことはまずないので、両替のときに小額紙幣でもらうように頼む。安宿の支払いは通常小額の米ドルで1日ごとにするので1$札が20枚くらいあってもすぐになくなる。また食事代やお小遣い用に20$を現地通貨に両替しても、かなり贅沢して4〜5日はもつ。1週間くらいの滞在なら間違っても100$分とかを現地通貨に両替してはいけない。リエルの支払いのときでも1$を4000Rとして受け取ってくれる。

地元系の節約生活を希望する場合は入国して適当な時期に20$くらいをリエルに両替しておいくといい。1$レートだと4000Rだが、20$レートは4100R位になるので20$で両替すると大体サトウキビジュース4杯分(2000R)お得。両替屋は街中、特にマーケット周辺にたくさんある。またコーラ(1500〜2000R)もミネラルウォーター(500R)も地元系の定食屋さんの支払い(1500R〜)も、リエル払いが基本なのでびんぼっ旅には地元通貨への両替は必須。



ポイペトにはこういうトラックだらけ                          1月でも日本の真夏の暑さ                  アランヤプラテート朝のスクールバス




一般の観光客はドル払いのおつりで1000リエル札を手にすることはあっても、100リエル札を手にすることはなかなかない。それでも日本円にすればわずかな金額の1000リエルは地元では結構な大金だ。日本からツアーで行く場合は現地通貨がリエルであることも知らないまますべてドル払いで旅が終わってしまうこともあるようだ。


ポケットに100リエル札があるということはびんぼっ旅スタイルの旅で、かなりハイレベルをクリアしているといっていい。そしてそういう地元生活で接するパンチのきいた日常は、カンボジアにしかない貴重な体験のような気がする。カンボジアではすべての日本人がお金持ち体験ができるが、それに甘んじていると逃してしまう日本では決して味わえないおいしい日常が思いのほか多かったりもするのだ。

日本人に花粉症が増えたのは衛生管理が行き届きすぎて、寄生虫の類が絶滅してしまったためと聞いたことがある。これは衛生管理に象徴されるものが行き過ぎたために、基本的な生命力のようなものに狂いが生じているということなのではないか。びんぼっ旅とはそういった基本的生命力を活性化させてくれる空気に触れる手っ取り早い方法のひとつでもある。「かわいい子には旅をさせろ」の真意はこういうところにあるのかもしれない。




2002年頃のスラスラン 2007年現在水草一掃されていて湖面が波立ってこの風景はなかった。


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アンコールワット訪問は乾季に

雨季のアンコールワット この時期は蚊も多い。2005年6月撮影
カンボジアを含めたインドシナ半島の国々では雨季と乾季がはっきりしていて雨季に行くとたいてい雨が降る。遺跡のテンションは曇っているとかなり落ちるのでできれば乾季の訪問をおすすめする。カンボジアの雨季は5月下旬から10月下旬。ピピ島などのタイ南部と違って内陸部のシェムリアップは乾季に行けばかなり高い確率で連日快晴になる。逆に言えば雨季にほぼ間違いなく連日天気が悪いので訪問は極力乾季にしたほうがいい。11月上旬から5月くらいまでが乾季だが、3月4月は暑さが強烈。日本の真夏の炎天下プラスアルファというような気温の中での遺跡めぐりはかなり気力と体力がいる。遺跡内で結構な距離を歩くので予想以上にヘロヘロになる。とはいえ雨季に行くよりは天気がいい分ましだろう。そういう意味からびんぼっ旅君の独断と偏見で決めるベストシーズンは12月から2月くらいまでの間。


遺跡観光の場合は天気は大事だと思うのだが、なぜ「雨季に行くとテンション低いよ」というような大事なことをみんな黙っているのだろう。アンコールワットを目玉に旅する側にとって天気は一番肝心なことではないのか?大体雨季の天候に関する質問は、現地の情報を持たない旅をする側が聞いてツアー主催関係者が答えるパターンが多い。だから大抵「雨季でも夕方スコールがあるくらいで天気の心配はないですよ」的な回答になってしまう。しかし雨季に行って遺跡のテンションが落ちるのは避けようのない事実だ。雨季にも確かに晴れ間は覗くが、私が実際雨季にこの辺を複数回旅して「今日は天気がいいな」と感じたことは残念ながらあまりない。日本から行く場合、海外の行き先の選択は無数にあるので、どうしても雨季のカンボジアに行かねばならない事情がある以外はその時期は避けた方が無難。

ただ雨季に行けば全くつまらないかというとそういうわけでもなく、遺跡以外のカンボジアの味は1年中堪能できるのでおすすめではないというわけでもない。特にドリアンをはじめとする気合の入った南国フルーツは雨季が旬だ。洗濯物が乾かなくて苦労はするが。カンボジアやタイが雨季の期間はバリ島やハワイが乾季で天気がいい。ヨーロッパもベストシーズンを迎える。東南アジアではマレーシアのボルネオ島方面が乾季なので天気を優先させたい場合はそちらへ行ったほうがいいかもしれない。


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   雨季は雨は降らなくても空はこんな感じ             雨季にしかお目にかかれない鉛色の空(シアヌークビル2005年6月)        雨季の晴れ この後1時間後に大雨


「雨季はスコールがあるだけで後は天気はいい」のような言い方されるが間違い。100%日の光がないわけではないが日本の梅雨のように延々連日ドン曇という場合の方が多い。
雨は降らなくても大体空は鉛色の曇に覆われている。ひとつ確実にいえることは上の写真のような遺跡のテンションは雨季に行くとないということだ。

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蛇足情報 蚊対策

2000年頃のプノンペン行ボート 今は屋上にはのれない
安宿滞在で事前に準備しておかねばならない重要事項のひとつが蚊に対する防衛策だ。タイもカンボジアも1年中蚊がいる。現地にもおなじみの渦巻き型の蚊取り線香(1500R)が売っているが日本のものより効果は薄い。いろいろ試して私が最終的に行き着いた防蚊対策は以下の通り。

     1.アースノーマット           2.どこでもベープ

1はコンセントのAC電源で稼動するリキッド(液体)タイプの電気蚊取り。タイ・カンボジアは220Vで厳密には変圧器が要るのだがこの5年ほど変圧器なしで使用して何の問題もない。コンセントの形は日本のものと同じなのでアダプターも必要ない。60日持つので長期放浪にも便利。私の経験上最も効果のある防虫対策。一般的に日本の蚊取りグッズに海外の蚊はめちゃ弱。安宿で大量の蚊に刺されてかゆくて目が覚めるという最悪のパターンから救ってくれている。

2はAC電源が必要なく、電池で稼動し携帯に便利だが1より若干パワーが落ちる。南米やアフリカでは電気がなく、これじゃないとだめな場合があるが、カンボジアではどんな安宿でもコンセントはあるので予備といった感じ。屋外ではやや効果ないが締め切った部屋ではかなり有効。停電の時、屋台での食事やネット屋での蚊対策に有効。もちろんこれらは現地で買うことは出来ないので、出国前に日本で買ってもって行く必要がある。

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