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ミャンマー鉄道北線3等列車乗車実録

Myanmar Railway North Line

ミャンマー国鉄3等列車 タージーからヤンゴンへ


ミャンマー鉄道北線3等列車 6DownMyanmar Railway North Line

タージーからヤンゴンまで524kmを3700チャット(322円)。東京~大阪間510km より遠い距離を322円で行く2017年実録。所要時間11時間9分。


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去年の南線の切符より切符らしい切符だった。首都ネピドー経由で経済中心都市ヤンゴンに向かうのにダウン(下り)と日本と逆の表示。


ミャンマー鉄道北線3等列車乗車実録

マンダレイ発ヤンゴン行の列車がタージーに到着したのが17時50分と10分遅れ。出発したのが17時56分。

ヤンゴン到着予定が5時00 分。実際の到着が5時5分。遅れは5分だった。予想外の遅延。到着時はヤンゴンはまだまだ先でどうせあと1時間くらい行くんだろうと思っていたらそこがヤンゴン駅だった。

タージーからヤンゴンまで524kmの所要は11時間9分だった。



タージー駅 貨物車両運搬の様子





ミャンマー3等列車乗車実録2017

1等じゃダメなんだ。3等じゃなければ意味がない。「1等に乗りました」じゃ恥ずかしくて公開できねえ。と思っていたら、シュエニャウンでは外国人には1等しか売ってくれなかったのだが、5時間遅延といわれて山越え移動してきた本線駅のタージーでは3等を売ってくれるという。やったぜ、超ラッキーやんけ。

何度も言うが正確には「普通」で「3等」ではない。英語でオーディナリー、ミャンマー語でヨーヨーダン。一番安い席であることには変わりはない。去年のダウェイ南部線に続き北部本線でも3等席を地元料金で確保。写真右上はタージー駅の私。タージー駅での待ち時間は4時間だった。



タージー駅 駅から徒歩20分くらいの幹線道路脇にホテル複数あり。


ヤンゴン~マンダレイ便は1日往路復路それぞれ3本づつある。これ以外にヤンゴン~シュエニャウン便が1日1往路復路1便づつある。シュエニャウン行の便はタージーで3時間ほど停車した後マンダレイにはいかずシュエニャウンに向かう山岳鉄道になる。往路の場合9Upがタージー駅から143Upになる。9Up のヤンゴン駅出発は1日1便午前11時発。手短にいえば所要25時間のインレー湖行。

ヤンゴンマンダレイ線にはさほど遅延はないが、シュエニャウン線は2便の列車が交互に往復しているので何かトラブルがあったりすると5時間の遅延があったりする。

ヤンゴン駅で買う限り外国人でも最安の普通乗車券を買うことができる。またヤンゴン駅の窓口では英語が通じる。このタージー~シュエニャウン間の山岳鉄道はインレー湖観光に訪れる欧州組には知られた人気鉄道のようで、インレー湖方向からの144Downは混雑時期には満席で乗れなくなることもある。



そういやダウェイポート駅にもヤギがおった。

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ヤンゴン 2017年1月9日(月)晴  放浪57日目

出費詳細
朝地元定食1200 レモンソーダ500ml 400 400 ローストチキン1000 ご飯200 コカコーラ425ml 400 ソフトクリーム1000  酢豚の鳥版2800 ご飯400 アイスクリーム600
宿泊代
マハバンドーラGH 8,000 kyats
合計

16,400 kyats

日本円合計

1kyat=0.087円で計算   1,426.8 円

1 MMK = 0.08580円 / 1円 = 11.6556 MMK 2017/01/10 12:09
1 USD = 115.59円 / 1円 = 0.008651 USD 2017/01/10 12:10


この列車が2017年1月8日私の実際に乗った6Dn列車。

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ミャンマー鉄道3等列車乗り心地

右のように思ったよりきれいで他国の3等列車のような暗さがあまりない。車内の蛍光灯も明るい。

ただ一般的な日本人旅行者には勧められない。座席が固く長時間乗っているとストレスはかかる。私の隣には乗客がいず2席独占で乗ったにもかかわらず肩やお尻が痛くなりよく眠ることはできなかった。

3等列車での長時間移動にはそれなりの覚悟はいりそう。乗車翌日に疲れが残ること必須。地元客は床に毛布引いて寝ているおばあさんなどもいた。また普通座席にも座席番号がありタイの普通列車のように自由席の立ち乗車客はいない。列車に表示の座席番号は普通の数字だが、列車番号がミャンマー数字(アラビア数字とは全く違う)なので事前にミャンマー数字を覚えておく方がいい。



シュエニャウン駅



3等列車乗車実録

車内がすいていて2席独占できたので11時間9分の乗車時間の半分は寝ていた。

それでもスペースが狭いうえに座席が固いので熟睡できず。ニャウンシュエから待ち時間入れたトータルだと27時間にもなる移動でその上よく眠れなかったのでヤンゴン到着時は疲労困憊状態。

食事や飲み物は売り子が頻繁に回ってくるので彼らから買う。味は微妙だが飢えはしのげる。ただこの移動後2日ほど下痢した。原因は駅で食べた食事か、駅弁か不明。まずい飯食って下痢するなら食わないほうがいいじゃんとまじ思う。これが海外旅行ダイエットの自然な食欲減退の仕組み。



タージー駅を出て夕暮れの大地を激走するヤンゴン行列車

ヤンゴン駅未明到着


ヤンゴン駅では寝ぼけ眼でスーレーパゴダとは反対側の出口に出てしまい、まだ真っ暗な中、疲れた状態でかなり遠回りしてスーレーパゴダに到着。タクシーはたくさんいて声をかけてきたが、歩いて行ける距離なのに遠回りされて「5000チャットだ」となるのは目に見えていたので無視。

徒歩でたどり着いたスレーパゴダ付近で最初にチェックしたマハバンドーラゲストハウスのシングル6US$(8000チャット)トイレシャワー共同部屋を確保する。窓のない独房4畳半部屋でコスパは悪い。ニャウンシュエの2階角部屋窓あり8畳の8000チャット宿との落差は大きい。



早朝まだ暗いヤンゴン駅。タクシーは駅前にたくさんいる。



駅から歩いてのスーレーパゴダ到着は朝の5時40分だった。

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タージー駅の少年と。私のミャンマー語は幼児レベルなので話が合う。



駅にヤギがおるお

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ヤクサウク支線時刻表

シュエニャン - タージー時刻表
要するにインレー湖(近く)行

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タージー駅の食堂で500チャットのチキンカリー。


車内で買った駅弁500ks(43.5円)。料金確認の時には500ksといってたのに1000ks出したらおつりを渡さず。それじゃやっぱいらねえといったら500ksおつりくれた。このほかに1800ksのカウスエジョー(焼きそば)というお金持ち仕様のもあった。


マハバンドーラがまた値上げ。それでもヤンゴンの外国人向けゲストハウスで6ドルは鋭い。


マハバンドーラゲストハウスのシングル、トイレシャワー共同部屋6US$。


ミスドかダンキンかと思ったらJドーナツ?だった。


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