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タージー シュエニャウンからタージーへ

Thazi railway station

タージー シュエニャウンからタージーへ


タージー鉄道駅Thazi

ニャウンシュウェ朝発、シュエニャウン路上から山岳ロードミニバンバスでカロ―経由タージー駅行実録2017年


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タージー シュエニャウンからタージーへ

14:55 2017/01/08
ミャンマー時間

今タージ―駅でヤンゴン行の普通列車を待つ。ヤンゴンまで普通3700チャットだった。駅の食堂でチキンカリー500チャット食って、ミリンダオレンジ500ml、500チャットで買って飲みながらパソコンに向かう。駅にWi-Fiはない。というかSSIDが一つも表示されていない。

今日も朝から波乱万丈。自分でも先の展開が読めない。昨日シュエニャウン発タージー経由のヤンゴン行列車のチケットが満席で取れず。ニャウンシュエの宿まで戻って今日の朝再度シュエニャウン駅に向かう。まだ薄暗いうちに宿を出る。


ニャウンシュエ船着場

シュエニャン駅で今日も衝撃の事実

今度はラインカー乗り場でなく、マーケット前のニャウンシュエ・シュエニャン通りで待つ。しかしラインカーは来ない。朝の6時10分から6時40分頃まで30分待つも全くやって来ない。昨日の二の舞でチケット満席で確保できなくなるのは避けたい。

仕方ないのでマーケット前前にいた写真右のサイカーに2000チャット払ってシュエニャウン駅まで。ちなみにトゥンベイもバイクタクシーも外国人料金出せは24時間いつでもウハウハでシュエニャウンまで行ってくれる。宿の欧州組2人が確保したトゥンベイ7000チャットとのこと。

7時15分頃シュエニャウン駅に到着。欧州組がすでにたくさんいた。なんかシュエニャウン駅発のヤンゴン方面行山岳列車は欧州組の間ではやりみたい。連日たくさんの欧州組がいる。外国人私一人だったダウェイ駅とは対照的。


ニャウンシュエの早朝のタージー池

チケット売り場の列に並ぼうとするも様子が変。列がない。昨日の駅員のおじさんに事情を聞くとなんと8時発のはずの列車が5時間以上の遅延で、列車が来るのは午後13時。出発は14時以降になるとのこと。タージーまで11時間かかるのでタージー到着は深夜の1時すぎ?駅で6時間以上待たされてその後所要20時間以上列車の旅?ちなみに1等といっても座席で寝台車ではない。

いやいや、待て待て。その前にヤンゴン発のバンコク行きエアアジアは明後日発だ。もうこれ以上ここで足踏みすることはできない。早急にヤンゴンに向かわねばエアアジア乗り遅れで、観光ビザの滞在リミット28日も過ぎてしまう。ちなみに今日で26日目。

この段階で最悪長距離バスでのヤンゴン行も頭をかすめる。英語ですべて手配ができて遅延もない。列車の約半分の時間で誰でも簡単にヤンゴンに行ける。バンコク行きのエアアジアにも余裕で間に合う。しかしそういう気の抜けた方法は地球の歩き方片手の達人の行き方で、全くネタにはならない。ある意味敗北だ。


朝の托鉢 シュエニャウン

Booking.com


初日は満席、2日目は遅延5時間を告げられタージーまでバスで行く決断をする。

駅員のおじさんのいうには「タージまでバスで行けばそこからなら列車はもう何本かあるので今日中に乗り継げる。タージーまで列車なら11時間かかるがバスなら5時間だ」という。「バスの発着所は?」と聞くと「タウンジーに向かう大通りに走っているので手を振って止めるんだ」とのたまう。

で早速大通りで流れるバスを物色。すると朝だったせいか5分ほどでタージー行のバスが捕まる。大型バスなのかと思ったらロットゥータイプのミニバンバスだった。タージーまで8000チャットという。ぼられている感ありありだったが地獄に仏状態で料金交渉するのも忘れ乗せてもらう。私以外ミャンマー人の完全ローカルミニバンバス。いつものことだけど。


シュエニャンからタージーへの山越えルートの風景





カロ―経由タージーへ

タージーへのルートは結構な山道。坂もくねくねも半端ない。線路がそのくねくねロードの脇を走っており、こんな山岳鉄道ならこりゃあ時間かかるわなと納得。

途中休憩2回。約5時間半でタージー到着。運転手が私のことを忘れていたようでタージーをかなりすぎた場所で気づかれてそこからバイタクで結構な距離を戻らされる。

ただそのバイタク代は運転手が出してくれた。バイタクなのでタージー駅前まで連れて行ってくれた。ミャンマーの駅は町の中心から離れていることが多く、タージー駅も若干郊外。ダウェイ駅ほどではないけど。

駅到着は13時半。チケットチェックしたら17時45分発で普通(3等)列車があるという。早速確保。チケット発行にはパスポートがいる。450kmの距離があるのに3700チャット(322円)。これじゃこれ。わしの乗りたかった3等列車。シュエニャン発はタージーで3時間停車してそのままヤンゴンに向かうが1等席しかなく、シュエニャンから9350チャットだ。1等じゃネタとしてインパクト薄いし。びー旅スタイルとして力不足ネタ。



ミャンマーには日本のような有料道路がいっぱいあるんだお。


快晴の山道を行く

予期せぬ遅延のおかげで味のある山越えローカルミニバンバスと3等列車乗車というおいしいネタを拾う。列車到着まであと2時間。駅にはヤギがあちこちいて草を食っている。わんこもたくさんいる。スズメの声しか聞こえない静かな駅。駅前のカレー500チャットだった。明日の朝にはヤンゴンだ。エアアジアバンコク便には何とか間に合いそう。

ミャンマー鉄道北線3等列車乗車実録。これじゃこれ。わしの欲しかったタイトル。ちなみに正式名称は「普通」で「3等」ではない。


13時30分到着したタージー駅



いろは坂状態が延々続く。


関連リンク
ミャンマー基本情報  バガン  ダウェイ  ミェイ  ヤンゴン
プーナムロン・ティーキー国境   メーソット・ミャワディ国境
ラノーン・コートーン国境   バンコク・ヤンゴン陸路   カレン族


ニャウンシュエ 2017年1月8日(日)快晴  放浪56日目

出費詳細
朝サイカー2000 タージーミニバンバス8000 水200 モヒンガー500 肉まん400 みかん1個200 みかん12個1000 駅チキンカリー500 ミリンダオレンジ500 駅弁500
宿泊代
車中泊 0 kyats
合計

13800 kyats

日本円合計

1kyat=0.087円で計算   1200.6円



昼休憩中のミニバンバス。よく見ると天井にも人が乗っている。2階席にシートベルトはたぶんない。


国鉄北本線タージー駅へ向かうミニバンバス

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カロ―からタージへ

でかい肉まん400チャット

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サイカーで移動中。さみい。

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