ヒマラヤ女子旅2014 エベレスト街道カラパタールトレッキング

ヒマラヤ女子旅2014　カラパタールトレッキングHimalaya woman's trek

Himalaya women's trek 2014

今回の旅人はエベレスト街道をびー旅で紹介しているアンチュルデン氏をガイドに雇ってトレッキングをされた「中年女トレッカーUさん」。若干失礼なハンドルネームですがご本人の指定なので。

びー旅本編では見落とされている女性の視点でのカラパタールトレッキング情報です。Uさん貴重な情報ありがとうございました。右写真は左からポーター、ガイドのアンチュルデン氏、Uさん。以下Uさんからの情報です。

2014年11月24日（月）
お陰様で無事、ネパールから今朝帰国しました。何とかかんとかやっとチュクンリとカラパタールへ登れました（汗）。道中はもうへとへとで　山の威容は今、写真で確認中です（笑）

アンさんをガイドにお願いした経験者として載せていただいたらもっと良いかなと思います。ところが彼はOTOさんのように「健脚な方、特に男性トレッカーさん向き」で女性、初心者、年配者には向かないです。お人柄は申し分ありません！ヤクやゾッキョのご機嫌が一目でわかる方です。　

登山やクライミング経験が非常に豊かでご自身もそれが大好きだそうです。観光トレッキングじゃ勿体ない方ですね。

OTOさんのおっしゃる通り、アンさんは出発着は空港のあるルクラではなくて、ナムチェが良いですね。理由はやはりどうしてもlukla,Packding、Monjoでは彼の所属会社のロッジに宿泊、ランチに連れて行かれましたが道から遠く、古くとっても寒いロッジです　都会の甘ちゃん中年女には厳しいです。団体ツアーでなく、個人だと自分のペースで行けるし、KATからべったりガイドさんと2人は耐え切れないので、そういう意味ではルクラからガイド、ポーターを頼んだのはよかったです。

ホテルに泊まりたかったのですが、アンさんから「高いからやめたほうがいいです」といわれ却下されました（苦笑）。今は筍のごとく新しいロッジができてますので自分で選んだほうがいいですね。私はナムチェでホテルを予約し、ロブチェのロッジは彼のロッジはさすがに断り自分で部屋を見て選びました。

アンチュルデン氏のガイド依頼ページはこちら　　　　　エベレスト街道の宿情報はこちら

ゾッキョ　ヒマラヤの牛　びー旅本編ではジョプキョプと紹介している

カラパタールトレッキングルート　奥がゴラクシェプ

女子旅関連リンク
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特にルクラ Lukula では即、彼の所属する会社のパラダイスロッジにチケットを預けることになりましたが、実際、空港玄関の反対側で帰国日の朝に荷物を自分で背負い、朝、空港まで凍結した道を歩くのは危険で大変なので、空港玄関側のロッジに勝手に変更しました。

帰りルクラ Lukla に戻ると、天候不順で２日続いたフライト欠航で足止め客があふれていました。リコンファームはロッジに任せているといつまでも帰国できません。実際、３日も待っているご夫婦がいらっしゃいました。

自分自身でウェイトリストを載せに空港のカウンターに行き、フライトが取れるまでしぶとく通うことを強くお勧めします。

ルクラ　奥に飛行場がある　宿も供給過剰なので余裕あるならいくつか回って決めるほうがいい。

ルクラ空港は崖に飛び出すカタパルト方式　天気が悪く空港が雲の中になるとフライトは欠航される

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ロブチェから帰路はアンさんが雪目になったし下山するだけなので実家のあるパンボチェで3日分渡して解散。

翌朝、ナムチェまでポーターと下山。(3人で写ってる一番左がポーター君 ) でも翌朝ナムチェに現れず。自分で荷物背負って下山(涙) 。途中、見かねた他のガイドさんたちに助けられました。

壊れたロボコンのようにナムチェの坂を危なかしく下山。登って来るゾッキョがビビって避けて、モーゼの十戒みたく道が開けてた気がする....

途中、そのガイドさんたちに別のポーターを見つけて貰い、アンさんには「ポーターはもう要らない」と電話した。それなのにナムチェに現れなかった方のポーター君が追っ掛けてきた。今更来てもらってもその時既に別のポーターに荷物は持ってもらっているし。約束の時間に姿を見せなかったポーター君はその時助けてくれたガイドさん達に散々怒られてそのまま山へ引き返して行った。午後4時迄にはルクラのTara Airの事務所に行き、リコンファームしなければならないので急ぐ！

アンさん、何故かポーターの電話は教えてくれないので必ず自分で聞くべきでした反省。

自分で11kgの荷物を持ってみるとルクラのロッジから凍結道を歩く空港までが不安になり空港玄関側(時計で3pm )に変更。アンさんのルクラのロッジは時計で7pm 遠いです。

アンさん、息子さんにも自分と同じ会社で契約して欲しいそうですが簡単な話でないのでしょうね。一生懸命会社のロッジに尽くされていました。全てに答えられなくて御免なさい。

ナムチェからパンボチェまで勧められて1日で歩いてたのですが、これが大失敗。ここはトレッカーによっては2日かけるルートで、さらにパンボチェ直前はきつい坂の連続でへとへとに。タンボチェで泊まるべきでした（笑）。

タンボチェからパンボチェは激坂が続く

ロブチェへ向かうトレッキングルート

アンチュルデン氏とUさん　　　　　　　　hotel namche owner　とUさん

最先端山ガールのヒマラヤ個人トレッキング実録

OTOさまのホームページはちっともびんぼっ旅ではありませんね。文章からも奥深く豊かな旅を送られていますね。辛かったけど山の威容を満喫した旅を味わいました。ありがとうございました。

アンさんは優れた山岳ガイドさんなので歩く距離も長い行程です。アイランドピークなどロープを使った登山が得意。連れていくロッジが古いのでおまかせするなら寒さに強い人向きです。基本、女性や中高年よりも健脚者か男性向きという事、ロッジは新しいロッジがたくさんできているのでまずは部屋を見てみるべき。

ナムチェからパクディンへ登るのはきつい。後々影響が出ました。porterは同じロッジか、近くに泊まらせるのを約束した方がよく、お給料も２，３日置きがよい。

あと、雪目の目薬は他の人にもさしてあげて、非常に役にたちました。（１箱丸ごと飲んでしまうとか過剰に使用するので現地の人に全てのお薬は絶対渡してはいけない）ロッジに到着するとへとへとで疲れてロッジの写真がなくてごめんなさい。

タンボチェのヤク

ルクラからカトマンズへの便の欠航が非常に多い。なのでリコンファームは必ず空港の事務所にも確認に行き、(前日事務所でやった私のウェイトリストは載ってなかった！) 自分自身でしつこく粘って手続きをやったほうがいいです。ロッジ任せだと何日も飛行機に乗れず無駄にルクラに滞在することになります。私は追加 eチケットは念のため3枚コピーを持っていました。

今回のネパールの旅では、おばちゃん力で 23歳の中国青年から69歳のノルウェーのダンサー、東京の登山家など沢山お友達ができました。こういう旅ができたのも一人ならではです。