タイ南部高速鉄道

タイ南部高速鉄道

Southern Thai Bullet Train

タイ南部高速鉄道 バンコクシンガポール

タイ南部高速鉄道

タイ南部高速鉄道の基礎工事が着々と進められている。当面はチュンポーン高速鉄道、ハジャイ高速鉄道と延伸していく。しかし誰の目にも明らかなのは行きつく先が国境を越えてマレーシアの高速鉄道網と接続する国際高速鉄道になるということ。その終点はシンガポールだ。たぶんこちらの方が北線より需要も国際的な地位もずっと高い。この南部高速鉄道を日本が受注することは将来アジア新興国の高速鉄道の覇権を獲得することに他ならない。中国がぎらついて東北線高速鉄道で必死になっている背景はそこにある。

共同開発などと言っている間に中国に持っていかれた3空港接続ウタパオ高速鉄道の例のように中国には日本と協力して開発する意思はないと見るべきだ。


チュンポーン郊外から数百kmにわたって延々と基礎工事が進むタイ南部鉄道

1000mmゲージでも200km/h 出れば日本の定義では高速鉄道になる。ただそう遠くない将来実現するであろうバンコク~シンガポール鉄道が狭義の高速鉄道にあたるかどうかはさほど重要な論点ではない気はする。


在来線の複線化、高規格化ならKL~パダンブサールのパターンもありうる。中国はそのタイ方向への延伸を狙っている。実現すれば現在建設進行中のコーンケン~ビエンチャン高速鉄道の延伸とあわせて、昆明からシンガポールをつなぐ、まさに一帯一路の具現化鉄道になるからだ。





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こういう状況なので敷設の土地の確保は複雑ではなさそう。金のかかる秋田新幹線方式や軌道可変方式では拒否される。先方に事情があるなら1000mmゲージの最高時速200kmのマレー半島仕様新幹線を提示する配慮があってもいいのではないか。バンコク-シンガポール鉄道を中国にさらわれるよりましだ。


タイ南部高速鉄道 Raya Island Phukety

12:34 2019/03/14

上の画像からもわかるように、在来線の複線化にしては規模が大きく大掛かり。巨額投資になりがちな高速鉄道にこだわらず、KL~パダンブサールの中国製在来線高規格化の例のような持って行き方も選択肢には入っていると考えられる。駅舎や線路の土台や高架工事はいずれの選択でも利用可能だ。

確実にいえることはタイが国家として鉄道インフラにかなり高めの温度で情熱的に取り組んでいることだ。需要はある。ただ日本の従来の整備新幹線方式のように工事にもその後の維持にも湯水のごとく金はかけられない事情が先方にはあるのだ。タイの地方の庶民は400kmの鉄道移動を200円でしている。一部の富裕層でなく地元の方々に利用されない鉄道インフラは存在価値がない。

「日本の最高の技術を輸出」といった一方的な観点にこだわりすぎるあまり、先方が本当に望んでいる形態を見失っているのではないか。インドネシア高速鉄道の反故や、台湾新幹線の赤字化がそれを裏付けていないか。



HID型は日立製





タイ南部高速鉄道


当初2019年完成予定といわれた北部高速鉄道の日本側による工事はまだ手付かずのまま。それと相反するように路線の基礎工事だけが強烈な勢いで進んでいる。

そしてコーンケン~ビエンチャン東北線やウタパオ線で受注を確保した中国は垂涎の様相でこれからのその先の受注を模索している。その最終到達点が南部高速鉄道だ。

鉄道インフラはかかる経費以上にその背景に相互の信頼関係が絡む。親日国家タイとの関係が高速鉄道計画でより親密な関係になることは間違いがない。右上はノーンプラードック駅にある泰緬鉄道始発駅の記念石碑。クラ地峡横断鉄道など日本とタイには、中国にはない歴史的な信頼関係もあるのだ。

向こうが望んでいて需要もあるのに進展しないのは、その持って行き方のどこかに重要な間違いがあるからなのだ。そこを修正しない限り日本の高速鉄道技術の海外輸出の道は閉ざされる。



2019年3月現在タイ国鉄のサイトからマレーシアKTMのチケット予約ができるようになっている。これを見る限りタイ側もマレーシア北部1000mmゲージ高規格化鉄道(最高時速180kmだけど)の延伸に前向きのようにも見える。この中国製鉄道は運賃が安いので沿線住民に支持されているところが強みだ。





チュンポーン駅


クラ地峡横断鉄道機関車 チュンポーン駅前


朝のチュンポーン駅出発。バンコクから470kmのチュンポーン駅までしっかり線路敷設のスペースがとられ、基礎工事準備中。

関連リンク
パタヤ鉄道  ラオス新幹線  ガーナ鉄道
チェンマイ新幹線  タイ国鉄  インド鉄道  ミャンマー鉄道
マレー鉄道   カンボジア鉄道2018  インドネシア新幹線


タイ南部高速鉄道

7:09 2019/03/13
今カオサン裏の宿で朝日を浴びながらパソコンに向かう。画面見にくい。ようやくページ制作できる環境になった。滞っていた現地情報公開を再開。ラヤ島からバンコクは激動だった。

10:12 2019/03/13
昨日確保したターラーハウス7階のシングル部屋での隣人に恵まれず、若干うるさいので今日朝から宿替え。今はとにかく静かな環境が欲しい。1泊200THBの宿から1泊220THBの静寂宿にやってきた所。カオサン周辺で宿探しをして安宿といわれていたところが次々に消えていて感慨深い。ニューメリーVもピーチーも消え、タイグリーンゲストハウスも火事で休業中。

カオサン周辺の宿はここが?という宿が普通に750THBとかぬかしてきおる。300THBとあるのでよく見たらドミだったり。今のカオサン周辺は当日まともな安宿を探し出せるフットワークのない自称達人が予約なしで突入すると、重い荷物をもって歩き回って半べそになり、窓なし極悪独房に800Bという流れになりそう。そういう達人には予約サイトは必須だなと実感した。別に3000円なのでそれを払えば誰でも宿は確保できるのだが。バンコクの1年前の情報は役に立たない昔話。それほど急変している。ページの更新が面倒だ。今はそれどころでなく、とにかく遅れたページを追い付かせている。






こういうカーブもそのまま並行して敷設予定のようなので、在来線ゲージでの高規格複線化の可能性が高い。


◆機内持ち込み可のキャリーバッグ

   
19,980円(税込)14,040円(税込) 9,720円(税込) 10,260円(税込)

機内持込みOKキャリーバッグはこちらへ
すべての荷物をこれだけにまとめられれば到着後預け荷物を待つ必要がない。LCCの場合預け荷物で追加料金を取られることもない。持込可能な荷物サイズは各航空会社ごと決められている。大まかな基準は重さ7kg以内、大きさは座席上の荷物棚に収納できる程度かどうか。


バンコク到着

サムセン通り

20:47 2019/03/13

サムセンのゲストハウスに移って快適にページ制作。今のバンコクの気温ネットでは29℃だが、この部屋の温度はたぶん30度越える熱帯夜。パンツ一丁で扇風機の風が涼しい。屋台のカウカームー食って冷たいビッグコーラとポテチの最強コンビで制作中。ページはだいぶ追い付いてきた。この暑さが数カ月続くならうんざりなんだが実は明日1日で寒い日本へ戻る状況なので最後の蒸し暑さを名残惜しむ状態。今はコンビニのエアコンは迷惑ではなくありがたい。帰国後数日は日本の寒さもきっとありがたく感じる。バンコクは確実にラヤ島より暑い。


バンコク 2019年3月13日(水)快晴 旅21日目

出費詳細
裁縫20 肉野菜炒め定食40 チョコアイス15 昼肉野菜炒め定食40 カットパイン20 コンビニカップカプチーノ中18 牛乳24.5 夜カウカームー40 水6 ビッグコーラ322mlペット10
宿泊代
カオサンゲストハウス 220
合計

493.5 THB

日本円合計

1THB = 3.5円で計算  1,727.25円

1 JPY = 0.28453 THB / 1 THB = 3.5145 JPY 2019/03/12 19:05


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南部線車窓


プロビデンストレイル2019

2/26 ピッサヌローク
2/27 スコータイ行き方
3/1 タイ物価2019
3/2 ロッブリー
3/3 ドンムアン空港宿泊
3/3 エアアジアプーケット
3/4 プーケットパトン宿泊
3/5 プーケットセントラル
3/6 プーケット空港
3/7 ラヤ島行き方
3/8 ラヤ島ホテル
3/9 ラヤ島ダイビング
3/10 ラヤ島脱出
3/11 プーケット鉄道
3/13 タイ南部高速鉄道
3/15 バンコクでお買い物
3/17 バンコク公共バス
3/18 ドンムアン食堂通り


タイ国鉄3等列車の旅


赤土部分が工事予定地。この状態が延々何百キロと続く。

ドンムアン空港ホテル

アマリ エアポートホテル
1泊1室 5400円~ 
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カオサン格安ホテル

D&D イン 1泊1室 2,794円~
カオサン通りの老舗ホテル。屋上にプールがある。
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 チュンポーン~トンブリー80B
 距離は東京~京都間に等しい


  GE型 米国製


 クイッティヤウ弁当20Bだと
 思って20B払ったら2つくれた。
 1個10B(35円)だった。


 ふつうにうめえ。これで35円?


 ノーンプラードック駅で




 菓子パン1個5B、缶コーヒー12B
 糖分、トランス脂肪酸たっぷり?



バンコクノイ駅トンブリ駅。ここの脇の車庫に常時蒸気機関車が待機しているのが気になる。観光列車として泰緬鉄道復活か?



破けた短パン縫ってもらう 20B



タイ国鉄南線


タリンチャンは将来地下鉄MRTオレンジラインとも接続予定


タイ国鉄南線車窓





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