タイ長期旅行のヒント
遺跡もビーチもないタイの地方都市。
ディープなローカル体験にどっぷりつかるコアな旅。
11月~2月の日本の厳寒期、タイは乾季で連日快晴で真夏の気温。
ゆるゆる格安生活が至宝の天国時間となる。
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ターミナル21コラート東京フロアの異次元ワールド
タイ長期旅行のヒント
Thailand long trip tips
タイの物価は上がり続け以前のような格安生活はしづらくなった。特にバンコクの物価上昇が顕著で何も知らずに旅をすると、ほぼ現地の物価の恩恵は受けられない。格安にお金持ち気分が味わえるということでもあるのだが。
タイで気合の入った格安生活をする手軽な選択肢の一つ。それはバンコクを離れることなのだ。タイの地方都市には2020年現在いまだに個室1泊100バーツからの地元宿があり、ローカル市場ではバンコクで40バーツする定食が30バーツで食べられ、マンゴ1個が30円で買える。
バンコクセントラルワールド前 日本の地方都市より遥かに発展している
個人で格安旅行がしやすい親日国タイ。コロナ明けにLCCでバンコクに行ってその後どうする。第2弾。リトマス試験旅で海外個人旅行適性ありと判断された旅行者が次に狙うのはタイでの長期旅行、格安生活か。LCCで往復1万8000円でバンコクに行っても現地でぼられまくりでは意味がない。右はコラートの1泊150B(500円)地元宿。
旅行が長期になればなるほど宿泊費が問題になる。1泊1万円のホテルも2~3泊なら問題なくとも、100泊するなら100万円になってしまう。もし1泊500円なら100泊しても5万円。この差は大きい。
またタイではぼったくりというわけでなく、お金持ちからは余分に金をとる習慣がある。なので旅行者側の態勢によっては際限なく小銭を余分にとられ続ける展開になる。かの地ではどんな格安旅行していても日本人というだけでお金持ちと判断される。現地物価の適応基準は「タイ語料金<英語料金<日本語料金」。ただこれはタイでは小銭ぼられるだけで、英語もタイ語もしゃべれなくとも平和に旅ができるということの裏返しでもあるのだが。
バンコク セントラルワールド前
ピッサヌロークのマーケット
ラノーンのローカルマーケット
リアルなタイを知る旅 タイ地方都市格安生活
格安を望むという点のみならず、タイの良さを知りたいならバンコクを離れるべきだ。できればプーケットやパタヤといった定番観光地以外の地方都市が望ましい。プーケットなどの定番観光地には観光客料金が定着している。またバンコクの定番ホテルエリアで生活する限り現地物価の恩恵にはあやかれない。2020年現在、BTSスクンビット線沿線のみならず、カオサン周辺やヤワラーまでも物価が上昇して以前よりもずっと格安生活がしにくくなった。
物価の面のみならずバンコク、特に外国人に関与するタイ人は特殊な位置にいて人のいいタイ人が少ない。詐欺グループといかないまでもかかわりあうと不愉快になるきつい性格の方々がバンコクには少なくない。基本親日国であるが、欧米人>日本人の態度をとるタイ人も皆無ではない。日本人の白人>東南アジア人差別よりはずっと少ないが。
かかわりあってハッピーな気分になれるタイ人はバンコクより地方のほうが圧倒的に多い。なので長期旅行をするという観点からはバンコク(特に日本人エリア)はできるだけ早めに出て、パタヤやプーケット、チェンマイといった定番観光地を避けた地方都市に拠点を置いて生活する方が旅のいい思い出は増えると個人的には思う。そういう地方では英語が通じなくなる難点はある。しかし周りのタイ人はすべてタイ語の臨時講師と考えることもできる。
バンコク カオサン通り
次々に安宿が消えるバンコク
カオサン通り周辺の安宿事情2020
カオサン寺裏の安宿が次々に閉鎖。解体後爽やかな高額宿が出現。日本人バックパッカー宿も消えた。サムセン通り方向の安宿もなくなり、プラアティット裏やタナオ方向にわずかに残る1泊200B前後の個室独房宿は常に沈没組で満室。ヤワラーの安宿も激減。コスパも悪くなった。右はプラアティット裏タイグリーンゲストハウス160Bの部屋。
バンコクにはドミで300Bあったり。地方へ行けば150バーツで広さ20畳の快適個室地元宿があるのに。なおローカル地元宿は外国人を泊める気がないので予約サイトには登場しない。なので予約はせず現地入りし当日確保する。
ちなみにカオサン周辺でも1泊400B払うなら十分快適な個室部屋が予約サイトから確保できる。安宿とは1泊200B以下の個室宿のことを言う。
群雄割拠の地方宿2021 タイ北部編
個室でトイレシャワー付き 広さはカオサン独房の5倍
●コラート
バンコクの北254km。バスでも鉄道でも行ける。別名ナコーンラチャシーマー。1泊150B広さ20畳のトイレシャワー付き個室宿(右)あり。
宿泊実録2019
宿泊実録2018
宿泊実録2015
●スリン
駅前徒歩30秒に150Bのローカルホテルあり。バンコクから北東428km、3等列車で73バーツ、所要8時間20分
1泊150B宿泊実録2015
●アユタヤ
1泊150Bの個室宿あるも3畳独房でトイレシャワー共同。観光地なのでコスパ悪い。400B出せば快適宿は無数にある。宿から遺跡までは歩いて行ける。
1泊150B宿泊実録2020 1泊150B宿泊実録2017年12月
●ロッブリー
1泊180Bの遺跡フロントのトイレシャワー付き20畳個室宿あり
2016年12月1泊180B宿泊実録 宿泊実録2019 宿泊実録2020
●ピッサヌローク
2020年現在1泊100B個室宿がある。トイレシャワー共同で広さ4.5~6畳と若干狭いがたぶんタイ最安。バスターミナル1周辺に1泊150B広さ8畳のトイレシャワー付個室宿複数あり。ターミナル2は1泊170B~。駅前すぐにもローカル宿あるが1泊300Bと若干高い。スコータイ遺跡に日帰りできる。スコータイのオールドタウン、ニュータウンにも宿はあるが若干高くコスパ悪い。
宿泊100B実録2019 宿泊300B実録2020 宿泊150B実録2020
YouTubeおとちゃんねる ピッサヌローク150Bの宿
●サンクラブリー
湖畔の宿は高く1泊400B~。モン族の村ホームステイトイレシャワー付ツイン1泊200B(右)が味あり。宿のおばちゃんはモン語とタイ語しか話さないので宿泊交渉はタイ語で。
湖畔宿宿泊2018
モン族の村ホームステイ1泊200バーツ 2018
●カンチャナブリ
バンコクからトンブリ発の鉄道で行ける。100B。ロットゥー、バスも頻発。宿から戦場にかける橋まで歩いて行ける。川沿いの100B宿は値上げした。
1泊200B地元宿2017 1泊100B水上バンガロー2015
●プレー
バンコクから北に約540km。ピッサヌローク~プレー181km、ピッサヌロークバスターミナル1、2から長距離バスがプレー、ナン、チェンライ、メーサイのルートで運行している。
1泊160B15畳部屋 宿泊実録2020 YouTube プレー160B宿
2020年プレーの1泊160THBの地元宿トゥーンシーパイブーンホテル Toong Sriphaiboon Hotel。右の迷彩柄リュックが4カ月の私の旅の携行全荷物。ミャンマーで買った444円リュック。部屋までWi-Fi届きネットできる。
●ウボンラチャタニー
ウボンラチャタニーはタイ・ラオス国境最寄りの町。ラオスのパクセに抜ける人気の定番国境チョンメーク・バンタオ国境のタイ側拠点。
1泊200バーツホテル宿泊実録2016
●メークロン
バンコクからは東へ約80km。メークロン市場はバンコクからツアーで行くと1400バーツだが、市場の上を走るメークロン線(鉄道)の運賃は10バーツ。その鉄道を使ってバンコクから片道合計37バーツで行ける。
1泊250Bホテル宿泊実録2016
●トラート
チャン島やクッド島への拠点となる町。バンコクからバスで6時間。
ガーデンゲストハウス1泊150B宿泊実録2018
トラートの1泊150バーツのガーデンゲストハウスは普通の民家のよう。私は交渉で3泊400THBにしてもらう。1泊133バーツ。
南部編
●プラチュアップキーリーカン
Maggie's Homestay 1泊180バーツ 2018年1月
●ラノーン
シンタウィーホテル 1泊240バーツ 2019年12月
ラタナシンホテル 1泊200バーツ 2013年2月
●パンガー
ラタナポンホテル 1泊250B 2018年1月
●パッタルン
Ho Fah hotel 1泊220バーツ 2013年2月
●トラン
コーテンホテル1泊200Bの20畳部屋 2017年1月
●ハジャイ
キャサイゲストハウス 1泊160バーツ 2009年9月
プエンルアンホテル 280 THB 2013年1月
キャサイゲストハウス 1泊300バーツ 2017年2月
●サトゥン
1泊250Bのリエントンホテル 2017年2月
ローカルマーケットの食堂エリア
びー旅つぶやき コロナインパクト渦中
コロナ太り解消中
9:00 2020/09/02
コロナ直前の長期渡航ダイエットでせっかく腹のまりが2個なくなったのに、コロナ太りでリバウンド。まりが3個になった。やばいと内臓脂肪解消にジムに通う。しかし年のせいもあって一通りやって帰るとヘロヘロで帰ってパソコンに向かう元気なし。連日の猛暑も加担する。
なのでせっかく時間できたのにびー旅ページ制作もおとちゃんねる動画の公開も滞りがち。旅マンガも先送り。とはいえこの年で太り始めるとその先に待つしゃれになんない病気が怖い。アスタキサンチン飲む無意味ねえじゃん状態。なのでメタボ解消最優先。筋トレもやって筋肉つくので体重が思ったように減らない。やっぱ日本は飯がうまいのでついつい食いすぎる。おうち自作のカレーや麻婆茄子が天国の味。夏バテとは全く無縁。
エアアジアバンコク線はタイの14日拘束制限受けて実質運航延期のようだ。現在予約できるのは11月17日以降で週4日運行。多分14日拘束もそのころには解除される。3月帰国便キャンセルの返金はまだされず。存続の危機に面している先方の事情鑑みて気長に待つ。約9000円なんだけど。