安い方が楽しい海外旅行
海外旅行において
高い方がつまらない。安い方が楽しい。
ということが少なくない。
なぜだろう。
日本国内旅行ではほぼ安い方が
みすぼらしくなるのに。
海外の旅では金をかけて用意周到に準備されるほど
自由はなくなりがんじがらめの束縛旅になる。
自由なはずの旅の選択をなぜ他人にさせる?
人によってそれはサービスではなく単なる邪魔だ。
そんなものに余分な金払う意味はあるのだろうか?
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昼間は日帰り客で混雑するが午後3時以降ガラガラになるラヤ島(ラチャ島)。海外個人旅行は欧州組と現地民に交じって旅することが多い。
ラスドゥ モルディブ 環礁島なのに1泊3000円台の快適ホテルがある。この時2020年1月私はマレにKLからエアアジアで片道8900円で来ている。
びー旅スタイルとは
Budget trip abroad is more fun. Why?
途上国、新興国において、宿泊費は高額な方が旅は快適になる。
しかしそれは日本のホテル環境に近づくということなのだ。
せっかく海外に出て扉の向こうには日本で体験できない異次元世界が無限に広がっているのにそこを自ら閉ざす意味もない。
プモリ ヒマラヤトレッキングはツアーで行くと高額なのに完全束縛ツアー。天気が悪くても晴待ちすることなく情け容赦なく雲の中に突っ込んでいく。
たぶん多くの旅人は旅先に快適な住環境ではなく、非日常のテンションを望んでいる。1泊3万円の泥ビーチ前ホテルより1泊900円のきらきらビーチ前ボロバンガローのほうが忘れられない旅になることは間違いない。旅の楽しみに「食」があげられるが、海外旅では旅の食事などどうでもいいほど強烈なインパクトの観光地がある。人間は衝撃的な幸福感に満たされると食欲がなくなる。
日本国内では1日4食食っても食い足りない食い意地の張ったメタボの私が言うのだから間違いない。そしてその経験には国内旅行で出会うことはない。
しかしこの辺は言葉で説明してみても
安い方が楽しい?の疑問を持つ方の共感を得ることはたぶんない。
アルーシャ発の格安セレンゲティツアーに日本人は参加しない。日本から1人60万円以上かけて行くのが一般的。
スリン島はタイ本土から60kmあるので高級ホテルはない。島内のテントは1泊1000円ちょっと。部屋の贅沢よりこういう海を優先する旅人がいてもいい。
金銭的には5ランクほど下なのに
旅のテンション的では2ランク上になる快感は
実行してみないと実感はできない。
例えば…
ミャンマー インレー湖畔ニャウンシュエ南110kmサカー遺跡
びー旅スタイルとは
きれいな海も遺跡もない異国の地方都市。でもテンションバリバリなのはそこにある旅のおもちゃ箱が旅人の感性と好奇心をくすぐるから。そこには日本の日常には決して遭遇することのない予測不能のファンキー体験が無数に散らばる。言葉も地理も慣習もすべて未知。結構な年齢の大人に小学生の夏休み状態を提供してくれる。
ある程度年を取ると日常生活で初めての体験はほぼなくなる。しかしそういう旅ではすべてが初体験で未知の世界なのだ。
ミャンマー国境へのソンテウ ツアー参加では乗れない
ランブトリー通り バンコク カオサン近く
びー旅スタイルとは
定番ツアーにはない旅のきらきらを追及すること
日本ではどんなに金を積んでも得られない貴重な環境。宿の子供が現地語習得の臨時講師になる。この環境は定番ツアーでは決してたどりつけないコアな世界だ。
ガイドブックに書いてあることを確認するだけの旅は繰り返しているうちに退屈になってくる。籠の中の鳥状態。でも扉は開いている。鍵もかかっていない。そこから出ていくことは簡単なことなのに。
予定調和の定番ツアーにはない旅のきらきらを追及する。
それをびー旅スタイルという。
サンボドロモ Setor 6 リオのカーニバル
ラヤ島(ラチャ島)パトックベイ
びー旅つぶやき コロナインパクト渦中
17:44 2020/08/28
なぜ誰も言わない。誰も言わないので私があえて言う。安倍さん。あなたの残したレガシーは「日本をコロナから守ったこと」だ。中止になるであろう東京オリンピック成功よりはるかに尊い業績だ。辞意のニュースに周りで騒いでいるメディアの連中、今まで批判ばかりしてきたが、休みもとらず体を壊すまで働いた安倍さんにここで「ありがとう」というべきだ。