既成ツアーでは到達できない異次元世界へ
海外旅行。自由があるのに自由を選択しないのはもったいない。さらに自由のない方が高額なのは理不尽だ。途上国新興国のきらきらドキドキのおもちゃ箱感はかの地の高級ホテルには存在しない。扉の向こうには日本では決して体験できない異次元世界が広がっているのに、日本と同じ予定調和の陽だまり環境で過ごす意味はあるのだろうか。
とはいえ、場所が海外となると安全性や言葉の問題もあり一筋縄では行かないのが現実。そこで比較的安全で個人旅行のしやすい環境で、自分に海外個人旅行があっているかどうかの簡易的な確認旅「リトマス試験旅」をする方がその後の展開の問題を少なくする。実際にやってみて「ああ楽しかった」となるのか「ひどい目にあった」となるのか。答えは明確にシンプルに出る。ここではそのリトマス試験旅のより具体的な方法をあげてみる。海外旅行、ツアーと個人旅行どっちがいい?その答えは「人による。万人に当てはまる答えはない」…で終わると寂しいのでその先を少し彫り込んでみる。お金をかけずに個人でハイテンションなキラキラ海外旅行をすることは自分には可能なのか?それを知るための海外リトマス試験旅実行について考察。
コロナが教えてくれたこと、それは「人にとって行きたい時に行きたいところへ行ける自由は何にも代えがたい大切なものなのだ」ということだ。
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海外に Go To キャンペーンはない。ただしLCC使って個人で行けば海外にそれ以上安い料金で行ける。加えて海外のテンションは国内旅行の比ではない。
海外リトマス試験旅
自らの旅人属性を知る方法
2020年8月7日(金)
海外旅行者の属性であまり知られていない事実。それは海外で犯罪や事故、病気などのトラブルにあう方は旅を始めたころからずっと延々とトラブル被害にあい続け、そうでない方はめったにトラブルに遭遇しない。カモオーラの差とも言い換えられる。頭脳明晰とか喧嘩が強いとか社会的地位があるとかは一切関係ない。この属性はしみついた臭いというか遺伝形質のようなもので、自分の力で制御できない傾向もある。このトラブル派と非トラブル派、どちらかを調べるのがリトマス試験旅だ。自分がどちら側の人間なのか事前に知っておくのは危機回避の意味でも重要なことだ。
成田~バンコク片道税込8,600円のエアアジアプロモ料金 2019年コロナ前
コロナ明けにLCCで海外個人旅行 タイ編
近くて比較的安全で個人旅行府がしやすい海外の筆頭はタイ。LCCも激安で飛んでいてプロモを確保できれば2万円以下で往復できる。バンコクは新幹線で東京から大阪に往復するより安く行ける渡航先なのだ。なので旅人属性を知るリトマス試験旅の第1候補として上がるタイで具体例を挙げてみる。
ここでリトマス試験旅として候補に挙げるのはバンコク個人旅行ではない。「バンコク発」個人旅行だ。定番ツアーで行くありきたりのタイ旅行のその先を、ここではリトマス試験旅の実験フィールドとする。具体的にはバンコク発ラン島、アユタヤ、メークロン、カンチャナブリ、ロッブリー。5つのうち自分の趣味に合うどれか一つを選んで実際に自力で行ってみる。LCCで激安にバンコクへ行ってその後の展開を自力で模索実行するミッションだ。上の5つあたりならたぶん日本発で3泊4日もあれば実行可能だ。個人の適性を判断する試験旅なのでできれば一人参加が望ましい。
このリトマス試験旅で「ああ楽しかった」となれば次のステップに進める。その先、ハワイにもモルディブにもヨーロッパにもアフリカにも個人で格安にきらきら海外旅行をする道が開ける。専門用語でプロビデンストレイルという。ウユニ塩湖もエンジェルフォールもリオのカーニバルもセレンゲティもカラパタールにも個人で行けばツアーの4分の1の費用で行ける。それらの渡航先は旅先のテンションが桁外れなので、日本国内旅行と違って格安に行ってもみすぼらしくなることは決してない。逆に言うと金をかけないともたない旅先はそれだけ観光地としての絶対的テンションに欠けるということなのだ。
カオサン脇寺裏ランブトリー通り
LCCで格安にバンコクへ その後どうする
LCCでバンコクに格安に行ってその後どうするのか。もちろんバンコク市内には定番観光地の王宮エメラルド寺院、ワットポー、ワットアルン、シーラチャタイガーズーなどがあるのでそこですましてもいい。冬の厳寒時期だと何もせずにただホテルでぼーっと暑さを堪能するのもありだと思う(私もよくやる)。
コロナ明けには微妙だがパッポン、タニヤ、ナナ、ソイカウボーイなどの夜の観光もある。しかし個人的な意見で恐縮だが、基本バンコクにはあまりテンションの高い観光資源はない。タイの良さを知るにはバンコクを離れるべきだ。
そこでリトマス試験旅実行先として5つの近場候補をあげてみた。それがラン島、アユタヤ、メークロン、カンチャナブリ、ロッブリー。日帰りもできるがかなりあわただしくなるので現地で1~2泊するのが望ましい。
アユタヤ ワットチャイワットナーラーム遺跡
バンコク発自力ツアーで自己判定
この5つのうちどれか一つに絞ってそこに自力で行ってみる。カオサン手配の現地ツアーもあるがここは個人で地元民移動を試みる。地元タイ人が使う長距離バスや列車を使って目的地に行くのだ。それを楽しいと思うか、面倒と思うかでも個人旅適性の分岐があると思う。行き方は以下に実際の実行記録へのリンクがあるのでそれを参考に実行する。リトマス試験旅に手取り足取りのガイドはない。些末な不安払拭して突入する行動力も求められる。バンコクや移動先のホテルは予約サイトで予約しても当日確保でもどちらでもよい。
現地物価は「現地語<英語<日本語」なので、自分がどのポジションで旅をしているかわきまえたうえで行動する。タイ語どころか英語すらまともしゃべれない状態で「ネットに書いてあった料金で」と格安バトルをするとトラブル招く。言葉に不安がある場合はある程度の割増料金は許容すべき。タイなのでタイ語も英語も話せなくとも小銭ぼられれば何とかなる場合がほとんど。リトマス試験旅第一候補に挙げられる理由もここにある。
カンチャナブリー 戦場にかける橋とクワイ川
パタヤ沖ラン島。バンコクから日帰りできるがパタヤ1泊した方が楽しめる。パタヤはホテルやナイトライフは充実しているがビーチは汚い。
5つのバンコク近郊観光地 地元バスや列車、船の旅
ラン島
・バンコクからパタヤ(バス)110THB 2時間
・パタヤバリハイ港からラン島(ローカルボート)30THB 40分
バンコクから一番近いきれいなビーチがあるパタヤ沖8kmの島。今回の試験旅でビーチが希望ならここ。拠点となるパタヤはホテルやナイトライフは充実しているがビーチは汚い。ラン島にはバンコクから日帰りもできるが弾丸になる。パタヤで1泊以上した方がビーチは楽しめる。ラン島にも宿があり予約サイトから予約もできる。バンコクから南東120kmのパタヤにはローカルバスで行くのが一般的だが列車でも行ける。列車は31B、所要3時間と激安で行けるが、本数少なく難易度上がるので初回はエカマイ発のバスで行く方が無難。
ラン島行き方2020 ラン島行き方2018
アユタヤ
世界遺産に登録されている遺跡の町。バンコクから北に道のり83.3km。直線距離70km。バスかロットゥーか列車で行く。パタヤと違い列車は1日35本と頻発しているので利用しやすい。ラピッドで所要1時間35分。ドンムアン空港から列車で直行もできる。バンコクから日帰りもできるが弾丸になるのでアユタヤに数泊した方がいい。遺跡は6つほどありアユタヤの町の周辺に散在している。1日ですべて回るのは難しい。ホテルエリアから近い遺跡には2kmほど。レンタル自転車1日20B~。アユタヤに宿泊するとバンコクにはないゆったりモードのタイのローカルライフが楽しめる。物価も安い。
アユタヤ行き方2019 アユタヤ訪問実録2017 アユタヤ日帰り実録
アユタヤ遺跡
バンコク発近郊観光地自力ツアー
メークロン
メークロン市場に列車登場。狂喜乱舞の観光客。かの地のおもちゃ箱感というものがどういうものかが伝わるシーン。
市場の中を鉄道が突っ込んでいくタイならではのインパクト市場。突っ込む車両は日本製旧東急車両。メークロンにはロットゥー他、市場に突っ込むメークロン線自体に乗っていくこともできる。メークロン駅付近には地元系ホテルもあり快適なタイローカルライフが楽しめる。物価も安い。メークロンからはローカルバスでダムナンサドゥアク水上マーケットにも行ける。
メークロン行き方 メークロン滞在記 水上マーケット
この線路は1日4往復(8回)列車が運行している。メークロン。
メークロンからダムナンサドゥアク水上マーケットまでバスで20分。
カンチャナブリ
鉄橋の脇至近距離から写真が撮れるのもタイならでは
戦場にかける橋で有名なクワイ川沿い地方都市。クワイ川沿い水上コテージに激安に泊まれる。カンチャナブリからナムトックまでの泰緬鉄道も味あり。郊外にエラワンの滝国立公園がありカンチャナブリーからバスで行ける。
カンチャナブリ行き方 ナムトック~カンチャナブリ泰緬鉄道
エラワン滝国立公園
カンチャナブリ 戦場にかける橋
エラワンの滝にはたくさんの滝がある。
ロッブリー
バンコクの北164km。猿が占拠するクメール遺跡のあるタイの地方都市。鉄道でもバスでもロットゥーでも行ける。遺跡は町の周辺に複数散在しているが、さほどテンションなし。物価安く猿と戯れながらゆるいタイ地方都市ライフが堪能できる。アユタヤの先にあるので組み合わせるのもいいかも。
ロッブリー行き方 ロッブリー2020
ロッブリーは猿と遺跡の町
YouTube動画 おとちゃんねる
猿ホテルで窓からおさるにビスケットをあげる
猿遺跡周辺におさるがいっぱい
パタヤの街並み
びー旅つぶやき
6:56 2020/08/04
カレーハウスCoCo壱番屋がインドニューデリー郊外グルガオンに1号店オープン?まじか?インド人にココイチカレーが通じるのか。だって日本のカレーは別料理じゃん。税抜340Rs(ルピー:480円)~って。誰が食うんじゃそんな値段で。今年20年2月チェンナイでチキンマサラ120Rsですら高くて手が出ず毎日40~60Rsのベジカレーセット食ってたのに。120Rs(170円)は日本の感覚では安いが現地生活してると現地物価がしみこんでしまう。ちなみにココ壱番屋カレーはハワイ(アラモアナSCマカイマーケット入口店)ではよく食う。日本ではまだ食べたことがない。高いので。
斉藤さんの難しいバージョンの「齋」。乃木坂と日向坂のせいでみんなかけるようになるね。え?前から書ける?失礼しました。
税抜340Rsは天井人の贅沢メニューじゃ。インドの庶民食堂はデフォベジ。2020年2月25日チェンナイセントラル駅脇撮影。ポンガル食いてえ。