タイ・マレーシア・インドネシア放浪5 2009年9月 乾季の空を求めて南へ
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スウェンセンズのパフェはうまい
 

ハジャイ タイ・マレーシア国境

ハジャイ発ジョイントチケット クアラルンプールへの鉄道情報


 09年9月8日午前10時頃のハジャイ駅

09年9月8日(火) 午前11時53分  前へ  次へ

 ハジャイの中心部
今朝の7時にハジャイ駅に到着。今駅前から10分ほど歩いた所にあるプエンルアンホテル1泊220Bで天井からの爽やかなファンの風に当たりながらパソコンいじり。なんとこの旅初めての晴れ。雨季の晴れというより乾季のような晴れ。一面の青空が長時間続く。ラッキー。やはり天気で気分は変わる。旅に天気は重要だ。

昨日スラタニから乗った深夜のハジャイ行列車は国境越えてマレーシア迄行く列車だった。そのまま乗っていればマレーシアまで行けた。バンコクからの列車なので遅延は覚悟していたが、なんと1時間半遅れて私の待つスラタニ駅に到着。列車に乗りこんだのは午前2時を過ぎていた。乗車後はそのまま寝込んで気がついたら朝6時でハジャイ到着間際だった。

しかし着いて違和感。ハジャイってこんな町だったっけ?前回訪問したのは10年前のこと。

到着前は寂れた田舎町のイメージだったのが今回来て見るとピッカピカで元気のいい地方都市に成り代わっていた。スウェンセンズも富士レストランもあるショッピングモールもありあまり田舎町の風情はない。

ただそのショッピングモールに防弾チョッキを着たセキュリティーがウロウロしている所が若干聖戦戦士の影を感じた。外務省の安全情報よく読んでよい子はハジャイには来ないでね。

早速近郊エリアへのアクセスを当たってみる。ハジャイからランカウイまでのジョイントチケットは550Bで毎日1本12時半発。バスではなくミニバンとボートで行くらしい。ピピ島へのジョイントは680B。ここハジャイからはピピ島よりもランカウイ島のほうが近い。

バスで行く場合はサトゥン経由だが鉄道で行く場合はアロースター経由になる。駅に行って調べると1日1本14時20分ハジャイ発でアロースターまで90Bとのこと。なんか普通に国境越えの列車が出ていて、タイ・マレーシア国境はカンボジア国境のようにあまりややこしいことはないようだ。ここでは地元食堂でも気を使う。イスラムスカーフのおばちゃんの店ではクイッティヤウムー(豚肉)は禁句。
ハジャイ駅          .

さっき散髪をする。60B。ボサボサ金髪がきりっと金髪になる。ハジャイの物価は地方都市のわりには安くない。宿も駅前すぐのゲストハウスはみな1泊300B以上だった。200B台のゲストハウスは駅からやや離れている。しかし今のこの宿の広さで220Bはやはり地方都市ならではのコストパフォーマンス。ただ私が現在宿泊中のプエンルアンホテルのほうは完全な地元民向けの宿で英語は全く通じない。キャサイGHは英語が通じるし、各国バックパッカーもいる。

蛇足情報
  • ハジャイのネット屋1時間20B。地方都市では小中学校の近くに安いネット屋がある。
  • スウェンセンズでまたパフェを食べる。ちょっとはまっている。今日は79Bのパフェ食べる。おっさん一人では日本では食べづらいが、タイの地方都市では気にならない。
  • なくした三又プラグコンセントコンビニで23Bで買う。前回カオサンで40Bで買わされたのはボリ価格だった。安宿利用でパソコンとアースノーマット持ち歩く身には必需品。


マクドナルドの9Bソフトクリーム


通学ソンテウ
   




◆夜行列車の旅

ハジャイへの列車の車窓から 2009年9月8日早朝6時頃


9月8日の午前2時スラタニから乗った2等客室 この列車に3等客室はなかった。 1時間半も遅れてきたバンコク発マレーシア行夜行列車

◆ハジャイの宿

キャサイゲストハウス S160B W200B     プエンルアンホテル W220B


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宿名 料金 連絡先
キャサイゲストハウス
CATHAY GUEST HOUSE
S160B~
W200B~
93/1 NIPHAT U THIT 2 ROAD HATYAI SONGKHLA
TEL:074-243‐815 FAX:074-354-104
プエンルアンホテル
PUENG LUANG HOTEL
W220B~ SAENG CHAN ROAD HATYAI SONGKHLA
TEL:074-244‐548
駅周辺徒歩圏内に300B~の宿は無数にある。

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9月8日(火) 午後10時35分             前のページへ

     天ぷらと唐揚げ頼んでご飯2杯、飲み物つけて151B(425円)
日本食(もどき?)レストランでカツカレーが55B、カツ丼が45Bという所を見つけて今日の昼と晩と利用する。昼はカツカレーとカツ丼、コーラつけて116B(約330円)、晩はてんぷらと唐揚げ、ご飯お代わり計2杯とコーラつけて151B(約425円)。ご飯はタイ米ご飯か日本米ご飯か選べるようになっている。今日の晩は「らしからぬ」豪勢な晩餐となってしまった。昼間はパフェ食べてるしメタボ解消の旅がだいなしじゃ。

そのレストランの名前は「けっかちゃん」?どういう意味なんだ?ネーミングにも味を感じる。チェーン店のような感じでギョーザ販売18Bののぼりまであった。ネーミングからもわかるが、日本人の絡んでいないタイ人によるタイ人のための日本食レストランといったところか。メニューもタイ語のみ。カツ丼の具にしいたけが入り、カツカレーのご飯に海苔がのっている。私はそういう外角スレスレ、ボール気味の球は嫌いじゃない。

ただ一食の量が少なめ。今日は下の写真のカツカレーとカツ丼を一度に食べてしまった。私は大食い選手ではないので、そんなことは生涯今日が初めてだ。それで330円って…。なんか得した気分。たこ焼き25Bも買って帰りたかったが、満腹状態で無理だった。バンコクにはl「けっかちゃん」はないのかな?



カツ丼45B 126円 野菜具に入れすぎ?         カツカレー55B 154円 日本米ご飯だと+10B。
12年6月29日追記、「けっかちゃん」はなくなって日本食でない別の地元レストランになっている


この宿近くにコンビニがない。ハジャイ自体にコンビニがあまりない。仕方がないので夜10時頃駅方向の繁華街へコーラ買いに行ったが、拳銃ぶら下げた警官が複数町のあちこちに立っていた。国によっては日常風景だが、タイでは珍しいことだ。爆破予告でもされているのかな。

今日は午後は雲が多くなった。いずれにせよ雨季らしからぬ天気。明日はランカウイ島へ向かおうと思う。が良く考えてみると、エアアジアのクアラルンプールからのフライトの日が思ってったより間近に迫ってきている。トロトロ道草しながら行ってたら指定の日まで空港ににたどりつけなくなってしまう。ハジャイ居心地がいいので数泊したいが、ランカウイやペナンの情報獲得と比較すればどうしても削らざるを得ない。明日鉄道でアロースターに向かう。残り日数ないのでジョイントチケット利用も考えたが、そういう旅だとネタになるおいしい情報も入らないのでやめておく。

ここは4階で小さいベランダもあるので夜の町を見下ろせる。外はひんやりと気持ちのいい風が吹いている。エアコン不要の気温。お昼寝もしたので昨日の深夜の移動の疲れも取れた。やはり通常座席での車中泊だと疲れた上、ベトベト状態で長時間シャワー浴びれんのがきつい。

写真の暖簾にある「レカニカニアレ」がタイ語で「けっかちゃん」の
音読み表示 タイ文字を日本語っぽくレタリングしている。  .

09年9月10日追記、「けっかちゃん」はチェーン展開はしておらず、ハジャイに1店舗しかないとのこと。
12年6月29日追記、「けっかちゃん」はなくなって日本食でない別の地元レストランになっている

9月9日(水) 午後9時43分               前のページへ

     ハジャイ駅ホーム 英語の通じるインフォメーションもある。
またまた急遽予想外の展開。今日の14時20分ハジャイ発の列車で一気にクアラルンプールまで行くことになった。

今日朝起きて考えた。今日は9日?エアアジアのフライトは確か11日だったよな。あれ?あさって?2日前なのにまだこんな所にいることがやばいんじゃないの?ランカウイ島なんてよってる場合じゃない。エアアジアのフライト逃したらその後がえれえ面倒になる。

…ということで早速朝の7時頃に駅にクアラルンプール行の列車の確認に行って見る。1日2便マレーシアまでの便はあるようで、一つは私がスラタニからハジャイまで来た早朝便がそのままバターワースまで行く。もう一つが午後14時20分ハジャイ発。クアラルンプール着は車中一泊で翌日10日朝6時45分。夜行で直行してもクアラルンプールにはフライト前日着になるって事を再認識。そらあえらいこっちゃ。

迷うことなくアロースターもバターワースも素通りしてクアラルンプール直行を決める。今回は寝台車のアッパー(上段)予約で490B。

ちなみにハジャイからはバスでもクアラルンプールに行ける。ツーリストバスで500B、9時間。反対方向のハジャイ~バンコクはツーリストバスで750B、所要13時間。夕方18時半発の夜行。ローカルバスだと安いがもう少し時間がかかるようだ。ここからクアラルンプールにはツーリストバスのほうが早く行けるが、今回は寝台車に乗ってみたいので列車を選択。コルカタ~チェンナイ~トリバンドラム往復以来の寝台夜行列車の旅。明日クアラルンプールで、あさってにはデンパサール、ようやく乾季の空にめぐり合える。あれ?マレーシア入国たった1日になってしまった。


ハジャイの町並み 9月8日、1日だけの青空 今日9日は曇り。

列車の出発が14時20分とちゅうた半端な時間なので、フロントで交渉したらチェックアウトは13時過ぎでもいいとのこと。地元系の安宿はこういう面で旅人に優しい。「荷物預かってやるからとっとと出て行け。いやなら金払え」の態度はとられない。列車到着はどうせまた1時間くらい遅れるような気はしている。

今日は朝晴れていたがこの時間は曇り。薄日のさす天気。駅から帰る途中、黄色いTシャツ着た群集に出会う。どうやら王室関係のイベントがある様子。朝っぱらから駅周辺に警官がたくさんいて、迷彩服着た軍の兵隊さんが自動小銃持って街中をうろついていたので、ハジャイってそんなに危険なのかと一瞬思うも、その王室イベントのせいもあるみたい。

暑いのでシャワーよく浴びるのだが、浴びると虫除けスプレーの効果がなくなる。さっぱり状態でスプレーするのを忘れて食堂行って食われるパターン繰り返している。

プエンルアンホテル1泊220B~       昨日散髪してくれたお姉さん   .

今日列車に乗ってしまうとしばらくページ公開できそうにないので早めにページの更新をしておこう。


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