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                  海外旅行と雨季について
                  雨季 その2
                  予約前に要チェック 渡航先のお天気
                   
                    
                    雨季のこの味を最初から知っていて行くには問題はない。 
                   
                  
                    
                      
                        | ◆雨季その2  09年7月14日(火)  雨季その1はこちらへ  | 
                       
                    
                   
                  
                    
                      
                        びー旅.comに掲載のピピ島の画像を見た知人から相談をされる。「夏休みにピピ島に行きたい。あのサイトに載っているきれいな海をぜひ見たい。どうやって行けば効率はいいの?」
  
                        「う~ん、そぅ、そぅ、そぅ。ピピ島は日本から直接行けへんねん。バンコクからプーケット行くやろ。ほいでなボートでな…って。こらっ、ちがうやろ」とノリツッコミの練習になるすっぱい相談だ。
  
                          そんなこと確認するまでもない、誰でも知っている「常識」と思っていても、海外のことになるとわりと見過ごされがちで盲点となる重要なことがある。それは「雨季」について。ピピ島は今雨季、しかもタイ南部特有の延々雨の降り続く悲しくなるようなダークな天気の真っ最中だ。 | 
                          
                        雨季のビーチ | 
                       
                    
                   
                   
                    8月にピピ島(プーケットの船着場からは船で約1時間)に行っても乾季バリバリのきれいな海に出会うことはまずない。特に雨季後半(8~9月)は降雨量が多く、晴れ間も減る。これは私個人の記憶の範囲でなのだが、バンコクやパタヤでは結構雨季でも晴れ間がのぞくというイメージがあるが、タイ南部の雨季は延々雨が続くドン曇の印象がある。そのことはピピ島本編情報でも紹介はしているのだが、ページの下の方で見過ごされがち。ピピ島へ高額の混雑時期の航空券で、貴重な休みをあてて行ってこのページにあるようなドン曇の激低テンションだったらかなり痛々しい。 
                   
                  
                    
                      
                        
                        
                          
                            
                                
                              こういう写真は普通撮らない | 
                              旅をする側にとって重要なこの雨季に関して、ツアーを扱う側はあまり本当のことは言わない。乾季のパンフの写真を片手にピピ島の専門家情報を交えながら笑顔で受け流す。お決まりフレーズの「大丈夫です。雨季でも夕方スコールがある程度…」の真偽は上の天気情報リンクとこのページの画像を見て各自判断を。 
 
                              「今どこどこ は雨季なので行くべきではない」と本当のことを言うサイトは少ない…というよりびー旅.com以外にあるのかな?少なくとも儲け最優先のツアー関係者は口が裂けても言わない禁句だろうとの察しはつく。でもやはり何も知らず誤解している人にはツアー代や航空券代を払う前に、誰か一言本当のことを言った方がいいような気もする。 
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                  もちろん雨季であることを承知で、上のリンク先の天気を確認した上で、雨季の味を味わいに行く気持ちがあるならその限りではない。雨季はドリアンはじめの南国フルーツの旬でもあるし、天気の関係ない夜の観光などもタイは充実している。 
                     
                    
                    
                      
                        またその時期プーケットのカタノイに波はたつが、冬のノース(ハワイ)の快晴の5mの波と正反対で空は鉛色。日本の台風の海に入っている感じ。そこそこ楽しめるのだが気分的なテンションはいまいち。 
 
ピピ島に行くなら… 少なくともびー旅.comのサイトに出ているような海を見たいなら乾季になる11月頃まで待った方がいい。年によっては年明けの1月頃まで雲が多かったりするので、私はなるべく1月後半以降に行くようにしている。その時期ならよほど運が悪くない限り連日雲ひとつない快晴になる。 
 
                          8月ならハワイ、タヒチ、バリ島が乾季。ヨーロッパもベストシーズン。あらかじめ「晴れるか、雨が降るか」わかっているなら無難に晴れるエリアを選ぶ方が賢いような気はする。雨季情報は誰でも少し調べればすぐにわかる情報だ。 | 
                          
                        宿は雨季割引料金になるのでお得? | 
                       
                    
                   
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            ちなみに今回は特定エリア「ピピ島やプーケットの雨季」について書いた。前のコラムでも述べたが雨季にもいろいろあって、本当に「夕方スコールのみ」タイプの雨季の地域もある。延々ドン曇タイプの雨季は他にカンボジア、インド、バンクラデッシュなど。運よく雨は降らなくても、たいてい空は上の写真のような雲で覆いつくされている。 
             
              私の場合はといえば、雨季は避けた方がいいといいながら、雨季の真最中に上のような天気を覚悟の上で雨季の国へ行ったりする。行きたい時がベストシーズンというのはあるかも。初めての訪問なら天気は大切かもしれないが、複数回訪問していると雨季もだんだん味に思えてくる。ただ知ってて行くのと、知らずに行って「こんなはずじゃなかった」…となるのとでは気分的に大分違う。 
               
                    
                     
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                    - 夏休み時期はカンボジアのアンコールワットも雨季なので避けた方がいい渡航先。カンボジア南部よりましだが連日大抵雨。雨が降ってなくても空がドン曇なので遺跡の写真は遺跡が真っ黒になってしまう。週間天気はピピより若干救いあり。詳細はこちらへ
                    
 - 海外旅行と天気について。旅行計画前の雨季の確認は結構大切。前回コラム「雨季について」はこちらへ
                    
 - 先日梅雨明け宣言した関東地方はこの1週間雨と曇り空が続いている。暑さにうんざり気味だったので少し落ち着く。梅雨明け宣言撤回もあるのかな?
                  
  
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