びー旅ロード 2009 No.023
本文へジャンプ びー旅.com 
             

バンコクホテル格安情報

タージマハル インド格安情報



海外旅行にいけなくなる日
詳細はこちらへ

 

お金儲け海外旅行 運び屋ビジネス

お金儲け海外旅行術はブランド品買い漁りだけ?

麻薬密輸,捕まった後の代償



 前のページへ   ギリシャ アテネ パルテノン神殿    次のページへ

◆おいしい? 運び屋ビジネス             2009年5月25日(月)
日本人旅行者の韓国での逮捕の報道がされていた(ソウル5月21日付)。「運び屋」として麻薬密輸容疑での逮捕。運び屋ビジネスは今に始まったことではないので発覚しているのは氷山の一角か。それでも昨年8月以降で逮捕者は15人になるのだという。

今回の韓国での日本人旅行者逮捕の件では「麻薬を運んでくれ」という要望ではなく、合法的な運び屋として「お金儲けできます」と話をもちかけている様子。逮捕された旅行者も、「運んでいたものが麻薬だったことは知らなかった」と供述している。楽しい海外旅行と30万円の報酬と引き換えに「これをもっていってくれ」と渡された荷物の中身が麻薬がだったとのこと。日テレニュース24 麻薬“運び屋”の日本人逮捕者が急増 韓国<5/22 12:43>

パリ朝の散歩

今現在もネット上で「格安、激安よりすごい…海外旅行でお金儲け」の情報はたやすく見つけられる。それらはブランド買い漁りで儲けることを匂わせてはいるが、今回事件となったケースとの境界は微妙。本当にブランド品買い漁りで儲かる「正しい?」お金儲け海外旅行があるのかどうかは不明。でもそれで儲かるなら赤の他人を利用しなくても、自ら会社でも作って出向いた方が効率がいいような気はする。しかし少なくともネットで「お金儲け海外旅行情報」に飛びついてくる時点で、その方は立派な運び屋候補になれる。


10年ほど前ハワイでダミエのチェルシーを衝動買いした時には日本より約2万円安かった。せっかくの節約旅行だいなし。
私自身の実感では最近のブランド品の海外と日本の価格差は以前よりせばまってきているような気はする。海外で買ったほうが安い場合が多いが、有名ブランドの人気商品は安くてせいぜい1~2割。仮に30万の儲けを出すには売れ筋商品を100万円単位で買い漁らねばならない。

さらに一定額以上のブランド品国内持込には別途関税もかかるので、合法的な手荷物での持込をする限り思ったほど儲からない。

ただ運ぶものが偽ブランド品だったり、お薬系だった場合は確実にお金儲けができる。運び屋を利用する方もそういうものを刑務所に入る覚悟で運んでもらえるなら数十万円の報酬はお安い御用。発覚しても赤の他人なので尻尾切りもしやすい。

私はタバコも含めて煙の出るものは好きではないので、ドラッグには縁がない。それでもタイやカンボジア、ネパールやインド、エジプトなどでは「はっぱ、はっぱ(乾燥大麻)」のお誘いはお約束。安宿でも、通りを歩いていても頻繁に声がかかる。特にカンボジアでは、もともと乾燥大麻は昔から香辛料と同格の扱いだったため、7~8年前まで1kg2$で市場で山のように売っていた。帰国して六本木のクラブ(踊る方)で1グラム6,000円の相場を聞いてびっくり。3万倍の値段。当事のプノンペンはそういうものが好きな方にとっては天国だったようだ。
カンボジアでは昔乾燥大麻は野菜と一緒に売られていた

ちなみにヘロイン、モルヒネ、覚醒剤のような加工に技術がいるものはカンボジアでは期待できないそうだ。


スイス カンデルシュテーク
もともと興味のある情報ではないので、現在のカンボジアでの乾燥大麻相場は不明、表向き市場からも姿は消しているとのことだが、これだけの価格差があるので捕まらずに持ち込めれば確かに大儲けができる。自分がやらずに運び屋を使えばさらに安全。それで今回のような韓国の日本人逮捕事件に発展したようだ。韓国は麻薬汚染が深刻でない国なので、過去持ち込み失敗で逮捕者の多い国からの帰国より税関検査が甘いことを計算して、目的地直でなく韓国経由での密輸となったとのこと。逮捕者の最終目的地はマレーシア・トルコ・南アフリカ等。

逮捕の日本人は「麻薬とは知らなかった」の弁明むなしく多くは実刑判決。運び屋をしていなくても、空港で知らない人からの荷物は預からないのが自らの身を守るための鉄則。預かったものから麻薬が出てこれば問答無用で連行される。

Booking.com

はみ出し情報
  • お金儲け海外旅行は「情報商材」としてもネット上に見かける。「この情報が欲しければ○万円で買いましょう」という味のある商材。他にもおいしいお金儲け情報盛りだくさんで、20万円分の情報商材を買いまくって儲けが500円という例もあるとか。ひっかかる方が悪いと泣き寝入りがほとんどか。
  • 当初の勢いはなくなったものの、インフルエンザが理由の渡航中止はやはり少なくない様子。本人行く気満々のワーホリの若者も親に猛反対されているとか。誰もが内心思っていてもなかなか口に出せない一言。「騒ぎすぎ…」 

エベレストを見に行こう
エベレストを見に行こう


エアポートリンク

クアラルンプール情報へ
クアラルンプール情報


   


廃車 ラオス デット島 本文にあまり関係なし


雨季のカンボジア ラオス国境付近
タイ、カンボジア帰り、金髪で真っ黒に日焼けしたバックパッカー風の私はどう見ても怪しい奴で、過去税関検査で止められる事頻繁。それがあるので私の場合おかしなものは持ち帰れる状況にない。残念だがお金儲け海外旅行は私には向いていない。運び屋はそれをすり抜ける自身のある旅の達人か、税関職員の嗅覚にひっかからない無垢な旅行者を装える演技派向き。ただし見つかったら今回の例ように外国の刑務所体験させられる。有名にはなれるが、ご家族にも迷惑がかかり、以後の海外渡航も面倒になる。

刑期終了後海外へ行く場合、ビザなしで行って現地の空港で入国許可が下りず、強制送還というのはきついので、事前にビザ取得が勧められるが、ビザ取得のハードルは高い。仮に取得できたとしても、最終的な入国の可否は個別の審査担当官の判断になる。しかし「麻薬密輸で実刑」だと「駐車違反の罰金」とは対応は違ってくるような気はする。

米国のような相互に情報共有のない国によっては、犯罪歴は自己申告のみの場合もあるが、正直に申告して拒否の場合も当然ある。虚偽申告で通っても、虚偽が発覚すればその国に当分の間、あるいは永久に入国拒否される。いずれにせよあらゆる局面で、申告と認可待ちが必要になる。ウキウキ海外旅行気分で現地の空港まで行って入国審査がおりずに、同行者を置いて自費の帰路航空券で強制送還は確かにつらい。マレーシアでは乾燥大麻200g以上、ヘロイン、モルヒネ15g以上所持は死刑とのこと。発覚した場合限定の話だが、「お金儲け海外旅行」の代償は高い。



ネパールのタメルでも「ハッパ」のお声はかかる プノンペン セントラルマーケット 残念ながら今は市場に乾燥大麻はない


カンボジア ポイペト

新型インフルエンザと海外旅行      肉食の罪 ベジタリアン      海外格安宿ゲストハウス宿泊術

びー旅ロード2009トップへ

Booking.com

びー旅.comトップ   サイトマップ   バンコク   ピピ島  アンコールワット