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祝?燃油税復活
格安航空券と燃油追加税 オイルサーチャージ
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◆祝?燃油税復活 2009年8月13日(木) 前へ |
海外旅行クイズ。国内線にはなくて国際線にはある… エアアジアにはなくてタイ国際航空にはあるものな~んだ? →答え:燃油追加税。
世界的に定着した航空会社にとってのグッドアイデア「燃油追加税」が10月1日に復活の兆し。春に報道された7月1日の消滅ニュース(一部航空会社、路線例外有)時点で予想していた通りの展開となる。格安航空券利用者にももれなく適用でき、見かけ上は運賃値上げにもならない航空会社にとって実においしい仕組みなのだが、顧客との信頼関係にヒビが入るのが難点か。
原油価格変動の影で、おいしい、おいしいとどんどん値段吊り上げ、その結果利用者から総スカン食って客数激減したので7月1日にあわてて消滅させたものと勝手に想像していた。
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ニューギニア上空 |
原油の相場の急騰、暴落もわかる。シンガポールケロシン60$約束もわかる。国交省に3ヶ月おき申請なので反映にタイムラグがあるのもわかる。「何で?」の質問に回答を聞いて、論理的には全く矛盾のない完璧な説明をひととおり受ける。「そういうわけです」とくくられた後で、「ふ~ん、そうですか」といったん納得した上で、「…で、何で?」と疑問がわく味のある仕組みだ。冒頭のクイズにも疑問が消えずムズムズ感の残る原因はありそう。最新のシンガポールケロシンチャート(PDF)はこちらへ。
オーストラリア ケアンズ沖 グリーン島 |
燃油税消滅で航空会社側にきついのは、その安さが実感として利用者に伝わってこないこと。08年12月までは日系2社でホノルル往復44,000円も得体の知れない追加料金をとっていたのだから、去年と比べれば実際に支払う総額はかなり安くなっている。ただ仕組み上その安さが利用者への数字になって出てこない。いくら「燃油税消滅」と騒いでもネット表示の金額はさほど変わっていない。見方を変えれば当たり前の状況になっただけともいえる。
タイミング悪くインフルエンザ騒動と重なって余計にありがたみのない燃油税消滅発表となってしまった。ところであれだけ盛り上がっていたインフル騒動どうなったんだろう?WHOのフェーズ6、今後今回とは別の本当に深刻なウィルスパンデミック時の狼少年効果が気になるところ。
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燃油税には最初に顧客との信頼関係に対するボタンのかけ違いがある。悪いことをしていた人が「悪いことをやめました」といわれても当たり前の状況になるだけなのであまりインパクトはない。10月の燃油税復活は「でも景気が悪いのでまた少しだけ悪いことを始めます」という状況に似ていると思うのは私だけだろうか?航空会社にとってはグッドアイデアでも、利用者…いや少なくとも私にとって燃油追加税は「極悪」だ。
ラオス南部 ナカサンの地元バス パクセー行
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はみ出し情報 |
- 日本の一番暑い時期なのに天気はいまひとつでただ暑いだけ。晴れ間はあるのだが夏のカッとした晴天の日が今のところほとんどない。梅雨空の天気の後にもう台風の季節?といった感じ。
- ここしばらく今年の2月放浪していた時期のタイの気温なので自宅の風呂場で、安宿でのように水シャワー浴びる。日本(東京目黒)の水道水は夏でも冷たいのでタイのようなあの気持ちよさはなく、やはり冷たい。浴びるにはちょっと気合がいる。
- パスポートが切れるので取得の準備する。10年16,000円?いつからそんなに高くなったんだ?所要1週間とのこと。
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海外送金について
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