リオデジャネイロは人口640万を超える、サンパウロに次ぐブラジル第二の都市である。1822年ポルトガルから独立してから1960年のブラジリア遷都までブラジルの首都だった。リオデジャネイロはポルトガル語で「一月の川」の意味。500年前ここがポルトガルの探検隊に発見された時、湾の奥に川があると勘違いしたためについた。言われてみれば確かにフラメンゴビーチから見るグアナバラ湾は河口に見えなくもないが、実際に川はない。
2012年「リオデジャネイロ、山と海との間のカリオカの景観群」として世界遺産登録される。「コパカバーナ」や「イパネマ」などビーチリゾートともして有名。小さな半島を隔てて湾の内側にあたる所にも、その他の地元系穴場ビーチがいくつかある。どのビーチに行ってもスタイルのいいきれいなカリオカお姉さんがあちこちにいるのだが、ビーチ自体のテンションは微妙。日本の夏の海水浴場よりはきれいだが、モルジブやイスラ・ムヘーレスのような突き抜けた美しさはない。カーニバルの行われる二月は雨季でもあるのであまりビーチに期待はしないほうがよさそう。
リオはまた港としても有名で「世界三大美港」のひとつになっている。リオの観光ポイントとして有名な「コルコバードの丘」や「ポンジアスーカル」からはそれを一望できる。いくつかの半島や、湾が入り組んでいて周りの変わった形の岩だか山だかが南米っぽい不思議な雰囲気をかもし出している。
Rio de Janeiro. Apr, 2015. City Population : 6,429,923. City Area : 1,200.27平方km.
Urban Population : 11,616,000. Urban Area : 2,020平方km
2012年世界遺産登録「リオデジャネイロ、山と海との間のカリオカの景観群」に含まれる標高710メートルの丘。頂上には展望台があり1931年に建てられた39.6メートルのキリスト像が立つ。頂上へは丘の麓より登山電車で所要20分。
砂糖パンの意味を持つグアナバラ湾に突き出す半島の巨大岩。標高396メートル。こちらも世界遺産エリア。ウルカ地区からロープウェイ乗り継ぎで頂上まで行ける。でかいイグアナや南米特有デザインの猿がいる。この岩山はリオデジャネイロ五輪の公式エンブレムの原型になった。体操の白井選手が表彰台で「歯ブラシ立て?」とささやいたやつ。
「コパカバーナ」、「イパネマ」などのビーチは天気さえよければリゾート気分は味わえる。雨が降るとビーチのテンションは激減。カーニバルの時期は結構雨が降る。また晴れていても日によって波が強いことが多いので海に入るときは注意が必要。潮の流れはかなり強い。雨の日はホテルでごろごろするか、セントロ(市の中心部)に教会や宮殿、美術館、博物館があるのでそちらへ行くほうがいい。
天気がいいときの観光は,、リオの紹介映像で必ず出てくる両手を広げた巨大なキリスト像が有名な「コルコバードの丘」。セントロからもコパカバーナからもバス(R$3.40)で行ける。ただしバスで行けるのはふもとの登山電車の始発駅コズメベーリョまででそこから登山電車(往復56R$~)で海抜710メートルの頂上へ向かう。コルコバードの丘公式サイトへ。
登山電車往復含めた入場料 2016年9月現在 1 R$ = 約31.2円
ハイシーズンR$68.00 /ローシーズンR$56.00 (2005年2月 30R$ だった)
居住高齢者(60歳以上)R$22.00 /6-11歳R$44.00
晴れていればリオの港や市街地、ビーチエリアを一望できる。カーニバル時期だと昼ごろ行くと狭い展望台が満員電車状態になる。できれば朝9~10時頃のあまり人がいない時間帯がいいかも。ただ曇っていて頂上が雲に隠れてしまうと真っ白で何も見えなくなってしまうので、あらかじめ「この日に行く」と決めないで晴れた日を狙っていったほうがいい。
グロリアのトゥーリスティコホテルのまん前の大通りにバス停があり、そこからコズメベーリョ行きのバスが出ているのでそれを使えば簡単に登山電車の麓駅に行ける。トゥーリスティコではコルコバードツアーも出しているようだった。
もうひとつ同じような展望スポットとして「ポンジアスーカル」がある。ポルトガル語で「砂糖パン」の意味。岬の先っちょに不思議な格好で立つ巨大な岩山が「砂糖パン」に似ていることからその名がついた。こちらもふもとまでバス(R$3.40:105円)で行き、そこからロープウェイ(Bondinho
往復R$76,00:2360円、6歳以下無料)で岩山の頂上まで行く。両者とも2016年9月料金。コルコバードの丘よりビーチや港を間近に見ることができる。ちなみに私の訪問時2005年2月には市バス代1.7R$、ロープウェイ往復30R$だった。ポンジアスカル公式サイトへ。
ポンジアスカル頂上の展望台で港を見ていると80センチほどあるイグアナが柵の向こうに出現し、中継地点の岩山のモッホダウルカ Morro da Urca
には図鑑でしか見たことのないようなちっこい猿が群れをなしていてさすがブラジルと思う。
またセントロの海側にある国内線空港のサントスドゥモン空港に、目の前で旋回して吸い込まれていく飛行機が印象的だった。当然こちらも晴れの日限定の観光スポットである。
同じくトゥーリスティコの前の通りのバス停からロープウェイの始発駅のあるウルカ地区まで行く。コルコバードへ行くバスとは反対車線のバス停で、いったんセントロ方面に向い、Uターンしてウルカへ向かう。
グロリア地区の地元系の宿に泊まった場合はセントロやフラメンゴ公園、フラメンゴビーチには歩いて行ける。コパカバーナへ行く場合には地下鉄(4.1R$
2016/9月料金)が簡単。Suica のようなプリペイドカードがある。どうせカーニバルチケット買うのにコパカバーナ何度も往復したり、セントロやサンボドロモ行くのに地下鉄利用することになるので、地下鉄初回利用時に買っておいたほうがいい。
オーラコパカバーナホテル
Orla Copacabana Hotel
1泊1室 13,680円~ コパカバーナビーチ沿いホテル。
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マーリン コパカバーナ ホテル
Merlin Copacabana Hotel
コパカバーナ入口、コパカバーナビーチ1km。Wi-Fi、朝食無料。
1泊1室 11,038円~
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ガンボア リオ ホテル
Gamboa Rio Hotel
1泊1室 5,858円~
セントロ、サウジ地区。全52室地元系格安ホテル。地下鉄プレジデンテバルガス駅800m。グアナバラ湾700m、サントス デュモン空港3km。ガレオン国際空港行ローカルミニバンバスの出るプレジデンテバルガス通り500m。無料Wi-Fi、無料朝食あり。
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為替レート 2016/08/27 5:59
1円 = 0.03208 R$
1 R$ = 31.1745円
1 USD = 3.2660 R$
1 R$ = 0.30618 USD
アエロポルト オーソン Aeroporto Othon
1泊1室 7,360円~ 全75室、セントロ、リオブランコ通り裏。地下鉄シネランディア駅近く。国内線サントスデュモン空港500m、フラメンゴ公園徒歩圏内。予約ページへ
ポンペウ リオ ホテル
Pompeu Rio Hotel
セントロ、サウジ地区 地下鉄プレジデンテバルガス駅近く。サントス デュモン空港 3km。ガレオン国際空港行ローカルミニバンバスの出るプレジデンテバルガス通り
500m。
1泊1室 6,588円~
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ウィンザーフロリダホテル
Windsor Florida Hotel
カテーテ地区、フラメンゴビーチ800m、地下鉄カテーテ駅100m。無料Wi-Fi、無料朝食あり。1泊1室 9,540円~
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クルス デ オウロ
Hotel Cruz de Ouro
1泊1室 3,420円~ セントロのはずれ、サンボドロモ800m。Wi-Fi無料、朝食付き。
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