◎アマゾン川概略 2021
アマゾン川(Rio Amazonas)とはブラジル、ペルー 、ボリビア、コロンビア、エクアドルを流れる世界最大の河川。長さ7,025km、流域面積700万平方km。支流が多数あり、アマゾン川という名称はそれらの総称。その62.4%
はブラジルにある。川なのに水平線がある光景はたぶんここでしか経験できない。支流には泥水(コーヒー牛乳)系のソリモンエス川・マデイラ川・ブルス川・ジュルアー川・ジュタイ川と、赤褐色(ウーロン茶)系のネグロ川などがある。マナウスより上流ではこの川を支流の名で呼びアマゾン川という名称はほとんど使われない。
このアマゾン川の水深は50~60m と深い、場所によっては120mの水深があり、喫水6m程の船なら河口からマナウスまでの航行可能。喫水4mならペルーのイキトスまで行けるという。河口とイキトスの距離は3500kmで標高差は100m程。アマゾン川の流れは予想以上に緩やかなのだ。
ブラジルでのアマゾン川観光拠点都市は河口近くのベレンか、ソリモンエス川とネグロ川の合流地点近くのマナウス。日本の一般的なアマゾンツアーとして訪れる町は、アマゾン地域で最大の都市となる人口150万人のマナウス。サンパウロやリオからフライトで入るのが一般的。
日本からマナウスへ一番安く効率よく?行く方法は日本からベネズエラのカラカスに入って、そこからローカル長距離バスを乗り継いで行く方法。直線距離ではカラカス→マナウス1,730
km、リオ→マナウス2,860 km と結構な差。エンジェルフォールもロライマ山も無視して素通りすればカラカス→マナウスはすべてバスや乗り合いタクシーで行った場合片道所要3~4日、1万円かからない。
ただ国境イミグレは土日休業なので、ブラジルビザ持たない陸路のみの越境で土日をまたぐ場合は、国境足止め考慮して往路片道6日以上は見たほうがいい。ベネズエラ側でフライトを使うという手もある。通常このルートでは若干時間かけてもカナイマ(エンジェルフォール拠点村)経由が一般的。写真左上はカナイマ→サンタエレナセスナフライトの窓の風景。
ブラジルビザは国境のサンタエレナ・デ・ウアイレン(Santa Elena de Uairen)で日本の半分以下の値段で取得できる。ブラジル側国境の町はパカライマ(Pakaraima)。この陸路国境には近隣での黄熱病流行具合でイエローカードがいる場合がある。私の通過した2005年1月には必要だった。2016年9月現在はワクチン接種「推奨」で、イエローカードなくてもブラジルへ越境できるようだが、この辺の状況は急変するので注意がいる。
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◎リオからマナウスへ リオのカーニバルに個人で行く方法6
リオデジャネイロからカーニバルのオプションとしてアマゾンツアーに行く場合はプラス7日、7万円は見ていたほうがいい。マナウス発の3泊4日200US$のアマゾンツアーに参加しても、エア代が往復4万円以上かかってしまうのでイグアス往復よりはかなり高くなってしまう。
カーニバルのおまけで行く場合は、格安第一候補の陸路と船でベレンやマナウス入りというのは現実的ではないので高いエアを使わざるを得ない。
リオからマナウスへはGOLの最安プロモで片道187.18US$~(画像左)。2016年9月21日検索の約1か月先のフライト。往復で381.23
US$ になる。2016年9月21日 16:10 の米ドル円レートだと1 USD = 102.32 円なので往復のエア代だけで3万9008円。安いプロモは深夜フライトにしかない。1日8便あるので余分に払って昼間便にする選択もあり。
バスでサンパウロまで行ってそこからエアでマナウス入り方法もある。サンパウロからマナウスまではGOLの最安で片道150.99 US$(15,450円:画像下)。
GOL:https://www.voegol.com.br/
マナウスへ行く場合リオの空港はサントスデュモンではなく、ガレオンなので注意。表示ではRIO-Galeao(GIG)。サンパウロ発の場合はグアルーリョスにもコンゴーニャスにも発着便はあるようだがなぜかグアルーリョスのほうが安いのでSAO-Guarulhos-SP(GRU)を選択したほうがいい。
現地発のアマゾンツアーは日帰りもあれば1泊2日もある。ただ高いのはエア代なので日帰りツアーも3泊4日もトータルでかかる金額はさほど変わらない。せっかく行くならジャングルの中、ネグロ川に浮かぶフローティングハウスに2~3泊はしたほうがいいような気はする。
リオからマナウスに入ろうとするとどうしても高くなってしまう。3ヶ月とかの期間があればベレン経由の陸路と船の旅という手もあるが、時間が限られている場合は高いエアを使わざるを得ない。
先にも述べたがマナウスに最も効率よく行く方法はカラカスからバスで行く方法。その行き方でアマゾンツアーをカーニバルのおまけで行く場合は、カーニバルの2週間ほど前にカラカスに入ってマナウスへ陸路で行けば効率はいい。3週間余分にあればエンジェルフォールもついでに寄れる。ただこの時期は乾季でもあるので運が悪ければ滝が消えている場合もある。
その場合はカラカスイン、リオアウトのオープンジョーチケットを使い、マナウスーリオ間はエアを使う。エンジェルフォールやアマゾンツアーに寄るなら1ヶ月くらいは期間が要る。2005年1月から2月上旬にかけて私が実際に放浪したルートでもある。日本からのエア代131,990円(諸税込み)含めて宿代、食事代、ツアー代、移動代、おみやげ代すべてあわせて43泊44日で344,314円かかった。マナウスーリオ間を片道935.15R$のヴァリクで飛んだのと最後の10日間をカーニバル体勢で臨んだのが全体の出費を吊り上げてしまった。びー旅スタイル格安旅としてはかなり反省しなければならない収支だ。その時寄った観光地は以下の通り。
マルガリータ島3泊4日
エンジェルフォール6泊7日(ツアーは2泊3日)
ガイアナ放浪2泊3日
アマゾンツアー3泊4日(マナウス滞在は1週間)
リオのカーニバルとリオ市内観光10日間
詳細は旅ログ エンジェルフォールへ
私の放浪は44日かかっているがマルガリータ島とガイアナをのぞけば1ヶ月あればおそらく十分。カナイマやマナウスでは意味なくボーっと過ごしてたりしたので、そういうのがなければ1ヶ月もいらないかもしれない。またここで紹介しているウユニ塩湖やイグアス、パンタナール情報は2004年の1~2月にリマ往復チケットでペルーに入ってチリ、ボリビア経由でサンパウロまで放浪した時のもの。その時のリマ往復チケットは119,840円(諸税込み、この頃燃油追加税はなかった)、この時もズルしてちょこちょこエア使ったので44泊45日で日本からの往復航空券代込みで総額301,957円にもなってしまった。
リオ1 リオ基本情報
リオ2 リオの治安安全情報
リオ3 ブラジル航空券宿泊
リオ4 サンボドロモ
リオ5 リオ市内観光
イグアスの滝
アマゾン・マナウス
パンタナール
ウユニ塩湖
リオ旅行記1 ベネズエラ国境
リオ旅行記2 リオのカーニバル
ウィンダム ガーデン マナウス
Wyndham Garden Manaus
1泊1室 7,156円~
予約詳細はこちら
トロピカル マナウス
Tropical Manaus Ecoresort
1泊1室 8,068円~
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ホテル インターシティ マナウス
Hotel Intercity Manaus
1泊1室 5,339円~
予約詳細はこちら
ノボテル マナウス
Novotel Manaus
1泊1室 5,694円~
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エコスイーツホテル マナウス
Eco Suites Hotel Manaus
1泊1室 3,485円~
予約詳細はこちら
ホテル サンパウロ
Hotel Sao Paulo
マナウス港900m、無料Wi-Fi有
1泊1室 1,705円~
予約詳細はこちら
ブルーツリープレミアムマナウス
Blue Tree Premium Manaus
1泊1室 6,223円~
予約詳細はこちら
エクスプレス ヴィエラルヴィス
Hotel Express Vieiralves
1泊1室 3,600円~
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ゴー イン マナウス
Go Inn Manaus
無料Wi-Fi有。朝食付。
1泊1室 4,651円~
予約詳細はこちら
ホテル サンポール
Hotel Saint Paul
マナウス中心部。港まで800m。
1泊1室 4,606円~
予約詳細はこちら
オーラコパカバーナホテル
Orla Copacabana Hotel
1泊1室 13,680円~ コパカバーナビーチ沿いホテル。予約詳細はこちら
●びー旅つぶやき 21:06 2016/09/15 WHOは黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期間を2016年7月11日よりこれまでの10年から生涯有効に延長することを勧告。 日本で発行されるイエローカードの有効期間も1回の接種で生涯有効となる。いままで接種した人にもあてはまる。なので有効期間の過ぎたイエローカードも手続き不要で7月11日以降は自動的に生涯有効の証明書となる。 まじか。しかしそんなこと今さら言われても。もう10年期限切れて久しいのでどこかに行ってしまった。さっき探すも見つからず。せめて「将来永年有効になるかもしれないので捨てないでね」とか一言言っててくれれば取っておいたのに。紛失したらたぶんもう一回せねばならない。金かかるし痛てえし面倒だし1日つぶれるし。でもガーナやブルキナでは持ってったのに国境や空港で一度も呈示求められなかったのはなんでだ。 …と書いていたら出てきおった。2003年5月接種のイエローカード。ほっとした。 |