投稿情報びーたびんちゅ12-3 バンコク・ホアヒン家族旅行3 |
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利用者は100%タイ人で英語も通じず、大きなカバンは別料金を取られることがあるということでパスしました。バンコクでの宿泊は一泊だけで、しかも観光でほとんど外出する予定だったので安宿(一泊2,000円レベル)でも十分と考えたのですが、この時一緒だった初タイの親戚は安宿への免疫力がほとんどなく、つらい旅行にしても申し訳ないので一泊4,000円レベルの中級のところを予約して行きました。シャングリラやペニンシュラのあるリバーサイド地区の中級ホテルで「ボソテル bossoteli nn 」というところで、朝食付き税サ込みで4,050円を、やはりagoda で予約しておきました。 |
一緒だった親戚からは、正直に「暑い、汚い、怖い」を連発されて苦笑しました。中学生の女の子曰く、「ホアヒンがどれだけいいところなのかが良くわかった」そうです・・・。 |
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運転手がメーターのボタンを押し、初乗り運賃らしき10バーツ程度の小さい数字が表示されたのも確認しました。動き出してすぐ話しかけてきます。「どこから来た?」「日本」「いつバンコクに来た?」「昨日ホアヒンからこっちに来た」「ワットポーに行くんだな?」に続けて「ワットポーは遠いですよね」と不気味なことを口にします。我々が乗ったところからワットポーまでは歩いても10分程度のところなのに、「ワットポーは遠いですよね」とは、「わざと遠まわりします」と言っているようなものです。 クギを刺すつもりで「遠い?ワットポーはすぐそこですよ」とワットポーの方向を指差すと、車は素直にそちらの方向に向かいました。まもなくワットポー近辺に着き、降りようとしてメーターを見ると何も表示されていません。目をこらしてもう一度よく見ていると運転手がメーターに着いている小さなボタンを押し、突然、「250」と表示されました。そして平然と「250バーツ」と言うではないですか。250バーツは空港からカオサンまでの距離、40分ぐらい乗った場合の料金です。「やられた!」と思いながら「ほんのそこからここまでの距離だ。なんで250バーツもかかるんだ!」と文句を言っても「メーターは250バーツだ」と言って話になりません。 「ノー」とだけ言い、後部座席に乗っていた連中に降りるように指示し、私も車から降りようとすると声を張り上げてきます。50バーツだけ渡して立ち去ろうとすると「100バーツ以下はダメだ!」と大声で言ってきました。手の込んだイカサマに腹が立ちましたが、ホアヒンでトゥクトゥクに毎回100バーツ払っていたのと総勢6人の乗車で多少の上乗せ金額を払うのを覚悟でタクシー利用を決めていたので、この金額で妥協することにしました。睨みあいながらの料金支払いです。 後から地球の歩き方を見るとこういったメーターへの細工は少し紹介されていましたが、今回はちょっと油断があり、下調べが不十分だったせいで後手に回ってしまいました。夕方からはBTSでサイアムへ出かけ、「バンコクでも普通に綺麗なところもあるやろ」と説得しながらサイアム・パラゴンのフードコートで食事し、ホテルに戻りました。 |
タクシーについては親戚のお母さんが「また昨日みたいなダマしのタクシーとは違うの?」と不安がっています。「今日はすでに適正にボラれているから大丈夫」と説明しようとしましたが、説明になっていないので止めておきました。 中学生の女の子が友人向けのおみやげを買いたいというので、雑貨などの店が多いMBK(マーブンクロン・センター)に行きましたが、タクシーを降りた途端にまた、「今日は祝日でここは閉まっている」とか、「2時をすぎないとオープンしない」と次々に声がかかります。20Mも歩けば建物の中の人影が見えてバレバレなのにもかかわらず、お構いなしで声をかけてきます。「戦いの連続やろ」と親戚に声をかけると、深くうなずいていました。 無事買い物を済ませてホテルに戻り、またタクシーで空港に向かいました。今度は荷物満載で2台、空港まではメーターでOKでした。我々はマレーシア航空、親戚はタイエアと別々の便にて帰国し今回の旅行の終わりとなりました。 旅行の天候全般については今回比較的恵まれていたと思います。個人的な経験として、バンコク近辺やプーケットは雨季でも6月下旬~8月上旬は結構晴れると思っているので、予想通りといった感じでした。ホアヒンでは午後にスコールがあって夜まで雨だったのが1日だけで、残りの日は、「晴れ7割・くもり3割」の日と「くもり7割・晴れ3割」が半々といったところです。曇りの時でも、https://b-tabi.com/diary/road/028rainyseason.html にあるような黒く垂れ込める雲には今回は会いませんでした。 家族での自由旅行は今までにも何度も経験しているのですが、今回は自分の家族3人だけでなく親戚も含めた8人の大人数だったので予想以上にたいへんな部分もありました。あまりに切り詰めると苦情も出ますし、イヌ、サル、悪徳タクシーと、ネタのフルコースを行ってしまいました。帰国後は気を遣ってか「なかなかできない貴重な体験ができた」と言ってくれますが、本心からであることを願うばかりです。(確かに帰国後にタイの話をすると、良くも悪くも話題はイヌ、サル、悪徳タクシーで盛り上がります)。また、びー旅ドットコムのようなスパルタンなサイトに家族旅行でボラれまくりの情報を投稿するのは恥ずかしいのですが、人数が多いと正直これぐらいが限界かもしれないとも思います。同じような旅を計画する方の何かの参考になれば幸いです。 |