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九寨溝 漓江下り 陽朔 九寨溝への行き方 成都の安宿九寨溝内の見所 五花海 臥龍海 五彩池 成都パンダ基地 パンダと2ショット写真を撮る方法
桂林風景 陽朔から福利へ
桂林付近の天気は曇っていることが多い。私は3日晴れ待ちを余儀なくされた。
行き方        前のページへ戻る    次のページへ

桂林も九寨溝もエアで直接入るのが簡単。だが若干高い。安くするには香港や上海などに格安航空券で入って、陸路と中国国内線をうまく組み合わせる。ただこの行き方は微妙に移動がきついので格安旅行愛好者向き。

 ●桂林
香港までフィックスの往復航空券で行って、そこから陸路で桂林に行く方法が安い。安く中国国内を放浪するゲートとして香港は狙い目。下のサイトで成田発往復10,600円から。(2012/8/13現在)
     香港までの格安航空券はこちらへ

 ●九寨溝(成都)
日本から九寨溝へは直接は行けない。まずは成都へ行って、そこからバスかエアで行く。成都へはソウルや上海、香港から経由便を利用して行くのが一般的。成都への直行便もあるが高い。一番簡単なのは日本からツアー参加で行く方法。だがうまく探さねば20万以上かかってしまう。エアだけで成都まで行って現地発のバスツアーに参加すればかなり安く上がる。


陽朔からのいかだツアーは当日の天気を確認してから参加できるので確実に晴れの天気にめぐり合える。いかだは陽朔の河岸で待機している。




桂林として有名なこの手の風景は桂林市内ではお目にかかれない。漓江下りの終点陽朔付近の風景。

また日本からのツアーの場合は以下のページでそこそこ良心的な価格のツアーが見つかる。18年6月6日更新。提供はH.I.S。桂林だけならツアーで行く方が効率はいい。ただ曇った日の多い桂林で晴れ待ちができない、陽朔でのんびりできないなどのデメリットはある。桂林と九寨溝両方を回る格安ツアーはない。手配してくれる所はあるだろうがびっくり料金設定になると思われる。

   2017年7月 ツアー情報
 ●HIS 中国格安ツアー(成田発)はこちらへ
   桂林59,800円~、九寨溝109,000円~ 燃油税込

本題の格安放浪ルート情報に戻る。ルートは無数にあるが、残念ながら私は自分の放浪ルートしか紹介できない。以下に「香港→桂林→成都→九寨溝」の順に回る実際に私が体験した格安放浪ルートの一例。(2006年9月時点での情報)


桂林情報を飛ばして九寨溝情報へ行く場合は九寨溝へ行く方法



漓江下りの終点の村 陽朔の夜明け


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香港の空港から市内まで

安宿のある重慶(チョンキン)マンションまでは空港バスが一番安い(33H$:約500円)。市内までは結構遠く45分もかかる。スカイライナーもどき(鉄道)もあるが高いし(片道90H$)、ちゅうた半端なとこまでしか連れて行ってくれないのでおすすめできない。バス乗り場は空港のスカイライナーもどきの駅の入り口手前を右に曲がって坂を下りていく。このバスはおつりをくれないので両替えしたてで33H$ぴったりない場合は乗り場の手前にあるチケット売り場でチケットを買っておく。バスは24時間運行している。

チョンキンマンションへ行くバスは夜12時までA21番、深夜から朝まではN21番。乗り場は同じ。深夜でも20分おきにはバスは出るらしい。尖沙咀(ツィムシャツイ)で降りればチョンキンマンションまでは歩いて1分。バスに乗っている黒人さんがぞろぞろ降りるバス停が尖沙咀だ。なぜか知らぬがチョンキンマンションにはアフリカの黒人さんがいっぱい長期滞在している。

香港空港から市内へのバス
40H$払うと7H$はチップになるのでご注意を。

香港の安宿

見所もなく物価が高いだけの香港なので、できるだけ早く深圳へ向かった方がいい。空港から直接広州や桂林などへ出るバスもあるようなので、それらを利用するのも手。香港への格安便は深夜着になる場合が多いので、安宿で1泊して次の朝、中国本土へ向かうのがいい。香港は中国に返還されているが実質陸路国境があり、深圳に向かうには出入国手続きのようなものが今でも必要だ。

香港の宿はとにかく高い。安く上げるには重慶(チョンキン)マンション滞在がおすすめ。チョンキンマンションとは17階建ての雑居ビル。香港の繁華街の満々中にありながら、中に多数の安宿が入っている。2棟となりのミラドールマンションにも安宿がある。だいたいシングル1泊70~300H$。ビルの入り口付近には客引きがいて、条件の悪い独房宿に連れ込もうとするので取り合わないほうがいい。宿はたくさんあり、予約なしで行っても120H$払う覚悟があればどこかにはもぐりこめる。私が泊まった宿はA座16階のトラベラーズホステル(エレベーターがA~D座と複数あり、それぞれ独立していていったん上に上がるとA座からB座等へは行けない)。2段ベッドのツイン部屋を一人で使って80H$(1200円)。

日本円から香港ドルへの両替えは、成田<香港の空港<重慶マンション1Fの両替屋、の順にレートが良くなっていく。香港の空港の両替所は夜11時頃でも開いていた。(1H$≒15.5円 2006/9/20)

重慶マンション入り口 A座エレベーター前
.        チョンキンマンション入り口                        A座のエレベーター前             1泊80H$(1200円)トイレシャワー共同


深圳(深セン・中国側国境の町)へ

チョンキンマンションから国境(厳密には国境ではないがややこしいのでここではそう呼ぶ)まではKCRという鉄道を利用すると便利だ。チョンキンマンションを出て、歩いて1分ほどのところに地下鉄「尖沙咀駅」の入り口があるのでそこへ入っていく。地下へ下りるとKCR「尖東(イーストツィムシャツイ)駅」まで地下道でつながっているので、矢印に従って5分ほど歩けば国境行きの電車に乗ることができる。羅湖(ローウー:この読み方知らないと切符買えないので注意)まで36.5H$、40分。

           KCR路線図
           KCRとはKowloon-Canton-Railwayの略。広東語で 九廣鐵路東綫

羅湖の国境では外国人はこっちという矢印が出ているので、それにしたがって出入国手続きをする。中国本土には申請フォーム1枚書くだけで簡単に入国できる。中国国内を15日を越えて放浪する場合はビザがいるので、事前に日本か香港で取っておいたほうがいい。いったん入国してしまうとビザは取れなくなってしまうとのことだ。

飯は深圳に入ってから食えば香港の半額以下で食える。日本円から中国元への両替はゲート付近の両替屋でも、深圳側のアーケードにあるおみやげ屋でもできる。おみやげ屋のほうがレート良かったりするので、時間がある場合はチェックされたい。ただし最初はふっかけてくるので交渉は必要。
桂林風景 漓江からみる陽朔の町並み
漓江下り終点「陽朔」(ヤンシュオ:阳朔)の町並み。漓江下りの現地ツアーは240元(3600円:2006年9月)中国人がメインだが欧米人もちらほら。日本人は私一人だった。

桂林へ(ケイリンは日本語読み、現地ではグイリンと読む)

深圳から桂林までは寝台バスが出ているのでそれを使う。国境付近から桂林行きのバスが出る銀湖バスターミナルまではかなり遠くとても歩ける距離ではない。メータータクシーで28.5元(430円)。桂林までは18時間、160元(2400円)。ガイドブックにもバスターミナルの表示にも11時間とあったが、私の乗ったバスではなぜかそれだけかかった。正確に言うと途中バスのエンジンがぶっ壊れてバスが立ち往生。次のバスが来るまで炎天下5時間待たされたので、実際にかかった時間は23時間45分。立ち往生の5時間分を差し引いても18時間はたっぷりかかっていた。
深圳―桂林間を結ぶバス
途中で動かなくなりエンジン解体ショーが始まったバス。

中国で安い交通機関を使うとそういうリスクが付きまとうということだ。バスの中にはトイレがないわりに、あまりトイレ休憩がない。下痢をしてると地獄になる可能性が…。後半は食事休憩もなしのハングリーなバス旅行を楽しめる。それでも車内はずっと横になって寝ていられるので時間のわりには楽だった。朝7時にチョンキンマンションをでれば、10時30分発の桂林行きバスには十分間に合う。「銀湖」(インフー)、「桂林」(グイリン)の現地読みを知らないとタクシーにも乗れないし、切符も買えないのでご注意を。いちいち漢字を紙に書くより読みをおぼえた方が早い。バスの中はエンジンがかかっていればエアコンが効いていて涼しい。ちなみに深圳から桂林行きのエアも毎日ある。正規料金片道660元+諸税(多分150元)。

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長距離バスの中1 長距離バスの中2 長距離バスの中3
寝台バスの中身はこんな感じ        2段ベッドで横3列、横にはなれるが座ると頭を打つ    16日間放浪の全荷物は足の下にあるリュックのみ。

桂林風景 陽朔の夕暮れ
一般的に桂林で知られるこの手の山の風景は桂林市内では見ることはできない。これは阳朔(陽朔)の宿(1泊40元:600円)から歩いて2分の川辺からの風景。


桂林の宿

深圳からのバスが着くと安宿の客引きのおばちゃんが寄ってくる。一度取り合うと延々付まとわれるので、安宿の場所がわかってる場合は取り合わないほうがいいかも。彼女たちの目当ては漓江下りツアーの仲介手数料。宿が決まってもツアーに参加するまでしつこく営業トークにつき合わされる。私はおばちゃんの一人に右の宿を紹介されてそこに宿泊したが、結局おばちゃん推薦の160元のツアーには参加しなかった。

安宿は長距離バスターミナルの裏口である西口近くに密集している。トイレシャワー付シングルで30元(450円)。共同トイレだと20元(300円)。バスを降りて2~3分歩き回ればすぐに見つけられる。安宿でも「外国人不可」と断られるのは大通りである「中山南路」にある80元前後のホテル(すべてではない)。西口付近の安宿では断られることはない。以下上の2つは私が実際に宿泊した宿。

桂林の宿1
桂林の安宿シャワー、トイレ付30元(450円)

●鑫盛旅社(シンセンリューシャー)

  住所:桂林市汽車站后門
  電話:3826182
  手机:13788743164

  トイレシャワー付ファン部屋TV付
  シングル1泊 30元(450円)
  右の写真が部屋の様子。
  漓江下りツアー245元(3,700円)
  宿では中国語しか通じない。
  (普通話でOK)
桂林の宿2 桂林の宿3
安宿トイレに紙は流せず。つまるので備付のゴミ箱に入れる。

●銀安旅社(インアンリューシャー)

  住所:桂林市汽車站后門
  電話:3810239

  トイレシャワー共同TV付
  シングル1泊  20元(300円)
  漓江下りツアー240元(3,600円)
  宿では中国語しか通じない。
  (普通話でOK)
桂林の宿4 桂林の宿5
宿の住所にある「汽車站后門」の汽車は中国語では「バス」のこと。汽車站は「バスターミナル」。鉄道駅ではないので注意を。

●桂林市公交飯店(外国人宿泊可)

    住所:桂林市中山南路71号(汽車站北側20m)
    予約電話:0773-3875518  3875519    手机:13707738208
     FAX:0773-3875516  ボロ宿ではなくシティーホテル見たいな感じ。
    1,200円払ってもそこそこ快適な宿がいい場合はおすすめ。

    シングル1泊  80元(1,200円)


桂林の地元定食
安宿周辺の定食屋の4元(60円)の定食。ライスお替り自由。     長距離バスターミナル東口。安宿街はこの反対側の西口にある。
桂林バスターミナル裏口 安宿街風景
こちらが裏口に当たる西口。深圳からのバスはこちらから入るのでわかりやすい。    西口まん前が安宿街

桂林
ラオスにもクラビにもこういう景観はあったがここまでの規模のものは桂林だけ。漓江下りにはセレブ料金と庶民料金があるがツアーの内容は全く同じ。

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