九寨溝入場チケット サイトマップへ 前のページへ戻る 次のページへ進む 個人で行く場合は入場する日を選択できるので当日朝の天気を見て溝内に入るかどうか決める。早朝のうちは曇ってることが多いので、雨とか降ってなければ昼までに晴れる可能性はある。土日は混むので平日入場する方がいい。九寨溝内に入らなければ何もないところで退屈するが、標高も高いので1日くらいは高度順化のためにごろごろしていてもいいかもしれない。入場料は2日間有効のバス乗り放題チケットとあわせて310元(4,650円)。これはハイシーズン料金(4月1日~10月15日)で冬季(10月16日~3月31日)は約半額の160元とのこと。2日間入場したい場合は、チケット売り場の横でデジカメ写真を撮って顔写真をチケットにプリントしてもらう。要するにそれでチケットを使いまわしできないようにしていて、それをしないと次の日また入場料をとられるらしい。 |
●オープン時間 夏季 7:00~17:00 冬季 7:40~16:00 夏季は 4月1日~10月15日 冬季は 10月16日~3月31日 ●入場料(2日間有効) 夏季 310元(220元+バス代90元) 冬季 160元(80元+バス代80元) 休業日:なし チケット売り場は混むので朝ゲートが開くのと同時にチケット買った方がいい。9時頃行くとチケット買うのに並んで、写真とるのに並んで、バスに乗るのに並んでというパターンになる可能性大。 溝内はとにかく広い。標高も高いためあまり歩いて回ることは考えない方がいい。バスは20分おきに次から次へと溝内を巡回しているので効率よく利用するべきだ。私はバスを極力利用しないで回ろうとしたため1日目は休憩も入れて9時間歩き回るはめになった。ヒマラヤトレッキング並みにヘロヘロになる。次の日までに疲れがとれずもっとバスを利用するべきだったと後悔した。 |
透明度の高い湖面に真っ青な空が写りこむ |
しかし歩き回った初日でも3分の1はバスを使っていた。入り口から終点となっている最奥部「長海」までは31.6km。入り口の標高は2000mくらいで、長海は3100m。結構見所は集中していて、それ以外のところはただの森なのでバスで移動した方が効率はいい。集中しているとは言っても点在している見所を歩いて回っているとあっという間に2~3時間がたってしまう。気がつくと「もう歩けないよ」状態になっていた。 |
周遊コースの一例 私が実際に歩いたトレッキングルートを紹介する。 1日目は朝7時開門と同時に入場し、芳草海方面のバス終点まで行った。バス終点からさらに奥に入った原始森林ってとこはたいした見所はない。9月でも朝はかなり冷える。朝の原始森林にいたときだけ短パン、サンダルで来たことを一瞬後悔した。バス終点から熊猫海辺りまで再びバスで戻ってもよかったが、まだ日が十分昇ってないので芳草海へのトレッキングルートを歩く。この辺はそれほどテンションはないが朝の散歩としてはかなり気分よく歩ける。天鵝海まで歩いてそこからはバスに乗った。天鵝海から箭竹海まではかなり距離があり、見所もないのでバスを使ったほうがいい。こんな感じで箭竹海でバスに着く頃はいい感じに日が差してきて、朝のうちは風もないので晴れていればかなり衝撃的な湖を見ることができる。 私は箭竹海からバス通りとは湖をはさんで反対側にあるトレッキングルートを通って五花海経由で諾日朗瀑布まで歩いた。結構疲れるので全部歩かずにこまめにバスを使ったほうがいいかもしれない。ただ五花海周辺だけはバスを降りて湖の反対側のトレッキングルートを歩くことをおすすめする。このページのはじめに出ているでかい画像はそこで撮ったもの。 |
五花海経由で周辺を放浪し、滝のところに出るとその辺でちょうど昼になる。飯は長海へ向かう道の分岐点に観光客センターがありそこで食える。 そこにしかレストランはないみたい。湖のほとりにある出店はすべておみやげ類で食い物は全くない。コーラやカップ麺が森の中の休憩所にかろうじてある。食い散らかしのごみで周辺が汚染されるのを避けているようだ。 レストランは毎度おなじみのセレブ設定。バイキング方式で33元コースと48元コースがあった。センターの外にぶっ掛け飯弁当屋があって15元。 私は朝6時に宿の近くで買っておいたでっかい肉まんでしのいだ。1個0.5元。4つ買ったが多すぎて3つしか食えなかった。ミネラルウォーターも溝内では5元。外では1.5元なので事前に買っておいたほうがいい。 旅行客センターから犀牛海までも遠いのでバスを使った方がいい。犀入海から臥龍海までのトレッキングもテンション高い。こちらもバス通りの対岸を放浪するのがおすすめ。左の画像はそのあたりで撮った。 |
2日目は長海方面に行く。土曜日で人が多く前日とは様子がかなり変わっていた。天気も悪くテンション今いち。長海方面に行くには旅行客センターで降りてバスを乗り換える。そのまま乗っていても、バスは循環しているので、芳草海方面のバス終点まで行ってまた旅行客センターに戻ってくる。ただそのバスは長海方面には行かないので、いったんバスを降りて乗り換える。長海へは距離があるので歩くことは考えない方がいい。長海から五彩池まではトレッキングルートがあり歩いていける距離。五彩池では曇った天気の上、風もあり湖面にさざ波がたってコンディションはよくなかった。余った時間で再び五花海周辺、臥龍海周辺を周遊した。 |
朝早くから肉まん1個0.5元 あげパンは1個1元 タンタン麺の餃子版3元 |
九寨溝の安宿の周りには地元食堂もたくさんある。成都より若干高く回鍋肉定食が10~16元。タンタン麺が5元といったところ。 安く上げるには左のようなメニューもある。特にゲートに入る前に肉まん買っておけば弁当代わりになる。 (1元≒15円) |
九寨溝から成都まで 成都までのバスは1日4本出ている(6:20/7:00/8:00/13:00)。満席の可能性もあるので前日にチケット買っておいたほうがいい。宿のおっちゃんに10元払えば、九寨溝に行っている間にチケット買っておいてくれる。黄龍に行くには途中の松潘で降りる。 6:20発のバスは茶天子バスターミナルに着く。かなり郊外にあり、そこからだと旅游バスセンターの時のように宿まで歩いては行けない。ソーマホステルに行く場合は成都北駅乗換えで市バスを使う。茶天子の長距離バスターミナルの隣に近郊行きバスターミナルがあり、そこで404番北駅行きのバス(1元)に乗る。北駅までは所要25分。北駅からソーマホステルのある南大街までは16番バス(1元)。所要30分。北駅前で客待ちしているタクシーはたちが悪く、外国人だとメーターで行こうとしない。バスで1元で行ける距離に30元の請求されるので相手にしないほうがいい。タクシー使うなら茶天子から乗ってだいたい30元。 |