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お知らせ
  • またまたありがたいことにびー旅ドットコム情報で旅をされた方からの投稿です。「バックパッカーでもない、贅沢旅行でもなく、ただツアーが嫌で、自分のペースで回ってみたい」とおっしゃるeffさんご夫婦。自由旅行者の旅のヒントとなる実録情報編。しかもバッタンバン経由でのボートでのシェムリアップ入りという他にもあまり情報のないコースでのカンボジア旅行記。


バーツ高の今300円くらい?


バンコクホテル格安情報
アンコールワット旅行記 2007.6.30~7.8
バンコクから陸路でカンボジアへ 国境越えてバッタンバンへ
びー旅ドットコム情報で旅をされたeffさんからの投稿情報

写真もeffさん提供 2007年7月のカンボジア最新映像

個人旅行でアンコールワットへ
私達夫婦は、ツアーに混じって・・・というのが苦手ですので、いつも個人で旅行しています。かといって、旅なれたベテランバックパッカーというわけでもなく、安さにこだわる旅行でもありません。

自分達のペースで、気に入った場所にいたいだけいる。疲れたら、休憩する。ただ、それだけなんですけど、ツアーでは難しいところもありますよね。反面、自分で移動の手段を考えたり、予約をしたり・・・。面倒といえばそうなのかもしれないけれど、出発前の準備が楽しみの一つでもあります。

個人で行くのはちょっと怖いし大変かな~?でも、ツアーで行くのもな~・・・。という方に、参考にして頂き、そんなに難しいことじゃないので、ぜひとも個人で行き、自分達のペースで楽しんでいただける旅行の参考にしていただけたらいいな~という主旨で報告させていただこうと思います。

バッタンバンからシェムリアップへのボートで

*バンコクのゲストハウス*
さて、関西からの出発だと、タイ航空を利用すると夜中に関空発という便があり、短期しか休みの取れない方には利用価値のある便だと思います。今回も、最初はタイ航空利用予定でしたが、安いシンガポール航空のチケットがあったのでチケットは安いものを利用しました。
バンコクには、夕方に到着でしたので、ゲストハウスを日本から予約しました。活動しやすいように、BTSの駅に近いソイカセムサンという通りのウエンディーハウスにしました。以前に比べると、値上がりしてきているようです。ホットシャワー、クーラー、冷蔵庫付きでシングル800バーツ、ダブル900バーツでした。一人だと、やや高い感じですが、二人だと、立地からするとそんなもんかナ~というところです。部屋は清潔で、朝ごはんも付いていました。おかゆと、麺を食べましたが、まあまあ美味しかったです。前の道には、屋台もたくさん出ていました。早朝に出発するから、朝ごはんが食べれないのでディスカウントして!とお願いしてみましたが、ディスカウントはありませんでした。宿のスタッフは親切で、24時間対応でした。当日中なら、チェックアウト後も無料で荷物は預かってもらえました。その後は、荷物一つにつき、一日に付き20バーツかかるみたいです。




   

*バンコクからシェムリアップへバッタンバンを経由して行く方法*
バンコクからシェムリアップへ行く方法としては、飛行機以外はカオサンからのバス、電車などが有るようですが、今回はあえて、バッタンバンを経由してボートでシェムリアップに行くというルートを選択しました。

 

1日目:AM4:45 ゲストハウスからフアランポーン駅までタクシーで行く(35バーツ)駅は薄暗いが、人はボチボチいて親切な駅員?さんが行き先を聞き、チケット売り場まで連れて行ってくれました。ツーリストインフォメーションは開いてないですが、そこしかチケット窓口は開いていなかったので、間違いようはありませんでした。

フアランポーンからアランヤプラテートまで、予定通りの48バーツでした。出発は5:55なんですが、約1時間前でもたくさんの荷物を持った人が、乗り込んで席をキープしていました。思っていたより電車は3等でもきれいでしたが、長時間座ってるとお尻は痛かったです。食べ物は、売り子さん?(おばちゃん)が大きなかごを持ってチョコチョコ来てくれますが、早朝と10時ごろとではメニューは変わっていました。お腹が空いたので何かを買おうと思いましたが、どう食べるのか分からない様な物がほとんどだったので、ポイペトに着くまで我慢しました。

ポイペトに着くと、たくさんのトゥクトゥクとバスが駅前に待っていました。このバスで合っているようでした。ひとり10バーツでイミグレ手前のマーケットの広場?みたいな所で降りました。そこからは、はっきりした道はなく、なんとなくこっちという感じで皆歩いていくので、ついて行ったら「びー旅ドットコム」のページで見た事のある、イミグレが出て来ました。バスには、ツーリストは私達しか乗っていなかったけど、トゥクトゥクで来たヨーロピアンが数名一緒でした。

時期的に、イミグレはガラガラでした。私達はネットでビザを取っていたので、イミグレを越え右手にあるビザ申請小屋みたいな所も通過して、ビザ確認小屋を通過して、カンボジアに入りました。暑かったのと、土ぼこりがすごかったのと、空腹だったので、早く通り過ぎたい気持ち一杯で、詳しい事は覚えてないですがこんな感じでした。

カジノの前を通って、ちょっとした広場に行くと屋台があったので、そこで昼ごはんにしました。英語を話す怪しい客引きみたいな人がたくさんいて、シェムリアップを連呼してました。よく分からない麺を食べ、バス乗り場に行こうとしていると、フリーのバス乗り場までのシャトルバスがあるというのでそれに乗りました。

シャトルバスは、出発まで30分~1時間、人が集まるまで出発しない。バイクで行った方がいいとシツコク勧めるのですが、5分くらいでシャトルバスは出発しました。5分くらい乗っていると、バス乗り場?みたいな所に到着しました。案内係りみたいな人は、勝手に着いてきて私達がシェムリアップに行くとばかり勝手に思い込み案内を始めていましたが、バッタンバンに行くというとブツブツ言いながら、どこかへ消えて行きました。

8ドルのバスで向かうつもりでしたが、午前中にしか出ていないと言われました。嘘か本当か分からないので、色々聞きましたが、イマイチの対応でした。タクシーだと10ドル、ピックアップトラックだと外が250バーツ、中が500バーツというメチャメチャな値段を言ってきました。私もしつこくバスを訴えましたが、本当に午前中のみなのか?話が進まないので、タクシーでOKにしました。





タクシーといっても、来たのはボロボロのトヨタカムリで、タクシーというより、たまたまポイペトまで用事で来て、バッタンバンに帰ろうとている人の車に乗せてもらうといった感じで、たくさんの荷物が詰まれていました。さらに、次々と人もひらって行くので、7人乗りでした。

道は、シソポンまでがガタガタで、かなりのスピードも出しているので、左側複部がドアのとってにゴンゴンぶつかり、痛かったです。常に、クラクション鳴らしっぱなしの、お姉さんの運転でした。途中で肉まんくれました。他のお客さんは、家とかなさそうな道端で次々降りていき、最後に私達はバッタンバンの街中で降ろしてくれました。宿探しも付き合ってくれる様な感じでしたが、最初に降ろしてくれた宿がそれなりだったので、そこに決めお別れしました。

マーケットの近くにあるチェンラーというゲストハウスでした。ききすぎのクーラー、ホットシャワー、冷蔵庫付きで10ドルでした。






*バッタンバンから船でシェムリアップへ*
夕方にシェムリアップに到着後、晩御飯を食べに出かけました。レストランらしいものは、たくさんはなく私達はホワイトローズというお店で食べました。シェムリアップよりは値段も断然安くて、味もそこそこ美味しかったです。デザート類は特に良くて、ココナッツシェイクが美味しかったです。

屋台は、一部にかたまっておりタイの様にたくさんの種類はありませんでした。バナナの焼いたの、ちっさいとうもろこしの焼いたの、それと孵化寸前の卵みたいなのを食べてる人が多かったですが、ちょっと手は出ませんでした。船のチケットは、ゲストハウスが斡旋していています。片道15ドルでした。

バンコクからバスで格安にシェムリアップまでいけることを考えれば、かなり割高ですし、時間もかかるので、船での移動を旅の一部として楽しもうと思われる方以外は、有効な移動手段ではありません。

AM7:00に船着場を出発予定の為、6:30にゲストハウス前に迎えのバスが来ました。船に乗り込む前に、食べ物の調達が絶対必要です!!通りにパンやさんがあるので、バゲットを買い込み、前日にはマーケットでフルーツを買っておきました。パンは、パサパサで食べにくく、ヨーロピアン達はジャムやクリームチーズを持っていたのでどこかで買えると思うので、あったほうが良いと思います。途中、水上売店に立ち寄りますが、割高です。

船には最終的に、乗り切れない程の人が乗りました。外国の方々は、最初からすすんで屋根の上に乗っていましたが、暑さに耐えられず中に入ってくる人もいました。が、座れるスペースがなく、屋根上で我慢されているようでした。熱中症になっても大変なんで、中の両サイドの座席をキープされる事をお勧めします。

結局、船は7:30に出発して、トンレサップ湖に出るまで椰子や熱帯の植物が茂った中、ゆっくりと蛇行して進みます。川岸には洗濯をしているお母さんや、元気に水遊びをする子供達など、カンボジアの一般的な水上生活と思われる風景を楽しむ事が出来ます。ディズニーランドのジャングルクルーズと水路めぐりが合体したようなイメージです。(貧弱なイメージでスミマセン)バスでバンコクから一気にシェムリアップまで行くと、経済的で船移動よりは時間的にも効率よいですが、このような川くだりをゆっくりと楽しみながら、旅情に浸るというのも、私的にはお勧めです。


写真もeffさん提供 2007年7月のカンボジア最新映像 雨季なので天気も気まぐれ

*シェムリアップの宿*
ボートを降りると、ボートのチケット斡旋会社から連絡されたトゥクトゥクが私達を待っていました。中心街までの代金は発生しませんでしたが、どうやら自分の知っているゲストハウスに連れて行きたいようでした。私達の希望するところになかなか到着せず、相手もイライラしてきたので暗くなりかけていた事もあり、一泊目は適当な宿に決め、翌日は自分で歩いて探しました。

シェムリアップ川より東のワットポーストリート辺りに、宿を見つけたかったので何軒か見てまわり、最終的にスタッフの人柄の一番良かった Home Cooktail という宿に決めました。ファン、水シャワーでしたが6ドルでした。

後から気づいたのですが、その宿はメインがレストランで空いている部屋をゲストハウスとして利用しており宿泊しているのは私達夫婦のみでした。おかげで、親切にしてもらえ、色々と頼みやすかったです。また、夕方になるとすごい雨になるので遠くまでご飯を食べに行かなくてもいいので助かりました。メニューも多いレストランで、おいしかったし、お客さんも多かったです。ハッピーアワーがあって、アンコールビールの生も安くで飲めました。

他には、MOM’S GUEST HOUSE や The Rosy Guest House も良かったです。ナショナルストリート(川より東)沿いには、宿もあるようですが庶民の生活色が強く、シェムリアップ初心者にはかなりローカルな場所でした。



*アンコール遺跡見学*
当初の計画では、自転車でゆっくり周ろうと思っていまして、初日はママチャリと電動自転車をレンタルしました。体力的にきついかもと思い、電動にしましたがお勧めできません。日本にあるのをイメージすると大間違いでした。とっても漕ぎにくく、どれだけ充電の残量があるのかも分からず、各遺跡にあるはずの充電場所も無人の小屋だけだったりで、充電が切れた後は、重くて漕ぎにくいだけの迷惑な乗り物でした。(2ドル、4ドルでトータル6ドル)雨も降って、慌てて帰る羽目になりましたが・・・。距離的には、体力に自信のない私でも可能な距離でした。(アンコールワット、アンコールトム)

翌日からは、自転車もメリットがあまりない為、宿のスタッフに知り合いのトゥクトゥクドライバーを紹介してもらいました。安いわけではないですが、信用の出来る人で安心できました。バンテアイスレイも含み、帰りの空港(夜おそく)送迎まで含んで、2日で30ドルでした。BORAさん・・・携帯 012208407 ドライバー番号 2947 遺跡見学は、かなり暑く体力も消耗します。

ミネラルウォーターにポカリの粉末を溶かし、レストランのおっきな冷蔵庫で凍らしてもらったのが助かりました。個人旅行でガイドがいないため、各遺跡では持参したアンコール建築について書かれた本を読みながらゆっくり廻りました。

私達はゆっくり廻りましたが、3日あれば十分見てまわれました。





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