びー旅ロード 2011 No.063 マイレージ特典2011
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マイレージ特典 必要マイル数変更

ユナイテッドとデルタのマイレージ特典比較 2011年版

必要最低マイル数引き上げ UAバンコク往復3万マイル デルタ4万5千マイル



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◆マイレージ必要マイル変更 2011年5月27日(金) 前へ 次へ
2011年春よりバンコクへ往復できるマイレージの必要最低マイルが変更された。お約束どおりユナイテッド航空もデルタ航空も足並みをあわせて変更。今まで最低2万マイルでバンコクやシンガポールへ往復できたのにユナイテッドは3万に、デルタは4万5千に変更された。デルタは既に変更済みだがユナイテッドは6月15日発券分まではまだ2万マイル継続中。フライト日はそれ以降でも可。5月26日チェックでまだ空席はあるようなのでUAマイル特典消化するなら今のうち。

今回の変更は改悪か改善かというより、バグの修正といった方が的を得ている。さらに噛み砕いて言えば「おいしすぎる状況」が「普通」になったとも言える。南米1回往復でバンコク無料往復チケットがついてくるという状況は誰が聞いても「え?」と思う。

さらに10年前は「マイルって何だ?」という状況で、今のように陸マイラー巻き込んで何でもかんでもマイルだポイントだとぎらついた状態ではなかった。1度も自社便に乗らない陸マイラーをたやすくタダで乗せるのに抵抗あるのは当然だ。おいしすぎるマイル特典はフライトでしか貯められない10年前のようなユルユル背景でないと継続は難しいのかもしれない。それに加えて律儀なフライトで20万マイル獲得して欧州1回往復する「正しい」マイレージ利用者は、同じマイル数でバンコク10回往復するという構図を快く感じないのもなんとなくわかる気もする。

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改定後デルタのBKK特典「低」マイル(4万5千マイル)は便も席も少ない。ほとんどは8万マイル席



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改変後、バンコク最低往復マイル数がユナイテッドは3万、デルタは4万5千。この数字だけ見ればユナイテッドの方が少ないマイルでタダ券取りやすいように見える。しかしユナイテッドには18ヶ月の有効期限が残ったまま。デルタは11年1月1日よりマイルの有効期限をなくした。ならイーブンかなと思うもまだその先があった。デルタで最低マイル席が表示されるのは閑散期の1週間くらい前の直前出発、帰国便のみ。なので今回の私のような最低マイルでの長期放浪はできなくなる。最低マイル予約の場合、今日予約して明日出発し、1週間後に戻ってくるような旅程しか組めない。長期放浪にはバンコクで「中」の8万マイルが必要。有効期限なしでもデルタでは必要マイルが実質4倍に。今まで4分の1で行っていたと言い換えることもできるのだが。

その他ユナイテッドのマイルでANA日本国内線利用が1万5千から1万2千に。スカイマイルの特典でスカイマーク(6月1日より)が利用できるようになるなど細かい事情が変更されている。諸々の手数料の変更もあるので詳細要チェック。

個人的に興味あるのはデルタのスカイマイルでハワイ往復の最低マイル数が4万になったこと。バンコクに4万5千使って確保するよりハワイで利用した方がマイルは少なくて済む。空席争奪の競争率は高くなると思われるが。

今回のマイレージの修正はエアアジアの羽田登場で次回東南アジア渡航の航空会社選択はどうしようか迷っていた時期に、米系航空会社から足が遠のく結果になりそう。燃油税含めてそんなに安くない米系にこだわる意味がなくなってきた。エアアジアのプロモでクアラルンプールを放浪のゲートにする選択のほうがいいような気もする。春秋航空で上海ゲートという選択肢もあるし。ただ南米行くには米系使わざるを得ないのが辛い所。バンコクタダ券付かないならもうちょっと安くならないかな…。高いと思ったら利用しないことが航空会社への一番のメッセージになると思い、南米に行かなくなって久しい。



  ユナイテッド航空のセーバー特典バンコク往復は6月15日発券まで2万マイル。16日から3万に。



エアアジア5月23日から29日まで予約限定プロモ
先日エアアジアから羽田~クアラルンプール9$のプロモのメールきたのでサイトのぞいてみた。しかしウェイティングルームなるページで延々待たされる。ようやく入れた後も9$席は見つからず。もともと用意されている席数も少なく予約も殺到するだろうからすぐに消滅したものと予想される。これだけ安いと都合つかなくなって乗れなくてもいいからとりあえず確保しておこうとさえ思う。2日後、別メールが来て今度はなぜか日本円表示で14,000円席のプロモに変わっていた。9$は撒き餌か?燃油込み往復2万8千円は十分安いんだけど。

このページの下の表で表示される5月26日成田発バンコク往復最安は2万5300円。11日FIXで燃油税その他含めると5万近くにはなるか。それを考えるとやはりマイレージ特典はおいしい。


  1日待たずに消滅 羽田~クアラルンプール9$プロモ フライトは来年12年2月6日~4月30日

去年のインド放浪でデルタのバンコク2万マイル利用、今年のベトナム放浪でユナイテッドのバンコク2万マイル利用。双方とも最後の2万マイルタダ券利用報告になってしまった。おいしすぎる状況は長続きしない。行ける時に行っておいてよかった。

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びー旅蛇足情報
  • ユナイテッド無料航空券2万マイルでのバンコク往復から帰ったばかりなのに2万マイルでバンコクへ行けなくなる話。貯め込まずに行ける時に行ってて良かった。
  • クレジットカード付帯保険の携行品補償の状況も変わってきている。クレジットカード会社によっては渡航費用をカード払いしていない場合は海外旅行保険が適用されない。ただこのカード払い渡航費用に関しても結構笑える穴あり。近々公開予定。
  • ユナイテッド航空のマイレージ特典予約手数料はネットでする限り無料。ただしコンチ、ルフトハンザ、USエア以外の提携航空会社はUA予約サイトでのネット予約不可。実質25$手数料必須。ANAの国内線利用にも一般会員には手数料がいる。21日前直前予約の0$→75$の変更も強烈。150$のキャンセル料はそのまま。



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