びー旅ロード 2010 No.047
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エアアジア 27円フライトは実在するか

羽田~クアラルンプール週3便、片道プロモ14,000円


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◆エアアジア 2010年8月12日(木) 前ページ 次ページ
エアアジアが毎度おなじみの過激な激安キャンペーンをやっている。8月10日~15日の予約期間限定。旅行期間は来年2011年4月1日~8月11日までのフライト片道1US$(85円)バーゲン。ほんとかよ?と実際チェックしてみたら…実際はもっと安く最安フライトはバンコク~チェンマイ片道10B(27円)だった。秒単位で用意された席は埋まっていくのでこのページを見てエアアジアのサイトチェックしても多分既にこれらの席はほとんどない。おそらく15日のキャンペーン終了待たずに激安席は完売する。

羽田就航も間もないという状況で一気にクローズアップされてきたエアアジア。今後の詳細はまだ不確定だが、就航すれば羽田~クアラルンプール週3便、片道プロモ14,000円程度とのこと。就航記念で片道25米ドルプロモ席も出るとか。当然水面下で全力で阻止しようとしている力もはたらいているのだろうなとも思う。

KL発プノンペンプーケットが1$ .

日系のア;ジア便のエコノミー正規料金が30万円台(JAL、成田発BKK往復Y2平日342,000円+燃油税9,000円)。エアアジアプロモ料金が羽田~KL往復燃油税込28,000円なのだから、「そんな料金で飛ばれたら困る」となるのは当然か。

ただ残念なことに彼らがエアドゥやスカイマークを追い込んだ手法は今回エアアジアにはおそらく通じない。それにそういう某日系航空会社崩壊の遠因となる殿様商売態勢は日本の航空業界を世界基準からますます遠ざけることになりそう。今回エアアジアの羽田就航見送れば、ソウルに就航できてなんで羽田にできないの?という日本の隠しておきたい弱い部分をさらすことになってしまう。鎖国で権益を守るやり方は必ずしっぺ返しがやってくる。BKK~REPと同レベルというのも情けない。


バンコク~チェンマイ10B(27円)プロモ席は実在した


BKKチェンマイ往復燃油税込636円
エアアジアの評判もここ数年で変わってきた。当初は「安かろう悪かろう」のマイナスイメージで「だからLCCは」と陰口たたく方々が多かったが、最近エアアジアをけなすとそれを言っている本人が「海外の格安航空会社にも乗れない旅下手?」「人より余分に金使わないと海外に行けないエセ達人?」と見えてしまう。エアアジアに乗って文句を言っている方々のいる一方で、快適に乗りこなしている旅行者もたくさんいる。びー旅投稿情報からの実感では魅力的で楽しそうな旅をしている旅行者ほど海外の格安航空会社を上手に利用しているように思う。

ただローコストキャリアと呼ばれる海外の格安航空会社がすべて優良かというとそういう訳でもなく、個々で状況はかなり違う。エアアジアは一部の成功例ともいえそう。似たようなポジションにいるワンツーゴーやノックエアなどは私のアンテナにはなぜか全くひっかかってこない。

ちなみに冒頭で出てきたバンコク~チェンマイ片道10B(27円航空券)は上の画面のように往復の税込総額で235.4B(約636円)になる。多分重い荷物を引きずる場合は追加料金のほうが高くなる。また最近の傾向としてこういうキャンペーンで1年先のチケットがピンポイントで安くなったりすることがあるが、通常は3ヶ月以上先のプロモ料金は安いものがない。1~2ヶ月前の予約で通常プロモ席が出てくる。何度も書いているがこういう料金になるのはフライトの一部の席だけ。最安席が埋まると料金は段階的に上がっていく。


2010年8月10~15日キャンペーンプロモ


   バンコククアラルンプール国際線も100B(270円)来年7月の便なのだけど


バンコク~バリ島500Bは往復だとバンコク空港税700Bかかるので総額1700B

エアアジアに文句を言う旅人は達人っぽく振舞っていても、重い荷物を引きずり、英語も現地語も苦手で、個人旅行しているのに中身はツアーと同じ。楽しい旅行のはずなのに現地でぼられまくって文句ばかり言っているというようなおよそ達人イメージからは程遠い旅行者が多い。現地在住でも何百カ国回ろうともなぜかずっと初心者状態…というのも日本人らしいといえばらしいのだが。



エアアジアに遅延が多いとか機内食が有料だとか、荷物に料金がいるだとか文句を言うならエアアジアは利用しないほうがいい。数百円の荷物代浮かすには、数万円余分に航空券代払い他社便に乗ればいいだけ。ただどんなに高額運賃払っても遅延のない航空会社ない。また自分自身で最初に決めた約束(フライト日)を守れない旅行者もキャンセル払戻しのできないエアアジアは不向き。エアアジア側もそういう客は乗ってくれなくて結構というスタンスなのではないか。少なくともそういう客以外の支持でエアアジアは躍進している。

従来の格安航空券よりも安い料金を提示するエアアジアの就航で競合他社は戦々恐々か。BKK~PNHからバンコクエアが撤退したようなことが日本でも起こる可能性もある。しかし旅をする側にとっては競合他社の存続や儲け分の話など知ったこっちゃない。びんぼっ旅君は旅行者目線で判断をする。安くて快適な旅を提供してくれればそれで十分だ。

ボルネオ島タワウ上空06年

ひとつ気になるのは羽田~KL片道14,000円フライトには「プロモ席」と名がついていること。「プロモ」=「販売促進用に用意された特別な席」。エアアジアにも上の表の右側にあるレギュラー正規料金がある。なので販売が軌道に乗ったらプロモ席はいつなくしてもかまわない状況にあるということだ。しかし今までエアアジアはその路線が軌道に乗ってもプロモ席をなくすようなことはせずに、さらに今回のようなより過激なプロモを仕掛けてくる。多くの人に支持される理由のひとつかもしれない。

Booking.com

びー旅蛇足情報
  • 今回のコラム、シンプルにエアアジアインド路線の確保の実録公開しようと思ったら、エアアジアが羽田に来るだの、ソウルに11月就航だの、1$フライトキャンペーンだのをやるので2回に分けてのエアアジア情報公開となる。
  • エアアジアのKL発インド行もデンパサール行もキャンペーン時期に指定の期間内で探せばエアアジア解説ページに紹介している料金よりずっと安いびっくり料金で確保できる。ただ私の場合1年後のその日に旅に出ることができるのか、今の段階で判断はしづらい。確保しておいていけなかったとしても損失はわずかなのだが。
  • 自分の旅が充実していないとついつい他人様のサイトの掲示板のツリにひっかかってしまう。びー旅情報を薄めたような情報のやりとり見ているとついオリジナル情報リンク追加したくなる。「そんな時間あったらこのページ書けよ」と自分に突っ込みを入れる。




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次回コラムは日本からインドまで安く行く方法 バンコク発ネット販売日本人用航空券の実態


エアアジアの予約画面 バンコク~プーケットの例

バンコクプーケット片道100B(270円)プロモ席は往復税込だと428Bになる。来年5月分なのでその他のプロモ席はまだ安くない。


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