また日々のガソリン代をカード払いするだけで自然にポイントが貯まる場合や、毎月の家賃がポイントにできる恵まれた方もいるようなのでそういう方にはポイント交換によるマイル獲得はおいしいのかもしれない。
実は私は近々ユナイテッド航空のマイルタダ券で渡航予定がある。先日デルタのマイルでバンコクへタダで往復したばかりなのだが。格安フライトで自然に貯まったこれらのタダ券には2,100円は必要ない。もともとタダの物に2,100円払っていることに…、というよりその裏で数百万円払わされていることに疑問持った方がいい気もする。
参考までに私が南米往復フライトで貯めた2万マイルの裏にある出費は格安フライト代13~15万円。メキシコ往復フライトに関してはボーナスマイル込の2万マイル弱の裏にある出費は約6万円。もともと目的があってそこに行っているわけだから特別な努力は何もしていない。入会の手続きをしただけで自然に貯まったマイルだ。航空会社のマイレージ登録には2100円の年会費もない。これと比較すると実際のフライトでない陸マイルはいかに効率の悪いマイルの貯めかたかがよくわかる。 |
コルカタ サダルストリート近くの地元食堂 . |
陸マイラーお勧めカードは三井住友のANAカード。三井住友ANAカードをリボ払い専用カード(マイ・ペイすリボ)にすると、年会費を通常の2,100円から1,076円に下げることができ、1000円あたりで10マイルから20マイルに。そのまま普通にリボだと金利かかりまくりなので月に1回、一括払いを特定日までに三井住友カードに依頼しておく… というのがネット上にさかんに広告が出回っている高額情報商材の肝らしい。ただこの2倍ポイントは現在は廃止されている。しかしそれ以前にそういう涙ぐましい努力をしても百万円単位のカード払いは必須。2,100円で海外旅行いけてないじゃん。年会費とマイルの交換料が2,100円と同じなのでややこしいが、それぞれ別途必要なのも胡散臭さを感じる。
Booking.com
カンボジア プノンペンの地元食堂で 定食約120円 |
これは金利がたくさん取れるリボ払い専用カードはそうまでしても引きずり込みたい、カード会社側においしい仕組みと言い換えることもできそう。リボ払いには一見親切そうに見えてその実落とし穴がある。使い方を誤ると、いつまでたっても支払いが終わらず、元本そのまま金利のみ払っているアリ地獄状態にはまってしまう。サラ金はみなこのシステム。貸金業法改正の目玉とされる総量規制年収3分の1より、貸す方が笑いの止まらないリボの仕組みを変えないと多重債務者は減らないのでは…と個人的には思う。
ただポイントに関しては、私もずいぶん前から電話代やガス・電気代をクレカ経由にしてポイントたまるような工夫はしている。マイル交換はしないが、それで自然に貯まったポイントで金券交換をしたりもする。 |
ポイントは自然に貯まるもので努力して貯める物ではないと勝手に思っている。クレジットカードは海外ATM利用やLCCネット予約などの利用で十分恩恵は受けているので私にとってはそれで十分だ。 |