天竺へ03  雨季のインドへぼられに行こう2010年   3.スンガイコロク
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スンガイコロク タイ‐マレーシア国境越え

スンガイコロク1泊200Bの宿で快適放浪 タイ深南部2010実録


               タイ‐マレーシア国境 スンガイコロクの駅
  2010年9月5日(日)朝7時44分       前へ   次へ
今パッタルンの駅を出たところ。席はまだベッド状態なので食堂車で朝食を食べてパソコンに向かう。ベッド状態の上段でパソコンは打ちにくい。雨季らしい雲の多い薄日のさす天気。朝なのでまだ涼しい。朝食セット100B(270円)。エアアジアの機内食90Bは値段は良心的だ。

昨日寝台車のベッドメイクは午後7時半と早かった。しかし希望すればもっと遅くまで座席状態でいられる。結局バンコクにはチャイナタウン1泊とカオサン1泊、計2泊のみ。

列車は結構揺れるのでこの状態で紙に鉛筆での日記書きは不可能だ。ベッド状態になったのは7時半だったが、その朝も早朝起きだったので8時には寝入ってしまった。タイ車両の寝台車は上段に窓がない。スペースも座れないほど天上が低い。それでも180度フラット状態で横になれるのは実にありがたい。食堂車に日がさしてきた。まぶしい。前の席に若いタイ人女性が座った。食堂車の従業員が隣に座ってナンパしている。

冷房車のエアコンは覚悟はしていたが強烈。日本の11月の朝という感じであまりに寒く3時頃起される。

「写真とっていい?」「いいよ」と言うので…

早速手持ちのエアコン対策防寒着が活躍。荷物になるのでもって行くかどうか迷ったが、もって来てよかった。寝台車で用意されるのは薄いタオルケットのみ。おきているときには快適な涼しさなのだが。でも前回のアロースター~バンコク寝台車では上着は必要なかったぞ。


   食堂車両 ここにはエアコンないので窓全開。朝は外の風が涼しい。

         2013年スンガイコロク滞在実録はこちらへ


 コーヒー付で100B、50Bのおかゆもある
就寝8時で起床4時の健康的な睡眠時間。でもその後二度寝しておきだしたのは7時過ぎ。寝台車ベッド状態では寝るしかない。でもおかげで入国時からの疲れが吹っ飛んだ。

結局今回のタイ滞在ではこれまでに一回も日本円両替せず。前回のあまりのバーツで済ます。まだ2000B以上あまっているので食堂車で贅沢している。缶コーラ25Bもオーダー。食堂車にエアコンはなく窓全開なのでこの時間はこっちの方が快適。寝台車両は全席禁煙。

8時31分。席に戻ったのだが周りはほとんど座席状態に戻っているのに私の席だけまだベッド状態のまま。係が回ってきた時にいないと取り残される。仕方ないので上段の狭いスペースで寝転びながらパソコンに向かう。勝手なものでこの時間になるとあれだけ寒かったエアコンの冷気はありがたい。そこで寝転べるのだから狭くても文句はいえない。下段の方が広い上に車窓も見える。下段の方が高くても先に予約がうまる意味を乗ってみて実感する。


              ヤラー駅前徒歩圏内に地元系安宿あり


      深夜の2等寝台客車
11時5分 ハジャイに朝の9時に到着。30分ほど停車して9時50分に出発。今列車はヤラー手前。スンガイコロクには11時25分着とのことだったが、かなりの遅れての到着になりそう。(後日追記:ハジャイ~スンガイコロクは257 km、所要4時間13分。グーグルマップルート検索による) 今回のタイ入国は40日FIX(厳密にはFFPタダ券)での入国だが、タイにいるのは3日ほど。よくよく考えてみるとこの状況で日本で半日つぶしてビザ取りに行くのもちょっと微妙だ。

そういやさっき私の隣を最新型の機関銃持った迷彩服のセキュリティーが通っていった。列車の中にまで機関銃持ち込んでの警備とは気合が入っている。タイ深南部と呼ばれるこの辺はイスラム反政府系系聖戦戦士が定期的に軍や警察を狙って爆破テロを行っている。とても危険なので良い子は外務省安全情報をよく読んで、決して来てはいけない。プレアヴィヒアほどの緊張感はないんだけど。

ちなみに車窓から見る限りヤラー駅前徒歩圏内にも1泊200B位のおいしげな地元系ホテルがあった。

外はドン曇雨降ってないだけましか。前に座っていたおじさんが降りたので足を延ばしてパソコン打てる。でもバッテリーがあと45分。タイ寝台2等車両は片側1席づつ。ボックスで2席で両側にボックスがある(写真上)。日本の昔の寝台車のように片側3席でボックス6席の片側のみ仕様ではない。今日は多分スンガイコロク泊。ネット屋はあるのか?ウェブのアップできるかな?バッテリー警告出たのでパソコン閉じるぜ。

お知らせ
  • 22時間かかってバンコクからマレーシア国境の町スンガイコロクにたどりつく。午後1時45分到着なので今日中にコタバルまで行けたがせっかくの深南部。あわてて国境通過も芸がないので宿泊。味のある地元宿1泊200B。居心地かなりいい。ネット屋あるも日曜なのでしまっている。公開できない日々が続く。
  • 雨は降っていないもののテンション低い曇り空。日の光は射していてもきれいな画像が撮れないのが雨季の難点。
  • 寝台車で寝まくって元気取り戻す。
  • ハジャイ~スンガイコロクは257 km、所要4時間13分。グーグルマップルート検索による。

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三又プラグ50B右下


バンコクから陸路でアンコールワットに行く方法はこちらへ
   



天竺へ1 新型スカイライナーへ       天竺へ2 エアポートリンク         天竺へ4 クアラトレンガヌ

日付 旅のお小遣い帳 出費詳細 宿代 合計
4日目
9月5日(日)曇り
朝食セット100B コーラ25B チップ5B チキン25B カーウニャーウ2個10B 水15B 羊串焼き50B かぼちゃプリン15B 春雨弁当30B 三又プラグ50B 歯ブラシ10B お茶20B コーンアイス20B アジアホテル 200B 422B


おかず一品山盛りご飯にのせて30B 弁当パックで持ち帰り    羊の串焼き50B アラブ圏の香り。たれがジンギスカン風。




◆2010年9月6日(日)早朝5時15分

タイ深南部には見所満載。宿も安いし飯もうまい。コンビニ品揃も充実
早寝早起きの日々が続く。今朝も4時45分起床。寝るとき天上ファン全開にして寝たら寒くて目が覚めた。朝から鳥の声がすごい。朝の水シャワーは少し冷たい。昨日スンガイコロクに到着したのは午後13時45分。11時25分到着予定だったので2時間20分遅れての到着。前日15時40分にホアランポーン駅をでているので22時間5分の列車の旅となる。この時間だと寝台車だからいいが、バスなどのリクライニング系の乗り物だとかなりきつい。横になれてエアコンまでついているので明け方の寒さを除けばまあ合格点の移動方法か。利用の場合は上着を忘れずに。

スンガイコロクの町はかなりの田舎町の風情でハジャイなどの地方都市の雰囲気はない。駅前にはバイタクもソンテウも多数待機していたが徒歩圏内に宿があると踏んで一通り散策してみる。すると思った通りに徒歩3分ほどの所においしげな地方宿見つける。アジアホテル、1泊200B。トイレシャワーTV付(写真下)。カオサンの独房宿の4倍の広さで台北ほどの汚さもない。地方宿のコストパフォーマンスはいい。5軒隣のサヴォイホテルは1泊150Bだが満室だった。

チェックインしてまず洗濯する。雨季で洗濯物の乾きが悪く、今着ている物以外、着替えがすべてクサクサ状態でコンビニの袋に隠蔽されている状態だ。1日ごとに宿を替えているので乾燥時間も長くできない。湿度が高いようで天上ファン回しっぱなしでなかなか乾かず、さっき今朝確認したらようやく清潔状態に復帰していた。その後飯食うより先にネット屋探すも宿の斜め向かいにあるネット屋は日曜のせいか閉まっていて他探すも見つからず。あきらめて総菜屋で羊肉の串焼き50Bと惣菜弁当30B、かぼちゃプリン15B買ってホテルの部屋で食べる。羊の串焼きがジンギスカン味で結構うまかった。

あれ?今日もう6日?エアアジアのフライトあさって?マレーシア東海岸のクアラトレンガヌ近辺の島々に1泊くらいはしようと思っていたのにとてもそんな余裕はない。できれば明日(フライト前日)にはクアラルンプールには着いていたい。プルプフンティアン島やレダン島宿泊はまたの機会。コタバル1泊も難しそう。スンガイコロクの先のマレーシア国境の町の名前はランタウパンジャンRantaw Panjang。


昼間の寝台車は座席になっている       スンガイコロク アジアホテル      トイレシャワーTV付1泊200B、540円


2010年 スンガイコロク ホテル情報
アジアホテル
ASIA HOTEL
ファン部屋T/W付 200B No.18 Charoenket Road. Sungai kolok
電話 073-611-101
サヴォイホテル
SAVOI HOTEL
ファン部屋T/W付 150B アジアホテルの5軒隣。駅から歩いて奥方向。24H営コンビニ近し
電話 073-611-093
その他にも駅から徒歩圏内に地元系ホテル多数あり


2013年 スンガイコロク滞在実録はこちらへ



スンガイコロク,鉄道駅から徒歩10分の国境 これはタイ側 雨季のドン曇の空がバックだとテンションめちゃ低。

 
国境の橋、ここを渡るとマレーシア、ランタウパンジャン   今私の乗っているランタウパンジャン発クアラトレンガヌ行バス

◆2010年9月6日(月)マレーシア時間10時11分
今クアラトレンガヌ行のバスの中。いい感じにエアコン効いてて快適。今朝7時前に食事に出るときに宿のフロントで国境までのアクセスチェックする。ソンテウで行くのかロットトゥーアか。すると意外な答。「歩いていける。すぐそこだ」。へ?そうなの?なんと宿から1kmほどで国境とのこと。朝食は地元定食ご飯におかず2品のせて氷水付30B。国境で入国書類書くのに必要なボールペンなくしたので2本買う。1本5B。店には100本はあるのにすべて青インク。何でやねん。早朝からスンガイコロクの宿の前の交差点では自動小銃持った警察が複数たむろしていた。

宿に戻り荷物まとめてチェックアウト。歩いて国境に向かう。国境までは本当に徒歩10分だった。こういう重要な情報なんでネット上にないの?あっても見ないので関係ないか。また公開しても利用する旅行者いないので見る人もいない。カラカスのセントロ安宿情報よりはましだけど。イミグレも車で越境する地元民がほとんどで徒歩での越境は地元民でも皆無。私1人だった。国境に物乞いも皆無。アレーシアの一人当たりのGDPはタイよりずっと上。経済的には東南アジアの優等生国家だ。

国境の川 写真の橋は鉄道橋だが使われてない様子    .


ランタウパンジャン側の国境タクシー            ランタウパンジャンバスチケット売り場




          タイ側出入国イミグレ
歩いて国境越えたそこがランタウパンジャンと言うマレーシア側の国境の町。道なりにそのまま歩いていけばタクシー乗場、バス乗場の順に現れる。バンレム国境のようなダークさは全くなし。ランタウパンジャン発クアラトレンガヌバス17.9MYR。KLまでは44MYRとのこと。コタバル(ランタウパンジャンから40km)までは市バスのようなバスが頻発しているらしい。7時に宿を出て出入国の手続きの時間入れても8時にはバスターミナルにつく感じだった。バスのキップ売り場でクアラトレンガヌ行のバスをチェック9時半発とのこと。なんだまだ1時間半もあんじゃんとゆるく構える。朝早すぎてまだ周辺の売店はほとんど閉まっていた。

バス停から離れふと気づいたのが時差。そうなのだ。一瞬1時間半あると思ったバスの発着時間は時差1時間分補正すると後30分だった。あぶねえ。いつぞやのアリカ(ペルーとチリ国境はサマータイム時期には同緯度なのに2時間の時差になる)でのボリビア行バス乗り遅れの二の舞になる所だった。バスは15分遅れで出発。始発なのになんで遅れんねん。ランタウパンジャンからクアラとレンガヌまでは120~130kmの距離があり3時間以上はかかりそう。今日クアラルンプールまで直行してもよかったのだが、チャイナタウンのボロ宿とビーチリゾート宿泊とではやはりビーチの方がいいかなとの判断。バスはガラガラ3分の1くらいの乗車率。

結局今回のタイ滞在期間中1回も日本円両替せず。前回のあまりのタイバーツで済ましてしまう。財布にはまだバーツの余りあり。マレーシア入国後も前回あまりのリンギ利用で両替していない。持ってきた手持ちの日本円現金2万円はまっさらのまま。バンコクまでもFFP特典航空券で来ているし。今回の旅は見事に金使ってない。でも先は長い。この旅ログの題名は「天竺へ」なのだから。40日日間2万円で持つわきゃないし。クレカとシーラス、プラスのシステムがこういう旅を可能にしている。

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、マレーシア側イミグレ 徒歩越境でのマレーシア入国は私1人 オスマック国境のダークさ皆無。


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