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            インド放浪記










 コルカタ 2010年9月29日朝6時のハウラー駅       前のページへ      次のページへ 
 天竺へ14  雨季のインドへぼられに行こう  2010年 14. コルカタ
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コルカタ格安生活

コルカタでネット屋浸り びー旅ドットコムサイト消滅の危機から復活


      コルカタの安宿街 サダルストリート近くのフリースクールストリート

  2010年9月30日(木)午前11時10分   前へ   次へ
ネット屋で消滅しかけたびー旅ドットコムの再転送しながらパソコンに向かう。今日もコルカタは朝から晴れ。今回の放浪は確かに前半は雲の多い日が多かったがあまり雨季の旅という感じにはならなかった。折りたたみ傘もバンコクでは役に立ったが今は荷物になっているだけ。

またバナラシ(サールナート)、スノウリ(ルンピニ)、ブッダガヤと仏教にちなみのあるポイントを近くまで行きながら悉く素通り。私は罰当たり仏教徒。クリスマスにキリスト教徒になり、正月には日本神道、葬式の時だけ仏教徒になる典型的日本人の例にもれない。仏陀のちなんだ場所に興味がないのも事実。いつでも行ける。また今度…はいつものパターン。当然ながら雨雲が去るとインドは暑い。夕べはファンを一晩中回しているにもかかわらず夜中に暑くて目が覚めた。

パラゴン 独房シングル200Rp     .

ポカラなどでファンの風が寒くて目が覚めることはあったが暑くて目が覚めるのはこの旅初めて。ただ3等自由席16時間の疲れは1日寝て何とか回復。気がつくともう明日インド出国。国境からガヤ経由にしようか迷ったがそんなところよっていたらフライト間に合わなくなる所だった。急いでコルカタ目指したつもりでも余裕は実質1日しかできなかった。


          サダルストリート界隈 フリースクールストリート


    安宿マリア 1泊200Rp~
ただブッダガヤ観光よりは個人的にはずっとおいしいネタに遭遇できたので合格点。ガヤによっていたらサイトの修復もできないところだった。インド出国して行き着く先は日本ではなくてマレーシア。放浪は続く。

また今回の旅では下痢をよくした。前回04年の旅ではそんなにした記憶はないのだが、今回はとにかくよくお腹を壊した。治ってもまたすぐなる感じ。昨日ポッコリのなくなった自分の腹を鏡で見てひとりニンヤリ。

今転送中暇なのでネット屋でて、近くの宿をチェックしてきた。マリアもパラゴンも最安独房、トイレシャワー共同は200Rpになっていた。シングル窓なし独房に200Rp払うなら今の窓有トイレシャワー付宿に250Rp払ったほうが全然いい。でもこの辺の値段から判断するとムジャパルプールのドミ1泊35Rpは鋭いな。駅前でビニールシートしいて地元の皆様に混ざれば0Rpという超強烈な荒技はもっと鋭い。多分一晩でヒンディー語かなり上達する。

13時11分。今パソコンほったらかしにして飯に行ってきた所。ネット屋には従業員いるわけだし、いい加減8時間も付きっ切りやってられん。


サイクルでもオートでもない人力リクシャ マリア前から私の宿まで10Rp

インドはレストランで注文してから出てくるまでの時間が長い。なので転送の時間稼ぎになるかと思うも、今帰ってきたらでかめのフォルダ、まだ転送終わってねえ。自宅なら多分1/10の時間で済むのに。

昼飯はシチリアピザなるもの食べる。ちゃんとしたピザでそこそこうまかった。150Rp(約180円)。ダイエットコーク35Rpでポカラのようなサービス料取られずに合計185Rpだった。正直「カレー以外の何かを食べたい」との気持ち。サダルは外国人旅行者が集まる所なので外国人向けのまともなメニューも充実している。ダイエットペプシで流し込むピザにほっとする。

9月30日日本の東京地方、午後6時現在、雨で気温19度?9月2日、私の出国時はまだ残暑が残っていたのにいつの間にか涼しくなっている。ウラシマ効果が進む。

私が宿泊中の250Rpの宿    .

お知らせ
  • コルカタではベンガル語一辺倒なのかと思ったらヒンディー語は公用語なので大抵通じるよと宿のおじさん。
  • 日本では「新しい世代の男は座りションだ」の流れあるが、インドでは道端でのバス休憩の時などは若い方は立ちション。おじいさんは座りションをしている。多分地元便器のスタイルのせい。
  • サダル界隈のネット屋は1時間20Rp。トイレットペーパーワンロール、ビールガンジで35Rpだったのにここでは10Rp。なんで?


インドのクワガタ


サンドイッチだと思って
買ったら綿菓子だった




150Rpのピザ


   


10月1日はハワイの空になるコルカタ

日付 旅のお小遣い帳 出費詳細 宿代 合計
9月30日(木) シチリアピザ150Rp ダイエットコーク缶35Rp ペットボトルコーラ30Rp マンゴジュース28Rp ネット6時間半130Rp 水10Rp バナナ4本10Rp ペプシペットボトル22Rp ホテルデラックス 250Rp 665Rp


2010年 コルカタ 宿情報
HOTEL DELUX トイレシャワー付
ツイン250Rp
住所:B/33/4, Free School Street, 3rd Floor (Mirza Galib Street) Kolkata - 700 016 携帯電話:9007562722 サダルストリートまで徒歩1分。4階窓付の部屋がいい。
HOTEL MARIA トイレシャワー共同
シングル200Rp
住所:5/1 SUDDER STREET, KOLKATA-700 016
電話:91-33-22520860
人気宿で満室多し。
HOTEL PARAGON トイレシャワー共同
シングル200Rp
住所:2. STUART STREET, KOLKATA-700 016
電話:2252-2445
人気宿だがシングルは窓なし独房。
サダル周辺なら400Rp出せば余裕で宿は当日確保できる。

◆2010年10月1日(金)朝7時4分      次のページへ

                味のある路面電車
インド出国の朝。予定では2日間ゴロゴロするつもりだったのにサイトのトラブルでネット屋通いになってしまった。ネット屋で転送中、暇つぶしに天気情報調べるとプーケット近辺は連日雨。雨季のピピ島報告しても意味ないので、天気のいい可能性のあるペナン島かランカウイ島によって行くほうがいいかと検討中。

土ぼこりのせいか咳が出て鼻水も出る。下痢は治ったのに今度は風邪の症状。おとといの列車移動で気力、体力を使いその疲れも出ているとも思う。今日も霞のかかったような天気だが晴れ。今日の夕方にはクアラルンプール。

インド時間3時43分。イミグレ、セキュリティー終えて今ゲート前でフライト待ち。土ぼこりと湿気のない環境久しぶりの気がする。喉が渇いたのだが売店が閉まっていてコーラが飲めない。免税品の酒やチョコレートは売っている。最後までインドらしいぜ。

宿をチェックアウトしたのは10時頃。フライトは午後16時半なのだがびー旅ドットコムのサイト修復で2時間ほどネット屋で転送する。その後飯食って空港へ。今日も強烈な日差しの乾期のような天気。空はハワイの空の色。

荷物を背負った金髪日本人がサダルを歩くとタクシーの客引きが熱を帯びる。取り合うと疲れるので無難にかわす。サダルから空港は言い値200Rp。100~150Rpくらい迄交渉で下がるようだ。風邪気味で体調悪かったが、空港までタクシーという選択肢はまったく考えていなかった。ここまでインドで修行のような旅をしてきて、最後に空港へタクシー値切って100Rpで行きました…じゃなんとなく悲しい。

ということでエスプラネードからでている空港行きの市バスで空港へ。サダルからエスプラネードのバスターミナルまでは徒歩10~15分。前回は地下鉄で途中ダムダムまで行ってバスを使ったが今回はエスプラネードで空港行きのバスをあたる。胡散臭いタクシー客引きが「空港行きのバスは向こうだここじゃない」と全くのでたらめ言ってくるし、チケット売り場の職員でさえ乗場の真前で「ここじゃないこの裏側で後1時間待ちだ」とウソ情報。いうことがみんなばらばら。誰が本当のことを言っているのかわからない。不安もあって混乱する。

こういう場合はヒートアップせずに冷静に、自分で信じられるなと感じる人の案内を信じて動く。言ってる事がばらばらでも誰かを信じなければ事態は好転しない。信じてガセ情報だった場合は自分の人を見る目がなかったとあきらめる。

空港行きのバス(写真右)はあまり本数がないようで20分ほど待たされ、その間「空港へのバスはここには来ない。だから俺のタクシーで空港まで行こう」とか物乞いの金くれパフォーマンスがあってかなり不安だった。結局あの人のいっていることが正しそうだなと判断し、「ここには来ない」とタクシードライバーに言われたまさにその場所にお目当てのバス登場。

エスプラネードから空港まで10Rp 所要50分+徒歩15分 ,

空港までの値段は10Rp(19円)。いくらだ?と聞いて少し間をおいてからの回答だったので多分外国人料金。お、今搭乗が始まったようだ。いったんパソコン閉じるとしよう。

いったんパソコン閉じて搭乗準備しようとすると20分のディレイとのこと。なんか20分で済みそうにない雰囲気。コーラを売っている売店が開いたのでダイエットコーク買ったら80Rp(155円)だった。空港まで10Rp(19円)で来ているのに微妙。でも久々にキンキンに冷えているコーラを飲んだぜ。


雨雲が消えると強烈な日差し          これでも雨季?             空港への道

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ただこの空港行の市バスは空港までかなり距離のある道端で降ろされ、そこから空港まで徒歩15分だった。2004年のダムダム経由の時は降ろされた場所から空港へは5分程度だった。またその頃と違って空港までの道もきれいに舗装されていた。10分ほど歩くと見覚えのある風景となった。

この市バスはエスプラネードから乗り換えなしで空港まで10Rpでいけるが、本数が少なく間隔は30分~。到着地点から空港まで15分ほど歩くのが難点。地下鉄でダムダムまでいってそこから市バスに乗るほうが本数も多く、歩かされないので時間はかからない。

インド時間18時26分。今エアアジアの機内。食事を終えたところ。今日のは微妙にまずかった。リプトンティーの500Mlペットボトル75インドRpというので100Rp払ったらお釣りは1リンギだった。25Rp(48円)=1R(27円)?微妙にたんねえぞ。

エアアジア チェックインカウンター          .

ディレイは30分だった。今乗っているエアアジアの機体いつもの赤でなく緑色の機体だった。イメチェンか?またエアアジアのチェックインの時にひともめあった。いつもは目測でスルーで来た機内に持ち込んでいる私のバックパックにチェックインカウンターのインド人スタッフが食いついてきた。荷物を取り上げて、「今計ったら7kg超えている。機内に持ち込むことはできない」とのたまう。なんで?来た時と変わらない荷物なのに。機内に持ち込むことができないので預け荷物として預かる。追加料金435Rpだ。10kgあると言い張る重量メーターはこちらからは見えない。なんかスノウリ国境の500Rp賄賂請求彷彿とさせる。

あきらめてパソコンだけ持込にして預けることにする。ところがボーディングパスもらっていったんX線検査してもどると、追加料金徴収することなく荷物を預けスルー。忘れたのか、見逃してくれたのか詳細不明。どちらにせよ余分な金払わずに済んでラッキー。後で気づいたがバナナ4本リュックの中に入れたまんまだった。重くなるわけだ。いずれにせよインド発エアアジアはからまれる可能性あるので荷物の超過重量に要注意。



コルカタ国際空港 私の背後にはカモ待ちタクシー多数。

また持ち込むはずの荷物を預けてしまったのでインド出国の出国フォームをイミグレ前に書かねばならないのだが、記入に使うペンが預け荷物に入り込んでいて記入できない。チェックインカウンター前のスタッフに頼んでペンを借りる。返す時に「Thank you」と言って返すと、「Only Thank you?」の返し。もちろん金など払わない。最後まで鋭いぞインド。ただこういう一面は空港や国境やサダルなどの外国人観光客をカモにしている方々のいるエリア独特のような気もする。ジェネラルに乗っていた時やムジャパルプールにいる時、みんなとても親切でこの手のいやらしい金銭要求は全くなかった。

インド人が営業に燃え上がる一面は確かにあるが、それは日本人に対してだけではない。ニューデリー駅で駅からパハールガンジに入るインド人旅行者に対して、客引きは荷物を取り上げようとし腕を引っ張り大声で強烈な営業展開していた。日本人から見ると恫喝に見えなくもない勢いだった。なのでそういうものだと思っていたほうが疲れない。

ただほんの一部のインドの方々が何も知らない日本人旅行者相手に根も葉もないウソをつきまくってぼったくる例も少なくないのがちょっと痛い所か。一部のカモ待ちする方々とそれに引っかかるゆるい方々がインドのイメージを悪くしている。インドの旅がひとまず一段落。渋い旅だった。

空港近くにはこんな高架鉄道が走っていた 市内までつなげばいいのに…

空港への道が爽やかに変貌していてびっくり        ,

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日付 旅のお小遣い帳 出費詳細 宿代 合計
10月1日 朝ネット屋20Rp シュガートーストとコーヒー20Rp ネット屋40Rp ナポリタン65Rp 瓶コーラ15Rp コルカタ空港市バス10Rp 空港ダイエットコーク缶80Rp エアアジア機内リプトンティー500mlペットボトル75Rp 宿 ムーンロッジ 35MYR
深夜0時をまわった収支は翌日へ