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                                  インド放浪記













 ガンジス川 朝のアッシーガート 2010年9月18日          前のページへ   次のページへ
 天竺へ09  雨季のインドへぼられに行こう 2010年  9.バラナシ
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バラナシ ガンジス川

アグラフォート駅から寝台車でバラナシへ ガンガーとガート


ガンジス川ボートツアー2時間250Rp このダーシャシュワメードガートが中央部。
  2010年9月16日(木)朝11時23分   前へ   次へ
朝起きた時は曇っていたがこの時間晴れ間ののぞく天気。今朝起きてここからネパール国境への行き方考える。いきなりゴラクプルへ行くより、バラナシ経由の方がいいかなと判断。そちらへの移動方法を宿の人間にきく。

どうやらゴラクプル行の同じ列車のようで夜9時発のアグラフォート駅発。アグラフォート駅発の列車のチケットはアグラカント駅では買えず、フォート駅まで出向かないといけないとのこと。ここからアグラカント駅は近いがフォート駅は遠い。昨日歩いた距離を今日また歩く気にもならず、宿から歩いて3分ほどのところでオートリキシャ(トゥクトゥク)捕まえて片道50Rpで行く。

チケット売り場は駅構内ではなく駅入り口に入らず左側に折れ徒歩30秒の別の建物。案内表示に英語がなくヒンディー語だけ。わかりづらい。ただニューデリーの予約センターと違って窓口はガラガラ。早速申請書もらって書き込む。

街中でえさをあさる牛君  ..

列に並ぶも一人待っただけで私の番になった。そして今日夜9時発の夜行2等寝台が確保できる。20時53分発翌日10時半着、Train No.4854、259Rp。座席指定がしてあるということはとりあえず立ったまま13時間すごさなくていいということだ。後日追記:座席指定だと思っていた番号はウェイティングリスト番号だった。


アグラフォート駅チケット予約窓口。当日バナラシ行21時の2等寝台がとれた。


    インド、アグラでキャッシング
思いもかけず今日の夜に寝台列車でバラナシ行となってしまった。宿のチェックアウトタイムは昼12時。チェンナイやトリヴァンドラムのように24時間でチェックアウト時間決めるシステムではないようだ。半日100Rpでチェックアウトタイム延長できないか探るもできず、結局列車発前まで150Rp追加料金で部屋を使ってゴロゴロする。

昨日のキャッシングのレシート詳細確認して5,000Rpのキャッシングに200Rp(380円)の手数料加算されていることを知る。宿代1泊分じゃん。バンコク(150B)なみじゃん。でも手持ちの現金1万円ちょっとの状態なので、おろせないよりはずっといいんだけど。HDFCバンクという銀行のATMでのVISAによるキャッシング。

食中毒からはすっかり回復。目の充血もかなり直った。

塩コショウのパパイヤ食べてもドリンキングウォーターという名の水道水飲んでも下痢症状はない。ウェブの転送も無理に送ろうとせずに送れる時に送ればいいかと切り替える。バナラシ~ゴラクプル経由でネパールへ向かう。ビザ代30$が痛い。


 若干味の薄いみかんジュース1杯10Rp 氷もなし 飲んでも特に下痢せず

私の宿泊している界隈はベジタリアンエリアなのか地元食堂のようなものが少ない上に、その食堂や屋台のメニューが完全にベジタリアンメニューで肉が一切入っていない。なのでアグラにいる間私も意識することなくベジタリアン生活になっている。魚も全く食材として見かけない。ただ野菜や穀物だけだとすぐお腹が減る。メタボにはいい健康生活?タージマハル前の外国人ホテルエリアまで行って食事すれば普通に肉食できるんだけれど。
焼きそば20Rp今日食べたのは辛くなかった .

牛はリクシャ押しのけて毎日道路闊歩しているし、動物天国。ただ牛君、身分はわきまえているようで売り物の野菜などは決して食べようとはしない。

蛇足情報
  • バラナシ(Varanasi)はバナラシ(Banaras)とも言う。
  • 地方の小さな駅には外国人専用窓口はない。チケット予約申請書は一度書き方覚えると記入方法は簡単なので手数料払って代理店にチケット頼む意味はない。ニューデリー駅でも列に並んで30分待つ覚悟あれば一般窓口で買える。
  • インドの地元コーラ「サムズアップコーラ」500mlペットボトルで23Rpと2Rp安いが味は微妙。冷たいとあまり気にならないが。
  • 八百屋でトマト買って洗って食べる。インドのトマトは日本のトマトと変わりなし。特に下痢もせず。現地人化が進む。


インドのATM

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バラナシで
   


バラナシ Varanasi 朝のガンジス川ボートツアー 日本人3人で手漕ぎボート依頼して2時間250Rp 10年9月18日


日付 旅のお小遣い帳 出費詳細 宿代 合計
15日目
9月16日(木)晴れ
アグラフォート駅オートリクシャ50Rp 50Rp バナラシチケット259Rp あげパンカレー20Rp チャイ5Rp トマト2個10Rp コーラ23Rp 昼地元屋台カレーチャパティー2枚付20Rp   セントラルイン 半日150Rp Rp


あげパンカレー20Rp。皿は葉っぱ     トマト1個5Rp多分外国人料金       カリフラワーカレー、パン2枚付55Rp



◆2010年9月17日(金)朝8時48分        前のページへ    びー旅トップへ    次のページへ
今寝台車で朝を向かえ快適にバラナシへ向かっている。車窓は田園風景だが土砂降りの雨。空は鉛色の空。インドに入ってから初めての雨季らしいイメージどおりの天気。寝台車では熟睡。アグラフォート駅を出るときには満席に近い状態だったのに今は6席1人で独占。

インドの2等寝台はワンボックス6人掛け。寝台は片側3段づつになる。さらに反対側にも二人掛けの2段ベッドがある。車両の幅は新幹線より広いとか。

夜9時到着の昨日の列車は40分遅れで到着。アグラフォート駅始発ではなくどこからか流れてくるMarudhar Express。9時40分到着だが停車時間が30分くらいあり10時過ぎてアグラを出る。2等寝台確保だったのだが席に普通はD1とかS3とか車両番号があるはずなのにその番号がない。車両欄にはRLWL107という番号とRLWL54という番号のみ。107という車両があるのかなと勝手に思っていたが滑り込んでくる20両はあろうかという長い列車にそういう車両はない。あわてて駅員らしき人に聞くがはっきりした回答が得られない。どうやら始発駅でない駅での当日発券だったので席の指定が「ウェイティング」状態になっているチケットだったようだ。

現在乗っている2等寝台車、アグラフォートからバナラシまで259Rp

聞いてねえよそんなこと。チケットくれる時に一言そういったこと行ってくればいいのに。要するに開いている席(ベッド)に適当に座れということらしい。107空きの54番目ということなのだと思う。でもその時はそんなこと全くわからない状態で自分の席がないので若干焦る。

すると怪しげな案内係登場。「俺に任せておけ。席は俺が見つけてやる。案内料50Rpだ」という。この座席未指定のウェイティングチケットで右往左往する外国人は多いようでそいつらをカモにしたビジネスまで出来上がっている。1人でなく何人にも同様に声をかけられた。こちらの足元を見たハイエナビジネスと直感したので、「冗談じゃねえ。てめえなんぞに死んでも払うか」と振り切って適当な車両に乗り込む。


Marudhar Express


     寝台車で夜を明かしバラナシまでの途中駅で
ウェイティング状態でもちゃんと2等寝台料金払っているのだからそのまま列車に乗り込んで適当に空いた席にもぐりこめばいいだけなのだが、何でもかんでもマニュアル通り人間だと自分席がないと大汗かいて走り回る羽目になる。昨日の私のように。そういうよい子を親切に50Rpで案内するシステムが出来上がっているのが味のある構造。

なんとか自分の寝る場所だけは確保できたが、それまで目が点状態だった。無難な方法としては早めにエンクワイヤリーにチケット見せて開いている席の確認を事前にとって席を教えてもらう方がスムーズか。間違っても駅でカモ待ちしているハイエナ君に50Rp払ってはいけない。

空席確保の上での番号ウェイティング状態の時は「空いている好きな場所に座っていいいよ」と解釈して強引にでも車両に乗り込むことだ。そうしなければここぞとばかり弱みに付け込んだボッタクリマンのいいカモになってしまう。

既に2等寝台料金を払いウェイティングチケットを持った外国人を次の駅でほっぽり出すということはまずしない。たとえ最初空席なくとも途中下車の客が大勢いるので乗ってしまいさえすれば多分なんとかなる。

日付 旅のお小遣い帳 出費詳細 宿代 合計
16日目
9月17日(金)
朝チャイ5Rp バラナシ駅宿までオートリクシャ20Rpチップ10Rp 昼飯チキンカレー60Rp ライス15Rp 水15Rp リクシャ20Rp チップ5Rp マンゴージュース500ml25Rp 晩フライドチキンハーフ100Rp ライス15Rp コーラ15Rp オム ホーム
150Rp
Rp

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増水中 早朝のガンジス川ボートツアーで この日は曇りだったが時々晴れた

◆2010年9月18日(土)午後3時45分       前のページ    びー旅トップ    次のページ
バラナシのオムホーム、トイレシャワー付の150Rpの部屋にいる。せっかく下痢も治り、目の充血もよくなったのに今後は風邪の症状。咳が出てくしゃみも出て、鼻水が止まらず。熱はないようだがだるいので半日寝ていた。

昨日列車がバラナシに着いたのは11時頃。13時間ちょっとかかっての到着。駅前にはお約束のカモを待つ人々。バトルを繰り広げながら歩いて安宿探し。駅前にも宿はたくさんあるが、200Rp以下の安宿はガンジス川沿いまで行かないとないらしい。駅から5;m。歩けない距離ではないが駅前の宿を当たっているうちに安宿エリアまで20Rpで行くというオートリクシャが現れたので利用する。

結構な距離を走って安宿街のガンジス川沿いにたどりつく。お約束で最初に連れて行かれた宿は400Rp。拒否してもっと安いところと注文出して連れてこられたのが今のオムホーム(OM Home)。清潔さとコストパフォーマンスでは今回のインドではもっともまし。150Rpでトイレシャワー付はありがたい。もっとも「ここは200Rpの部屋だが特別にまけてあげる」とは宿の主人は言っていたが。結構遠かったので20Rpじゃ悪いのでチップ10Rpあげる。

9月18日のバラナシ 安宿エリアの表通り    


現在宿泊のOMホーム1泊150Rpから  川沿いのシタGH 400Rpから
今日は1日曇り時々晴れといった天気。昨日宿で知り合った日本人2人と今日の早朝ガンガーボートツアーに参加する。1人は学生で女性一人旅。もう1人は会社員で有給、夏休みかき集めてのこちらも一人旅。ボートは前日チェックで船頭さん直だと3人利用で1時間1人150Rp。

ただ宿の主人の営業トークが強烈で宿紹介のボートにする流れに。私1人なら強行に最安の船頭さん直で利用するが、同行の2人が「2時間250Rpなら許容範囲」とのことで私も同意する。1人で利用する場合は3人分払わねばならないし。その後宿で食事を一緒にして仲良しグループの食事会気分。学生さんは300Rpの部屋に、男性の方は800Rpの部屋に宿泊とのこと。安宿でも取れる人からは取るのは各国共通。でも800Rpは日本円で1600円なんだけど。食事の時も3人とも酒飲まず、タバコもすわず。最近のインド旅行者は健全な方が多い。たまたまか。

2010年 バラナシ 宿情報
OM Home ファン部屋 シングル150Rp~
トイレシャワー付
部屋は800Rpの部屋もあり。値段は交渉で決まる。ボートツアーや国境ツーリストバス頼める。食堂有。予約すれば無料送迎有。
住所 B. 3/97 shivala, Varanasi-221001
Tel 941-582-0875/0091-956-563-1175
E-mail: challu_om@rediffmail.com
Sita Guest House ガーデンビュー 400Rp
パーシャルガンジス800Rp
ガンジスビュー1500Rp
マハラジャビュー3000Rp
ここのガンジス川ビューの部屋は圧巻。エアコン,TV付ツイン1泊3,000Rp(約6,000円)の価値はありそう。敷地内にガート有。
住所:D.22/16, Chausatti Ghat, Dashaswamedh Varanasi
Tel:0091-542-2450061 E-mail:sita_guest_house@yahoo.com
Website www.sitaguesthouse.in
その他にも多数安宿、1泊400Rp出せば快適な宿に泊まれる。駅から安宿襟までオートリクシャで40~60Rp




横一列に並んでいるのをプージャという。



     同じ宿で知り合ってツアー同行した旅行者と
旅の話で盛り上がったので昨日は宿到着後日記を書く暇がなくなってしまった。あと日本人旅行者と同行するとツアー代とか食事代とかで金がかかってしまう。楽しかったので別にいいけど。

学生さんが1日しか滞在できないということで、3人とも夜行で到着早々一緒にガンジス川めぐりに出る。雨降った中傘をさしての泥道散歩。マニカルニカーガートなどは初めてで案内なしではたどりつくのは難しそう。案内する人間はたくさんいるが有料。むこうもカモを探している。なきがらをお経みたいなものを唱えながら早足で火葬場へ運んでいる一団が複数いるのでそれについていくのも手。

ただ火葬現場はオープンになっていて周りの建物から見えるが、ビジュアル的には規模の大きな焚き火にしか見えない。撮影禁止とのことだが曇っていたこともあって撮影する気にもならないテンション。しかしインドファンらしい2人は元気いっぱい嬉々として小雨の中これらをめぐっていた。夜行で疲れていたので私は彼ら2人とはマニカルニカーガートで別れて一人部屋に戻ってゴロゴロする。

そして今日の早朝のボートツアーになる。朝の5時半に二人にたたき起こされて寝ぼけまなこで船着場へ。私は二人に会うまでガンジス川のボートツアーなんてあることを知らなかったので、「こんな泥川ボートに乗って楽しいのかな?」と期待してはいなかったが、しかし予想に反して思った以上にテンションあった。ガンジス川は雨季の増水でいつもよりかなり水位は上がっているようで流れも急だった。ガンジス川のこのエリアは川沿いにびっしり建物が並んでいるので川沿いに歩くことができず、沐浴エリアのガンガーを効率よく見てまわるにはボートツアーが効率いい。前日したように歩いて回ると迷路を徘徊するような感じなのでとても疲れる。ボートの場合、カモ待ちの方々との接触もない。

対岸には全く人家がないのは何でなのかと思ったらガンジス川のこのエリアの対岸は不浄であるとのこと。河川氾濫のせいかと思っていた。


ボートツアーは手漕ぎ 巡礼ボートにはモーターつきのもあった。



日付 旅のお小遣い帳 出費詳細 宿代 合計
17日目
9月18日(土)
ガンジス川ボートツアー250Rp 朝食日本食セット168Rp 昼サモサ2個10Rp サンドイッチフライ2個10Rp マンゴージュース500ml 30Rp 25Rp ネット1時間25Rp アイスクリーム10Rp 水15Rp  オム ホーム
150Rp
Rp

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