2009年バンレム国境3 シェムリアップ
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プノンペンからキャピトルバスでシェムリアップへ

シェムリアップ格安情報 2009年2月カンボジア放浪記3

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            2009年2月25日、蒸し暑くけだるい午後のシェムリアップ

 2009年2月25日(水) 7時53分     前のページへ   次のページへ
今日の8時30分のキャピトルバスでシェムリアップに向かう。料金は2万リエル、約5$。所要6時間とのこと。ついでにきいて驚いたのがホーチミン行きのバスの所要時間。なんと今は6時間でホーチミンまで行ってしまうんだそうだ。料金は10$。私が8年前にこのルートを利用した時にはロデオ大会続く悪路を12時間かけて行った記憶がある。

そういやその頃はプノンペンからシェムへは今のようなバスがなく、トンレサップ湖経由のボートが主流だった。多分まだその頃はバスが走れるような道ではなかったんだと思う。なのでシェムまでの陸路はピックアップトラックで地元の人に混じって悪路を飛び跳ねながら行く方法しかなかった。プノンペンの町以上にカンボジアは国単位で急激に変貌している。角度を変えれば味がなくなっていくということなんだけど。

お、そろそろバスの時間だ。もう行かねば。

食事休憩 手前は片足のない物乞い。100Rあげた。

9時24分 今シェム行きのキャピトルバスの中。今日も朝から快晴。バスの中は冷房でTシャツ一枚では寒いくらい。8時30分発とのことでどうせでるのは9時頃だろうとふんで5分前に行ったらもうバスは来ていた。8時40分には出発。車窓が味がある。プノンペンであれだけ物価を含めた状況が変わっていたので、シェムでも当然変わっていると思う。ちゃんと遺跡観光の地元バイタク1日5$で利用できるかどうか確認しておかねば。ダラゲストハウスも値上げはしているのだろうな。



日本の箱乗りと違って強さをアピールしているわけでもなく、度胸を試しているわけでもない。ただ1人でも多く乗るための生活から出てきた荒技だ。
このバスカンボジアのバスなのに、トイレがついている。前回まではキャピトルバスにトイレはついてなかった気がするぞ。シェムは爽やかになりすぎて他のカンボジアの地域とは別世界。プノンペンのように格安生活ができないのが辛い。でもセントラルマーケットのフルーツなどバンコクよりも高かったりする。ただ単にぼったくられているという状況との区別が難しい。

13時45分 2度目のバックマージンぼりレストラン休憩終えてシェムリアップへ向かっている。キャピトルブランドのミネラルウォーター見つけほほえましくなる。ボリレストラン価格で1000R。

最初の休憩で2品のおかず定食の値段聞いたら10000リエルといわれ、あまりに高いので食事する気がうせる。

近くに肉まんが売っていて2000リエル(約50円、写真上)。九寨溝より高いじゃねえか。(九寨溝では1元(15円))。でも買って食ったら思いのほかおいしかった。サイズもでかくて1個で腹いっぱいになる。海外の肉まんは国によっては皮ばかりで具が少ない場合もあるがその肉まんはでかくて具もたっぷりだった。

午前中は晴れたいたのがだが午後になって雲が多くなってくる。シェムは年々観光客に対するぼったくりシステムが進化してきているので気が緩められない。物価の上昇なのかぼったくりなのかの判断もあいまい。ぼったくられていても物価のせいで済ませれば丸くは収まるんだけど、それではびー旅ドットコムの存在価値はない。ぼられながら、敗北感味わいながら、今回も全開で行く。
シェム郊外(4km位?)のバスターミナル オールドマーケットまでバイタク4000R
   


プノンペン~シェムリアップ間のバスの車窓から。シュールな寂寥感がしみる。


どこか違う惑星みたい、 この風景は8年前と同じ。2009年2月25日午後3時頃

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現在宿泊中のダラゲストハウス 1泊8$のファン部屋。冷蔵庫もTVもある。この辺はこういうツイン部屋は5$くらいからある。

 2009年2月25日(水) 20時21分            前のページへ      次のページへ

キャピトルバスは郊外のバス停までしか行かない。カモ待ちのドライバー諸君。
今ダラゲストハウスの8$のツインに1人でいる。この旅初めて冷蔵庫のある部屋だ。いつでも飲める冷たい水がありがたい。8$は高いなと思うも昔3$のボロ部屋(5年ほど前になくなった)があった頃からの定宿なのでとりあえずチェックイン。でも8$ってバーツで言えば300Bくらい?750円と思えばそうでもないか。写真のように清潔。1部屋の料金なので、二人で泊まれば一人当たりは半額になる。ただ数軒となりのハオソットゲストハウスには同じようなツインが5$であった。冷蔵庫はなかったけど。ミニゲストハウスも6$からになってた。

キャピトルバスは2回の休憩入れて6時間20分でシェム郊外のバスターミナルに着く。ワラワラよって来るカモ待ちドライバー避けてバスを降り、ターミナル脱出。2分ほど歩いて地元バイタクに交渉。

前回同様2000リエルでOKしてダラGHへ向かう。ところが思ったより遠い。こんなに遠かったっけ?と思うほど遠い。2000じゃ悪いなと思って3000Rあげようと思ったら現地通貨がない。面倒なのでチップ込みで1$(4000R)あげた。この距離なら3000~4000Rが適当か。

宿にチェックイン後遺跡観光するには手持ちの現金が心もとないので早速ATM探す。近くのATMに入ってプノンペンの時と同じように操作するも現金が出てこない。エラー表示。若干あせる。窓口行って説明受けて納得。ビザと提携していないATMだったらしい。当たり前なんだが看板にビザかマスターのでかいマークがついているATMのみ引き落としが出来る。その後その看板のATM見つけて無事100$引き出す。まだ手持ちのドルには余裕はあるのだが、遺跡観光には3日間入場券に40$、バイタク1日チャーター代や高めの宿代などで結構出費がかさむのではやめの対策。

遺跡観光のバイタク1日チャーターは7$。トゥクトゥクが9$が相場。夕方交渉したが観光客バイタクの場合は6$までしか下がらなかった。平和に9$のトゥクトゥク体験記書いてもいいのだけど、せっかくなので明日の早朝地元バイタクとの最安交渉試してみる。たった2$なんだけどある意味ゲーム感覚。今回は流れ的に敗戦の色合い濃いかな。

   シェムリアップにもあるATM ビザマスター可。        キャピトルブランドの水

またバンコクまでのバスは現在9$とのこと。あれ安くなっているものもあるんだ。300Bちょっとだったらカオサンバスより安いんじゃん。



夕暮れのシェムリアップ


ネアックポアン 大回りツアーで2009年2月26日


  1,4$(130円)のピザ 普通においしいピザの味     店名ラッキーセブン ダラGHの真ん前徒歩30秒   ここはカンボジア? 普通のファストフード店

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 2009年2月26日(木) 17時58分        前のページへ     次のページへ

プリアカン
ダラゲストハウスの通りを隔てた真ん前に「ラッキーセブン」というカンボジアらしくないファストフードの複合店ができた(写真上)。この部屋を出て1分でいける。ココナッツアイス0.9$やピザ1.4$がうまい。あまりにうまいので夕方から晩にかけてピザ3つも食べてしまう。サラミもチーズもオリーブの実ものっていて日本で食べる普通のピザの味。なのに一切れ(6分の1ピース)130円。真夏の夜の熱帯夜という気温の中、冷蔵庫の中の冷たいコーラで流し込むのが久々の贅沢な気分。そろそろ地元食以外のものを食べたくなってきている。

今日アンコールワット観光1日目。早朝まだ暗いうちから地元バイタク探しにオールドマーケット付近を散策。ところが2年前その時間にたくさんいた地元系のバイタクがいない。どうやらオールドマーケット自体が地元のマーケットというより観光客相手の観光スポットになって、早朝地元バイタクが仕事をする環境ではなくなっている様子。何とか見つけ出して交渉するも5$では応じてくれない。

仕方がないのでダラの通りの反対側に行ってみる。そこには目当ての地元バイタクが複数待機していた。昨日からの交渉で1日5$で折り合わないので弱気になっていた。結局1日7$で決着。英語はほとんどしゃべらない地元系バイタク。ガソリン代も物価も上がっていることだし、まあいいかなという感じ。安く済ますなら相棒つくってトゥクトゥク利用という手もある。トゥクトゥクは1日9$からなので、多少ぼられても2人3人で」利用すれば1人あたりは半額、3分の1になる。複数人数だと気ままにあちこちぶらつく自由度が減るのがデメリットではある。相乗りする相手が気のあった仲間という感じなら検討の価値はある。

今日は大回りコースを行く。バイヨン(アンコールトム)の出口のレストラン、チャーハン3.5$、缶コーラ1$になっていた。いつもはここで飯食うのだが、高いのであきらめる。大回りコースを先に進んだネアックポアンの出口付近に屋台群ができていて、そこだとチャーハン2$にしてくれたのでそこで昼飯食う。ただメニューはバイヨン出口屋台と同じ印刷メニュー。どうやら一括でツアーコースの屋台に出回っている様子。それでの表示ではしっかりチャーハン3.5$だった。

プリアコーでDanger Mine CambodiaのTシャツ1枚1$3000R(1.75$:150円)まで値切れたので買う。Tシャツは8年前でも2$だったのに。物価上昇はすべてに適用されているわけではないようだ。

今冷蔵庫から冷たいコーラ出して飲みながらパソコンいじっているが、冷蔵庫って本当にありがたいんだなとつくづく思う。天井のファンの生暖かい風が心地よく感じる。

ちょっとしたインディージョーンズ気分になれる?       バイヨン 今日は人は少なかった。



プリアカンのお堀





バイヨン(アンコールトム)
今日のツアーでもっともインパクトがあったのはアンコールワットの修復工事の足場鉄パイプ。事前にこのことを知っていたら今回は3日間チケットは買ってなかった。ツアーで何も知らされずに来て、あの状況だったら誰だも「え?」と思うのではないか。去年やっと緑のシートが取れたかと思えば今度は鉄パイプの足場。それに加えて順路規制。第3回廊立ち入り禁止。ライトアップのためのデラックスなライトまで完備。おまけに境内の道の脇にはコンサートでもやるのかというようなイベントステージ設営されていた。どんどんディズニーランド化が進んでいる。どうせやるなら中途半端にやらずにいっそ更地にして電飾アンコールランド建設したほうがいいんじゃないか?4年くらいまでにアンコールワットに来ていてよかったと改めて痛感した。

足場消滅はいつごろになるのか、境内脇の露店のお姉さんにきいたがわからないとのこと。仮に今年の8月までと回答が帰ってきたにせよ、あてにはならないので同じことか。

ただアンコールワット以外のプリアカンやネアックポアンは以前のような独特のオーラを発していた。暑いし歩き回るので午後2時頃にはヘロヘロ状態でホテルに帰還。何でアンコール遺跡観光はあんなに疲れるのだろう。以前は自転車や徒歩などずいぶん無茶をしたんだけど。体力的にはカラパタールトレッキングの10分の1にも満たない運動量なのだが、眠気を誘う暑さが気づかぬうちに気力を奪っていく感じ。メタボ解消にはいいんだけど。

明日5時半に起きてサンライズを見に行こうかと思っていたが、あの状況を見てやめにする。明日1日小回りコース回って3日入場券1日残してバンコクへ帰るつもり。

今日のバイタク1日問題なくやってくれたので明日の7時半の宿の前に来るように頼む。


工事の足場が立派なアンコールワット 拡大画像は下参照 なぜこういう重要な情報誰も流さないんだろう。

  
工事部分のアップ 終了期日未定    順路規制 第3回廊立ち入り禁止継続中    ライトアップのための最新兵器


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