大人のジャングルジム状態の崩壊瓦礫遺跡 Banteay Chhmar このがれきの中に入っていかないと遺跡のコアな部分が見られない構造になっている。まじで崩れそうなやばい状態の遺跡が何か所かあり、そのうち崩れてだれかつぶされんじゃねえかと心配しながら崩壊寸前遺跡の下をくぐる。
バンテアイチュマールには周辺に付属寺院が点在する。上の地図の赤い部分。タエム寺院 Prasat Ta Em、イェイコム寺院 Prasat Yeay
Kom、チェンチェムトレイ寺院 Prasat Chen Chem Trei、サムナンタソック寺院 Prasat Samnang Tasok、タネム寺院
Prasat Ta Nem、タプロム寺院 Prasat Ta Phromなどといった周辺の寺院があるがどれもテンションいまいち。中央寺院のバンテアイチュマール寺院が崩壊具合が派手で最もインパクトがあるので日帰りで時間に限りがある場合に周辺遺跡をくまなく訪問する意味はあまりないように思う。
東側100mにある近隣遺跡タエム寺院 Prasat Ta Em テンションいまいち、2015 年放浪時には草ぼうぼうだったのにきれいになくなっていた。
バンテアイチュマールトボン村 現在宿泊中の宿スレイモム前の風景
●バンテアイチュマールのホームステイ予約
Srey Mom Homestay Tel: (+855) 97 516 5533
Mr. Sopheng Khlout(スレイモム 宿のご主人の携帯電話。英語可)
Mail: sophengcbt@gmail.com ・ info@visitbanteaychhmar.org
ウェブサイト : Banteay Chhmar Community Based Tourism
www.visitbanteaychhmar.org
バンテアイチュマール遺跡 Banteay Chhmar
15:44 2017/03/02
カンボジア時間
今日午後2回目のバンテアイチュマール遺跡に行って帰ってきた所。帰りに飲んだ冷たいビッグコーラ最強。ターモアン遺跡とタークロバイ遺跡の翌日に訪問してターモアン遺跡のしょぼさをも否応なく感じてしまう1日だった。バンテアイチュマール遺跡にはやはり独特のパワーがある。遺跡入場料は5US$で数日にわたってマルチ入場可。チケット発行なしで2回目以降は顔パスでゲートを通る。それだけバンテアイチュマール遺跡には人が少ない。
ターモアン遺跡とタークロバイ遺跡というタイ国境のテンション低い遺跡にシェムリアップから4万円払って丸1日かけていくのは、達人というより「ここへ行けばものすごい達人」の営業トークにのせられているだけのカモ旅行者のような気はする。ぼられてしょぼくて悔しいので「あそこはすごかった」と言わざるを得ない気持ちはわかるけど。しょぼい遺跡には正直にしょぼいと言おうよ。私は両遺跡回って20
US$、4時間で行ったがそれでもその価値あるか?と疑問に思う。国境軍事情報ネタ拾ったのでまあいいかなの気分。20US$で行ったので「しょぼい」と気兼ねなくバッサリ断言できるというのはあるかも。
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それに比べてバンテアイチュマールにはやはり圧倒される迫力がある。観光客の機嫌を取ってないところも自然な魅力になっている。カンボジア5大遺跡の一角を占めるだけのことはある。宿から1日2回も徒歩で回れるのもいい。ターモアン遺跡とタークロバイ遺跡に高額出していくくらいなら、バンテアイチュマールから8$で行けるバンテアイトープに行ったほうが方がずっと得のような気はする。
右上のバンテアイチシュマーと表示されているところがバンテアイチュマール。シェムリアップからシソポン経由で162km。2017年現在シソポン~バンテアイチュマール間の道路舗装は100%完了しているが、グーグルマップに表示の2時間29分ではたぶんたどり着けない。
バンテアイチュマール遺跡
バンテアイチュマール遺跡
この時間強烈に暑い。近隣の大音響クメールポップスに辟易。あまりにうるさく夜もぐっすり眠れないので予定繰り上げて明日タイ方向へ向かう。ネット環境もないので転送も滞っている状態も痛い。今も遠くでどんどこどんどこ太鼓の音が聞こえる。
タイビザラン禁止の1年2回までという新しいお達し(前からあったが再度強調された)に微妙に引っかかりそうな今回の私のタイ陸路入国。ビザラン2回といえば当てはまるような、はまらないような。ネタになるのでいいかなとゆるく構える。そういうのにびくついて自分のルートに制限かけるようなことはしたくなかった。2回になるかもとびくついてビザランひかえたらブロン島情報は公開できなかった。
2年でかなり様相の変わったバンテアイチュマール。この宿に連泊しているベルギー人家族のお父さんと高校生くらいの息子さんといろいろ情報交換できた。今ベルギーでは日本茶が流行らしい。飲ませてもらったが日本で飲むお茶と同じ味。バンテアイチュマールで日本茶飲めるとは思わんかった。ベルギーではきっと高い。
バンテアイチュマール 2017年3月2日(木)快晴 放浪109日目
- 出費詳細
- ビッグコーラ2本2000 クイッテヤウ3500 アイスミルクコーヒー2000 ノムパン500 ソーセージ5本3000 スナック菓子800 遺跡入場料5US$ ローストチキン4000 ビッグコーラ2本2000
- 宿泊代
- スレイモムホームステイ 7US$
- 合計
-
12 US$+ 17,800 KHR
- 日本円合計
-
1 USD = 113円、1 KHR = 0.028で計算
1,854.4 円
1円 = 0.008738 USD / 1 USD = 114.45円 2017/03/03 21:35
1円 = 35.4788 KHR / 1 KHR = 0.02819円 2017/03/03 22:10
関連リンク
バンテアイチュマール行き方 サンボープレイクック行き方
プレアヴィヒア寺院 カンボジア5大遺跡 徒歩でアンコールワット
コーケー遺跡7ドルツアー 大プリアカン行き方
バンテアイチュマール遺跡
10:07 2017/03/03
カンボジア時間
今シソポン発のポイペト行のキャピトルバスに乗っている。シソポンでの待ち時間は20分。絶妙のタイミングの乗り継ぎ。シソポン~ポイペトの料金は5000リエル(1.25US$)。さすがキャピトル良心的。朝飯にと思って値段よく確かめずにキャピトルバスの付属っぽいレストランでバーイサッチュルーク弁当頼んだら7000リエルも取られてしまった。いつも買っている料金の3.5倍。あうち、最後の最後にやられちまったい。もう出国だしきたねえボロボロのお札たくさん残してもしょうがないのでぼられてあげる。
バンコクまで10US$で乗ってもよかったのだが昨日おとといと近隣クメールポップス大音響で睡眠不足気味。カオサンの独房で運が悪いと騒ぐ客の隣になったりする予感するので静かに寝られるアランヤプラテートの地元宿で出国までゆるゆるすることにする。鉄道でバンコク入りすれば48THBだし。
バンテアイチュマール遺跡
北方向のオスマック国境からスリンというルートも考えたが、バンテアイチュマール→オスマックが閑散ルートで人が集まらないのでタクシー個人チャーターになり50US$
になるというので断念。シソポンに5$で行けるなら迷う選択ではない。金払えばだれでも行けるルートの実録公開はびー旅らしくない。
今快適にバスはポイペトへと飛ばす。ビザラン2回リミット拒否されるか楽しみ、…いや心配だ。
バンテアイチュマールからシソポンまでは完全舗装がすんで飛ばせるので1時間位。乗り合いタクシーで5US$。静かな環境ならもう2泊してもよかったけど今日も早朝から隣家のクメールポップスガンガンでたたき起こされる。アザーンなら20分ですむが、隣家の音楽は2時間3時間と延々続く。野外フェスで使うような業務用のでかいスピーカーで大音量で流すのでしゃれにならない。2年前はこういう感じではなかったのだが。とにかく大音響クメールポップスから逃れることができてほっとしている。バンテアイチュマールにネット環境なく転送が3日ほど滞っている。
バンテアイチュマールの夕焼け
びー旅つぶやき
16:56 2017/03/03
日本時間
ターモアン遺跡とタークロバイ遺跡情報に加えて国境カンボジア軍事情報、バンテアイチュマール最新版にプノンペンバンコク鉄道進捗状況、16年12月31日施行されたタイ2回以上ビザラン禁止令中での3回目のビザラン実録と情報洪水に追い付かず。バンテアイチュマールにネット環境なく転送も3日滞る。追い付かせるパワーもない。帰国直前くらいゆるゆるしたいのになんで最後までこんなにバリバリハイテンションなんじゃ。とにかく1日寝まくって元気を取り戻したい。
バンテアイチュマールで一緒になったベルギー人家族が「コーケーに行きたい。情報くれ」というので彼らの前で英語とフランス語でコーケー遺跡解説をする。金髪真っ黒の日本人のたどたどしいフランス語が異様に受けていた。実際の説明のほとんどは英語だったんだけど。やあ。やっと日本に帰れる。涙出そうだ。今日さっき我慢できずに現地で89THBのカツ丼食ったが「もどき」でいまいち。クメール語からタイ語へ環境が変わった。
バンテアイチュマール遺跡はルートによって雰囲気が変わる。日帰りだと遺跡滞在1時間。もったいないと思うのは私だけか。
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何気ないたたずまいが濃い。