ジョホールバルに宿をとってシンガポールへヒットアンドアウェイ方式で快適に格安に個人旅行するには、土日祝日、通勤時間帯の混雑時の国境越えを避けたほうがいい。混雑時は車の渋滞だけでなく、バスに乗るのに長蛇の列で延々待たされる。すいていればジョホールバルウッドランズからシンガポールクイーンズストリートまで両国の出入国手続き時間入れて40分だが混雑時だと2時間かかる。
2014年2月28日(金)マ21:12
今日クアラルンプールからジョホールバルに到着早々、シンガポールへ向かう。宿はシンガポールでなくジョホールバルで1泊42リンギ(1260円)で確保。確保後宿から徒歩でいけるイミグレまで行ってマレーシア出国。イミグレ通過後バス乗場に行ってシンガポール行きバス(写真右)に乗る。
出発時間はクアラルンプールから着いて、宿を確保してシャワーを浴びてからなので午後3時半。到着初日から日帰りシンガポール観光を強行する。ツアー総所要4時間。現地の日没時間は午後7時過ぎなので帰還到着時以外は明るかった。イミグレは24時間開いているとのこと。
ウッドランズからシンガポールクイーンズストリートへのバスの支払いは乗車時に運転席脇で2.6リンギ(80円)払う。ここでもおつりは出ないのでぴったり払う。なぜか反対側のシンガポールからは2.5S$(200円)と倍以上。シンガポール発のバスは乗る前にチケットを買うのでおつりはもらえる。バスは赤いバスと黄色いバスと107番バスがあってシンガポールの市内中心部へ向かう。赤と黄色の料金は同じ2.6リンギ、2.5S$。107は未チェック。私は黄色の2番でクイーンズストリートまで行った。
ジョホールバルで出国イミグレスタンプもらってからバスに乗り、シンガポールサイドのイミグレに行く。ジョホールバルとシンガポールをつなぐ国境橋コーズウェイ Johor-Singapore Causeway は総距離1,056mと短く、車だと渋滞がなければ3分もかからず渡ってしまう。 シンガポール入国の際には観光の場合入国カードに記入が必要。反対のマレーシア入国では不要。イミグレ終えたら乗ってきた会社と同じ会社のバスに乗ってシンガポール島の反対側のダウンタウン方向へ向かう。シンガポール島は結構大きな島で渋滞皆無なのにイミグレ通過後クイーンズストリートにあるバスターミナルまで20分くらいかかった。 |
行きの総所要はイミグレ通過含めてジョホールバルの宿からシンガポールのクイーンズストリートまで50分、2.7リンギ。帰りは写真下のような通勤ラッシュに巻き込まれて1時間半かかった。シンガポールのコンビニのコーラが2.4シンガポールドル(200円)。安そうなホテルあたっても1泊1万円。ジョホールバルに宿泊して正解だったかも。
マーライオンに会いに行く2014年3月1日(土)マ19:59 昨日、今日と2日連続で日帰りシンガポールツアーに行ってくる。今日はシンガポール地下鉄MRTを使ってマーライオンを見に行く。ネットで地図上の場所はわかるのだが地下鉄のどの駅で降りてどう行くのか詳細を書いた情報がネット上にない。行き当たりばったりで来ているのでガイドブックの1行目に書いてあるような情報すら知らずに現地入りしている。なので右も左もわからず。どこにあるねんマーライオン。 ここではネットにつながっていないので必要な情報をタイムリーに検索できる状況にない。別に1泊90リンギ払えばここでもワイファイあるホテルに泊まれるんだけど。 |
朝宿のおばちゃんに聞くとマーライオンを知らないという。マーラインって日本人の間でだけ有名なのか?昨日シンガポール市内で撮った市内の地図の写真を拡大してようやくマーライオン公園なるものを見つける。どうやら地下鉄だとラッフルプレイスという駅が近いようだ。位置を確認して今日も10時10分意気揚々と日帰りシンガポール観光に出かける。風邪の症状はまだ回復していないのに。しかし何で世界3大がっかりを見るのにそんなに情熱的になっているのだろう。
世界3大がっかりのマーライオンは今日も元気に水を噴く。ちなみに3大がっかりのあと二つはコペンハーゲンの人魚姫、ブリュッセルの小便小僧。
土曜日で渋滞国境橋今日は土曜で橋は朝からものすごい渋滞。昨日3分でわたった国境橋を15分かけて渡る。その後シンガポール島に入っても延々渋滞。昨日50分くらいで行けたクイーンズストリートまで今日は1時間50分かかる。ジョホールバルから日帰り観光する場合は土日祝日を避けて、さらに通勤時間帯(夜5時~8時)を避けてイミグレ通過したほうがよさそう。ちなみに祝日は春節や国慶節、ラマダン明けなどの現地の混雑時期のこと。 今日の帰り、風邪なのにクイーンズストリートターミナルで炎天下延々バスを待たされるのはつらかった。 |
バスで到着したクイーンズストリートバスターミナルからMRTブギス駅までは徒歩5分ほど。チケット券売機で乗車カードを確保。2駅先のラッフルプレイスまで1.2シンガポールドル。乗車券はなくすべてカードで発行される。最初にカードデポジット0.1S$加算されるので帰りは同じカードにチャージする形なので1.1S$だった。
ラッフルプレイス駅ではH出口から川沿いを歩いて約10分でマーライオン公園に行ける。世界3大がっかりと期待していったせいかあまりがっかりせず。周りの観光客の皆さんがウキウキしているせいかこれはこれでいいんじゃないと思う。がっかりすることを期待してきたのにがっかりせずにがっかり。ただ海というか川というか水が泥水で汚いのでこれにはがっかりする。町はハワイ状態なのに海が泥水なのが痛い。物価もワイキキよりは確実に高い。これできれいな海が広がっているならともかく、やはり正直なんでここでこんな物価?と思ってしまう。
国境橋コーズウェイ Johor-Singapore Causeway 総距離1,056m。時間帯によって強烈に渋滞する 奥がジョホールバル 道路のほかにマレー鉄道、水のパイプラインが通る。徒歩で渡ることもできる。
xx
(1US$ で計算) 円
2014年3月2日(日)マ6:41
2泊3日のジョホールバル、シンガポールの旅を終え3日目の朝を迎える。この時期のマレー半島最南端は雨季に当たるのでタイと違って湿度が高く蒸す。爽やかさがなく日本の梅雨のような陽気。幸い私の滞在中雨は降らず。
風邪はこの3日の滞在中シンガポールを観光しながら直す。普通は日本に帰ってから温度差で風邪ひくものなのだか帰国前に風邪を引く。後半のゆるたびらしからぬ過激な移動のせいはあるかも。
シンガポールでは1回目の訪問時に替えた50リンギ分のシンガポールドルで済ませてしまった。レート0.375で18.75シンガポールドル。シンガポール側では食事や買い物を極力控えたので1日目は4.9
S$(390円)、2日目は4.8 S$(380円)しか使わず。初日シンガポールのセブンイレブンでペットボトルのコーラ600mlを買って2.4
S$(192円)だったので2日目はウッドランズのバス乗場前でミネラルウォーター1リンギ(30円)を買って対抗した。移動は国境越えバスと地下鉄と徒歩。
ジョホールバルに宿をとってシンガポールへヒットアンドアウェイ方式で格安に快適に個人で旅行するには、混雑する日にちと時間を避ける配慮が必要。土日祝日、通勤時間帯の国境越えは避けたほうがいい。ジョホールバルからの大量の越境通勤者がいるので国際バス乗場や両国国境の混雑時のラッシュは強烈。
混雑時は車の渋滞だけでなく、写真右のようにバスに乗るのに長蛇の列で延々待たされる。すいていればジョホールバルからクイーンズストリートまで40分だが混雑時だと2時間かかる。
しかし今日は蒸す。朝なので気温はそんなに高くないのだが日本の梅雨のようなべたつく蒸し暑さがじんわり来る感じ。1泊100リンギ払ってエアコン部屋に逃げるという手もあるんだけど。
ジョホールバル 宿の近くの地元食堂
マリーナベイサンズ
1泊1室 28,830円~。屋上が地上200メートルのサンズスカイパークになっている。1室料金なので2人で泊まれば1人当り半額。
予約はこちら
シンガポールの風景
世界3大がっかりのひとつマーライオンと遭遇できてご機嫌。
シンガポールアラブストリートのサルタンモスク Sultan Mosque
シンガポールビーチロードにある日本料理店の1,600円のカツどん。ひええ。こういう店ではドリンクも高いので総額は多分2,000円くらいになる。
ジョホールバルではこのカレーセットがアイスコーヒー込みで3.6リンギ(108円)
この地元定食は4.5リンギ
2日目は雲の多い天気。シンガポールは11月から3月にかけて降水量が多く、タイよりインドネシア方向の雨季と時期が等しい。
地下鉄MRTの乗車カード
シンガポールの地下鉄の券売機。チケットでなくカードで出てくる。2回目以降はカードにチャージする形で支払う。
カードにチャージしたところ。10ドル札以上は使えないのでその場合は窓口で両替してもらう。
シンガポールジャランスルタンで見つけたホテル1泊平日8,000円~。土日は1万円。
イスカンダルはジョホールバル南部開発地区の名前。
マリーナベイサンズ
シンガポール初日は晴れた
シンガポールのハイウェイ
シンガポール行バスのチケット
ジョホールバルのビッグマックセット。ドリンク中なら9.5リンギなのに、大にすると12.3リンギになる。大してでかくないのに。
ラッフルプレイスMRT駅からマーライオンへの道プロムナード