日本からミャンマーには格安便が多数出ている。2013年1月現在もっとも安いのは中国東方航空の上海経由便。他にもマレーシア航空、チャイナエアライン、エバー航空、中国南方空港が経由便でヤンゴンにもマンダレーにも飛んでいる。かつてミャンマーが米国から制裁を受けていた間、中国とミャンマーはずっと経済交流があったので中国系のフライトは多い。
ただミャンマーへの格安便はすべて乗り継ぎ便なので値段以外にも乗継時間やFIXの期間などを天秤にかけて比較検討が必要か。料金詳細は下の表のとおり。下に表示の料金は往復料金だが燃油税、空港税は含まれていない。
なお日本からのヤンゴン直行便は成田からの全日空しかない。エコ割スタンダード往復20万5,600円〜、スーパービジ割25万1,600円〜。閑散期の
早めの予約だと12万円台になることもある。ヤンゴン直行便予約は ANA 「エコ割」へ。旅費が経費で落ちるなら選択の余地有。写真右上はヤンゴン市役所。
バガンやインレー湖に行くならヤンゴンからでなく、マンダレーから入るのも選択肢。特にバスでバガンへ行くならヤンゴン(10〜12時間)よりもマンダレー(6時間)のほうがバガンに近く行きやすい。ミャンマーにも国内線フライトは複数あるが高い。おおまかにヤンゴン〜バガン片道バスなら1,200円、フライトは9,000円という感じ。
行き先 | 東京 | 名古屋 | 大阪 |
---|---|---|---|
タイ | 18,200円 | 28,100円 | 18,200円 |
カンボジア | 25,560円 | 32,400円 | 40,000円 |
ベトナム | 25,560円 | 25,400円 | 26,000円 |
マレーシア | 25,560円 | 32,400円 | 34,600円 |
ミャンマー | 25,560円 | 32,400円 | 34,600円 |
もうひとつの選択肢がエアアジア。クアラルンプールからヤンゴンに1日2便(画像下、2013年1月現在)のフライトがある。バンコクからはヤンゴン1日3便とマンダレー1日1便。 クアラルンプールからヤンゴンへは1日朝夕2便、片道プロモで7,000円くらいから。羽田や関空から一括予約のできる「フライスルー便」としては扱っていないので自力で片道2回分、往復4回分のフライトを確保する必要がある。 羽田発のクアラルンプール行到着時間は月水金土が朝の6時40分で朝発のヤンゴン行は朝の6時55分発。乗継時間を考えるとこの便への乗り継ぎはほぼ不可能。火木日が6時30分発で若干いけそうな雰囲気あるが、わずかでもディレイがあると当日チケット買いなおしとなる。 |
チャレンジするのは自由だが実行は自己責任で。良識ある旅行者はLCCで1時間以内の乗り継ぎは通常敬遠する。敬遠した場合は次の便の同日夕方発でヤンゴンに行くことになるが、LCCTでの待ち時間は8時間。いったん出国してクアラルンプールの市内観光を楽しむとか、途中の過程を旅として楽しめる方限定の移動方法か。乗り継ぎの効率的にも、クアラルンプール乗継だと2歩進んで1歩下がるような行き方になるのでかなり遠回りした行き方になる。
バンコク発の場合はヤンゴン行きなら1日に3本(写真下)。乗り継ぎの融通は若干ましだが、エアアジアの直行便のないバンコクまでは自力で行かねばならない。ミャンマーだけをピンポイントで観光したい場合は効率最悪だが、クアラルンプールもバンコクも観光してミャンマーに向かいたいという私のような貪欲型の方には向いているのかもしれない。 ちなみにこのエアアジアでバンコク経由でミャンマーに行くという行き方は2012年11月に私が実際に実行している。その時私はエアアジアのフライスルー便でバンコクまで行ってバンコクで即日発行のミャンマー28日観光ビザを取り、再び別便エアアジアでヤンゴンへ飛んだ。バンコク発のマンダレー行きは1日1本でヤンゴン行きよりプロモが少なく値段が高めなのが難点。 |
行き先 | 東京 | 名古屋 | 大阪 |
---|---|---|---|
タイ | 18,200円 | 28,100円 | 18,200円 |
カンボジア | 25,560円 | 32,400円 | 40,000円 |
ベトナム | 25,560円 | 25,400円 | 26,000円 |
マレーシア | 25,560円 | 32,400円 | 34,600円 |
ミャンマー | 25,560円 | 32,400円 | 34,600円 |
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ヤンゴン国際空港からヤンゴン市内スーレーパゴダまでは直線距離で14.8km。現状はタクシーで市内へ行くのが一般的。空港出口にタクシーの予約ブースがあってそこで申し込める。定額制でスーレーパゴダまで8,000チャット(800円)所要40分。1台あたりの料金なので人数がいれば割った金額になる。
2013年1月現在ヤンゴン国際空港には空港バスや空港鉄道はまだない。
ただタクシー以外にローカルバスで市内に行くことはできる。空港から市内へ直通のバスはなく途中乗換えが必要。料金は乗車2回分合計で300チャット(30円)。乗り換え時間を入れると市内まで所要約60分。
空港からの行き方は空港出口を出て空港前徒歩1分の通りまで出る。そこで空港を背にして左から右へ流れてくる写真右上の地元乗り合いトラック現地名「ハイラッ」に乗る。「ハイラッ」は荷台が改造されて座席になっている。しかし空港前の通りを走るハイラッは混雑していて座れることはまずない。強烈に混んでいる場合、荷物が小さくないと乗せてもらえないのでスーツケース持参している場合この方法はむかない。
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この地元トラックで「テンマイル(10mile)マーケット」まで行く。所要10分ほど。料金100ks。テンマイルマーケットの現地名は「セーマイ」で、車掌が「セーマイ、セーマイ」と大声で客引きをしている。ちなみこれに26人ほど乗るので荷台はおしくら饅頭状態。
テンマイルマーケットで道の反対側に渡り来た道と反対方向へ向かうバスに乗ればそのバスがスーレーパゴダまで行く。料金200ksでハイラックスとあわせて市内までの合計300ks(約30円)。バスの番号は51、123、104などだが番号は右の写真のようにあってないような状態。なので乗るときに「スーレーパゴダ」と車掌に叫ぶと行くバスなら招き入れてくれる。
市内から空港へ行く場合の場合はスーレーパゴダから徒歩5分の Marchant Street にテンマイルマーケット行のバス乗場がある。
ヤンゴンから地方へ行くのはフライト国内線を利用するのが一般的だが、長距離バスや列車でも国内を回ることができる。外国人用のゲストハウスに泊まっていれば受付に頼めば手配してくれたりもする。自力で行く場合には郊外のバスターミナルまで行かねばならない。 |
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クアラルンプール発ヤンゴン行、クアラルンプールからプロモで行った場合の往復燃油込料金の例。
ヤンゴンからのバス料金。外国人用ツーリストバスなので宿泊の宿前ピックアップ。ゼロをひとつとればほぼ日本円。
このセットが350ks 約35円
マハバンドーラゲストハウス2014年3月の料金。雑居ビルの3階4階にある。個室は常に満室状態
ロイヤルホワイトエレファント Royal White Elephant Hotel
1泊 4,200円〜 予約はこちら
M.G.M ホテル ヤンゴン
M.G.M Hotel 1泊 4,700円〜
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ホテル ウィンザー ヤンゴン
Hotel Windsor 1泊 5,800円〜
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クローバー シティー センター
Clover City Center Yangon
1泊 6,400円〜 予約はこちら