ネパール エベレスト街道旅行情報

ガウリシャンカー保護区 マリ シバラヤ デウラリ

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ジリからルクラへ 山越えトレッキング
デウラリ安宿、ゲストハウス情報


ガウリシャンカー保護区Mali Shivalaya Deurali Bhandar


ヒマラヤトレッキング 奥がジリ方向

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● デウラリ到着 ガウリシャンカー保護区

22:53 2013/11/02日本時間

今デウラリdeuraliの1泊200Rpの部屋に宿泊中。デウラリの標高は2724mあってこの時間猛烈に寒い。宿にお願いして布団2枚確保する。

今日は朝7時にジリjiriの宿をチェックアウトしてルクラ方向へ向かう。さしあたって向かう次の町はバンダールbhandarだったのだが、そこまで到着できず。バンダールは今いるデウラリから山を下って1時間ほどなのだがもう一歩も動けない状態になってデウラリ到着。

私はアスリートでもなく登山家でもなくただのメタボのおっさんだ。1日に徒歩で2500mの山を二つ越えるなんて無理だ。特に1000mの高低差を4時間トレッキングで既にへろっている状態で登るのは初めての体験。最初はこのルートの標高は2000~3000mなのでたいしたことないだろうとやや甘く見ていた。今日は初日から地獄のトレッキングとなった。


● 地獄のヒマラヤ特訓進行中

結果朝7時発、デウラリ到着は午後4時。ガイドポーターなしたった一人の9時間のトレッキング。後半は体力なくなりかなりペースが落ちる。最後の2時間は無様なゾンビの行進状態。息が切れて坂を一気に上がれない。なのに次から次にエンドレスで激坂が次々に登場しやがる。

しかもパソコンとか予備デジカメのはいったリュック(トマトやバナナや水の重量あるので10kgほど)が後半重いこと重いこと。ジリで1日12$でガイド兼ポーターを雇うべきだったかと頭をよぎる。日ごろ運動不足を反省。高度順化もまだ完全じゃないし、風邪もまだ完全には直っていない。

ちなみにこのルート途中からゾンビの行進にならなければ所要6~7時間。それぞれの標高はジリ1905m、マリ2220m、シバラヤ1770m、デウラリ2724m、バンダール2190m。

午後になってヒマラヤ山中にたったひとり。周りの山が高いので3時を過ぎると山の陰になってあたりは暗くなるし。気温下がってくるし。動けなくなったら遭難?はっきりいって最後の2時間は泣きそうな気分。今日1日ヒマラヤ山篭りの強烈な修行だった。宿に着いたときには足はガクガクで2階に登る階段もつらかった。


一つ目の山越え この先がマリ この辺はまだルンルンだった。

● ガウリシャンカー保護区 入域料2,000Rp

またトレッキング中食欲があまりなく、朝ミニトマト3個、トレッキング中にバナナとりんご1個づつ。宿にたどり着いてから卵チャーハン食べただけ。実質まともな食事は1日1食。お湯を沸かしてもらうシャワーは100Rpだがこの寒さではいる気せず。

またジリ周辺が2009年頃(窓口おばちゃん情報)から ガウリシャンカー保護地域(Gaurishankhar conservation area)と指定されている。保護区になってから外国人には入域料2000Rp取られるようになったらしい。これはサガルマータ国立公園とは別の地域。シバラヤshivalayaにジョルサレみたいな検問所がありそこで2000Rp支払わされた。ガウリシャンカーとは標高7145mの山の名前で登山が全面禁止されいる山らしい。

以前マオイストによる非正規の入域料徴収があって、ここを訪れるバックパッカーを悩ませていたが、今はそれがなくなって代わりにファンキーな課金制度ができやがった。

ただバンダールやデウラリにはカトマンズにバスが来ていてジリにはいらずバンダール直行すれば入域料は多分取られない。デウラリのほうがカトマンズには近くて効率はいいらしい。ここはティハールの喧騒皆無。私はあの手の祭りは苦手なので山篭りのタイミングはいい感じだったかも。あれ停電しよった。電気が消えると漆黒の闇。ヒマラヤの山の中なのでしかたない。


● 2013年11月2日(月)旅費総額  2610Rp(2610円)
ガウリシャンカー保護地域入域料2000 瓶コーラ40 ペット500mlコーラ80 水1L100 卵チャーハン150 ブラックティー20 20

宿 Gaurishankhar view lodge 200Rp


● デオラリの朝

8:53 2013/11/03日本
早く寝たので早起き。今現地時間5時39分。まだ外は暗い。4時頃おきてトイレにいった時の空の星の数が尋常じゃなかった。

昨日のトレッキングの詳細。ジリを7時頃に出発。道はトラックが通れるような大きな道。ここ数年でこの辺の山エリアの開発が進んでジリ以降の山側にどんどん車道が整備ざれてきているようだ。ただ道はでこぼこのオフロード状態。そこをたった一人歩く。道は微妙に分岐しているがトレッカー用にオレンジ色で○×がルート上いたるところに書いてあってそれにしたがって進む。これはエベレストマラソンのランナー用の道しるべでもあるようだ。



トレッキングの途中で


最初のジリ1905m→マリ2220mは所要2時間くらいの登り。マリは一つ目の山を越えて少し下ったところにある。マリの宿は1泊200Rp。マリからシバラヤ1770mまでは下り。所要2時間。山の谷に回り込むように下っていく(写真右)。

シバラヤは大きな川のつり橋を渡った先にある。シバラヤはやや大きな町で宿が複数あり1泊200Rp。一人宿泊なら100Rpでいいと言われた。ここに検問所があって2000Rp支払わされる。ただわからず素通りするトレッカーもいるのではないか。ここを通過したときまだ午前11時だったので先に進むことにする。

そして二つ目の山越えになる。シバラヤ1770m→デオラリ2724m。標高差約1000mあるので既に4時間トレッキングで体力使ったあとだとこの山越えが地獄となる。ルクラ以降のエベレスト街道の通常トレッキング行程でも標高差1000mは確かない。上っても上っても次から次に激坂が現れる感じ。デオラリ2724m→バンダール2190mは所要1時間の下りだが、デオラリに着いたときにはもう先に進む元気はなくなっていた。デオラリまであと2時間といわれたのに3時間かかっての到着。日ごろの運動不足を反省。

デオラリ到着時に丘の上にバスが見え、ここまでバスが来ていることを知る。バスは下のバンダールにも来ているようだ。外が少しづつ明るくなってきた。雲ひとつない快晴。しかし寒い。カトマンズで買った防寒ジャケット活躍している。


Gaurishankhar view lodge
Bamti Bhandar 4, Deurali, Ramechhap, Nepal
Tel: 00977 - 041691140, Mobile: 9744050840, 9808412030


向こう側がシバラヤ


● カトマンズ~デウラリバス情報

今宿のおじさんにバスの情報を確認した。デウラリ→カトマンズ930Rp(930円)、所要10時間。毎朝6時発。2013年11月3日。



シバラヤ脇を流れるキムティコーラ


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現在宿泊中のデウラリの宿1泊200Rp


二人でとまれば一人100円


トレッキングの途中で まだ笑える元気有


2013年10月~11月現地から当日公開中

ヒマラヤインパクトトップ
10/23 エアアジアXと羽田空港
10/24 ランカウイ島
10/25 クアラルンプール
10/26 トリブバン国際空港
10/28 ネパールビザ延長申請
11/1 ジリ ヒマラヤ山岳バス
11/3 デウラリ
11/4 キンジャでティハール
11/5 ダクチュ峠 1泊50円の宿
11/6 ジュンベシとラムジュラ峠越え
11/8 ブプサからルクラへ
11/11 ナムチェインターネット
11/13 パンボチェにアンちゃん食堂
11/15 ゴラクシェプ
11/16 カラパタール
11/17 エベレストベースキャンプ
11/20 地獄のゾンラパス
11/22 ゴーキョピーク
11/24 レンジョパス ヒマラヤ遭難
11/26 ルクラ空港
11/27 タメルで散髪
11/28 カトマンズ発エアアジア
12/2 ヒマラヤインパクトエピローグ



トレッキング途中でバナナ


瓶コーラ40Rp(40円)


ペットボトルコーラは80Rp 水1L100Rp


ここまでカトマンズからバスがきている。デウラリ毎朝6時発930Rp。所要10時間。バンダールにもカトマンズからバスの往来はあるようだ。


道しるべ


仲良し


デウラリの宿


プレーンパンケーキ50Rp 紅茶20Rp


デウラリの小学校で カトマンズで買った防寒着上下3800円。登山靴5500円。


ガウリシャンカー 標高7145m デウラリの丘から


一つ目の山越え 奥がマリ方向


ヒマラヤトレッキング


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