投稿情報びーたびんちゅ10-2 アフリカ個人旅行
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格安サファリツアー イン タンザニア2
投稿情報10-2 ウガンダ・タンザニア個人旅行実録情報 アラビアンナイトさん投稿
 ◆2008年6月10日(木) ウガンダ放浪の記録       前のページへ
7時半頃にバスターミナルへ到着し、昨日チェックしたpota potaと言うバス会社でカセセへ向かう(15000Ush:約1,000円)。バスはでかいがボロイ^^幸いとなりの席は、医大生の若者であった。それにしても窮屈すぎる。横五列という配列がそもそもの間違い。バスは飛ばすと聞いてたが遅いし、頻繁に止まる。あまりに窮屈なのでポケットから携帯取り出すのも億劫になってしまう。おかげで赤道を示す碑を撮ろうとしたが、シャッターチャンスを逃してしまった。景色は良いのに残念。遅いと思ったが、田舎道は割りと飛ばすので目的地のカトゥングルには15時過ぎに到着。本当はカセセに行こうとしたが、医大生君がここで降りた方がエリザベス公園に近いとアドバイスくれたので、急遽変更。

この後タンザニアも回る事考えれば一時、一時が惜しい。ここに降りて驚いたのは子供達が僕を見て一斉にボンジュールムッシューと声をかけてきた事だが、予想通り、後から尋ねるとコンゴからの移民であった。国境まで30km弱。行ってみたいが行方不明になる旅行者が後を絶たないと歩き方に記載されていた。ついこないだまで内戦やってた影響もあるだろうが。

クイーンエリザベス公園 水浴び中の象

結局1時間半待って公園の中心地ムエヤへ向かう(7千シリング)事が出来た。乗り合いタクの運ちゃんが、もう少し乗客が必要との事だったので時間を少しロスしてしまった。この運ちゃん、ついこの間までコンゴに兵士で出兵し4年間過ごしたらしい。

◆100Ush ウガンダ シリング= 6.66円  ◆100Tshタンザニア シリング= 9.19円 (2008年7月24日)  


2008年6月 ウガンダの村


ウガンダのサファリ クイーンエリザベスナショナルパーク 手間の沈んでいるのがカバ


今ならコンゴ行っても大丈夫じゃないかな?と言ってたが、かな?では不安だ^^ ゲートが見えてきた。入場料25ドル払う。5時からのボートツアーは人が全然集まってないとの事。今日は諦めた。安宿へ向かうが45000シリングもする(**)。 キャンプサイトへ行けば安いコテージあるからと言われ行くことにするが、なんと途中前方50m先にカバが出現。

でかい! でか過ぎる!こっちは見てないが、戻るしかない。先程途中の道で行き方を教えてくれた人が「何で戻ってくるんだ?」と言うのでカバを指すと「あー、ダメだ。他の道で行きなさい。と言うか、一緒にキャンプまでついてってあげる」と親切に言ってくださる。

この人はそればかりでなく、コテージが満杯だと解ると、安全な場所にレンタルのテントを張れるからと公園のレンジャーの人と一緒にアドバイスをくれた。英語が通じるだけでなく、この様な親切をウガンダではよく受ける。ありがたい事である。たいしてカネも落とさない一個人旅行者なのに。

明日ボートツアー(15ドル)は15時開始だ。予約だけしてご飯食べに行きそこで象がご飯をねだりに来てた。野生だろうが観光客が餌くれると思ってるんだろう。ここから、テントまで1km程。レストランの人が暗い中歩くのは動物がいて危険だよと言ってくれたが行くしかない^^ライターに付属してるLEDの青いライトを頼りに何とか小走りでテントまで戻った。するとインパラ(鹿に似てるが牛科)の大群がテントの周りをうろついていた。イボ猪もいるし、遠くの川からカバの鳴き声が聞こえる。インパラや猪はいいが、テントはやはり不安。その不安が夜中に的中。やたらと鼻息が荒い動物がテントの外にいるのがわかる。インパラだの猪だのといった程度じゃない。ヤバイ!かなり大物だ!カバ?近くにレンジャーの人がテント張ってるので思わず叫んだ。ヘルプミーと。するとわざわざ車を発進させその動物を追い払ってくれた。それは先程レストランでみた象だった。果物はビニールにしまったはずだが、匂いを嗅ぎ付けたんじゃないかとレンジャーの人は言う。マジで怖い思いをした!その後はなかなか寝付けず、おかげで次の日10時過ぎまで寝てしまった^^







2008年6月11日(金)

アフリカンキングフィッシャー
朝、案内所に向かうと15時のボートツアーは行う様なので15ドル払い、近くを散歩する。昨日テントを張ってくれたミスター マンディーが後5千シリング払ってくれと言ってきた。テント代1万、案内所にも1万だが案内所には黙ってれば払う必要ないと言って、その代り僕に5千払ってくれと昨日から言ってたのだ^^ただ、このマンディさん、とても気さくで面白い人で、今日ボートツアーの後カトゥングルまでのタクシーを案内所より1万安い、2万シリングで手配してくれた。テントはもちろん、洗濯物干すロープやサンダルも貸してくれた。エリザベス行かれる方はマンディさんに宜しく御伝え下さい^^彼は色々僕ら個人旅行者にも気配りしてくれますよ^^

15時いよいよボートツアー開始。乗り場の向こう岸に既に象とバッファローの大群が見えている。まずは向こう岸へ。こんなにたくさんの野生の象を見たのは初めてだ。水浴びしてる姿は圧巻そのもの。無数の鳥たち。しばし息をのむ。バッファローとは仲が良いのかな?仲良く水浴びをしている。その後船はゆっくり進み途中には小さいながらワニを発見できた。うまく写真に収められなかったのが残念。折り返し地点の村にさしかかった。その後は広大な湖になっており、村人が手漕ぎボートで漁に向かってる。村や湖の景色が素晴らしく、漁に向かうお兄さんが笑顔を振り撒きながら手を振ってくれる。何十年も前から変わらぬこの村の光景なんだろう。自然と人々の生活が一体になってるのが本当に良い。

帰りにはアフリカンキングフィッシャーと呼ばれる大きな鷹を何度か目撃した。でかい!これからもそうそう鷹なんて日常生活においてお目にかかれないだろう。て言うか無理^^ 案内所のそばにも多数の鳥達が飛びまわっていたし、野鳥の会の方がココへ来たら喜びの余り卒倒するんじゃないかな^^これ程の野鳥はアジアでも中南米でも (行った場所にもよるが) お目にかかった事はない。動物サファリも結構だが、これは嬉しい誤算?であった。

ボートツアーを終え、乗り場にタクシーが待機してくれていた。再びカトゥングルへ向かうが、行き以上に帰り道は多数の鳥達を見る事が出来た。ただこの運ちゃん、鳥にお構いなしに飛ばしまくる。何匹か轢いてなきゃ良いが^^カトゥングルに着きンバララへ向かう為、ハイエースに乗り込もうとしたが、120km程度なのに1万とか言っている。かなり粘り強く交渉するもそれ以下はダメとの事。バスなら6-7千で行けるらしいが?

ンバララには夜8時過ぎに到着。しかし、なかなかホテルが見つからない。ウガンダ第3の町?らしいが。どうにか小奇麗な宿 (ウェスタン ??? ゲート?? ホテルだったかな?) を交渉し一万シリングでゲット。



◆100Ush ウガンダ シリング= 6.66円  ◆100Tsh タンザニア シリング= 9.19円 (2008年7月24日)

バス、トイレ部屋付きでこの値段はお値打ちかな。まだ、割と新しく、白色の建物だった。部屋も綺麗でお薦めです。夜近くの食堂でお決まりのポショとマトケと肉のセットを食べる。近くの人達と話してる際に、ウガンダはアフリカで一番安全と言っても過言じゃないだろうと僕が発言すると、周りの人達は真剣にうなずいてくれた。何だかタンザニアに行くのが少し不安にもなってくる。その後近くの屋台でミルクティーを飲んだが、これにもショウガが入っていた。

ウガンダ、タンザニア両国で僕は紅茶をよく飲んだが、全てがショウガ入りで喉に優しい^^ハイエースや車の排気ガスが酷いので実にありがたい。ウガンダでは平均200シリングが相場。ここのおばさんの友人はルワンダ出身で英語は話さない。おばさんは、コンゴやルワンダの人達はフランス語は理解するが英語が母国語なので生活が大変だよと言っていたのが印象的であった。

実際ウガンダは街の看板など全て英語表記である。タンザニアの様にスワヒリ語が母国語で公用語が英語の国とは訳が違う。明日はムブロ公園に向かう予定だ。


6月12日(木)
朝、この旅初めてのホテルでの朝食を終えムブロ公園に向け出発、と言いたいとこだが、手持ちのシリングがチョイ寂しい^^ スタンダードチャータード銀行のATMで3万をキャッシング。3万で問題無いと思ったが、後に後悔する事になろうとは、、、、、、、、、。まずはサンガという村に行き、そこからボダボダで公園というルートが一般的な様だ。

サンガまで乗り合いタクシーで30分弱、3千Ush:ウガンダシリング。ここから公園までは24kmとの事だが相場は7千ぐらいらしい。念のためこのサンガでパンと果物を調達。チョット値切ってオレンジ7個で千シリングはなかなかリーズナブルだと思う。公園内の値段が2-3倍に上がるのは予想済みなので。

早速ボダボダと交渉し5千でどうにか成立。チョット値切り過ぎたかも。と言うのもアップダウンがかなりあるのと、道は砂利道なので運転する方はかなりキツイダロウ。ただ、途中の景色はなかなか良かったが。ゲートに着き入場料を払おうとするが、何と25ドルもするとの事。エリザベス公園のマンディさんはムブロは小さいので15ドルと聞いてたのだが。

ムブロ湖公園のサル

後、バイクで入る場合1万Ush(ウガンダシリング)別途必要と言われ参った。この公園はドルの両替は受付けないのは知ってたし、ここで一万はチョット厳しい。サンガにも銀行などなかったし、明日はタンザニア国境まで行かなければならない。出来れば国境まで手持ちのシリングでしのぎたいが、やばいかも。最悪ATMがあるマサカまでは持たないとマズイ事になる。

ゲートを越え中心の村に到着。幸いロッジ代は安く(1万Ush)、ドル払いも可だったので7ドルで支払う。しかし、この公園は歩き方に載って無いとはいえ自分でネットでよく調べてからくるべきだった、と言うのもエリザベスと違いロッジから半径300mしか歩く事が出来ない。危険との事らしい。ネットにも書かれてるよ、と管理人さんは言っていた。やる事がないので洗濯することにした。後はロッジの周りに居るサルに餌やったりと、まあサルがいっぱい居て多少退屈しのぎになったが。洗濯中欧米人の人に声をかけられ、夕方5時からのボートツアーに参加しようかと言う話になった。

湖畔のレストラン近くからボートは出発する(5ドル)。昨日のエリザベスのボートツアーに比べると時間は2時間で一緒だが、やはりスケールは劣る。ただ、ボートが手漕ぎボートにエンジン付けただけなので、川面に手が届くぐらい小さいのが逆に良かった。さすがに小さい分カバやワニに接近とまで行かないが、昨日より動物など真近で見れたのは嬉しい。ボートツアーを終え、湖畔のレストランで食事したが、ここのカレーライス(ライスウィズ カリー?? で6千Ush)は絶品だった。久々に本当の意味で美味い食事を堪能した。是非ともムブロへ行かれる方はここのカレーを食べてください^^夜ロッジへ戻ると30匹は居るだろうか?インパラの群れがロッジの前で御出迎え^^ロッジ周辺が狭い分より身近に感じる。バナナを差し出したら内一匹が警戒しながらも食べてくれた。本当は餌やるの良くないんだろうが。



国境 正面がタンザニア



2008年6月13日(金)
本日はネイチャーウォーキングに参加(10ドル)の為、レンジャーのモセスさんに言われた通り早朝6時過ぎ起きである。まだ外が真っ暗の中モセスさんとボダボダのお兄さんと一緒にまずはバイクで3人一緒にスタート地点であるロッジへ向かう。距離にしておよそ10kmらしいが、途中ハイエナやシマウマ、インパラの群れに遭遇。早朝とはいえハイエナに遭遇するのは大変珍しいらしい。幸先よく走り続け、これはウォーキングに期待が高まるとこだが、結局この時が一番動物に遭遇出来た。しかもバイクで走りながらであるから写真なんて無理である。ロッジ到着後イギリス人の御夫妻と共にウォーキング開始であるが先程から野鳥観察ばかりしている。結局歩いてる最中は野鳥ばかりでちっとも動物観察などしなかった。モセスさんに終了後不満を言い、バイクで帰る途中時々止まってもらったが、日が高くなっちゃろくに動物など見れやしない。

その後、同じボダボダのお兄さんにサンガまで6千Ush(ウガンダシリング:約356円)で送ってもらった。ここで、マサカ行きのバスを待つ間、冷えたスプライトを(700Ush:約46円)心行くまで堪能した^^ 公園内食堂を除き、冷えた飲み物を飲むのは無理だ。ムブロもエリザベスも一緒である。大型バスでマサカに向かう(6千Ush:約356円)。およそ2時間半後にマサカ郊外の国道で降りる。中心地までボダボダ(1,000Ush:約66円)で向かうが、このお兄さん国境行きのタクシー乗り場を理解してない様だ。結局近くのガソリンスタンドでタクシー待ちとなる。国境のムトゥクラまでは途中一回乗換が必要だ。タクシーはカローラかカプリだが、なんか今までより定員が多い気がする。特に後半は酷かった。何と前3人の後ろ5人計8人である 。僕は後ろの席に座りやや太目の?女の子を膝に乗っける格好となったが、降りた時には膝がガクガクいっていた。このタクシーの合計金額は途中一回乗換でマサカから8千Ushだったが、どうにか手持ちのシリングでここまで来る事が出来た。いよいよウガンダともお別れだ。ウガンダの人達には本当に親切にして頂いたので名残惜しい気がする。

タンザニアシリング(一ドルが1100-1180ぐらい)に両替が必要だが、一ドルで千シリングとか言ってくるのも居る。最低1100で折り合いつけ たかったので結局ウガンダ側の両替屋で10ドルのみ両替する事で1100で決着。ゲートがいくつかあるが、どこまでが出国で入国がイマイチわからない^^タンザニアナンバーの車が増えようやくイミグレを見つけた。なんとかトランジットビザ(20ドル)をゲットしたかったが、観光ビザ(50ドル)の みの扱いらしい。粘ったがダメの一点張りだ。ここからはダラダラ(ウガンダで言うハイエースの乗り合いタクシー)で港町のブゴバまで向かう(3千タンザニアシリング)。およそ45kmで一時間半の所要だが、またこれが定員10人のハズが数えると20人以上乗っている^^先程のタクシーといい何でこんなに乗せるんだろう?値段からいってもそんなに安くはない。アジア諸国や中南米など可愛く思える。イエメンがややこれに近いかな???

何はともあれブゴバから第二の都市ムワンザへのフェリーは今晩出るハズだが、確証は無い。途中島根大学に5年留学していたと言う日本語がまあまあ?話せる人が乗って来て 彼に尋ねると、今晩間違いなく出るとの事。しかし、こんな場所で日本語話せる人に会うとは思いも寄らなかった。

結局2週間の旅で日本語で話したのはこの人とだけだった^^到着後、その人と別れ、教えて頂いたATMで10万シリングをカードで引き出した。ドルキャッシュが心細い。この後のサファリツアーで最低で400ドル以上の出費は覚悟しなければならない。そう考えるともうあまりドルキャッシュは使えない。


国境2 ウガンダ側

◆100Ush ウガンダ シリング= 6.66円  ◆100Tsh タンザニア シリング= 9.19円 (2008年7月24日)


フェリーの積荷のバナナ
ブコバの町から港まで3km程。バイク(2,000Tsh:タンザニアシリング)で向かう。到着後すぐにチケットブースに向かう。残念ながら寝台は一等、二等共に売り切れていた。結局2等座席のチケットを17,000Tsh、1,564円でゲット。おまけに、外人は港湾手数料5千必要らしい。港周辺の売店で水やビスケットを購入し夕食を食べる事にするが、是非トライしたかったのがフライドポテトのオムレツ(スワヒリ語でチップス マヤイ)であった。味は想像通りだった^^10時出航との事なので乗船場へ向かうが船は思ったより大きく、立派?である。何か凄まじいのを想像してたが、思ったよりはまともそうだ。

中に入ると二等は地下にあると言われ階段を降りる。中々きれい(思ったより)で、近くにいたシニャンガという西部に住 む高校の英語の先生が色々世話を焼いてくれ、船内なども案内してくれた。一時間程である港町に到着。ここで一時間ぐらい停泊するらしい。すさまじい量のバナナを人海戦術で船に運んでいる。船が来るのを知ってか即席市場もある。一個100Tsh(約9.2円)のアボガドを買い、先生と二人で分けて(と言うか、先生勝手に食ってるし^^)食べた。

美味いし超激安なので何とか日本に輸出出来ませんかね?果物、野菜に限れば東南アジアや中国と比べても遥かに安いんだから。それにしても今日は汗をたっぷり掻いた。幸いこの船は水のみとはいえシャワーが浴びられる。実際浴びたら水がジャンジャン出て気分爽快であった^^

明日は朝ムワンザ到着だ。この街から何とかサファリツアーのついでにアルーシャへ通り抜け 出 来れば良いのだが。

◆ブゴバからムワンザへのビクトリア湖フェリーは月、水、金の週3回運航(ブゴバ側から)。所要約10時間で寝台は1等2等問わずかなり早めに売り切れるそうです。チケットは港での販売のみとの事。

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