2014年3月17日(月)
プードゥー(プドゥ)セントラルとはクアラルンプール中心部のチャイナタウン近くにある長距離バスターミナル。主に北方向への長距離バスが発着する。写真右はプードゥーセントラル1階の発着場。
以前プドラヤバスターミナル Puduraya Bus Terminal と呼ばれていたが2010年4月より改装工事のため閉鎖し、2011年4月に再開し同年8月にプードゥーセントラルと改称した。プドゥセントラルと表記されることもある。
プードゥーセントラルから発着するバスの主な行き先はイポー、タイピン、ジョージタウン、バターワース、アロースター、キャメロンハイランド、ゲンティンハイランド。
そういわれるより「エアアジアを使ってクアラルンプール入りしたあとタイへ陸路入国する時に使うバスターミナル」といったほうが日本人にはわかりやすい。ハジャイのほか、ペナン島、ランカウイ島へバスで行く時にも使うターミナル。2014年に成田からエアアジアのバンコクへ直行便が出てもプーケット以南のタイにバスで行くにはクアラルンプールからのほうが近いのでこのバスターミナルはまだまだ使える。ハジャイまでの所要は休憩、国境通過時間入れて9時間半。料金50リンギ前後。マレー鉄道で行くとKLセントラルからハジャイまでは実質12~14時間かかる。またこのPUDUバスターミナルはパサールスニ(チャイナタウン)の安宿街から徒歩5分で行ける。
クアラルンプールには3つの長距離バスターミナルがあり、ここで紹介のプードゥーセントラルのほかに南行TBSターミナルと東海岸行プトラターミナルがある。 コタバルなど東海岸に向かうにはプトラバスターミナルを使う。またマラッカ、ジョホールバル、シンガポールなど南部に向うバスはTBS(Terminal Bersepadu Selatan)を使うことに表向きはなっている。ただ南方向行に関しては、ジョホールバルのラーキン行のバスがプードゥーセントラル前の路上からも多数発着している。東方向は多分プトラターミナルのみ。どうでもいいがプトラとプードゥー(プドゥラヤ)似ててまぎらわしい。 |
プトラターミナルは高架鉄道LRTアンパン線のPWTC駅、KTMコミューターのプトラ駅のそばにある。PWTC は Putra World Trade
Centre の略。プードゥーセントラルからPWTCにいくには隣接駅プラザラッヤット Plaza Rakyat 駅から高架鉄道アンパン線で4駅目、乗り換えなしで行ける。PWTCからパサールスニやKLセントラルに行くにはマスジッドジャメック乗換で約15分ほど。チャイナタウンはプラザラッヤットからも徒歩圏内。
またクアラルンプールにはそのほか クランセントラル Klang Sentral、プクリリンバスターミナル Pekeliling Bus Terminal、デュタターミナル
Hentian Duta などの中距離バスターミナルがある。
UTCとは Urban Transformation Center の略 わかんねえよ。普通にPUDUと書かんかい。
プードゥーセントラルからは KLIA、LCCT にもスターシャトル Star Shuttle が運行している。LCCT→ PUDU 8R 、 PUDU→ LCCT 12R。 なのでエアアジアで関空や羽田からLCCTに到着したらターミナル前のバス乗場からプードゥーセントラルへ8リンギ、約60分で直行できる。スターシャトルは運行間隔が若干あくのでスカイバスやアエロバス(昼間なら30分おき)でも行ける。その場合はまずKLセントラルまで行ってそこからプトラLRT(高架鉄道)乗車、一駅目のパサールスニ駅(距離2.4km)まで行く。パサールスニ駅からプードゥーセントラルは600m、徒歩10分ほど。 |
プードゥーセントラルはチャイナタウンの安宿街から徒歩5分の距離なのでその安宿街で宿泊もできる。またチャイナタウン以外にもプードゥーセントラル前のプードゥー通りには1泊25リンギからの安宿がある。ただハジャイ行バスは午前中に各社数本出るので早朝着のエアアジアなら宿泊せずにその日のうちにタイ国境を越えてハジャイへ行ける。
ハジャイ行チケットは長距離バスなのでプードゥーセントラルビル4階のチケット売り場で買う。まずパサールスニ方向から2階に入ってビル中央へ30mほど進み、進行方向右手の階段から4階まで上がる。客引きがたくさんいるので彼らにチケット売り場まで案内してもらうのもいい。窓口では英語が通じる。チケット売り場は2階の入口入ってすぐのところにもイポーなど近郊行窓口がある。 プードゥーバスターミナルの客引きは2種類いてターミナルビル前で待機するバスにのせようとするビルの外にいる客引きと、ビルの中で自分の会社のバスの窓口に案内するビルの中にいる客引き。 |
ただ行き先が同じだとどのバスに乗っても同ランクのバスなら料金は変わらない。同じ会社でも出発時間やバスのランクで料金は変わる。
4階には写真上のように複数のバス会社のチケット売り場がある。客引きについていってもその窓口で買う必要はなく、他の窓口で値段をチェックしてからでもいい。朝ビルの前にいる客引きは路上発のジョホールバル行きバスの客引き。チケット売り場と同じジョホールバルまで40リンギと窓口料金と変わらないので当日の朝それらのバスを捕まえるのもいいかも。
ジョホールバルやマラッカ方面南行きバスの場合、プードゥーは南行きの正規のバスターミナルではないのでターミナルの正規の乗場から発着はできないようだ。他の都市からやってくる経由便の場合もあるとのことだが私が乗ったジョホールバル行バスはプードゥー前路上(Jalan
Tun Tan Siew Sin 出口のマクドナルド前)始発だった。私のチケットは前日プードゥービル4階の窓口手配だったが他の地元の方の多くは乗車前に車掌から買っていた。
チャイナタウン方向から入ってすぐのエスカレーターで5階に上がると地元料金のフードコートがある。
Gフロアを1階とした場合の5階なのでエレベーターの表示は「4」。ナシレマ3リンギ、バクソ5リンギとまあまあ良心的な値段。
ハジャイ行きの場合途中タイ国境直前のサービスエリアで食事休憩はあるが定食6リンギくらい。
2階の売店群は市内コンビニよりも若干高い程度だが、チャイナタウン側から見て2階の一番奥にある「クダイラッヤット Kedai Rakyat」(写真下)というマレーシア地元コンビニは他の売店より安い。意味は「みんなのお店」。
チケットを窓口で買うと「何時に何番ゲートに行け」と言われるのでその時間までにそのゲート(1階)に行く。その表示はチケットにも書いてある。席が空いていれば当日の1時間後出発のバスにでも乗れる。また予約時に座席指定もできる。
バス車内にトイレはあるが汚いので事前に済ましておいたほうがいい。プードゥービルのトイレは2階にある。途中休憩のサービスエリアにもトイレはある。またバスによっては車内トイレのないバスもある。
バスはエアコン車、禁煙。選択するクラスにもよるがシートピッチもリクライニング角度も申し分ない殿様仕様。写真右上は私が乗ったハジャイ行き50リンギのバス。ただエアコンが効きすぎて寒い場合もあるので上着は持参したほうがいい。車内飲食は原則禁止だが食べていても文句を言われることはない。ハジャイの到着先は郊外のバスターミナルでなく市内のツアー会社前。キャサイゲストハウスまで徒歩5分だった。
クアラルンプール市内の移動にはタクシー、市バス、高架鉄道、モノレールなどがある。
街中ではタクシーがもっとも利用しやすいが外国人観光客がぼられやすい。タクシーは基本メーター制。一般赤タクシー初乗り(1km)RM3、115m毎10sen。深夜(23:00~6:00)割増料金(5割)がある。
また一般タクシー(赤)、プレミアムタクシー(黄)、エクセクティブ(青)があり、赤<黄<青の順に高くなる料金体制。数は圧倒的に赤が多い。
パサールスニの周辺やKLセントラル駅出口ではお財布ゆるめの金持ち?観光客のカモ待ちをするタクシーがたくさん待機している。彼らは一般の赤タクシーなのにメーターは使わず、交渉制で高めの料金を提示してくる。
たとえばKLセントラルからパサールスニまでは2.5km程で地元民を乗せている普通のタクシーでメーターで行けば遠回りせず直行して4.4リンギ。遠回りされても8リンギほど。それがパサールスニ周辺でカモ待ちするタクシーを利用すれば15リンギ(2014年3月現在)になる。カモ待ちするタクシーは使わず流れているタクシーを捕まえるほうがメーター料金で行きやすい。しかしまれに流れているタクシーでも外国人と見ればメーター使わず交渉制で行こうとする(特に近距離)ので最初にメーターで行くことを確認してから利用するほうがいい。
KLセントラル周辺は1通や右左折禁止が多いのでまともにいっても遠回りのようになる。上の行き方で距離2.7km。一般タクシー料金 ISWARA、WIRA、1500cc以下、初乗り(1km)RM3、そのあと115m毎10sen。夜間料金 5割増し(23:00~6:00)。 渋滞の際の追加運賃は27秒ごと13sen。
14:18 2014/03/13
先日2月27日にクアラルンプールのLCCT出口で現地銀行ATMで400リンギをおろそうとしたが現金が出てこなかった。近くの空港セキュリティに確認したら「よくあることだ。気にするな」とのこと。そこで空港職員相手にごねても仕方ないので懸念残しながらもスルーして有り金で市内まで行って市内のコンビニのATMで試したら300リンギがちゃんと出てきた。
昨日なんとカード会社からその400リンギの現金が出てこなかった分の請求が来る。おいしいネタゲット。早速カード会社に電話して顛末を申告。今回は初めて楽天カードを利用してみたが、楽天カードでの海外ATMキャッシング1回目でこのトラブルに遭遇。
利用者側から見れば現地ATM不具合で引き出してもいない400リンギ(1万2544円)を不当請求されたかたち。調査して回答するとのことだが不当請求と認められるかは現段階ではわからないとのこと。引き落とし当日「一時的に取引できない」旨の画面が出ていたので、現地ATMの通信不良の可能性が高い。過去同じパターンでラオスで現金が出てこずその分が請求されたことがあったが、同じように調査期間があり、いったん引き落とされるも1ヵ月後に不当請求された金額分は戻ってきた。その時のカードはニコス。楽天カードのトラブル対応のおてなみは後日報告。
0:20 2014/03/10
祐天寺の三和(スーパー)で刺身のでか盛が安かったので買ったら3食刺身になる。生なので買い置きできない。あんなに食いたかった刺身や寿司も3食だとさすがにげんなり、火の通ったものが食べたくなる。
帰国前湿度の高い蒸し暑さにうんざりしていたのに帰って3月らしくない寒さに悲しくなる。勝手なもんだと自分でも思う。
今度の出国はマレーシア経由インドネシア。5月2日竣工予定のKLIA2と去年2013年9月19日にできたングラライ新国際線ターミナル、2013年9月24日開通のバリ島初の海上高速道路Jalan Tol Bali Mandaraなどネタに尽きない。当然バリ拠点で行き先未定で動き回る。ただインドネシアは広いので移動がゆるくならない難点がある。エア使えばいいだけなんだけど。タイ方面は暑期から雨季に入るのと反対にインドネシアはこれから乾季へ向かう。
びー旅ロード2013トップ
121. マカッサル空港
122. マナド空港
123. バニラエア
124. 海外旅行とATM
125. ネパールに安く行く方法
126. エアアジア追加申請
127. LCCの間違った乗り方
128. エベレスト街道2014
129. プードゥーセントラル
130. カオサン10Bラーメン
131. メーソット・ミャワディ国境
132. カレン族
133. シンガポールに安く行く
134. アンコール小回りツアー
135. アンコール大回りツアー
136. バニラエア減便
137. パプアエピローグ
プードゥーターミナルビルの案内板。Gを1階とすればビルは5階建て。最上階の5階(上の番号では4)にはフードコートがある。ハジャイ行バスの4階チケット売り場には中央の階段、エスカレーターで行く。プードゥーセントラルビルにはホテル(Ancasa Express @Pudu 1泊3500円くらい)も隣接する。
プードゥー発ハジャイ行50リンギ
プトラターミナル発クアラトレンガヌ行バス
5階(エレベーター表示は4)のフードコートのメニュー