シンガポールに安く行く方法 格安個人ツアー

シンガポールの解けない謎

2014年4月7日（月）

2014年3月結局謎は解けなかった。「何で日本人はあんなに嬉々としてシンガポールへ観光に行くのか？」長年解けなかった私の謎。実際に行ってみればわかるかもしれないと思って先日初めて行ってみた。しかし謎は解けるどころか深まる一方だった。なぜ何もないシンガポールに観光になんか行くのだろう？

趣味は人それぞれというのはわかるが、リピーターになって複数回訪問する観光客がいるというのがさらに謎を深める。1回行ってつまらなければ普通2回目はないはず。

私は世界3大がっかりのマーライオンにはさほどがっかりしなかったが、やはりあの海というか川というか水の汚さには予想していたとおりかなりがっかりした。南国をイメージして行ってあの水の色にがっかりしない旅行者はいないのではないのか？さらにワイキキより高い物価が痛さを増幅させる。

なぜあそこに？本当にテンションの高い楽しい渡航先を知らないから？ツアー会社の宣伝や航空会社の空席埋めキャンペーンにのせられているだけ？海外にまで行って動物園？プール？ビルを見たいなら新宿でいいのでは？バブリーな手法で盛り上げようとする必死さが余計に私のテンションを下げさせてくれる。

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マーライオン公園

といっておきながらそんなシンガポールに格安に行く方法。ただ単に日本から安くシンガポールに行くなら日本から出ているツアーを利用していくのがもっとも一般的。日本人観光客は現地では上客とされている（カモになっているともいう）。一方現地では取れるやつからはどんどん取ろうという風潮があるので、達人風ふかして個人で行こうとするとツアーより高くなったりする。 ただこの手の定番観光地で安く行く方法が「格安ツアーに参加しよう」で終わっては寂しいので、独自の切り口でのシンガポール格安個人ツアーの方法の紹介。この方法でいくと物価が高いといわれるシンガポールでの1日の出費は400円くらいですむ。

シンガポール・マレーシア国境ウッドランズ

びー旅を参考に旅を実行する場合の注意点

ここで紹介する方法は「良い子はまねしないでね」的な旅の手法が入り混じるのですべての旅行者に向けての万能の方法ではない。ツアーを卒業したばかりというタイプや、効率や快適さを優先させる旅行者には向かない。

びー旅には最低限の途上国での格安旅行耐性が必要。ただ単に「旅費を安くしたい」ならこんなページ参考にしないで格安ツアーを探すべき。自分に合わないのに無理に実行すると楽しいはずの旅行が台無しになり、ただ単にひどい目にあうだけになりかねない。

インドやベトナムでのぼったくりマンとの攻防や、深夜の長距離徒歩移動の際にほえてからんでくる狂犬病汚染地域の野犬の群れとの戯れを「旅の味」と感じることができ、ハエと戦いながらの露天での食事を楽しめる旅人向き。「英語は話せて当たり前。現地語数ヶ国語覚えていこう」と人によっては若干無茶な推奨環境も背景にあったりする。言葉はしゃべれなくても旅はできるが、しゃべれないほど現地でぼられる傾向あり。「現地語料金＜英語料金＜日本語料金」なので。びー旅実行の可否は自身での判断を。

世界3大がっかりのマーライオン

格安シンガポール個人旅行

シンガポールで1日出費400円で済ますには、シンガポールに宿泊しないでホテル代の安いマレーシアのジョホールバルに宿泊し、そこから日帰りシンガポール観光をする。 なので1日の出費総額が400円で済むのではなく、シンガポール側の400円とは別にマレーシアのジョホールバルでの出費がホテル代食事代など含めて1日2,000円ほどかかる。そうだとしても1日の出費は2,400円。食事もマレーシア側でとるこの方法だとシンガポール側ではバス代と地下鉄代くらいしかからない。ジョホールバルからシンガポールの中心部へは渋滞がなければ国境のイミグレ手続きも入れてバスで所要40分（渋滞すると2時間）で行ける。なので渋滞がなければ日帰りツアーの総所要は4時間くらいから。

日本からそのジョホールバルに行くにはシンガポールかクアラルンプール経由になる。それぞれの経由地からジョホールバルにバスで行った場合、シンガポールチャンギ国際空港から500円所要1時間、クアラルンプール市内から1,500円所要5～6時間。クアラルンプールからジョホールバルまでフライトだとエアアジアのプロモで2,000円～所要50分。マレー鉄道でも行けるが本数が少なく時間がかかる。

後日追記：2015年7月01日よりマレー鉄道シンガポール行がなくなり終着駅がジョホールバルになる。さらにその後2016年12月14日マレーシア、シンガポール両政府は高速鉄道計画の合意文章に調印。2026年開業予定。クアラルンプールのバンダルからシンガポール、ジュロンイースト間約350キロを最短1時間30分で結ぶと発表。 駅数はマレーシア側に7駅、シンガポール側に1駅。現在のマレー鉄道より海側に建設される予定。入札は2017年第4半期。それまではジョホールバルからシンガポール（ウッドランド駅）へ列車での移動の場合は別途シャトル列車を利用する。

2014年シンガポール個人ツアー1日390円実録はこちら


2014年版エアアジアフライスルー　シンガポールプロモ片道16,000円、往復30,360円の例

格安シンガポールフライト

日本からシンガポールへのフライトはエアアジアのプロモで燃油込往復3万円くらいから。エアアジアはKL経由、直行便でないので乗り継ぎ1時間半の便でも所要は10時間ほど。エアアジアのフライスルーでシンガポールまでの一括予約ができる。ジョホールバルにはフライスルーはないので自力別予約が必要。フライスルーは羽田便の遅延で乗り過ごしても後の便に無料で乗れるが、自力別予約の場合は後半チケットは無効になる。 また14年4月現在往復13,000円と出るシンガポール行中国東方航空上海経由は最安クラスの数が少なく、確保できても燃油その他加算されて最終支払いは5～6万円になる。

最安に焦点を当てるなら、羽田発エアアジアでクアラルンプールまで行って、そこからバスでジョホールバルまで行く方法が多分もっとも安い。エアアジアのプロモなら羽田～クアラルンプール燃油込往復1万8千円が気まぐれに出現する。画像下は私が実際に利用したエアアジアのプロモフライト。

クアラルンプールからジョホールバルまでのバスはTBSバスターミナルとPUDUセントラルターミナル前（ターミナル内ではない）から複数の会社が頻発している。料金はジョホールバルのラーキンバスターミナルまで片道46～50リンギ。所要5～6時間。国境越えてシンガポールまで行くバスもあるが、シンガポール個人ツアーを安く済ますコツは「シンガポールまで行かないこと」だ。

エアアジアクアラルンプール行プロモの例


羽田～クアラルンプール往復 空港税・往復燃油込 17,640円の例

エアアジアプロモ確保の方法

ジョホールバルのホテル

ジョホールバルのホテルは1泊1,200円位から。安宿街のダウンタウンはJBセントラルから徒歩7分。現地の安宿を当日確保しなくとも、ホテル予約サイトから以下のようなホテルが日本語予約できる。

イン アット ホテル　In@Hotel
1泊1室 2,674円～

グランド ホールマーク ホテル
Grand Hallmark Hotel
1泊1室 2,394円～

ホテル セントラル ジョホールバル　Hotel Sentral Johor Bahru
1泊1室 2,968円～　

ジョミ ホームステイ　Jomi Homestay　1泊1室 1,575円～　

Booking.com


エアアジアBIGプロモ シンガポールフライトの例

2014年4月17日クアラルンプール→シンガポール片道 0BIGポイントの例。完全無料ではなく、空港税52リンギは別途必要。プロモなので常時あるわけではない。BIG解説はこちら

ジョホールバル　ダウンタウン

2014年シンガポール個人ツアー1日390円実録はこちら

2014年シンガポール中心部の格安ホテル

どうしてもシンガポール中心部に宿泊したい場合は以下のような格安ホテルがある。仕事なのに事情で自腹の場合や長期滞在には使える。

ホテル 81 ディクソン
Hotel 81 Dickson
クイーンズストリートのジョホールバル行きバス乗場徒歩10分。無料ワイファイ有。
1泊1室 5507円～

プラッシュ ポッズ　Plush Pods
1泊1室 4360円～

5 フットウェイ イン プロジェクト ボート キー　5footway.inn Project Boat Quay
1泊1室 5760円～
チャイナタウン ヘリテージ センターから 0.8 km のホステル - シンガポール
(シンガポール金融街周辺)

Booking.com


シンガポール、クイーンズストリートのジョホールバル行きバス Causeway Link


クイーンズストリートバス乗場の列　　　　　　　国境橋コーズウェイ　奥がJB

バスルート詳細はこちらへ

ジョホールバルからシンガポールへ

ジョホールバルに宿を取ったらバスか列車で国境橋コーズウェイ（Johor-Singapore Causeway 総距離1,056m）を渡ってシンガポール島へ行く。列車は本数が少ないのでバスのほうが便利。国際バスというより写真上のように普通の市バスといった感じ。ダウンタウンに宿を取ればシンガポール行バス乗場は徒歩で行ける。

マレーシア側イミグレは「C.I.Q COMPLEX」や「JBセントラル」「ウッドランズ WOODLANDS」という標識の方向へ向かう。イミグレは24時間開いている。

マレーシア側出国イミグレーション（写真下）で出国スタンプをもらって階下のシンガポール島行きのバスに乗る。そのバスで橋を渡ってからシンガポール島のイミグレでシンガポール入国のスタンプをもらって再度階下のバス乗場へ向かう。日本人旅行者の場合シンガポール入国には入国カードの記入が必要。長蛇の列に並んで自分の番になってから気づくと再度長蛇の列に並びなおしになるので注意。入国カードはイミグレ前にある。シンガポール側で乗るバスは赤か黄色か同じ会社のバスでないと別料金取られる。たくさんの人が同じ方向へ流れていくのでその人の流れに沿う感じ。ウッドランズからシンガポールクイーンズストリートへのバスの支払いは乗車時に運転席脇で2.6リンギ（80円）。おつりは出ないのでぴったり払う。写真右上はシンガポールの高速道路。

なぜか反対側のシンガポールからは2.5S$（200円）と倍以上。その値段でJBセントラル超えてラーキンバスターミナルまで行ける。シンガポール発のバスは乗る前にチケットを買うのでおつりはもらえる。バスは写真右の赤いバス（シンガポールジョホールエクスプレス：星柔快車）と黄色いバス（コーズウェイリンク：Causeway Link）と市バスSBS107番がある。

赤と黄色のバス料金は同じでJBセントラル→クイーンズSt. 2.6リンギ、帰りのクイーンズSt.→JB（ラーキンまで） 2.5S$。ウッドランズからの行き先は各方面あってたとえば黄色のCW2がクイーンズストリートのバス停に行く。迷ったら近くの乗客に聞くのが手っ取り早い。ほぼ英語が通じる。

この国境通過は土日祝日、通勤時間帯の混雑時の国境越えを避けたほうがいい。混雑時は車の渋滞だけでなく、バスに乗るのに長蛇の列で延々待たされる。すいていればジョホールバルウッドランズからシンガポールクイーンズストリートまで両国の出入国手続き時間入れて40分だが混雑時だと2時間かかる。ここでいう祝日は春節や国慶節、ラマダン明けなどの現地の混雑時期のこと。またシンガポールからジョホールバルに向かう帰りのバスの通勤時間帯（夜5時～8時）の混雑も強烈。ジョホールバルを早朝出発して昼の2時くらいまでに戻ると渋滞には遭遇しにくい。

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●びー旅つぶやき

18:50 2014/04/03
インドネシアの旅を妄想中。ラジャアンパット RAJA AMPATまでスラバヤからペルニ（国営フェリー）で片道7,000円で行ける。たとえばKM.LABOBAR SURABAYA SORONG 観光客室697,500ルピアなど。多分雑魚寝の大部屋。しかも6日かかる。バリ島ブノア港経由のペルニは少ないのでパプア行きを捕まえるにはスラバヤまで行かねばならない。

マカッサル経由のフライトでソロン入りでもいいんだけどガルーダでバリ島から往復7万円。なめた金額だぜ。今回は羽田からデンパサールまで燃油込み総額3万円で往復するのでその倍以上。去年マカッサル～アンボンはガルーダでも安かった記憶あるんだが。

別案でメルパティで東チモールのジリも検討中だがフライト代次第。ネット検索ではデンパサール～ジリ往復2万8000円くらいから。現地でチェックすれば多分もう少し安い。メルパティサイトが料金検索できなくなっている。フローレス島までバスで行ってそこからチモール島へ貨物船に便乗させてもらう手もあり。チモール行けばインドネシアビザ更新手続き不要になる。チモールビザ代30US$かかるけど。

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