今クアラルンプール行のバス(写真右)に乗っている。今日は朝から晴れる。3日ぶりに太陽を見た。ネットで見る衛星画像は完全な雨季状態。バンコクは晴れているようだがトランやハジャイではここ3日間日本の梅雨状態で延々雨が降り続いた。よく耳にする「雨季でも1日降り続くことはなく夕方スコールある程度」というのは大嘘だ。乾季でさえ3日間日の光が全くない状態になる。タイ南部の雨季は雲の通り道になるので特に日本の梅雨状態となるパターンが多い。今車窓は強烈な日の光。移動日なので天気は関係ないんだけど。
このバス、ハジャイ~クアラルンプール400B(40リンギ)と安いのでどんなミニバンバスにぎゅうぎゅう詰めにされるのかと思ったらシートピットの広い大型の快適バス。リクライニング角度も160度。しかも乗車率50%のがらがら車内(後日追記:国境で乗る客がいるのでそこからはほぼ満席なる)。ただ車内にトイレはない。欧州組皆無で私の前にはインド系マレーシア人が乗っている。ハジャイにたくさんいる欧州組はリペ島拠点のパクバラやランカウイ拠点のサトゥンに向かう。クアラルンプールに長距離バスで行くのは地元の方が多い。
出発は8時50分。宿前に8時30分ピックアップだが現れたソンテウで連れて行かれたのはきのう食べ放題を食べたシャブシレストランの斜め前のツアー会社前だった。そこでパスポートチェックして乗車券もらい待っている大型バスに乗車。乗車後も市内のツアー会社を回ってハジャイを出たのがちょうど9時だった。タイとマレーシアには1時間の時差があるのでマレーシア時間では10時。 またこのバスはハジャイのバスターミナルには寄らないのでバスターミナルでは乗れないバス。路上で客を拾っていないのでタイのローカルバスのようにトロトロ進まない。ハジャイからクアラルンプールへ約500km。バンコク800kmより近い。ハジャイからバンコクへバスで9時間ではとても着かない。 |
このバスを予約したキャサイゲストハウスで待ち時間にハジャイからスンガイコロクまでのバス料金聞く。バスターミナル発のロットゥーで200B、大型バスで370Bとのこと。クアラルンプールまで400Bなのに何で?とは思うが。先日私がハジャイより100km遠いパッタルンからスンガイコロクに鉄道3等56Bで行ったことは結構鋭かったんだと今になって知る。
今サダオ国境(写真右)を越えた。タイ時間で10時15分タイ側国境到着。タイ側とマレーシア側で全員のイミグレ手続きが終わるまで約45分。
国境通過の流れはまずタイ側で乗車客全員が降車し出国手続きをして再度バスに乗り200mほど離れたマレーシア側ブギッカユヒタム(BUKIT KAYU
HITAM)まで行く。そこで再度全員降車してマレーシア入国手続きをする。マレーシアは入国書類を書く必要がないので楽だ。そして全員の入国手続きが終わるのを待って再びバスに乗り込んでクアラルンプールへ向かう。
おばあさんが出入国手続きをゆっくりやっても観光客皆無なので国境通過が早い。のろのろいつまでたっても終わらないポイペト国境とは違う。なんで観光客がいるとあんなに入国審査に時間がかかるんだろう。この国境通過後バスに乗って3分で食事休憩となり下の画像のサービスエリアでの昼食となる。支払いはリンギでバーツは使えない。今マレーシア側をバスは快適に飛ばす。時計を1時間進める。今マレーシア時間12時5分。国境でマレーシア人が乗り込んできてバスはほぼ満員になる。
x THB
(1B = 3.1円で計算)x 円
クアラルンプールで蒸し暑い朝。昨日は暑くて寝られなかった。朝から曇。昨日はハジャイを出る時には晴れていたが途中土砂降りの雨になるような1日にころころ天気の変わる1日だった。
今パサールスニ。以前のトラベラーズムーンロッジだったところが経営者が変わったようで名前が変わって「トラベラーズホーム」となっている。「バックパッカーズホーム」ともいうようだ。そこのダブルファントイレシャワー共同部屋に40リンギでとまっている。最安35リンギだが満室。相変わらずインド系旅行者が多い。ワイファイあるも調整中とのことで接続できず。
きのうのバスは9時間15分かかってクラルンプールに到着。郊外のバスターミナルに着くのかと思ったらパサールスニまで徒歩3分の新装したプドゥセントラル
PUDU SENTRAL (写真上)に着く。ここは以前プドゥラヤバスターミナルと呼ばれていた。2010年4月から改装のため閉鎖されていたが2011年4月に再オープンした。プドゥセントラル前には安宿もあってチェックしたが1泊40リンギ、トイレシャワー共同の独房。タイから入ってくるとクアラルンプールの宿のコストパフォーマンスの悪さ痛感する。狭くて独房、トイレシャワー共同なのに400バーツって、タイではとても考えられん料金だ。これが私がマレーシアを入国後半日で飛び出すもっとも大きな理由。
プドゥセントラルは2011年4月に新装オープンの新しいバスターミナル。11年8月に「プドゥラヤバスターミナル」から「プドゥセントラル」に名称も変更。パサールスニ安宿エリアから徒歩5分。
バスターミナル前にも40リンギ独房は空いていたがチャイナタウンが近い方がいいかなと前回とまったレッドドラゴンホステルに向かう。なんと満室。レッドドラゴンは部屋数はかなりあるはずなのに予想外。近くのバックパッカーズも当然満室。仕方ないので2年前宿泊しようとして不愉快な対応取られびー旅での紹介ページを削除したトラベラーズムーンロッジへ向かう。 宿の名前も変わりフロントの不愉快なおっさんも消えてもとの快適な安宿に戻っていた。ここも公開するとまた次着たときに満室でとまるとこなくなっちゃうんじゃねえかとも思うも、それなら別に探せばいいだけなので公開してしまう。「僕だけの秘密」にするのは新規に探せない旅人のすることだ。 |
チャイナタウンで酢豚の鳥版定食食べて7リンギ、水1.5リンギ。うまいんだけどタイよりは物価は高め。ただ市内に入ってくるときにクアラルンプールの高層マンション見てきたが高速道路の状態といいマレーシアのクアラルンプールに限って言えば先進国といっていい。国全体で見れば途上国の優等生、あるいは中所得国になるのだろうが日本の地方都市よりずっと都会で走っている車も日本と変わりない。
バスの到着がパサールスニ徒歩圏内のバスターミナルなら、次回以降のタイ国境越えは列車使う必要はなくなりそう。ハジャイまでのバスがあること自体は知っていたがこんなに快適で列車より早いとは知らなかった。前回の記録によると列車でハジャイまで13時間50分かかっているがバスなら9時間15分。本数も列車は1日1本だがバスは私の利用した会社だけで1日4本ある。マレーシアのバス会社なのでカード払いでのネットで予約の受付もしているようだ。
大型バスでリクライニングもかなり深くできて冷房も寒いくらい。車内にトイレはないが食事休憩含めて3回のトイレ休憩があった。国境通過も地元の人が多いのでてきぱき進み両国境あわせて1時間弱で全員の出入国がすむ。
11:16 2013/02/28 今LCCT行のバスに乗って空港への高速を快適に飛ばしている。宿でワイファイが使えなのでLCCTのフードコートに早めにいってページ制作でもしようかと思う。 空港に行く前に腹いっぱいにしておこうと思い宿近くの屋台で朝飯食ったら地元定食3リンギだった。近くにドーナツが売っていたので買ったらでかいの3個で1リンギだった。クアラルンプールの物価も場所によってはいけてんじゃん。定食3リンギならトランの定食よりも安い。その屋台(写真下)はいつも気にはしていたのだが利用したのは今回が初めてだった。1年ほど前にLCCTのフードコートで強烈な下痢の元となった地元定食は13リンギだった。外は小雨が降っている。 |
今LCCTのゲートT18という一番端の出口前で羽田行エアアジアのフライト待ち。外は日のさす曇り空で蒸し暑い。ここは冷房効いてて快適だけど。周りには食い物屋たくさんあるけどすべて空港料金。無料ワイファイ使ってネットに接続している状態。
さっきまでLCCTのフードコートでページ制作。前々回の魚定食13リンギも出したのに日本に帰ってから食中毒で大変な思いしたので今回は何も頼まず持ち込んだ3個1リンギのドーナツとオイシイカンのお茶ですます。何も注文しなくても文句は言われなかった。朝宿前の屋台(写真右上)で3リンギ(90円)の定食食って腹いっぱい。帰りの機内食は安いので買ってあげてもいいんだけど。後はフライトの遅延で電車最終がなくなり羽田から自宅までタクシーしかなくなる状況にさえならなければと願う。
xx THB
円