アユタヤにバンコクから最も安くいく方法は列車を使っていくこと。3等列車アユタヤまで15バーツで行ける…と公開してから12年。今もその値段は変わっていない。コロナ明け円安物価高下の最新情報。バンコクから北に約70㎞。世界遺産登録もされるタイの代表的な遺跡。バンコクからのツアーもたくさんあり、料金もピンキリ。その中で個人で最もアユタヤに安くいく方法を解説する。
ワットチャイワッタナラーム遺跡 個人的にここがアユタヤ遺跡の中で最もインパクトあると思う。ツアーではよらない場合も。
アユタヤ行き方2023
アユタヤ日帰りツアー、カオサン発で1,000THB(約3,900円)。日本人ツアーはたぶんその2倍3倍する。決められたルートを決められたどおりに周遊する自由のない完全拘束ツアー。高いほうがつまらないの典型例か。ただそちらを利用したほうがいいタイプの旅行者がいることも確かので、見極めは各個人それぞれ。
ツアーでなく個人でバンコクからアユタヤに行く方法は、バス、ロットゥー等々あるが、最安は列車を使っていくこと。バンコクのホアランポーン駅から3等列車オーディナリーで行けば70㎞の距離を15THB(58円)で行く。ただこの列車本数が少なく1日5本しかない。急行や特急はほかにあるが15Bではいけない。何の配慮もなしに駅に行ってチケット買うと時間によっては特急乗車券買わされる羽目になる。駅の発券窓口で、オーディナリー(全席3等自由席)の出る時間帯に合わせて、列車番号や普通列車を指定して乗車券買わないと最安3等列車には乗りにくい構造になっているのだ。
日帰りで行く場合は朝の9時25分発201オーディナリーで行って11時27分アユタヤ到着。帰りはちょうどいい時間にオーディナリーないので、アユタヤ15時59分発バンコク1800着112番で帰ってくるのか効率的。16時37分アユタヤ発136ラピッドでもいい。オーディナリー210は18時47分発。遅延考えるとバンコク着が21時ころになるのでちょっときつい。ちなみに帰りのラピッドは20バーツ。ホアランポーン駅夜到着だとバスの本数減るなど面倒多い。
この行き方だとアユタヤに3時間~4時間ほど滞在できるので日帰りツアーでの遺跡訪問には十分か。ただ個人的にはアユタヤ遺跡を訪問するなら、アユタヤに滞在して、数日かけてゆるゆる回るほうが記憶に残る旅になるとは思うが。
はげはげになった寝釈迦 ワットローカヤスターラーム Wat Lokayasutharam 2022年12月25日
2017年12月3日の寝釈迦
バンコク 2022年12月25日(日)快晴 旅39日目
- 出費詳細
- 赤53番バス8 アユタヤ列車15 水6 アイスエスプレッソ中20 ムーピン2本10 カウニャウ10 レンタル自転車60 入場料50 ゼロコーラ小12 クイッティヤウ30 チョコアイス15 水10 みかん1㎏30 帰りラピッド20 水6 カットパパイヤ20 地下鉄サナームチャイ21 肉野菜炒め定食50 ゼロコーラ1.45Lペット31 どうそせんべい25 ナタデココヨーグルト15
- 宿泊代
- バンコクホテル 220THB
- 合計
-
684 THB 3.9円計算(2,667.6 円)
1円 = 0.26134 THB/1 THB = 3.8264円 2022/12/26 20:50
ワットチャイワッタナラーム 1630年第24代王プラサートトーンが亡くなった母を偲んでチャオプラヤー川の西側に建設した寺院
アユタヤ個人ツアー 難点と対処法
2022年12月26日(月)
個人ツアーでの難所は、アユタヤ駅に着いた後、どうするか。ここでもバンコク発ほどではないがそれなりぼったくりの罠が待つ。
アユタヤ駅から遺跡までは直線距離は近いが川が隔てていて、大回りで行かねばならず、一番近い遺跡でも2.㎞はある。駅前にはたくさんの客待ちトゥクトゥクが控えていて客引きしている。一番面倒がないのはこの客待ちトゥクトゥクを利用すること。交渉にはなるが、3時間拘束チャーターなら300B~。バイタクなら200B~。
アユタヤ駅からワットマハタート入口まで2.7㎞。自転車おいてから入場して遺跡を回るのにまた結構歩く。
別に駅前にレンタルバイク1日200Bやレンタル自転車1日60Bもある。今回の私の場合はやってくるソンテウがみな遺跡方向に行かないというので駅前からのレンタル自転車の選択をする。どのみち3時間以内でテンションの高いコアな遺跡に行くにはバイク、最低でも自転車必須なので借りるつもりではいた。人質代わりのパスポートも持参したが、パスポート預けることなく、書類記入のみで借りることができた。ただ日帰りでの自転車遺跡巡りはかなり疲れるので、体力に自信ある方か、若い方向き。炎天下制限時間3時間内に複数遺跡回るのはかなり大変だった。
自転車使う場合は、遠方遺跡(駅から7㎞だけど)さけて、駅から2.7㎞にあるメインの遺跡マハタートやラチャブラナやプララームのみで引き揚げたほうが疲れずに済む。今回私はマハタート経由ワットチャイワッタナーラームとワットチャイワッタナーラーム(トータル20㎞以上)回ってヘロヘロになる。
駅からマハタートによってワットチャイワッタナラームまで行くと片道だけで8.6㎞になる。道間違えるともっとかかる。
アユタヤ遺跡マップ
関連リンク
ピマーイ遺跡 パノムルン遺跡 パノムワン遺跡
シーコーラプーム遺跡 プレアヴィヒア遺跡 ワットプー遺跡
ロッブリー遺跡 スコータイ遺跡
また、バイクや自転車でコアなマイナー遺跡回る場合、道が結構わかりにくいのである程度の位置関係知っておく必要あり。制限時間あるので迷ってる暇はない。SIM入りスマホ持参なら問題ない。
2022年12月25日現在アユタヤ遺跡群の入場料は値上げせず。以前のまま。1遺跡50バーツ。ただ入場料不要のマイナー遺跡がアユタヤにはたくさんある。ちなみに寝釈迦のあるワットローカヤスターラムは入場無料。バンコクのワットポー100→200Bに値上げと対照的。ワットポーに200Bはスルーした私でも、ワットチャイワッタナーラームに50Bは何の疑問もなく素直に払う。定番マハタートは時間ないのもあって外から見るだけで払わなかったけど。
列車で行く場合のもう一つの難点がバンコク側の移動。ホテルからホアランポーン駅までどう行くかという問題もある。駅までトゥクトゥクやタクシーでぼられては激安15バーツ台無しになる。カオサンからは53番バス8B。スクンビットエリアからはBTS、地下鉄乗り継ぎという方法もあり。ただタクシーで小銭ぼられても3等列車は車窓が強烈なので行く価値はあるとも思うけど。
アユタヤ7大遺跡+1(プラスワン)とは
アユタヤで訪問すべき主要7大寺院+1は以下の通り。1~6にはそれぞれ入場料必要。5のみ20THB、ほか1~6は各々50THB。7と+1は無料。有料6寺院まとめて入れる割引パス220B(1日のみ有効)もある。5,6と+1は川中島の外にある。
1. ワットマハタート 木に埋もれた仏像のある中心遺跡
2. ワットラチャブラナ マハタートの隣 巨大円柱仏塔
3. ワットプララーム アユタヤ公園内部 円柱仏塔
4. ワットプラシーサンペット 円錐仏塔林立
5. ワットチャイヤイモンコン 観光客用完全修復寺院
6. ワットチャイワッタナーラーム 規模大きく必見
7. ワットローカヤスタラーム 寝釈迦
+1. ワットパナンチューン 遺跡ではない。黄金仏とナマズ川
2022年12月25日(日)のホアランポーン駅
アユタヤ訪問実録
6:35 2022/12/25 タイ時間
バンコクでさわやかなクリスマスの朝を迎える。昨日1日お昼寝して元気出たので今日は朝から列車で行くアユタヤ1日ツアーを個人でやってみる。この方法は12年前にこのサイトで実録公開しているのだが、コロナ明けの最新情報として動画も兼ねて最新情報に更新。今でも201番オーディナリーは15バーツなんだけど。
今プラアティット裏の宿で朝の水シャワー終えてパソコンに向かう。ホアランポーン発は9時25分。8時半ころ宿を出て53番で駅に向かう。カオサンからツアーで行けば1000バーツ。日本人専用ツアーならその倍か。個人で列車で行けば日本人定番料金の10分の1で行ける。ただこの方法はアユタヤ駅から先の行動がネックになる。列車で15バーツでアユタヤまで行ってもその先のやり方で料金も内容も全く違った内容になる。今日も朝から雲一つない強烈快晴。
10:06 2022/12/25
今アユタヤ行の201普通列車に乗っている。そう1日ツアーなのにパソコン持参なのだ。動画のメモリがすぐいっぱいになるのでデータ移行のためにも必要。びー旅のアユタヤ解説ページキャッシュ確保してガイドブック代わりに利用もできるし。
駅に着いたのが50分前でチケット買ってまだ時間があったので駅前コンビと屋台で買い物。ムーピンとか買って出発前に朝飯。列車出発してからサンドイッチやガパオサイス弁当盛んに行き来してて買う必要なかったかと反省。
ふるう列車は約70㎞のアユタヤまで2時間かけていく。今バンスー新駅超えてファンキーな高架の下を列車がいく。この高速鉄道が中国にもっていかれたのは日本の失態と言っていいのではないか。チェンマイ新幹線の消滅はいまだに公式にアナウンスされていないけど。
普通列車も通常走行時は時速80㎞くらいでぶっ飛ばす。しかし駅での待ち時間が異様に長い。裕S年順位が低いせいもあって、対抗列車待ちのほかに後ろからくる特急や急行の通過待ちもあって、無駄に近郊駅で長時間停車して待たされる。窓からの風風びゅんびゅん。結構地元の方がたくさん乗って乗車率80%という感じ。この列車は201ピッサヌローク行。アユタヤまで15バーツ。帰りの列車場普通がないのでラピッド乗って45Bくらいになる。またドンムアン手前バーンケンで停車している。全然いいけど。窓からの風と真夏の日差しがいい感じ。
こういう遺跡に入場料はなく無料で入れる
アユタヤ格安旅行
19:49 2022/12/25 タイ時間
ヘロヘロでもう何もする気しない。アユタヤに3等列車使って日帰りで行く。行きオーディナリーで15B、帰りラピッドで20B。駅からは1日60Bの自転車借りてテンション高い遺跡だけ回る。炎天サイクリング。回った距離は20㎞以上はあると思う。12年前のようにバイタク1日チャーターのほうがよかったかなと若干反省。その後列車で2時間かけてバンコクに戻る。
過激な日程だ。帰りホアランポーン駅からは53赤バス使わず、地下鉄使ってサナームチャイ駅から深夜トレッキング。味のある動画も画像も死ぬほどとった。でもページも編集も全くする元気がない。とりあえず今日は飯食って寝る。強烈炎天下運動の1日のクリスマスだった。一昨日の炎天散歩の倍疲れた。たぶん明日は1日死んでる。海外旅行ダイエットが進む。
7:19 2022/12/26 タイ時間
昨日は過激なクリスマスの1日だった。普通列車15B(約60円)で日帰りアユタヤ自力ツアーする。反省点は20㎞超をママチャリでの炎天サイクリングせずに。もっと楽なアユタヤ駅からバイタクか、トゥクトゥクをチャーターすべきだったことか。実質3時間チャーターなので交渉次第だが200~300Bですむ。20㎞の炎天サイクリング自体は過酷ではないが、その前後に片道2時間、往復4時間の列車移動、さらに駅までのバスや徒歩移動が加わると非人道的な罰ゲームになってしまう。もう一つの反省点はコアなワットチャイワッタナーラームなど回らずに定番のマハタートやラチャブラナのみで済ませればよかったことか。定番遺跡のみなら簡単でさほど過酷にはならなかった。でもそれだと味のあるネタにはならないし。昨日は年末の日曜でクリスマスだったことも災いした。腹はだいぶへこんだ気するけど。アユタヤは物価が安い。みかん1㎏30Bだったので買って帰った。
びー旅ページも動画も追いつかず。ページ優先でゆるゆる回復していこう。今日はとにかく1日ごろごろ。今朝の気温20℃で寒かった。昨夜寝るときパンツ一丁で寝たが明け方寒くて起こされ上着着込んで寝た。もちろん天井ファンも不要。一方で昼31℃。気温が差激しい。でも12月のバンコクの朝ってこんなに寒かったっけ?
バンコク 2022年12月26日(月)快晴 旅40日目
- 出費詳細
- レバー串焼き2本20 カウニャウ5 アイスエスプレッソ中17 17 ランチパック3つ66 肉野菜炒め定食50 牛乳12.5
- 宿泊代
- バンコクホテル 220THB
- 合計
-
407.5 THB 3.8円計算(1,548.5 円)
1円 = 0.26134 THB/1 THB = 3.8264円 2022/12/26 20:50