クタからウブド、またはその逆のウブドからクタへ行く場合、プラマシャトルなどの旅行者用のミニバンバスを使うのが最も効率がいい。レギャン通りの乗り場からウブド中心部に乗り換えなしで行け、料金2017年6月現在6万Rp(498円)とそこそこ良心的。…と書いておきながら2017年6月ウブドからクタへベモとトランスサルバギタを利用していく実録。
ウブドからクタ(空港)への行き方はウブド→バトゥブラン→クタ(→空港)。「バトゥブラン」というデンパサール郊外のバスターミナル乗換が必要で、そこまではベモで行かねばならない。バトゥブランからクタ(空港)へは昼間なら20分おきに市バスが運行している。この市バスのトランスサルバギタは2015年以降空港乗り入れしているので、そのまま乗っていれば空港にも行ける。なのでこの方法は空港~ウブドの市バスとベモ利用での行き方も兼ねる。
私はネットで目にする達人御用達のプラマシャトルをまだ一度も利用したことがない。クタからウブドにはいつも「ベモ」というバリ島庶民用のミニバンバスを使っていく。ベモは普段は地元民の足として300Rp(2.5円)~の格安料金で地元民小学生や行商のおばあさんをのせているが、外国人観光客を見つけると途端にぼったくり個人タクシーに変貌してとんでもない料金を請求してくる。ドライバーも気合の入った地元のおっさんが多く片言の英語も通じない。バスターミナルにいる英語の通じる案内係は外国人をカモにして食っているぼったくりマンで相手にするともれなくうれしい高額外国人料金になる。
今日の夜には帰国便に間に合うように空港に行かねばならない。今回は無茶はやめて無難に簡単にクタにも空港にも行けるプラマシャトルに乗ろう。そう決めていた。私はまだプラマシャトルに乗ったことがなく、今回初めて利用するはずだった。ただその前に、王宮前の通りが8年前と同じで今も朝のベモ乗り場になっているかだけ調べてこよう。とプラマシャトル出発の時間前にベモ乗り場に確認に行く。全荷物携行なので、あわよくばバトゥブラン行に遭遇すればそのままそれの乗ってもいいしという感じだった。
宿近くに乗り場のあるプラマシャトルの朝一便は8時30分。ベモ乗り場にはプラマシャトル乗り場から急いで行っても10分はかかる。朝7時半に宿チェックアウトして王宮前のベモ乗り場に行く。しかしベモらしいミニバンはあるがバトゥブランにはいかないという。30分ほど通りで待つも一向に目当てのバトゥブラン行は出現しない。「しゃーない。今日は出国日だし。やはり今回ベモはあきらめよう」、屈辱の完全敗北宣言しかけた帰路の路肩だった。さっきまでいなかった道端になじみの黄土色ベモ。しかもバトゥブランに行くという。
1万Rp(83円)で行くか?と聞くも3万Rp(250円)と返される。渋っていると既に乗り込んで出発待ち状態だった行商のおばちゃん軍団も口を合わせて「3万は普通だよ」と私に抗議。これから走って6万(498円)のプラマシャトル乗り場行くよりましか。何よりベモに乗れなくてプラマシャトルなんてびー旅で公開するには若干恥ずかしい。行商のおばちゃんが複数乗りこんでいるということはまともなベモだ。で、妥協して3万でバトゥブランに行くことにする。乗り込んで3分でベモはウブドから発進。ふっふっふ、勝った。ぼられちまったけど敗北感はない。今回は前日からへたれにもプラマシャトルに乗る選択をしていたのに最後の最後で逆転。行商おばちゃん軍団に混ざって朝8時15分ウブド発で窓からの風を受けてバトゥブランへ。
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5:42 2017/06/14
バリ時間
日本帰国の日の朝。今日も朝から曇り。まだウブドにいる。せっかくの田んぼの中の静かな環境なのに隣のフランス人カップルがうるさく台無し。宿の作りのせいか隣の音が筒抜け環境。騒ぎたいならウブドは選択ミスだと思う。1日目は一人客で静かだったのに。もう出るので関係ないけど。
ウブドは以前よりずっと節約旅行者に厳しい環境になってしまった。コスパのいい安宿が強烈に減った。特にこだわりがないのなら格安を求めてウブドに来る意味はないようにも感じる。カオサン化が進むんでいるというか。観光客迎撃態勢が完璧になされていというか。バリ島文化に興味のないものにとってはただの猿公園のある中途半端な山(ヒマラヤのような標高はない)の町だ。
昨日王宮前の通りで帰路のベモチェックするがすごい渋滞でベモが停車できる隙間はない。5年前くらいにはここがバトゥブラン行のベモ乗り場だったのだが今もそうなのだろうか。出国日であまり無茶できないので、やはり帰りはプラマシャトルにしようかと思う。クタも空港も同料金で6万Rp。トラブルあって乗り遅れて帰り航空券が無効になることの方がやばい。
2017年現地から当日情報公開中
フリンジストリームロード
6/1 エアアジアバリ島直行便
6/4 バリ島物価2017
6/5 トランスサルバギタ
6/5 レンボンガン島行き方
6/6 レンボンガン島格安生活
6/9 ペニダ島マンタベイ
6/11 チュニガン島
6/11 マングローブツアー
6/12 レンボンガン島からウブド
6/13 ウブドロスメン宿泊
6/14 ウブドからクタへ
6/14 クタから空港へ歩く
6/15 ングラライ国際空港
6/21 フリンジバリ反省会
・関連びー旅ロード
189. バリ島ぼったくり回避策
190. バリ島空港タクシー
191. バリ島空港バス
192. バリ島空港徒歩移動
195. バリ島空港からウブド
プラマシャトルウブド発料金表2017
ウブドのプラマシャトル乗り場とプラマシャトル。クタまで6万Rp。私はベモとサルバギタで3万3500Rpだった。ベモ部分はかなりぼられてこの料金。安いうえにバリ島ローカル気分も味わえる。
免税店前の交差点のこの像をデワルチという。この像の名前から免税店前バス停の名前はハルテ・デワ・ルチ HALTE DEWA RUCI (デワルチ像停留所)という。
観光客だましのダミー乗り場の「セントラルパルキルクタ」。運行開始当初は利用されていたが今バスは全くやって来ない。「格安市バスに乗ろうとする観光客にはここで罰を与えよう」という態勢。
ウブド発バトゥブラン行ベモはもう一台いた。こやつは9時発といっていた。料金は最初1万RpでOKしたのに、待っている間やっぱり4万Rpだと言い出した。
3500Rpのサルバギタと5000Rpのバナナの葉っぱのナシブンクス。わり箸は日本から持って行った。現地にも箸(sumpit)はあるがナシブンクスにはたまにプラスチックスプーンがつく程度。バトゥブランバスターミナルで。
クタ方向行トランスサルバギタ車内で2000Rpの菓子パンを食う。車内飲食は禁止ではないようだ。
免税店ギャレリア前サルバギタバス停。デワルチ1。この先Uターンしてラヤクタ通り反対車線のデワルチ2まで行ってそこで降りる方がングラライバイパス大通り渡らなくてすむ。早く歩道橋か地下通路作れよと毎回思う。
モンキーフォレストのお猿
ウブドのホテル渋滞の中亀状態で進むウブドのクラクラバス。クタデューティーフリー乗り場からウブドまで8万Rp。クタで乗り場まで行くの大変だし、高いし。利用する人いるのかな。