第16回 ネパール 旅ログ10
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カトマンズ タメル帰還


  カトマンズ タメルストリート 2008年11月12日撮影

  2013年ヒマラヤ放浪の記録 ヒマラヤインパクト

2008年11月13日(水) PM7:00 前へ  次へ
今日は朝からとても寒かった。空は午後一時晴れてもいたが曇がち。今ホーリーランドゲストハウスの400Rpのダブルの部屋にいる。山と違って部屋にトイレとシャワーがあるのがありがたい。ホーリーランドの300Rpシングルは窓が隣のビルにぴったりと言った感じなので、夕方の停電時、部屋が真っ暗になる。文字も読めない状態なるので、窓のある部屋を指定したらここになった。でも結局この2日間停電はなかった。

よく考えたらもう明日出国。結構ギリギリで山を降りてきた感じ。今日は丸一日休養の日となる。しっかりお昼寝もして若干元気取り戻す。朝食った地元定食激まずだったが、あの強烈な辛さに先日の食あたり吹っ飛んだ。半分しか食べられなかったんだけど。

タメルの朝は遅く、早朝どこも店はしまっていて朝飯食いにくい。無難にパン屋のパンがいいことを出国間際に知る。朝食あとのチョコパン32Rpが思いのほかうまく、朝飯もそこで済ませればよかったと後悔した。山から降りてきて抜け殻状態。何かほかのことをする気が起きない。このまま日本帰国ではなくてまだバンコクで数日が残っているのがこのタイプの旅のいいところ。毎日寒い思いをしているので夏の日差しを数日体感することができるのは本当にありがたい。

勝手なものでこう毎日寒いとTシャツ短パンでいられる気候を望んでしまう。ナムチェのような寒さはないがここも標高は1300mだかあったはずなので上着に長ズボンでないと寒い。エアコンは冷房でなく暖房が必要か?というような気温。

ホーリーランドGH引っ越したのはいいが、ここの周辺のバー音楽がうるさい。カオサンとかと違って夜の11時頃には止むんだけど。今も近くのバーからの音楽が鳴り響いている。まあ、明日出るのでいいか。うるさいので唐揚げ定食でも食いに行こう。昨日からとんかつ、生姜焼き、酢豚と日本食祭り。情けないことに「おふくろの味」というタメルの日本食屋に世話になっている。山での食事の反動。
「おふくろの味」のとんかつ定食 210Rp

お知らせ
  • カトマンズの夕方の停電は毎日あるわけではなく、毎日だったり、そうでなかったり。大体夕方2~3時間の様子。まともなクラスのホテルでは自家発電で対応している。
  • カトマンズ~ポカラのバスはどこの旅行会社でも扱っていて、ノンエアコンバスで450Rp。所要6~7時間。エアコンバスで20$とのことだが11月は朝は上着がないと寒いくらいなのでエアコンは必要ない。
  • 2008年11月タメルのインターネット1時間50Rp。ミネラルウォーター1000mlが20Rp。
  • 空港から市内までタクシー料金は交渉制。一般観光客料金500Rpだが地元料金は200Rp。空港外の道路まで出ればローカルバス走っているが、最終ターミナルはタメルまで離れており時間がかかる。
  • タメルから空港へはジャマールというバスターミナルからバスが出ていて15Rp。ジャマールまではタメルから徒歩10分。

   


神々のらくがき その1 バングラデシュ上空

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2008年11月14日(木) AM7:45
今搭乗ゲートでのフライト待ち。咳が止まらない。山にいる時はさほどでもなかったのに昨日からどうも調子が悪い。寒さと疲労で風邪を引いたか。山でパウダー状の土をたっぷり吸い込んでいるので咳は出て当たり前のような気もする。私は1人だからそれほど吸い込むこともないが、グループでゾンビの行列(空気が薄いので登り坂では動きが自然とそうなる)と化した最後列になったりすると延々パウダーを吸い込み続けることになるので辛い。

パウダーの成分の何%かはジョプキョプの糞だったりするわけだから、そらあ咳は出るわな。特に空気が薄い所で必死に坂を登っている状況では吸い込むまいと息を止めることは不可能だ。タオルを口の所に巻いたりしたがそれも苦しい。ある程度吸い込まざるをえない。今の状況で山にいつづけるとさらに体長悪化させそう。いい塩梅に下山してきた感じか。

今日の昼過ぎにはバンコクなので標高ほぼゼロのたっぷり空気と湿気と熱気の気候は今の症状にはよさそう。このまま日本に帰国だと直すのに時間がかかりそう。

渋いタラップでの搭乗

6時15分くらいに宿チェックアウトしてタメルの出口で客待ちしているタクシー捕まえて空港まで250Rp。やはり20分くらいで着く。出国税は500~600Rpだろうと思っていたら1690Rp。手持ちにそんなにルピーがない。クレジットカード払いもできるようだったが、手数料余分に払うの馬鹿らしいので1000Rpと10$払う。今日のレートだと1750Rpくらいなのにおつりはなし。ポイペトと変わりねえじゃん。この空港使用料に2100円は高くないか。変なガラクタみやげ買わなくてよかった。今手持ちのルピーは200Rpくらい。


神々のらくがき その2 バングラデシュ上空
チェックインの時、「タイのビザはあるか」の質問。予想もしなかった質問にややあせる。「タイには数日滞在してすぐに日本に帰るのでビザはない」というと「ならその航空券を見せろ」と返される。そうなのだ。タイは入国の際に正規にはビザか帰路のチケットが必要だったのだ。「え?」Eチケットなので航空券などない。今回は面倒だったのでEチケットレシートのプリントもしてこなかった。「ならバンコクでビザを取るのか?」「…」話がややこしくなりそうなので実際はとるつもりさらさらないが「そうだ。バンコクでとる」と返すとようやくOKとなる。思いもかけないガードの外からパンチがとんでくる感じだ。お、搭乗が始まった。いったんパソコン閉じよう。

AM8:29 バンコクからの往路便はガラガラだったのに、復路はえらい客がいる。…と思ったらあっという間に半分に減る。カタールエアのドーハ行の搭乗客がゲートに消えた。そろそろRA401の搭乗が始まりそうだ。

バンコクへのフライトは2時間15分も送れて出発となる。アナウンスやモニター掲示板での案内が全くないので気をもむ。バンコクとカトマンズの時差が1時間15分?いまいちピント来ない。15分ってなんだよ。結局カトマンズ発は9時の予定が11時15分頃。飛行時間は3時間くらいだった。2時間のフライトディレイの原因は結局今もわからずじまい。両空港とも天気は晴れだったので天候のせいではないようだというのはわかるのだが…



神々のらくがき その3 バングラデシュ上空


バングラデッシュ上空 遊覧飛行しているわけでなく普通のカトマンズ~バンコク便の窓から見える風景

今エカマイから121Bのパタヤ行のバスに乗っている。バンコクのカオサンへ行くか迷った挙句、今回は残りをゆるめの夏の海で過ごすことにする。タイについて湿気の多い暑さと安くてうまい飯を食うと俄然元気が出てくる。山でひいた風邪を暖かいとこで帰国までに直したいと言う算段もあり。最初から決めていたなら空港から直のパタヤバスに乗ればよかったのだが、空港到着の時にはまだ決めかねていてあれこれ走り回って結局遠回りになってしまった。

最初はカオサン行くつもりで551番バスで戦勝記念塔まで行った。しかしそこで急に安宿でゴロゴロするより、テンション低めの夏の海の選択をする。自分でさえ読めない旅の展開。その優柔不断のせいで意味なく遠回りになってしまった。まあ、今日中につければいいか。パタヤ到着は夜9時頃か。

551番バスはちょうど渋滞時で戦勝記念塔まで1時間10分もかかった。深夜なら30~40分くらいで行くのに。戦勝記念塔はものすごい人。BTS(高架鉄道)でエカマイまで40B。20分くらい。エカマイでは15分待ちですぐにパタヤへ出発。今思えば5時15分の空港ビル1階発のバス112Bに乗ればよかったと無計画性を反省。そういやそこでタクシーの勧誘もあったがスワンナプーム空港からパタヤまでは1,000Bとのこと。

神々の世界から、対極の俗世界へ。いつものことか… 次のページへ。

スワンナプーム空港周辺の海岸線はビーチでなくこんな感じ


バンコク スワンナプーム空港 日本からの格安便は深夜到着が多いのでなかなか昼間の画像が撮れなかった。


タムセルクとカンテガ

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