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プレアヴィヒア寺院遺跡 行き方 現地発15ドル個人ツアー

びー旅ロード154プレアヴィヒア寺院個人ツアー

プレアヴィヒア寺院に個人で行く方法


プレアヴィヒア寺院 スラエム発15ドル現地ツアー


カンボジアのアンコールワットに次ぐ2つ目の世界遺産プレアヴィヒア寺院。シェムリップから日帰りツアーで行くと250US$~と高いうえに移動に往復6時間かかる。個人で格安に効率よく行くには遺跡の25km南にあるスラエム村に宿泊してそこから往復すること。スラエム発個人ツアーだと15ドル(入場料10ドル別)で往復できる。プレアヴィヒア寺院の入場料は2015年7月1日より10US$となる。山登りバイタク代5$と合わせて入場券売り場で15$必要。スラエム往復バイタク代10$として2016年現在スラエムからの入場料込みの総額では25US$必要。

プレアヴィヒア寺院に歩いて行く2018  プレアヴィヒア遺跡個人ツアー2019年版

153. サンボープレイクック  びー旅.com  ロード2015  155. コーケー遺跡

プレアヴィヒア寺院旅行記2015   遺跡の鬼への道
このページは びー旅ロード 154. プレアヴィヒア寺院行き方

プレアヴィヒア寺院に個人で行く方法 2016年版

2015年4月4日(土)
カンボジアには現在2つの世界遺産がある。アンコール遺跡群(1992年登録)とプレアヴィヒア寺院(2008年登録)だ。

プレアヴィヒア寺院はカンボジアとタイ国境のダンレク山地海抜625mの山の頂上にあるヒンズー教クメール遺跡。9世紀末建設が始まり11世紀に増築。2008年7月世界文化遺産にカンボジアの遺跡として登録された。シェムリアップ中心部からアンロンベン経由で238kmの距離がある。プレアヴィヒア寺院の入場料は2015年7月1日より10US$となる(それ以前は無料だった)。2016年現在山登りバイタク代5$と合わせて15$必要。

拠点となる最寄りの町は遺跡の25km南にあるスラエム (Sra Em)。プレアヴィヒア市はプレアヴィヒア寺院から80kmも離れているので宿泊拠点としては向かない。


プレアビヒア遺跡の南25kmにあるスラエム村 ホテルが6軒ほどある。


プレアヴィヒア寺院と他の遺跡群、都市の位置関係 シェムリアップから北東にアンロンベン経由で238km。クレン経由で228km。拠点都市のスラエム Sra Em は遺跡の南25km。

プレアヴィヒア寺院遺跡 個人で行くために

プレアヴィヒア寺院遺跡に効率よく行くためには、まずプレアヴィヒア寺院の南25kmにあるスラエム Sra Em という村のホテルに宿泊する。そしてそこからバイクタクシーやタクシーを使って遺跡に行く方法がたぶん最も面倒が少ない。スラエムからプレアヴィヒア寺院へはバイクタクシーで往復15US$で行ける。片道所要40分。

プレアヴィヒア寺院はカンボジア北部のタイ国境にあり、シェムリアップやプノンペンからとても遠いのでそこからツアーで日帰りすると移動で片道3時間、往復6時間、遺跡滞在1時間というとても効率の悪い修行ツアーになってしまう。

また2015年4月現在タイ側カオプラウィハーンから国境を越えて遺跡主要部分のカンボジア側プレアヴィヒア寺院を訪問することはできない。タイ、東北部のイサーン側からそこへ行くにはオスマック国境かサンガム国境から入国しカンボジア側から迂回して行かねばならない。イサーンでなくバンコク方向から向かうなら定番のポイペト国境から入国してシェムリアップ経由が一般的。


    オスマック国境2010年情報       サンガム国境2015年情報



プレアヴィヒア寺院

 


シェムリアップからスラエム村へ行く

シェムリアップからプレアヴィヒア寺院に行くにはまず拠点となるスラエム村(遺跡の南25km)を目指す。プレアヴィヒア市(クロンプレアヴィヒア)はプレアヴィヒア寺院(プラサットプレアヴィヒア)から80km離れているので拠点としては遠すぎる。

近郊の町で乗り合いタクシーやミニバンバスにただの「プレアヴィヒア」と行き先指定するとプレアヴィヒア寺院でなくプレアヴィヒア市に連れて行かれるので注意。地元民が「プレアヴィヒアに行く」といってプレアヴィヒア寺院に行くことはほぼない。

シェムリアップからスラエムへはパラマウントアンコールエクスプレス社のバス(写真右上)と地元ミニバンバスのラーントーリスが出ている。右上画像はスラエムロータリー脇のチケット売り場の看板。行き先くらい英語表記しろよと個人的には思う。後日追記:2017年現在パラマウントエクスプレス社のシェムリアップ発スラエム行バスは運行されていない。他社バスが運行中。

またプノンペンからはリアン・ユーエス・エクスプレス Liang U.S Express が、プサートメイ近くソリアバスターミナル脇の乗り場からスラエムに毎日 AM8:30 にバスを運行している。

プノンペンやシェムリアップからはアンロンベンやプレアヴィヒア市まで長距離バスで行ってそこから乗り合いタクシーやラーントーリスを利用するという方法もある。アンロンベンにもプレアヴィヒア市にも1泊8US$位からの地元ホテルはある。

        プレアヴィヒア市情報         アンロンベン情報


シェムリアップ6号線沿いのスラエム行ラーントーリス乗り場。奥の青十字が目印。現地から当日公開していたが、私は上のラーントーリスに2015年2月2日スラエム~シェムリアップ助手席乗車で8US$で乗った。後日コーケー~シェムリップ2.5US$で利用したことを思うと現地の方はたぶん半額くらいで乗っている。スラエム→シェムリアップ8ドル実録(ページの中段)



シェムリアップグーグルマップはこちら 2016年3月現在プサーサマキ前コーケー行ラーントーリス乗り場はなくなっている。新しい乗り場はプサールー向こうの6号線路上。スラエム行は現状のまま。

プレアヴィヒア遺跡個人ツアー2019年版

シェムリアップのミニバンバス「ラーントーリス」乗り場は6号線沿いのプサールー(地元市場)の先100mほど進んだ道端。プノンペン方向に向かってプサールーを越えて100mほど行くと左側に青十字の看板の病院(写真上)があり、そのななめ右下がスラエム行ラーントーリス乗り場。プロミアスゲストハウス PROMMEAS GUESTHOUSE の6号線を挟んだ反対側。朝の8時~14時までの間に数本出る。シェムリップ中心部からプサールーまでは、シバタ通り6号交差点付近から徒歩で約30分。バイクタクシー2000リエル(0.5US$)、トゥクトゥク外国人料金2US$。

ラーントーリスは個人運営のミニバンバスで外国人の場合は料金交渉制。スラエムまでの外国人の相場は片道8US$~。出発時間は不定期なので午前中に行って1時間は待つ態勢で臨む。アンロンベン経由で距離238kmあるが時速100km超でとばすので所要2時間半~3時間。ラーントーリスは完全地元民仕様なので英語が通じないが「スラエム」連呼すれば何とかなる。8ドルはクメール語で「プラムバエイダラー」。重ねて連呼すれば8ドルは地元民料金よりずっと割高なので、クメール語話せなくともたぶん乗せてくれる。8ドル以下にしたい場合の値切り交渉はクメール語で。



シェムリアップのプサールー スラエム行ラーントーリス乗り場はこの先プノンペン方向100m6号線沿

 ●Liang U.S Express プノンペン発時刻表

プノンペンからスラエムへ

プノンペンからはリアン・ユーエス・エクスプレス Liang U.S Express が、プサートメイ近くソリアバスターミナル脇の乗り場からスラエムに毎日 AM8:30 にバスを運行している。同じバスがスラエムで休憩して折り返すのでスラエム→プノンペンは午後発になる。

行き先を上の表の「プレアヴィヒア」にするとプレアヴィヒア寺院から80km離れたプレアヴィヒア市に連れて行かれるので注意。プレアヴィヒア市からプレアヴィヒア寺院ふもとのチケット売り場までは80km。

そこへのタクシーはあるが、地元民はほとんど行かないルートなので乗り合いにはならず、たぶん強烈にぼられる。わかっていて訪問する場合は別だが、プレアヴィヒア寺院に行くつもりでプレアヴィヒア市に迷い込んでいる時点ですでにカモフラグは立っていると思ったほうがいい。

またプノンペンからはストゥンセンニカ社 Steung sen nika Co., Ltd のバス(写真左)もスラエムに運行している。リアン・ユーエス・エクスプレスはプノンペン・シェムリップ間は運行しているが、シェムリップ・スラエム間の運行はまだない。

プレアヴィヒア寺院のホテル、ゲストハウス


 プレアヴィヒアプティックホテル 1泊100US$~

プレアヴィヒア遺跡に一番近いホテルはスラエム村に数軒ある。1泊7.5ドルから。シェムリアップから到着したロータリー近くのバス発着場から徒歩圏内。ロータリーに最も近い宿はスラエムスレイナットゲストハウス(写真右)で徒歩30秒。他にロータリーから西(アンロンベン方向)に800mほど戻ったところに3軒ほどゲストハウスがある。

●スラエム スレイナット
Sraem Srey Nat Guesthouse
1泊3万リエル(7.5US$)
Tel : 012-644-745

●ソクサン66 Sok San 66 ファン部屋1泊8US$~
Wi-Fiあるも窓のない独房 ロータリーから西に800m TEL: 017 99 38 39 / 097 71 53 839

●ラクスメイゲストハウス Raksmey sokon Guesthouse & Restaurant
ファン部屋12$、エアコン部屋17$。スラエムロータリーから1kmほど西(アンロンベン側)にある。この隣にも別の宿あり。

●プレアヴィヒアプティックホテル 1泊100US$~
プレアヴィヒアブティックホテルに宿泊する日本からのツアーがある。


 ●プレアヴィヒア寺院(スラエム)のホテル

 リアクスメイソコンゲストハウス        ソクサン66ゲストハウス 1泊8US$

スラエム地図
スラエムのラーントーリス停留所(バス停も同じ)からソクサン66まで800m、徒歩10分。 シェムリアップ方向から来て宿泊先がソクサン66あたりに決まっていれば途中で降ろしてもらってもいい。

関連リンク
プレアヴィヒア寺院訪問2015  サンボープレイクック旅行記2015  バンテアイチュマール行き方
バンテアイチュマール旅行記2015  コーケー遺跡旅行記2015  カンボジア5大遺跡

プレアヴィヒア遺跡個人ツアー2019年版



2015年2月プレアヴィヒア寺院は入場無料なのになぜかチケットがある 山頂まで送迎代は往復5US$。


後日追記:プレアヴィヒア寺院の入場料は2015年7月1日より10US$となる。2016年現在、入場券売り場では山登りバイタク代5$と合わせて15$必要。



Booking.com

プレアヴィヒア寺院遺跡 訪問の手順

スラエム村からプレアヴィヒア寺院までの行き方

スアエムからの遺跡ふもとのチケット窓口まで片道25km、バイタク料金5US$~、往復で10US$~(交渉制なので値段は前後する)。ふもとチケット窓口から先、山頂の遺跡へは認可されたバイクタクシーや車しか入れない。山頂までバイクタクシー往復5US$。

なのでバイタク利用でのスラエムからのプレアヴィヒア寺院ツアー合計総額は25US$~ 必要になる。山頂遺跡入口から遺跡までは徒歩で行く。遺跡最奥部の展望スポット(写真右上)まで遺跡見ながらゆるゆる歩いて回ってトータル所要1時間半くらい。スラエム宿泊の場合時間にせかされることはないので展望スポットでお弁当食べながらプラス1~2時間過ごすのも自由。希望なら夕方までいられる。帰りの遺跡入口でのピックアップ時間は事前にバイタクと交渉しておく。

プレアヴィヒア寺院の入場料は2015年7月1日より10US$となる。山登りバイタク代5$と合わせて15$必要。アンコール遺跡入場券は必要なし。同時に遺跡入口の頂上まで往復する認可バイクタクシーもその窓口で頼める。人数が多い場合はソンテウのようなトラック荷台送迎車でも頼める。1台往復25ドル。最大6人まで。徒歩で登れば無料だが距離もありかなりの急坂なので送迎車かバイタクで行ったほうがいい。


プレアヴィヒア寺院最奥部の展望スポット 池の左下道沿いにあるのが入場券売り場

気になるのはオスマック郊外で散発していたタイ・カンボジア両軍の紛争だが、2012年7月には両軍撤退。それ以降表向き収束しているので、プレアヴィヒア寺院周辺での治安・安全面での懸念は08年~11年よりは格段に減少した。びー旅情報を自然に受け入れられる旅人ならオスマック国境通過やプレアヴィヒア寺院訪問は2015年4月現在ほぼ問題ないと私は思う。

2010年両軍緊張状態のころのプレアヴィヒア寺院の様子はこちら



プレアヴィヒア寺院

●びー旅つぶやき


13:24 2015/04/03
ノックスクート成田便5月16日から運行、ドンムアンには台北、シンガポール経由で片道所要33時間。私が見つけられた最安プロモで片道約29000円。復路は表示されず。成田シンガポール最安機内食なし預け荷物なしで往復約40,000円。ちなみに先日予約した私の成田クアラルンプール往復エアアジアの支払総額19,730円。

「ダンソン」ってフランス語の Dansons だったの?豆しばじゃないけど聞かなきゃよかった。

10:26 2015/04/03
3月27日に出回った「タイLCC日本乗り入れ禁止」の情報は大ウソだった。日本からタイ国土交通省に改善通達はあったようだが、それが曲解されガセ情報が拡散したようだ。

日本からの通達は「国際民間航空機関の基準に達しない場合に、タイから日本への新規就航ができない」というもの。既存の関空や成田発のエアアジアXドンムアン行の運行はそのまま継続される。そういう内容なら「タイLCC日本乗り入れ禁止」とは全く違う。今回もし仮に「タイLCC日本乗り入れ禁止」なら国際基準に達しない航空機を日本に運行させている現状の認可を出した日本側の責任問題にもなる。タイがだめで他の国のLCCがいいというのもおかしい。6年連続ワールドベストローコストエアライン賞を取るようなLCCがなぜ乗り入れ禁止されるのかも違和感は感じる。

この一連のガセ情報拡散は裏を返せばエアアジアドンムアン線が既存大手に想定以上の打撃を与えているととれなくもない。日本国内線ならいつものハッピーな手法で操作自在だが国際線はそう簡単にいかない。


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プレアヴィヒア寺院旅行記2015      遺跡の鬼への道
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ヒマラヤインパクト
パプアインパクト






スラエムの地元ホテル1泊840円


びー旅ロード目次


148. 遺跡の鬼への道エピローグ
149. ドンムアン空港格安食堂
150. カオサンからドンムアン
151. バンテアイチュマール
152. カンボジア5大遺跡
153. サンボープレイクック
154. プレアヴィヒア寺院遺跡
155. コーケー遺跡
156. 大プリアカン
157. ハジャイ情報
158. フライトコモディティ化
159. サムイ島雨季
160. 新宿格安ホテル

びー旅ロード2013
びー旅ロード2015



プレアヴィヒア寺院遺跡


スラエム村のクーヨン


シェムリアップホテルネット予約

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1泊1室33000円~ 予約はこちら



ダンレク山。この山の頂上にプレアヴィヒア寺院がある。


プサールーの向こう6号線沿いにある上のプロミアスゲストハウス PROMMEAS GUESTHOUSE の6号線を挟んだ反対側がスラエム行ラーントーリス乗り場。



ストゥンセンニカ社 Steung sen nika Co., Ltd のバス、プノンペン~スラエムの表示。行き先くらい英語表記せんかい。


スラエムの地元宿、スラエムスレイナットゲストハウス。1泊7.5US$。英語が若干通じない。


スラエムスレイナットゲストハウス1泊3万リエル(7.5US$)の部屋


プレアヴィヒア寺院


プレアヴィヒア寺院参道



スラエムからの距離


スラエムロータリー標識


イオンカード(WAON一体型)
海外ATM利用にはVISA・Master提携カード必須。年会費無料。電子マネーWAON一体型カード



天空の道



プレアヴィヒア寺院



ふもとのチケット窓口


遺跡内認可バイタク往復5US$


山頂までの送迎ピックアップトラック1台往復25ドル。最大6人まで。


スラエム地元食堂での食事


ノックスクートフライトの例


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プレアヴィヒア遺跡入口付近 プレアヴィヒア寺院の入場料は2015年7月1日より10US$となる。









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