567 THB
1THB = 3.5円で計算 1,984.5 円
予約サイトの基本構造は中間マージンを複数の会社が血眼になって取り合う構造なので、安宿に泊まらせることは何としても阻止しようとする力が自然に働く。結果「安い宿は極悪、快適な宿に泊まりたいんならもっと金を出そう」の流れが必然的に出来上がる。なので本当に激安で良心的な地元宿は予約サイトには出現しない。中間マージンを他人にやれるほどの宿の純益がない事情もある。右上は2022年1月4日以降宿泊のタイの地方都市の1泊150THB(525円)のトイレシャワー付の20畳個室ファン部屋。地元宿の個室は2019年現在でも100THBからある。
良心的な地元宿は予約サイトには出ないが、びー旅のような個人サイトを介してネット上に出回ることは出回る。ただし、向こうも外国人を泊める気がないので日本語どころか英語すら通じることもない。そういう事情なので非英語圏に行って英語で済まそうとする達人にとっては予約サイトを利用したほうがいい展開に行きつく。そして彼らが予約サイトで最安を選択すると痛い目を見ることが多い。でなければサイト運営側が中間マージンで稼げないから。単純な構造だ。そこに乗っかったほうがいい旅行者が多いことも確かだけど。
ドンムアン周辺宿は極悪ぼったくり宿も多く、ドミで2200円だったり、窓なし独房トイレシャワー共同、空港まで6kmなのに3200円だったり。最たるものはスリープ
ボックス バイ ミラクルというターミナル2にある宿。予約サイトから1泊1,459円と思って予約すると現地で1泊でなく1時間の料金と判明する恐怖の仕組みらしい。1日(24時間)いると3万5,016円。ひええ。おそろしや。「1泊6000円のアマリホテルをけちったお前への天罰じゃ。ひっひっひ」の展開。フロントで暴れる達人の姿が目に浮かぶ。本当の海外格安旅行を実行するためには「安かろう悪かろう」実現のために頑張っている方々にかかわらないこと。言い換えると「予約しない」ことなのだ。
ただその実行には、自分がそれができるポジションにいるのかどうかの事前の判断も重要。現地語もろくに話せない、英語しかしゃべれない状態で行くと「予約していけばよかった」という展開にきっとなる。実行すれば即わかることだが。
D&D イン 1泊1室 2,794円~
カオサン通りの老舗ホテル。屋上にプールがある。
肉野菜炒め定食50THB
2品盛定食30Bに市場で買った
から揚げ棒とトマト