ネパール エベレスト街道旅行情報

ヒマラヤインパクト エピローグ

ヒマラヤインパクト びー旅ドットコム

ガイドポーターなし1人トレッキング終えて
ネパールクレジットカード現地ATM手数料


ヒマラヤ放浪ひとり反省会Himalaya Impact Epilogue


レンジョパス5360m 雪道と宇宙色の空 ガイドポーターなしたった一人の放浪

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● ヒマラヤ放浪エピローグ 山篭りダイエットの成果は約1ヶ月で-8kg

2:39 2013/12/02

ヒマラヤ山篭りの修行から帰って日本での平和な引きこもり生活が始まった。さっき体重量ったら旅を始める前より8kg減っていた。顔の輪郭が変わる痩せよう。前回のサーフィンダイエットでもここまでは痩せなかった。

とはいえ81kgが73kgになったのだからガリガリに痩せたわけではない。メタボがやや解消されたという程度か。また息を止めたり走ったりしても息が乱れない。運動不足の頃はちょっと階段登るだけでもハアハアしていたのに。ここ(東京都目黒区、標高50~100m)は5000mの高地の約2倍の酸素分圧がある。血液検査はしていないが中性脂肪濃度のみならず、赤血球濃度にも変化はあるのだと思う。

みかんや柿がうまい。刺身や寿司やとんかつを連日食べる。カトマンズと違ってここ日本では下痢もしない。また数ヶ月かかってメタボの道へまっしぐら?でも次の出国はすぐそこといえばそこなんだけど。写真右上はレンジョパス5360m。


羽田空港国際線ターミナル駅 多摩川からの渋谷行は終電間際だった。


●ネパールの現地ATM手数料400Rpの請求はなし

旅の前半のクレジットカードでの現地ATM利用の請求が来ていた。懸念のネパール現地ATM手数料400Rpは承諾画面で承諾していたにもかかわらず実際には取られていなかった。

金利込みの最終的な支払い金額で比較するとレートのいい両替屋での現金両替とほとんど変わらないかちょっとカードのほうが得になるという感じ。私は闇レートで町の両替屋よりいいレートで大量に両替したがそれとクレジットカードのATM利用はほぼ同じくらい。今回使った私のカードはセディナマスターカード。またマレーシアでも2回同じカードで現金を引き落としたがマレーシアでも現地ATM手数料はとられていなかった。

ただこれは今回私のカードの場合。クレジットカードでない銀行系キャッシュカードやデビットカードなど日本側で金利でなく手数料をとるタイプのカードは現地のATM手数料がとられやすい傾向がある。またクレジットカードでも悪質なものは海外ATM利用分がデフォルトで低額のリボ設定になっていて使い方によっては現金両替よりずっと損になる場合もあるので注意がいる。悪質クレカの罠とその対策の詳細はこちら。



カトマンズ~クアラルンプールのエアアジアX D7 193


2014年のフライトを帰国翌日に確保 羽田~バリ島往復燃油込3万円。

先日エアアジアがプロモをやっていた。私の帰国時はプロモ解禁から数日たっていたのでもう安い席はないだろうと思って帰国翌日チェックしてみた。そうしたらまだそこそこ安いプロモがあったので早速確保。来年2014年の夏頃のチケット。バリ島往復燃油込3万円ちょうどで確保する。

帰路KL~羽田便の食事400円をオーダーしたのでそれがなければ往復総額燃油込29,600円。機内食は結局毎回頼んでしまうのであらかじめ予約しておこうと思う。今回の帰路フライトでも機内用に惣菜パン持ち込んでいるのにやっぱり機内食頼んでしまった。1回でも機内食ネット予約するとBIGポイントが2倍になるし。

先日13年6月はバリ島燃油込25,400円で往復したのでそれに比べれば若干気の抜けたプロモだがまあ許容範囲。時期的にバンコクは雨季なのでさける。


13年11月28日LCCTの羽田行きエアアジアD7 522 来年春にはKLIA2に移転する


ゾンラパスへの道

●今回のガイド・ポーターなし一人トレッキングの反省会

最初の予定ではルクラまでフライトで行って、パンボチェあたりからガイド、ポーターを雇って健全でまともなトレッキングをする予定だった。しかし気がついてみるとジリまでローカルバスで行ってそこから徒歩でほぼクーンブエリア(サガルマータ国立公園)フルコースメニューをたった一人で徘徊する流れになってしまった。

ガイド、ポーターなしのトレッキングはカラパタール単純往復のような場合は問題ないと思うが、コンマラパス、ゾンラパス、レンジョパスのようなメインルートから外れる峠越えの場合は厳しい。実際実行してみてやはり最低ガイドはいたほうがいいなと感じた。

今年は10月上旬に大雪が降って例年にない雪道ルートになり、それなりの装備がないと峠越えルートに時間がかかる状況だったのも災いした。峠越えには事前に雪の有無の正確な把握と、それに対する対策がいる。雪道トレッキングの場合クランポン(日本ではアイゼンという)か、少なくとも雪道で滑らない金属スパイクのついた靴は必須。ストックや手袋もあった方がいい。通常のトレッキングシューズだと滑落が怖いし、とにかく前に進まない。アイスバーン状態の雪の斜面で滑落するとピッケルがないと奈落の果てまで落ちる羽目になる。

これらは現地で買うこともレンタルすることもできる。ガイドがいれば雪道対策などをそれなりにしてくれるのでいらぬ苦労をせずにすむ。また10kg程度の荷物でも6時間を超えるパス(峠)越えトレッキングだと微妙に重荷になってトレッキングの妨げになる。そう反省し、「遭難」と書きながらそれを楽しんでいる不謹慎なところはあるんだけど。



ルクラのテンジンヒラリー空港 標高2,860m 最も過激な空港ランキング1位らしい。

● ルクラへ行くのはバスかフライトか

エベレスト街道トレッキングの拠点はルクラという山の斜面に作られたカタパルト方式発着空港「テンジンヒラリー空港」のある町(写真右)になる。一般的なエベレスト街道トレッキングはそのルクラまでネパール国内線フライトで行く。

しかし2013年11月現在、カトマンズからルクラへのフライトが片道162US$(04年片道82US$)となり、以前のように裏ルートの格安チケットが出回りづらくなっている。私のチェックした限り最安値は片道159US$。ちなみにこれは外国人料金でネパール人は4000Rp台と3分の1の値段で乗れる。

ルクラへのフライトはタラエア、シタエア、シムリックエアの3社がある。タラエアはイェティエアラインと同じ会社。「イェティ」フライト時代に起こしたルクラでの着陸失敗炎上事故のイメージのついた同社がこの路線だけ炎上事故イメージ払拭のため「タラ」と名称変更した。他のネパール国内線は「イェティ」のままで飛んでいる。イェティは本来ヒマラヤ雪男なのに。


滑走路は角度つき460m。がけに飛び出すカタパルト方式。さらに午後には雲の中に隠れる。

私は以前の約倍になったこの料金を高いと思ったのでジリまでローカルバスで行った。ルクラまではフライトのみならずローカルバスと徒歩で行くことができる。ジリまで片道525Rp(525円)。2013年9月頃からジリより若干ルクラ寄りのデウラリや、バンダールまでカトマンズからバスで行けるようになった。バンダールまで料金は1000Rp前後。所要10時間。

私は実際にジリからルクラまで歩いてみて、ルクラまでは飛行機で行ったほうがいいのかもしれないと思うようになった。もちろん私の個人的見解。標高が2000~3500mと低いので甘く見ていたが、このジリからルクラのルートは結構大変で根性がいる。連日富士山をひとつ越えるようなトレッキングが1週間以上続く。

もっと正直にはっきりいえば1日1000m高低差トレッキングの延々続く激坂の連続がつらいのだ。まさに山篭りの修行。高校の運動部夏休み合宿で1年生が先輩やOBに絞られている感じ。「へばってんじゃねえ!気合入れろ!根性みしたらんかい!」状態。ルクラまでは物価は安く、味はあるものの3~4日で行けるものとなめていたら、バス移動含めると9日間もかかってしまった。

エベレスト街道のハイライトは4000mを越える森林限界を超えたあたりから始まるので、その前置きにしては少し長過ぎるとも感じた。帰りはとても同じルートを歩いて帰る気にならず、迷わずフライトを選択した。帰国便が迫っていたこともあるんだけど。エベレスト街道はメインのカラパタール単純往復でも人によっては2週間かかるので、よほど時間があり、ヒマラヤで山篭り特訓をしたいという希望がない限り、素直にフライトでルクラに入ったほうがいいと感じた。あの激坂登らずに済むならフライト代片道162US$の価値は十分ある。体重は減らないけど。



タメルを流すタクシー 空港まで350Rp~


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ヒマラヤインパクト2013 おわり



ジョッチェンででかいアンモナイトの化石を買う。旅雑貨ショップ用に他にもいろいろ買ったので持ってくるのが重かった。


ATM画面の400Rp手数料承諾画面。承諾したが私のクレジットカードでは実際に現地ATM手数料400Rpは取られていなかった。銀行系キャッシュカードやデビットカードなどキャッシング金利でなく手数料を取られるタイプのカードの場合はこの400Rpからは逃げられない。


クアラルンプールで利用したATM。手数料承諾画面は出てこなかったけど。


2013年10月~11月現地から当日公開中

ヒマラヤインパクトトップ
10/23 エアアジアXと羽田空港
10/24 ランカウイ島
10/25 クアラルンプール
10/26 トリブバン国際空港
10/28 ネパールビザ延長申請
11/1 ジリ ヒマラヤ山岳バス
11/3 デウラリ ガウリシャンカー
11/4 キンジャでティハール
11/5 ダクチュパス 1泊50円の宿
11/6 ジュンベシ ラムジュラ峠越え
11/8 ブプサからルクラへ
11/11 ナムチェインターネット
11/13 パンボチェにアンちゃん食堂
11/15 ゴラクシェプ
11/16 カラパタール
11/17 エベレストベースキャンプ
11/18 ゾンラパス
11/22 ゴーキョピーク
11/24 レンジョパス ヒマラヤ遭難
11/26 ルクラ空港
11/27 タメルで散髪
11/28 カトマンズ発エアアジア
12/2 ヒマラヤインパクトエピローグ


エアアジア機内食 クアラルンプール~羽田線 チキンバーベキュー15リンギ。ダイエットコーク6リンギ。合計21リンギ(630円)。


標高5000m付近のトレッキングルート。これは何の罰ゲームだ?雪ないって言うので雪道装備してねえし。遭難しても夜だとヘリなんて呼べねえし。遭難した時は一人で携帯電話も持ってねえし。持っていてもレンジョパスは圏外だし。夜の気温は氷点下15度。酸素分圧は標高5500mで平地(海抜0m)の約半分になる。


ゾンラパス


森林限界を超えているので植物が生えない。


ジョプキョプさまのおとおりだい


学芸大学かしわやのカツカレー大盛610円


マレーシア、ランカウイ島から無料国際電話。上田さんとスカイプ通話中。今回の旅の最初の頃にはランカウイ島にいた。


ルクラのタラエア事務所


ルクラの宿のチキンシズラー650Rp

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