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クレジットカード海外キャッシング事情

海外で現地通貨をATMよりおろす方法

タイ・カンボジアでキャッシング ビザPLUSとマスターCirrusの使い勝手 

◆海外で現地通貨をATMよりおろす方法        2009年3月17日(火)
ハワイやオーストラリアでは当たり前だったクレジットカードでの海外キャッシングが、最近カンボジアなど、回線事情に問題のあった国々でも利用可能になってきている。ビザやマスターと提携している日本のクレジットカードが1枚あれば、海外渡航の際に高額な現金やトラベラーズチェックを持ち歩く必要がない。

先日、私のカンボジア訪問の時にも2年前には見かけなかったATMがあちこちにできていて、米ドルを簡単に引き落とせた。クレジットカードでのキャッシング(お金を借りる)機能での引き落とし。しかしキャッシングというより日本で銀行カード使って自分の口座からお金をおろす感覚だった。

意外だったのがカード会社からの最終的な請求金額。カード会社の金利分含めても、日本円を現地で現地通貨に替えるのとほとんど変わりない金額だった。私のカードはニコスの一般(シルバー)カードでビザと提携している。かなり前に作って今のところ支払い延滞皆無なので、知らないうちに限度額が100万円以上になる。なので金利はゴールドカードと同じ年15%。さらに日割りの利息がつかないように締め日に出来るだけ近い日にキャッシングをした。
            

タイ ピピ島のATM 奥の紫の看板

そのカードでの実例で言えばプノンペンで09年2月22日に100US$引き出した分が利息なしで9417円、カード会社の利息127円で最終的な請求は9544円だった。カード会社の金利分含めても1$=95円44銭のレート。

また09年2月10日にタイで現金1万円替えて3,785Bだったが、2月16日のキャッシングでは最終的なクレジットカード会社からの請求をもとに計算すると、1万円換算で3765.84Bだった。これには現地銀行の手数料20Bとカード会社の金利も含まれている。カード会社の金利分含めても現金両替とほとんど変わりない。これは電子決済なので両替に手数料がかからないため。またレートも現金よりいい。裏を返せば現地の両替屋がそれだけ両替で儲けているということにもなるのだが。


    カンボジア プノンペンのATM でてくるのは現地通貨リエルではなく米ドル 利用実録はこちらへ

余談だがタイでATMでカードキャッシングする場合は銀行によって手数料が必要になったりならなかったりする。ビザの場合、サイアムコマーシャルバンクだと2000Bに20Bの手数料がいるが、クルンタイバンクでは手数料0B。(後日追記:09年4月よりタイ国外発行のクレジットカードキャッシングの場合、原則すべてのATMで150B、約430円の手数料が必要となる)

びー旅ドットコムで紹介している国々で、使い勝手のいいカードはやはりビザかマスターと提携しているカード。「ビザ、マスター、アメックス、ダイナース、JCB」が世界5大ブランドといわれていても、ビザとマスター以外のカードは実質的には先進諸国限定カード。カンボジアのATMもビザとマスターにしか対応はしていなかった。

インドやバングラデッシュではビザでなくマスター(シーラス)が幅を利かせているようなので、海外キャッシングが目的でカードを作る場合それらの事前確認は必要。私は旅の間はビザ提携カードとマスター提携カードとを1枚づつ常に持参している。

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はみ出し情報
  • 06年6月追記:4月頃からタイのATMではビザ・マスターのキャッシングで1回の引き落としにつき150Bの手数料が必要になった。それでも5,000B位なら銀行カードの極悪レート引き落としよりはまだましらしい。しかし1回ごとに手数料取られるので、利用するならある程度まとまった金額のキャッシングの方がよさそう。
  • 大雑把に言って「プラス:PLUS」はビザカードの海外オンラインキャッシング部門、「シーラス:Cirrus」はマスターカードのキャッシング部門。JCBとダイナースは「Cirrus」グループに入る。
  • 今回のタイ・カンボジア放浪の旅も旅日記当日公開の間にはそのページへの訪問者が押し寄せた。でも終わったとたん激減。寂しいのでびー旅ロード書く。
  • 09年3月シンガポールケロシンついに50$割り込む。



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タイのクレジットカードキャッシング追記 09/6月

09年4月頃からタイのATMではビザ・マスターのキャッシングで1回の引き落としにつき150Bの手数料が必要になった。ATM入力の際に手数料許諾の画面が出るそうだ。ただかの国らしく一斉同時にというわけでなく、銀行やATMによっては手数料なしの場合もあるとか。それでも5,000B位のキャッシングなら銀行カードの極悪レート引き落としよりはカードキャッシングの方がまだましらしい。銀行送金なら1回4,000円(郵貯銀行で2,500円)もかかることだし… 

クレジットカードのキャッシングの場合、1回ごと150B(約430円)の手数料取られるので、小額を複数回でおろすより、ある程度まとまった金額のキャッシングの方がよさそう。ATM1日の引き落とし上限は20,000B(バンコクバンクのみ25,000B)。

「現金両替よりカードキャッシングの方が得?」という状態に両替受付側(銀行?タイ政府?)が気づいて、「金持ってる外国人旅行者においしい思いをさせてたまるか」とあわててバグの修正が入ったといったところか。今のところタイ限定での話。






カンボジア プノンペン、キャピトルのATMの看板


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◆海外ATM利用注意点                     2009年3月17日(火)
タイやカンボジアのATMを利用する場合、画面表示は一部を除いて日本語対応はしていない。画面の指示は現地語と英語、中国語等での表示となる。操作のはじめに言語選択のボタンが出て来るので英語を選択する。中国語やカンボジア語が堪能な場合はその限りではない。次に4桁のPINを聞いてくるのでそれを入力する。画面のタッチパネルではなくて画面の外にあるボタンで操作する場合が多い。画面の指示に従って引き落とし(Withdrawal)を選択して金額を入力するだけで大抵無事に現金を手にできる。

まれに現地ATMにカードを入れて出てこなくなったと、パニックになる絵に描いたような日本人観光客もおられるようだが、ほとんどが画面操作の指示が読めないための操作側の不手際。ビザやマスターに対応していないATMの場合、当然お金は出てこない。そういった場合に日本のように自動的にカードを吐き出す構造になってない場合もあり、その場合は画面に英語か現地語で「キャンセル」のボタンがあるのでそこを押せば飲み込まれたカードは無事戻ってくる。押さないとカードは戻ってこないので「えらいこっちゃ、だからこういう国のATMは…」との展開になってしまう。キャッシングでは100$提示すると親切に50$、20$おりまぜて渡してくれたりする。

カンボジア シェムリアップのATM

07年2月カンボジアで財布をなくしてしまい、日本の家族から送金を頼んだことがある。「200$を指定の口座に振り込んでくれ」の依頼に、電話口の父が「オレオレ詐欺」と勘違いをして、お金を貸してくれたプノンペンの日本大使館の方の電話に当り散らすなど、送ってくれるのかくれないのかわからない状態となった。


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カンボジアのガソリン1L75円くらい。09年2月
結局父からの送金待たずに大使館の方から200$借りて無事帰国したのだが、帰国後日本から大使館に借りたお金を振り込んだ後に、大使館の方からメールがあり、父からの送金があって二重にお金を受け取っているので、父からの送金分を送り返したいとご親切なお申し出。ところがカンボジアへの海外送金には200$に4000円だかの送金手数料がかかり。送るのに4,000円、大使館からの返金を受け取るのにも4,000円支払わされた。多分父も送金時に4,000円の手数料は払っているだろうから、意味のない2万円送金キャッチボールに合計12,000円の手数料となってしまった。

今はクレジットカードのATMキャッシングなら、200$はカード会社の金利込みでも、成田の両替と変わりないレートで現地のATMから引き出せる。もちろん納得できない高額の手数料もない。クレジットカードを持っている限りそういう送金での嫌がらせはもう受けずにすむ。プノンペンには2年前にも数は少ないがATMはあったし、銀行窓口でもカードキャッシングはできた。でもその時私は財布ごとなくしたのでクレジットカードも同時になくなっていた。もう1枚の予備のクレジットカードを同じ財布に入れていたことがより話をややこしくした。いつもは財布とは別に持っていたのに。

あの時の12,000円の手数料… いったいなんだったんだろう。もとはといえば財布なくした私におおもとの原因はあるんだけど。弱みに付け込んでぼったくるのは現地のぼったくりマンだけではないという昔のお話。詳細実録は財布なくしながらしっかり当日公開実況中継していた。パソコンやデジカメ周りは特に問題なかったので。その時の日記はこちらへ。デビットカードや銀行カードでの海外引き落としは経験ないので実録情報はない。

カンボジア財布紛失実録はこちら     カンボジアATM利用実録はこちら     帰国後の請求実録はこちら



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アンコールワットからバイヨンへの道。ここは九寨溝かと思わせる中国人団体様ご一行。8年前には考えられなかった混雑ぶり。

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