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ビザラン失敗 タイ入国拒否 ビザラン新体制2015

プーケット~ダンノック 所要9時間

サダオ国境(ダンノック)入国拒否

ビザラン失敗 サダオ(ダンノック)国境 visa run Dannok Malayan contrail


サダオ国境タイ側 ダンノック

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ビザラン失敗 タイ入国拒否 マレーシア側チャンロンホテル滞在中

夜、雨のサダオ国境で入国拒否


23:55 2014/12/20 マレーシア時間
今マレーシア側のチャンロン Changlon (チャンルンともいう)という国境の町の独房宿に60リンギも出して泊まっている。結果からいうと今日夜ビザラン失敗でタイに再入国できず。失敗することを予想していなかったのでマレーシア側で思わずぼられまくり。サダオ国境マレーシア側はこんなに宿が国境から離れているとは知らなかった。

しかし今日さっき入国拒否されたが、何とマレーシア側で1泊すれば明日以降はタイに入国できるという。出国日と同日の再入国が禁止されているようだ。


ダンノック タイ出国イミグレ サダオ国境というがサダオの町はダンノックから12km離れている



マレーシア入国イミグレ ブキッカユヒタムにホテルはなくチャンロンまで行かねばならない

ビザラン新体制 その裏と本当のところ

出国先で1泊すれば再入国可能に


エアアジアのドンムアンシェムリアップ線の「現地に1日宿泊しなければならない」の警告はそういうことだったのかと思い出す。

しかしこの「出国して出国先で1泊以上すればビザランでも陸路再入国できて再度30日滞在スタンプ(日本パスポート所持でノービザ観光の場合)がおされる」という正規のアナウンスは耳にしてない。今日国境のイミグレ審査官の上役に初めて聞かされた。タイ政府が撲滅しようとしている沈没組の朗報をわざわざ流す必要もないということか。いずれにせよこれじゃビザラン禁止令は実質ザルだ。

ただあまりあからさまにビザラン繰り返している形跡がパスポートにあれば、出国先で1日宿泊しても再度拒否される場合もありそう。今回の私の場合もパスポートのスタンプ履歴はかなり時間かけて見ていた。

…というような流れで、今日は入国拒否されたけど、マレーシア側チャンロンで1泊して明日タイに再入国予定。ビザラン失敗して結局翌日タイに陸路再入国。もちろん今回もタイ出国航空券などない。私の日本への帰国便はKLIA2発なので別にこのままマレーシアにいてもいいのだが、両国の安宿のコストパフォーマンスは雲泥の差。マレーシア側で快適に過ごすには金がかかる。飯も微妙にタイの方がうまいし。



サダオ国境マレーシア側ブキッカユヒタムタクシー乗り場 10km先のチャンロンにしか宿がない



ラチャ島翌日にビザラン実験 天気もドン曇りに豹変

土砂降りのハジャイ ビザラン失敗タイ入国拒否実録

ダンノック・サダオ国境へ


0:29 2014/12/21 マレー時間
プーケットからのバスがハジャイについたころから土砂降りの雨で国境に着いた時には雨の上に暗くなっているし、禁止令出ているのにビザランなんかしているの私一人だし。パッタニー独立聖戦戦士活躍エリアで国境の兵隊はマシンガン肩からぶら下げているし。いろいろ気分的にも疲れた。今日すべてまとめてとてもページ作れない。

写真右はダンノック~ブキッカユヒタム間の国境道路。約800mあり暗い雨の中歩くのは悲しい気分になる。入国拒否され1往復半すると2.4km。あまり長時間雨の中歩くとパソコンやデジカメの水被害も気になるし。乾季なので傘も合羽も持っていない。バイタクたくさんいて盛んに声かけられるんだが800mはバイタクにぼられる距離としては微妙。

マレーシアの通貨がほとんどなくタイに再入国できず焦ったが、国境の免税店の壁にへばりついているATMでリンギを500リンギも下してほっとする。以前までなかった手数料10リンギ画面が出てきた。悪習がマレーシアにまで及んできている。怒涛の情報ラッシュ。ラチャ島の後にすぐこれかよという展開。ネタだらけでありがたいことではあるんだけど。この宿周辺Wi-Fi電波皆無で転送できず。


今日のゆる旅の出費 30日目              Malayan contrail

日付
2014年12月20日(土) 天気 曇りのち雨
出費詳細
フライドチキン2切れ50THB カーウニャーウ5 ダンノックバス430 缶ペプシ425ml 15 サービスエリア飯 40 国境トイレ3

シェンロンタクシー15MYR マトンカリー5.5 氷水0.3 ロティ1 水1.3
宿泊代
チャンロンホテル 60リンギ
合計

543 THB + 83.1 R

日本円合計

★国境ATMで500リンギおろす。500THBを50R両替      4809 円

1円 = 0.27502バーツ / 1THB = 3.6369円(2014/12/19)
1円 = 0.02916リンギ / 1 MYR = 34.2921円 (2014/12/19)
1THB = 0.10606MYR / 1リンギ = 9.4289バーツ (2014/12/19)


アロースターバスターミナル 21日は1日ドン曇りで雨季の天気

チャンロンからアロースター往復


9:29 2014/12/21 マレー時間
自分でも予想のできない展開。今アロースター行のバスに乗っている。チャンロンの宿を出て今日はすぐにタイ国境を目指す予定でいたのに国境までの交通機関がタクシーしかなく、しかもその料金は20リンギ(約700円)。

ハジャイ行きの長距離国際バスはたくさん走っているのにそれに途中乗車できない。チャンロンの交差点で何台かタクシー当たってみな20リンギというので最悪歩こうかとも考える。チャンロン~国境の遠さは昨日タクシーで来ているので知っている。十分2時間かかる距離。ただ午前中だし雨降ってないし。

すると近くにバスターミナルがある。ちょうどバスが入ってきたところ。バスのチケット売り場で聞くとアロースター行で料金5リンギ。ここからアロースターまでは確か40km位の距離。でブキッカユヒタムに20リンギで行くことはあきらめてアロースターまで行ってそこからハジャイ行のバスなり列車なりに乗ってタイ再入国することにする。

たった10kmの距離に20リンギ(700円)なんてぼられているようで気分悪いし、どうしてもブキッカユヒタムから入国せねばならない事情もない。なのでアロースター行を決める。今日は朝から曇りがちの天気。昨夜の豪雨よりはましだけど。昨日のタクシー15リンギも取られて夜なのでぼられたのかと思ったら5リンギ安くのせてくれていたのだと真相今日になって知る。



12月21日のハジャイ 1日曇り

マレーシア1日滞在後タイ再入国 ビザラン成功滞在30日延長

入国拒否翌日の再入国


16:16 2014/12/21 タイ時間
いろいろあってハジャイのキャサイゲストハウスにたどりつく。タイに再入国。スタンプにはしっかり30日後1月19日まで滞在できると記されている。昨日入国拒否されたのに翌日無事タイに再入国。懸念のビザランが成功、落着してほっとしている。2014年8月以降ビザラン陸路入国はできないことになっているのに、私はできてしまった。

「できるか、できないか」問題はその1点だけ。ビザラン新体制について、誰もが知っている既出のネット情報から推測した達人の予想なんてどうでもいい。2014年8月以降に実際にビザランをして滞在延長できた者がいるのかどうか。私の知りたかったのはそこだけ。

そして自分でやってみて今日できたので「はーい、私できました」と早速報告。ただ先日の片道航空券入国と同じで、よいこは決して真似してはいけない。こういう場合本来はビザを取って入国するべき。タイ国内各地にあるイミグレで1900THB払えば1回のみ30日の滞在延長もできる。今回国境でイミグレ係官は過去の滞在歴スタンプも念入りにチェックしていたので、タイと周辺国のみのスタンプしかない場合や、ビザラン繰り返して長期滞在した形跡があると、越境後1泊しても入国拒否される可能性はある。そういう方が私と同じことをすると正直爺さんの真似をしたいじわる爺さんのパターンになりかねない。実験している本人が言うのもなんだが、ビザランを繰り返しての滞在延長はするべきでない。



タイ側入国イミグレ 昨日入国拒否されたが今日は無事入国



ラチャ島 2014年12月19日 この日以降連日ドン曇りの日が続く

アロースターからチャンロンへ逆戻り

タイ再入国までひと悶着


16:34 2014/12/21
以下マレーシア側からタイ再入国の実録の続き。「タイを出国した翌日以降ならタイに再入国できる」というので、マレーシア側で1泊した私は早速タイ国境に向かおうとした。しかしチャンロン→ブキッカユヒタムのタクシー代がたった10kmなのに20リンギ(700円)と高い。なので私はアロースターまで行ってそこから長距離国際バスに便乗してハジャイまで直行しようとした。チャンロンから国境へはタクシーしかなく、ロットゥーのような乗り合いのミニバンバスも出てないとのこと。

そしてバスで約1時間かけてアロースターまで行ってバスターミナルで確認すると、アロースター発のハジャイ行も国境行もバスはなく、KLからやってくるバスに便乗もできない様子。やはりタイ国境に行くにはシェンロンまで行ってそこからタクシー使うしかないといわれる。なんじゃそりゃ。アロースターまで来た意味ないじゃん。


アロースターバスターミナル 駅からはかなり離れている 2番市バスで1リンギで市内まで行ける


マレーシアからタイへの国境越え

シャンロンからはタクシーのみ


マレーシア・タイの国境越えバスは主要都市から主要都市じゃないと格安移動ができない。

ハジャイからクアラルンプールまでバス代450THB(45リンギ)なのに、その60分の1の距離のブキッカユヒタムからチャンロンまで20リンギ。国際バスはたくさん走っているのにアロースターやシェンロンから途中乗車できず、高額タクシーしか移動方法がないというのも痛い構造だ。そういえばバターワースからハジャイに直行ミニバンバス(35リンギくらい)に乗った時には、タイのように途中停車して客を拾うことは全くなかった。写真右上はチャンロンホテル1泊60リンギのエアコン独房。

鉄道駅まで行ってハジャイ行に乗る手もあるが本数少なく夕方まで待たねばならない。マレーシア側で下手にもがくとどんどん金がかかるので早々切り替えてシェンロンへ戻る。行は5リンギだったが帰りは4.4リンギだった。チャンロンからたくさんカモ待ちするタクシー乗って国境へ。20リンギ払う。所要20分。地平線まで続く道を車内から見て、やはりチャンロン→国境は歩ける距離でないなと実感。



マレーシア側から見たサダオ国境

タイ再入国 ダンノック Dannok からハジャイ Hatyai まで

ビザラン成功 タイ再入国


懸念のタイ側イミグレでは若干時間はかかったもののとりあえず再入国。ただ以前にはなかったパスポートスタンプの履歴などを念入りに調べていた。昨日入国しようとして入国できなかった履歴も(最新ページのマレーシア出国スタンプの上にVOID:無効スタンプが押されている)影響したかもしれない。パスポートにビザラン繰り返していた形跡あればまた入国拒否される場合もありそうな感じだった。

ダンノックに宿泊することも考えたが、ホテルがあまり安そうでなく、少し歩くとハジャイ行のロットゥー(写真右)がすぐ見つかったのでそのままハジャイまで来てしまう。乗り場での待ち時間15分ほど。料金57THB。旧ターミナル経由でキャサイゲストハウス前まで行ってくれた。

昨夜ATMでおろしたマレーシアリンギをタイバーツに両替。100リンギが940バーツだった。国境すぐの両替屋は960THBだった。失敗した。今ハジャイでようやくゆる旅モードに戻る。ネット30分15Bなので部屋ではオフライン。


今日のゆる旅の出費 31日目              Malayan contrail

日付
2014年12月21日(日) 天気 曇り 夜豪雨
出費詳細
アロースターバス5 4.4 国境タクシー20 / ハジャイロットゥー47 肉野菜炒め定食40 缶コーヒー13 13 ポテチ20 牛乳12 エビチャーハン40 トムヤムクン60
宿泊代
キャサイゲストハウス 240THB
合計

29.4R + 485THB

日本円合計

★100リンギ両替940THB       (1THB=3.5円で計算) 2726.5円

1円 = 0.27502バーツ / 1THB = 3.6369円(2014/12/19)
1円 = 0.02916リンギ / 1 MYR = 34.2921円 (2014/12/19)
1THB = 0.10606MYR / 1リンギ = 9.4289バーツ (2014/12/19)


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プーケット発ダンノック行バス430THB。実際はダンノックまで行く客は私一人しかおらず、このバスはハジャイ第1バスターミナルまでしか行かなかった。私はロットゥー乗換でダンノックまで行く。ただロットゥー代57Bはバスの車掌が払ってくれた。ダンノックまでの総所要は9時間だった。



シゃンロンホテル 60リンギ
Hotel Changlon Jalan sintok


アロースターバスターミナルシャンロン方面時刻表 タイ語から急にマレー語へ。無理なので私はインドネシア語で無理やり通す。思ったより通じる。


ハジャイ発クアラルンプール行バス時刻と料金表


戻ってきたぜキャサイゲストハウス ハートヤイ


キャサイゲストハウス240THB


プーケット~ハートヤイ長距離バスのサービスエリア飯40B


これは「パン」という。食べるのでなくオイルを利用する



シェンロンで食べたマトンカレー激うまだった。5.5リンギ。マレーシアにはインド系がたくさんいて彼らの店のカレーがうまい。


タイ入国イミグレ。前日入国拒否されてんだから写真なんか撮ってんじゃねえよ。イミグレ撮影禁止だってば。


●びー旅つぶやき
9:17 2014/12/22
「ビザラン失敗、タイ入国拒否」刺激的なタイトル。「そうら、見てごらん」派の方々が手をたたいて喜びそうな展開。ん?じゃあなんで30日を過ぎているのに今タイにいるんだ?

いろいろ悶着はあったものの、結局ビザランをして陸路再入国、30日の滞在延長する(2013年後半から陸路も再び30日になる)。2014年8月発令のビザラン禁止令の抜け道はあった。しかしパスポートの履歴によっては入国拒否される可能性ある賭けであることは変わりない。最終的な判断は窓口の担当官の判断になる。入国拒否の宣告は窓口ではされずに、別室に案内されて国境の管理責任者からされる。長期滞在には正規のビザを取るか、タイ各地にあるイミグレでの1900B、30日滞在延長申請するのが正しい選択。

今ハジャイ。雨音聞きながらパソコンに向かう。この宿Wi-Fi30分15Bなのにネットできても転送ができない。シャンロンにもWi-Fiなかったのでここ数日転送できず。昨夜トムヤムクン60B食う。あの味は他にない味。たまに無性に食べたくなる。日本のタイ料理店のトムヤムクンを食べたことはないけど。ハジャイのデパートでクリスマスの飾りつけ。ジングルベルが遠くで聞こえる。スイカのうまい季節に実感がわかない。ここは仏教徒とイスラム教徒の交差する町なのに。ただ以前いたマシンガン持った軍は町中から姿を消した。国境にはいたけど。パッタニー独立聖戦戦士の活動継続中。



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